船橋オートレース場跡地が巨大物流施設の集積地に! 三井不動産ロジスティクスパーク船橋 第3弾の「MFLP船橋Ⅲ期」 2020年9月下旬の建設状況
-三井不動産ロジスティクスパーク船橋Ⅲ-
「三井不動産」は、「船橋オートレース場」跡地に「三井不動産ロジスティクスパーク船橋」を整備中です。2016年10月には、延床面積198,399.99㎡の「MFLP船橋Ⅰ」が竣工、2019年10月には、延床面積薬224,834㎡の「MFLP船橋Ⅱ」が竣工しています。
現在は、第3弾の「MFLP船橋Ⅲ期」を建設中です。2019年9月に着工した「MFLP船橋Ⅲ期」は、「三井不動産」の最大施設となる予定で、2021年6月の竣工を目指します。
引用資料 三井不動産(2019/11/05)
「三井不動産ロジスティクスパーク」さらなる事業拡大 新規5物件に加え、船橋エリア「街づくり型ロジスティクスパーク」第Ⅲ期棟の開発にも着手 フルオートメーション物流モデル展示「MFLP ICT LABO 2.0」 2020年2月稼働(予定)
三井不動産ロジスティクスパーク船橋Ⅲの概要
◆ 計画名-(仮称)三井不動産ロジスティクスパーク船橋Ⅲ新築工事
◆ 所在地-千葉県船橋市浜町二丁目1番53ほか(地番)
◆ 交通-JR線「南船橋」駅
◆ 階数-地上8階、地下0階
◆ 高さ-58.0m
◆ 敷地面積-58,857.08㎡
◆ 建築面積-約35,500㎡
◆ 延床面積-約234,650㎡(建築物全体約274,000㎡)
◆ 構造-(柱)鉄筋コンクリート造、(梁)鉄骨造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-倉庫
◆ 建築主-三井不動産
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2019年09月
◆ 竣工-2021年06月30日予定(労災保険関係成立票より)
「緑地空間イメージ」です。スケートリンクを誘致することが決定しています。
「MFLP船橋 開発エリアマップ」です。
「三井不動産ロジスティクスパーク船橋Ⅲ」の2020年9月下旬の建設現場です。写真左側(東側)は、国際基準のスケートリンク「(仮称) 南船橋アイスアリーナ」の建設現場です。手前の低層の建物が「MFLP 船橋・&GATE」です(写真提供読者さん)。
「建て逃げ方式」で工事が行われています。中央部分は、後施工となっています(写真提供読者さん)。
● 建て逃げ方式
「建て逃げ方式」とは、クレーンで敷地の奥から鉄骨を組み立てていき徐々に敷地の手前の方に移動していく方法です。 建てながら後ろに逃げていく方法なので「建て逃げ方式」と呼ばれています。
「MFLP船橋Ⅱ」と同じく、柱が「鉄筋コンクリート造」、梁が「鉄骨造」です。「RCS構法」と呼びますが、最近の巨大物流倉庫の多くが、この構法を採用しています(写真提供読者さん)。
● RCS構法
「RCS構法」は、圧縮力に強い「鉄筋コンクリート造(RC造)」を柱に、軽量で曲げに強い「鉄骨造(S造)」を梁に用いた合理的なハイブリッド構造です。S造の梁によりロングスパン化を可能にし、RC造の柱により経済的に建物剛性を高め、建物重量を確実に支えることができ、大スパンかつ積載荷重の大きな店舗、重量倉庫等に適した構法です。
地震対策として「免震構造」を採用しています(写真提供読者さん)。
免震装置の「積層ゴム」が見えます(写真提供読者さん)。
「MFLP船橋Ⅲ」の建設現場を東側から見た様子です(写真提供読者さん)。
「MFLP船橋Ⅲ」の建設現場を南東側から見た様子です(写真提供読者さん)。
「MFLP船橋Ⅲ」の建設現場を南西側から見た様子です。西面はほぼ完成しています。隣の棟は「MFLP船橋Ⅱ」です(写真提供読者さん)。
「三井不動産ロジスティクスパーク船橋Ⅲ」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。
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