横浜みなとみらい21地区 世界レベルの新劇場建設プロジェクトの概要が判明 延床面積約44,000㎡、概算建設費約480億円!
-新劇場建設プロジェクト-
横浜市が、「横浜みなとみらい21地区」で計画している新劇場の建設プロジェクトで、概算事業費と施設規模の概要が明らかになりました。9月23日開催の新たな劇場整備検討委員会・基本計画検討部会の会合で、横浜市は概算建設費を約480億円と報告しました。施設の概要は、地上5階、地下1階、延床面積約44,000㎡、客席数2,500席を想定しています。
日刊建設工業新聞(2020/09/25)
横浜市/新たな劇場建設プロの概要公表/建設費480億円、延べ4・4万平米に
建設通信新聞(2020/09/25)
横浜市/MM21地区に新たな劇場整備/事業費は総計約480億
建設候補地は、「60・61街区」の一部区画で、世界最大級の音楽アリーナ「Kアリーナプロジェクト」の建設現場と「横浜アンパンマンこどもミュージアム」に隣接する敷地面積約23,000㎡です。
横浜市は、パリやウィーン、ミラノなどにある世界レベルの劇場に比肩する施設を整備し、オペラやバレエなどの上演を計画しています。整備には高度な専門性が必要なため、PFIなどは採用せず横浜市が単独整備する方針です。商業施設などと複合化すると構造上の制約が増えるため劇場単館での整備を目指しています。
Kアリーナプロジェクト
「ケン・コーポレーション」は、横浜みなとみらい21地区で計画を進めている「Kアリーナプロジェクト」を着工しました。竣工は、2023年7月を予定しています。
引用資料 ケン・コーポレーション(2020/08/20)
「Kアリーナプロジェクト」着工のお知らせ
横浜みなとみらい21地区のシンボルとなる「世界最大級の音楽アリーナ」とインターナショナルブランドホテル、オフィスの整備を通じて、上質なエンターテイメントを提供し、国内外からのゲストを受け入れ、地域の賑わいの核となる施設を創出します。
Kアリーナプロジェクトの概要
◆ 計画名-Kアリーナプロジェクト新築工事
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい六丁目2番2他(60・61街区の一部区画)
◆ 交通-みなとみらい線「新高島」駅より徒歩約5分、JR「横浜」駅東口より徒歩約9分
◆ 階数-地上28階、地下0階
◆ 高さ-99.87m
◆ 敷地面積-31,793.97㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約27,600㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約119,200㎡(施設全体)
◆ 用途-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-音楽アリーナ、ホテル、オフィス、駐車場
◆ アリーナ規模-約20,000席
◆ ホテル客室数-約340室
◆ 建築主-ケン・コーポレーション
◆ 設計者-梓設計(代表)、国建、鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2020年08月01日
◆ 竣工-2023年07月予定
Kアリーナプロジェクトの「配置図」です。
「位置図」です。「Kアリーナプロジェクト」の建設現場の南側が、「新劇場建設プロジェクト」の建設候補地です。
「新劇場建設プロジェクト」の建設候補地の西側には、「横浜アンパンマンこどもミュージアム」があります。
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