渋谷区 地上26階、高さ約92mの「(仮称)秀和青山レジデンス建替え計画」 マンション建替組合設立!
-(仮称)秀和青山レジデンス建替え計画-
「野村不動産」と「旭化成不動産レジデンス」が、東京都渋谷区にて推進中の「秀和青山レジデンス」マンション建替組合設立について、渋谷区の認可を受け、マンション建替組合が設立されました。
引用資料 野村不動産(PDF:2020/09/16)
「秀和青山レジデンス」マンション建替組合設立のお知らせ (野村不動産、旭化成不動産レジデンス)
「秀和青山レジデンス」は、マンション黎明期のヴィンテージマンションとして知られる秀和レジデンスシリーズ第1号物件であり、1964年に著名な建築家・芦原義信氏の設計により建てられた地上8階建ての分譲マンションです。
現在では、築後56年が経ち、建物の老朽化や耐震性の不足などの問題を抱え、2014年頃から建替の検討が開始されました。建物は、設備配管の劣化・漏水、断熱・遮音性の不良など、修繕改修では抜本的な改善が困難なほど、老朽化が進行しており、住民の安全性を確保すべく、早急な解決が望まれていました。
このような状況の中、野村不動産と旭化成不動産レジデンスは、2017年に事業協力者として参画し、「早期建替の実現」に向けて事業推進活動を進めてきました。2020年1月20日には「マンション建替法容積率許可」を取得しました。これにより、都市計画上の容積率500%から655.40%へ、約155%割り増すことが可能となりました。
秀和青山レジデンス建替え計画の概要
◆ 計画名-(仮称)秀和青山レジデンス建替え計画
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷三丁目3番1他(地名地番)、東京都渋谷区渋谷三丁目3番10(住居表示)
◆ 交通-JR(山手線、埼京線)、東急(東横線、田園都市線)、東京メトロ(副都心線、半蔵門線、銀座線)、京王井の頭線「渋谷」駅
◆ 階数-地上26階、地下2階
◆ 高さ-最高部91.90m、軒高87.63m
◆ 敷地面積-1,926.47㎡
◆ 建築面積-881.51㎡
◆ 延床面積-19,037.39㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造(1階と地下1階の間に免震層を設置)
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-(未定)
◆ 建築主-秀和青山レジデンス管理組合法人(参加組合員 野村不動産、旭化成不動産レジデンス)
◆ コンサルタント-再開発計画技術
◆ 設計者-IAO竹田設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 解体工事-2021年08月予定
◆ 着工-2021年12月01日予定
◆ 竣工-2025年02月28日予定
「建替え後の敷地南東側のパース」です。十分な空地を設け「安心で心地よい」歩行空間を確保します。
「建替え後の敷地北西側のパース」です。緑や水盤を設え、潤いのある空間を演出します。
地震対策として「免震構造」を採用します。1階と地下1階の間に「免震層」を設置します。
「位置図」です。
「(仮称)秀和青山レジデンス建替え計画」の予定地です。
「秀和青山レジデンス」は、地上8階、地下1階、延床面積約9,457㎡、1963年6月竣工です。
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