大規模再開発が見込まれている「内幸町一丁目街区」 「日比谷通り」の上空に緑化した人工地盤を整備 「日比谷公園」と一体化するかも?
-内幸町一丁目街区-
「三井不動産、NTT都市開発、東京電力」などが、「内幸町一丁目街区」の敷地面積約65,000㎡を再開発します。街区内には、「帝国ホテル、日比谷U-1ビル、NTT日比谷ビル、みずほ銀行内幸町本部ビル、東京電力ホールディングス本社ビル」などが立地しています。
「NTT日比谷ビル」が建っているあたりには、地上46階のオフィスや店舗が入る超高層複合ビルが計画されており2025年の開業を目指します。「みずほ銀行内幸町本部ビル」が建っているあたりには、地上45階のオフィスやホテルが入る超高層複合ビルが計画されており2027年の開業を目指します。
● 日比谷通りの上空に緑化した人工地盤を整備!
「日比谷通り」の道路上空に緑化した人工地盤を整備し、「日比谷公園」との連続性・回遊性を高めるなど、新たなまちづくり手法も視野に入れています。「建設通信新聞」によると、 ”具体的な整備位置などは固まっていないものの、関係者によると帝国ホテル本館の南側を想定している模様だ。一方、北側に隣接する「有楽町一丁目街区」でも、東京ミッドタウン日比谷の南側にデッキを整備する構想がある。” と報じています。
引用資料 建設通信新聞(2020/09/04)
帝国ホテル南にデッキ/日比谷公園と街区接続/千代田区の内幸町一丁目街区
「日比谷通り上空デッキのイメージ」です。具体的な整備位置などは固まっていないものの2ヶ所整備されるようです。
日比谷U-1ビル(旧NBF日比谷ビル)
「帝国ホテル本館」の南側に隣接して「日比谷U-1ビル」があります。「NBF日比谷ビル」という名称でしたが、「三井不動産」が、2018年3月30日に取得して改称されました。この場所には、明治時代に「鹿鳴館」がありました。
概要は、地上26階、塔屋2階、地下4階、高さ109.30m、敷地面積5,065.35㎡、延床面積51,941.13㎡です。1984年6月30日に竣工しました。竣工時の名称は「大和生命ビル」です。
南側の日比谷通り上空デッキの整備場所
「日比谷通り上空デッキのイメージ」を見ると南側のデッキは、「日比谷U-1ビル」の前に整備されるようです。
「日比谷通り」の上空に緑化した人工地盤が整備されると、このあたりで「日比谷公園」と「内幸町一丁目街区」が一体化します。
| 固定リンク
« 東京ミッドタウン日比谷 「日比谷通り」の上空に緑化した人工地盤を整備 「東京ミッドタウン日比谷」と「日比谷公園」と一体化するかも? | トップページ | 千葉県流山市 国内最大規模「GLP ALFALINK 流山」 8棟(流山Ⅰ~流山Ⅷ)・総延床面積約900,0000㎡の巨大物流施設を整備! »
「121 東京都・千代田区②」カテゴリの記事
- 地上29階、 高さ約155mの「(仮称)丸の内3-1プロジェクト(国際ビル・帝劇ビル建替計画)」 2025年4月末の解体状況(2025.05.13)
- TOKYO TORCH(トウキョウトーチ) 地上62階、 高さ約385mの「Torch Tower(トーチタワー)」 「ダイヤグリッド架構」の仕口が姿を現す 2025年4月30日の建設状況(2025.05.05)
- 「三菱UFJ銀行本店ビル」の建て替え 地上28階、高さ約160m、延床面積約172,000㎡の「(仮称)M計画」 2025年4月末の状況(2025.05.03)
- 三菱地所 有楽町エリア再構築 「有楽町ビル」と「新有楽町ビル」の2区画を一体的に再開発 2025年4月末の解体状況(2025.05.02)
- 大手町地区の再開発が「日本橋川」を越えて神田エリアへ! 「千代田区立スポーツセンター」と「東京都千代田合同庁舎」の一体的な建て替えを計画!(2025.04.23)