日本で3番目のがん専門病院である「千葉県がんセンター」 延床面積約49,000㎡の最新鋭の「新棟」が2020年10月26日に開院!
-千葉県がんセンター-
「千葉県がんセンター」は、「国立がんセンター」、「愛知県がんセンター」に続いて日本で3番目のがん専門病院として1972年11月に開設さました。これまでがん診療連携拠点病院として指定され、がんゲノム医療拠点病院や小児がん連携病院に指定されてきた沿革があります。
現在の病院は1972年に本館部分が竣工し、病床数は200床で開所となりましたが、その後、1988年に増築・改修工事が行われ、その後の緩和ケアセンターも整備され、現在、病床数は341床となっています。本館部分は45年の経過とともに老朽化が進んでおり、新病院の建築が急務となっていました。
2017年12月地鎮祭の挙行とともに待望の建設工事がスタートしました。工事が完成し、新棟オープンに先立ち2020年10月10日(土)に竣工記念式典が開催され、10月26日(月)にオープンしました。
引用資料 千葉県・公式HP(PDF)
千葉県がんセンター新棟建築工事 葉県がんセンター新棟建築工事設計の概要
千葉県がんセンター(新棟)の概要
◆ 計画名-千葉県がんセンター新棟建築工事
◆ 所在地-千葉県千葉市中央区仁戸名町666-2(地名地番)
◆ 階数-地上9階、搭屋1階、地下1階
◆ 高さ-47.67m
◆ 敷地面積-48,008.95㎡
◆ 建築面積-12,656.85㎡
◆ 延床面積-49,296.44㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造( 積層ゴム、鋼製ダンパー)
◆ 用途-病院
◆ 病床数-450床(新棟425床+既存棟の緩和ケア病棟25床)
◆ 建築主-千葉県病院局
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-フジタ・畔蒜工務店特定建設工事共同企業体
◆ 着工-2017年12月01日(地鎮祭)
◆ 竣工-2020年07月末(竣工)、2020年10月10日(竣工式)
◆ 開院-2020年10月26日
◆ 整備費-約320億円
「エントランスホールから患者総合支援センターを望む (イメージ)」です。
「断面構成計画」です。
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