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2020年8月16日 (日)

「つくばエクスプレス」の効果絶大! 千葉県で人口増加数、人口増加率ともにNo1の「流山市」 この10年ですっかり変わった「流山おおたかの森駅」周辺

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-流山おおたかの森駅周辺-

 「流山おおたかの森駅」は、「つくばエクスプレス」と「東武野田線」が交差する場所に設けられた駅です。駅名の由来は、近くの森に「絶滅危惧種」の巨大な猛禽類「オオタカ」が生息することから採用されました。2駅共に2005年8月24日に開業しました。

 上の写真は、今から10年ちょっと前の2009年4月18日に撮影した空撮写真です。「つくばエクスプレス」が開業して3年以上が経過して、駅周辺では土地区画整理事業が本格化して、大型商業施設やマンションなどが建設され始めた頃です。

 大型ショッピングセンターの「流山おおたかの森 S・C 」や総戸数524戸の大型マンション「ザ・フォレスト レジデンス」は竣工していますが、まだ駅周辺は、土地区画整理事業の最盛期で空地だらけです。

● 約19年間かけた土地区画整理事業が完了!
 2000年3月13日から約19年間にわたって、つくばエクスプレスと一体的に約275haの「流山おおたかの森駅周辺の土地区画整理事業」を進めてきましたが、2019年5月10日の「換地処分公告」により土地区画整理事業がすべて完了しました。

 当初は、2013年度に完了する予定でした。しかし、対象となった約275haもの広大なエリアには約3,500人の地権者が存在し、土地の形状変更や家屋、工場の移転に関する交渉が難航しました。

 農地や住宅、町工場が点在していた田園風景は様変わりし、大型マンションや商業施設が集まる人口約28,000人の都市に生まれ変わっています。流山市は千葉県で人口増加数、人口増加率ともにNo1を誇っています。最大の成長エンジンが流山おおたかの森地区です。今も子育て世帯を中心に人口流入が続いており、一帯の都市開発はさらに加速しそうです。


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市街化予想図(土地利用計画図)

 流山おおたかの森駅を中心とした約275haの土地区画整理事業です。施行者は「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」です。2000年3月13日~2019年5月10日の約19年間にわたって行われました。

 引用資料 流山市・公式HP
 新市街地地区(流山おおたかの森駅周辺)の概要と整備


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流山おおたかの森駅周辺 (Googleマップ引用)
 約10年経過した流山おおたかの森駅周辺です。土地区画整理事業が完了して建物がどんどん建っています。鉄道の新駅効果をまざまざと見せつけられた感じがします(Googleマップの衛星写真の3Dモードを引用)。


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流山おおたかの森駅(2005年8月24日開業)
 
つくばエクスプレスの「流山おおたかの森駅」は、島式の2面4線の高架駅です。「東武野田線(東武アーバンパークライン)」との乗り換え駅のため、乗降客数は「秋葉原駅」、「北千住駅」に次いで3位です。そのため快速、区間快速、普通のすべて停車します。

 東武野田線(東武アーバンパークライン)の「流山おおたかの森駅」は、相対式の2面2線の地上駅です。駅舎は「橋上駅舎」となっています。「つくばエクスプレス」の開業と同時の2005年8月24日に開業しました。



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