« 小田急電鉄・東京地下鉄 地上48階、高さ約260mの「(仮称)新宿駅西口地区開発事業」 環境影響評価書案の縦覧により詳細が判明! | トップページ | 渋谷の魔宮が更にパワーアップ 地下に約4,000㎥の雨水を一時的に貯水できる「渋谷駅東口雨水貯留施設」の整備が完了! »

2020年8月19日 (水)

JR原宿駅 旧駅舎を地域に親しまれてきた西洋風建物の外観を再現して建替え 2020年8月下旬より旧駅舎の解体工事に着手!

Tokyoharajuku200811
-原宿駅-
 渋谷区にある「原宿駅」は、線路及びホーム上に、2層の「橋上駅舎」を新設して、2020年3月21日より新しい駅舎を供用開始しました。新しい駅舎の供用開始により、地域に親しまれてきた西洋風建物の旧原宿駅舎は役目を終えて閉鎖されました。

 貴重な文化財として保存を望む声も多かったのですが、「JR東日本」は、駅舎の老朽化が進んでいること、原宿駅周辺が防火地区に指定されており、旧駅舎は耐火基準を満たさないことなどから、安全面を理由に旧駅舎の解体します。

● 旧駅舎建物の外観を可能な限り再現して建替え!
 旧駅舎建物は、尖塔を載せたハーフティンバー様式のデザインが、街のシンボルとして親しまれてきました。新駅舎の隣に、旧駅舎建物の外観を可能な限り再現して建替えます。

 引用資料 JR東日本(PDF:2020/08/07)
 旧原宿駅舎は、地域に親しまれてきた西洋風建物の外観を再現して建替えます

 防火地域に適した材料を用いて、地域に親しまれてきた西洋風建物の外観を可能な限り再現して建替えを行います。新たな建物では、まちの個性を活かしたにぎわい集う拠点づくりを進めます。

 旧駅舎は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会終了後に解体を行う予定としていましたが、大会の延期に伴い、防火等の安全性を考慮して、2020年8月下旬より解体工事に着手することになりました。


Tokyoharajuku200812
「建替え位置イメージ図」です。


Tokyoharajuku191231 
現役だった頃の旧原宿駅舎

 旧原宿駅舎は、1924年に建設された駅舎です。役目を終えるまでは木造駅舎としては東京都内最古で、関東の駅百選に認定されていました。2020年8月下旬より解体工事に着手します。上記の「旧駅舎建物の外観を再現する建物イメージ図」を見ると建替え後は南北の幅がかなりコンパクトになるようです。


Tokyoharajuku191257
現役だった頃の旧原宿駅舎をホーム側から見た様子です。



|

« 小田急電鉄・東京地下鉄 地上48階、高さ約260mの「(仮称)新宿駅西口地区開発事業」 環境影響評価書案の縦覧により詳細が判明! | トップページ | 渋谷の魔宮が更にパワーアップ 地下に約4,000㎥の雨水を一時的に貯水できる「渋谷駅東口雨水貯留施設」の整備が完了! »

125 東京都・渋谷区」カテゴリの記事

104 鉄道(新線・高架化・複々線化、その他)」カテゴリの記事