川崎市 地上53階の超高層ツインタワーの「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」 塔屋を含む最高部の高さは約186mだった!
-パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン-
武蔵小杉駅近くの「JX日鉱日石エネルギー」社宅跡地に地上53階、地下1階、高さ178.90mの超高層ツインタワーマンション「(仮称)小杉町二丁目開発計画」が建設されました。
当初は、「A地区、B地区」の同時着工で計画されていましたが、敷地東側の「A地区」が先行して着工され、約1年後に敷地西側の「B地区」が着工しました。正式名称は、「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」となっています。
東側の「A地区」の「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」は、2017年12月下旬に竣工し、2018年3月下旬に入居開始しています。
西側の「B地区」の「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」は、2018年12月中旬に竣工し、2019年3月下旬に入居開始しています。
● 最高部の高さが約186mと判明!
川崎市は、「(仮称)小杉町二丁目開発計画に係る事後調査報告書(供用時その1)」の縦覧を行っています。縦覧期間は、2020年8月14日~9月14日までです。事後調査報告書の縦覧により最高部の高さが約186mと判明しました。
引用資料 川崎市・公式HP(2020/08/14)
(仮称)小杉町二丁目開発計画に係る事後調査報告書(供用時その1)
今までは「178.90m(注意)建築物もしくは軒高の可能性があります。」と書いてきましたが、今後は「最高部約186m、建築物178.90m」と書きます。約186m-178.90m=約7mです。わずか約7mですが、ビルヲタにとっては高くなるのは凄くうれしい事です。
川崎市は、ホームページで「事後調査報告書」を公開するので助かります。「事後調査報告書」により、高さの変更が判明したり、最高部の高さが判明したりするので重宝します。
パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイーストの概要
◆ 計画名-(仮称)小杉町二丁目地区開発計画<A地区>
◆ 所在地-神奈川県川崎市中原区小杉町二丁目276-1他(地番)
◆ 交通-東急東横線・目黒線「武蔵小杉」駅より徒歩5分、JR南武線・横須賀線・湘南新宿ライン「武蔵小杉」駅より徒歩4分(JR横須賀線・湘南新宿ラインのホームまでは連絡通路利用でさらに徒歩6分)
◆ 階数-地上53階、地下1階
◆ 高さ-最高部約186m、建築物178.90m
◆ 事業区域面積-20,227.79㎡
◆ 敷地面積-8,498.46㎡(A地区)
◆ 建築面積-5,426.36㎡(A地区)
◆ 延床面積-70,808.41㎡(A地区)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造(基礎の上に免震装置を設置)
◆ 総戸数-592戸(他に店舗7区画、コンベンション施設)
◆ 用途-共同住宅、飲食店舗、学習塾、集会所、保育所、診療所(A地区・B地区全体)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、JX不動産(旧:JX日鉱日石不動産)
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年10月18日(A地区)
◆ 竣工-2017年12月下旬(A地区)
◆ 入居開始-2018年03月下旬(A地区)
パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエストの概要
◆ 計画名-(仮称)小杉町二丁目地区開発計画<B地区>
◆ 所在地-神奈川県川崎市中原区小杉町二丁目228-1、3(地番)
◆ 交通-東急東横線・目黒線「武蔵小杉」駅より徒歩6分、JR南武線・横須賀線・湘南新宿ライン「武蔵小杉」駅より徒歩5分(JR横須賀線・湘南新宿ラインのホームまでは連絡通路利用でさらに徒歩6分)
◆ 階数-地上53階、地下1階
◆ 高さ-最高部約186m、建築物178.90m
◆ 事業区域面積-20,227.79㎡
◆ 敷地面積-8,652.65㎡(B地区)
◆ 建築面積-5,060.92㎡(B地区)
◆ 延床面積-70,981.45㎡(B地区)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造(基礎の上に免震装置を設置)
◆ 総戸数-613戸(他に店舗(区画数未定)、子育て支援施設)
◆ 用途-共同住宅、飲食店舗、学習塾、集会所、保育所、診療所(A地区・B地区全体)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、JX不動産(旧:JX日鉱日石不動産)
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 竣工-2018年12月中旬(B地区)
◆ 入居開始-2019年03月下旬(B地区)
「建築計画概要」です。「塔屋等を含む最高高さ約186m」となっています。
「南側立面図」です。
「配置図」です。
COSUGI COMMONS(コスギ コモンズ)
先行して東側の「A地区」の「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」が、2017年12月下旬に竣工しました。低層階の商業施設「COSUGI COMMONS(コスギ コモンズ)」は2018年4月1日にオープンしました。
南側の「川崎駅丸子線(南武沿線道路)」沿いが街路樹も含めて、まるで「表参道」のような素晴らしい景観になっています。「再開発するとこんなに奇麗になるんだ!」と改めて感動します。
川崎駅丸子線(南武沿線道路)
南側の「川崎駅丸子線(南武沿線道路)」は、街路樹がかなり成長しており、再開発と相まって素晴らしい景観になっています。
● あまりにも醜いタワーマンション叩き!
何かにつけタワーマンションは叩かれます。大衆受けを狙う一部マスコミの絶好の攻撃対象です。特に2019年10月の「台風19号」により、武蔵小杉のあるタワーマンションが浸水被害を受けた時は本当に醜かったです。
タワーマンションの住人の多くが高所得者とは言え、浸水被害を受けた被害者です。何の落ち度もない被害者を間接的に叩く日本のイヤな部分である「出る杭は打たれる」風潮の典型的な例です。
アメリカや中国はお金持ちの家を見ると「あのように家に住むために頑張ろう!」となります。アメリカや中国で「ユニコーン企業」が次々誕生するのは、この上昇志向が大きいと思います。「出る杭は打たれる」日本では「ユニコーン企業」の誕生は難しいです。
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