総武本線新小岩駅南口 「新小岩駅南口地区再開発」は、地上39階、高さ約160m、2街区総延床面積約74,680㎡を想定!
-新小岩駅-
葛飾区にある総武本線「新小岩駅」は、1日あたり乗車人員77,006人(2019年度の乗車人員)があり、総武快速線と総武緩行線の2面4線のホームを有する駅です。
JR総武本線による地域の南北分断を解消し、地域の活性化を図るために、24時間往来できる歩行者専用道路として線路下に「南北自由通路(暫定開業済)」を整備する大規模な改修工事を行っています。
「新小岩駅」の 大規模な改修工事に合わせて、総武快速線ホーム1面2線(3番・4番線ホーム)に、15両編成に対応した長さ約300mのホームドアを整備しました。2018年12月4日から使用開始されています。
「新小岩駅」は、特急列車やホームライナーが停車しない駅であり、15両編成あるいは11両編成の列車が停車した際、グリーン車も含めたドアの位置が一定であることも、総武線の他の駅に先駆けてホームドアを設置する要因となりました。
● 新小岩駅南口地区再開発
葛飾区で再開発事業を検討している「新小岩駅南口地区再開発準備組合」は、施設の計画概要をまとめました。2街区総延床面積約74,680㎡の施設を検討中で、2021年度の都市計画決定を目指しています。その後、本組合の設立や権利変換計画の認可を経て2024年度にも着工し、2028年度の完成を予定しています。
引用資料 建設通信新聞(2020/10/02)
2街区総延べ7.5万㎡/本組合設立、24年度着工/新小岩駅南口再開発準備組合
引用資料 葛飾区・公式HP
新小岩駅周辺地区街づくり基本計画を策定しました
再開発の検討対象地域は、南口駅前広場を含む約1.5haです。再開発準備組合には、事業協力者として「三井不動産レジデンシャル、首都圏不燃建築公社」が参画し、再開発コンサルタントは「日本設計」が担当しています。
計画によると、駅に隣接する「A街区(46番街区)」には、地上12階、地下1階、延床面積約7,880㎡の事務所・店舗を建設します。「B街区(48番街区)」には、地上39階、地下2階、高さ約160m、延床面積約66,800㎡の超高層タワーマンションを建設する計画で、総戸数は500戸~600戸を想定するほか、店舗や事務所なども入ります
新小岩駅南口地区再開発の概要
◆ 所在地-東京都葛飾区新小岩一丁目46,48
◆ 階数-(B街区)地上39階、地下2階、(A街区)地上12階、地下1階
◆ 高さ-(B街区)約160m
◆ 延床面積-(B街区)約66,800㎡、(A街区)約7,880㎡
◆ 用途-(B街区)共同住宅、店舗、事務所、(A街区)事務所、店舗
◆ 総戸数-500戸~600戸
◆ 建築主-新小岩駅南口地区再開発準備組合
◆ 事業協力者-三井不動産レジデンシャル、首都圏不燃建築公社
◆ 再開発コンサルタント-日本設計
◆ 都市計画決定-2021年度予定
◆ 着工-2024年度予定
◆ 竣工-2028年度予定
新小岩駅南口地区整備構想図
葛飾区がまとめたまちづくりイメージでは、新小岩駅の「南北自由通路」の延長線上をにぎわい軸と位置付けています。
新小岩駅のホーム(3番・4番線)
新小岩駅の「総武快速線ホーム(3番・4番線ホーム)」に設置されたホームドアです。総武快速線で初めてですが、千葉支社管内でも初めてのホームドア導入となりました。
ホームドアの設置工事は2017年2月に着手し、2018年8月下旬に本体設置工事が行われました。当初は2018年10月下旬に使用開始予定でしたが、無線通信装置の調整のため延期となり、2018年12月8日の初列車から使用開始しています。
「普通車」のホームドアです。
「グリーン車」のホームドアです。2ドアなので、ホームドアの「戸袋」が非常に長いです。
新小岩駅の改札内コンコース
大規模な改修工事により、「改札内コンコース」もメチャメチャ奇麗になりました。
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