横浜市 地上31階、高さ約150mの「関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業」 事業協力に関する基本協定書を締結!
-関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業-
「三菱地所」を代表企業として、「スターツコーポレーション、フジタ、ケン・コーポレーション、東急不動産」から構成されるコンソーシ
アムは、2020年6月30日に「関内駅前港町地区市街地再開発準備組合」から「関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業」の事業協力者優先交渉権者に選定され、2020年10月1日に準備組合と事業協力に関する基本協定書を締結し、事業協力者として参画することが決定しました。
引用資料 三菱地所(PDF:2020/10/01)
関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業 事業協力に関する基本協定書を締結
計画されている超高層複合ビルは、地上31階、地下1階、高さ約150m、延床面積約88,500㎡です。中心となるオフィスにはグローバル企業の本社誘致などを見込みます。高層部には高級賃貸マンションや展望フロア、低層棟には商業施設などを構え、「旧市庁舎街区」のビルとデッキで接続させます。
既存ビルなどを取り壊して2029年度の竣工を目指します。旧市庁舎街区には先行して超高層複合ビル「横浜市現市庁舎街区等活用事業」 が完成し、市庁舎の移転で空洞化が懸念される関内駅前に2棟の超高層ビルが誕生します。
関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区港町二丁目、中区真砂町二丁目
◆ 交通-JR「関内」駅すぐ、 横浜市営地下鉄「関内」駅すぐ
◆ 階数-地上31階、地下1階
◆ 高さ-最高部約150m
◆ 敷地面積-約7,700㎡
◆ 建築面積-約5,500㎡
◆ 延床面積-約88,500㎡
◆ 容積対象床面積-約75,500㎡(容積率980%)
◆ 用途-オフィス、共同住宅、商業施設など
◆ 建築主-関内駅前港町地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-(代表企業)三菱地所、(構成企業)スターツコーポレーション、フジタ、ケン・コーポレーション、東急不動産
◆ 都市計画協議、事業計画案検討など-2020年~2022年度予定
◆ 都市計画決定-2023年度予定
◆ 組合設立認可-2024年度予定
◆ 権利変換計画認可、建物解体・着工-2025年度予定
◆ 竣工-2029年度予定
「施設概要等」です。ビルから一部が飛び出した「スカイラウンジ(展望フロア)」も設けられます。
「再開発エリア」です。JR関内駅と尾上町通りにはさまれた、旧市庁舎街区に隣接する約1.4haです。
「関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。
横浜市現市庁舎街区等活用事業
「関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業」の隣の街区では、横浜市が2019年1月から公募を実施していた「現市庁舎街区活用事業」について3件の応募があり、横浜市現市庁舎街区等活用事業審査委員会において審査が行われ、答申を受領しました。
この答申を踏まえ、「国際的な産学連携」「観光・集客」というテーマに沿った地区の賑わいと活性化の核づくり等の観点から、最も優れた提案を行った「三井不動産」を代表者とするグループを事業予定者として決定しました。
「三井不動産」を代表者とする計8社のグループは、「(代表者)三井不動産、(構成員)鹿島建設、京浜急行、第一生命、竹中工務店、ディー・エヌ・エー、東急、関内ホテルマネジメント(星野リゾートの全額出資子会社)」で構成されています。
「MINATO-MACHI LIVE(ミナト マチ ライブ)」を事業コンセプトに、地上30階、地下1階、高さ160.7m、延床面積約117,017㎡の超高層複合施設を提案しました。その後、規模が拡大されて、地上34階、高さ約180m、延床面積約131,000㎡に変更になっています。
横浜市現市庁舎街区等活用事業の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区港町一丁目1番地
◆ 階数-(タワー棟)地上34階、塔屋2階、地下1階、(行政棟)地上8階、地下1階、(LVA棟)地上2階、地下0階
◆ 高さ-(タワー棟)最高部約180m、建築物約170m、(行政棟)最高部約55m、建築物約37m、(LVA棟)最高部約15m
◆ 敷地面積-16,522.87㎡
◆ 建築面積-約11,100㎡
◆ 延床面積-約131,000㎡(容積対象床面積約120,000㎡)
◆ 用途-オフィス、教育施設、観光・集客施設、商業施設、宿泊施設ほか
◆ 事業予定者-(代表者)三井不動産、(構成員)、鹿島建設、京浜急行、第一生命、竹中工務店、ディー・エヌ・エー、東急、関内ホテルマネジメント(星野リゾートの全額出資子会社)
◆ 着工-2021年予定
◆ 竣工-2025年予定
◆ 開業-2025年予定
横浜市現市庁舎街区等活用事業の 「施設断面図」です。
| 固定リンク
« 川口市 地上30階、高さ約100mの「川口本町4丁目9番地区第一種市街地再開発事業」 都市計画決定! | トップページ | 大和ハウス工業 ブリヂストン旧横浜工場跡地 周辺環境に配慮した次世代型物流施設「DPL横浜戸塚」 2020年10月1日に着工! »
「201 神奈川県・横浜市」カテゴリの記事
- 北仲通北地区(横浜市) 地上40階、高さ約158mの「(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事」 2024年10月23日の建設状況(2024.10.30)
- 地上40階、高さ約150mの「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」 「コンラッド横浜」と「(仮称)ラ・トゥール横浜」が進出 2024年10月23日の建設状況(2024.10.27)
- 横浜市 高さ約195m・約180m・約165mのトリプルタワー「(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画」 2024年10月23日の状況(2024.10.26)
- 相鉄グループ 「横浜駅西口大改造構想」を発表 横浜駅西口周辺の大規模な再開発の本格検討に着手 第一弾は「相鉄ムービル」の建て替え!(2024.09.13)
- 新横浜に本社 超高収益企業 半導体検査装置メーカーの「レーザーテック」 2024年6月期の連結業績 売上高2,135億円、営業利益813億円の好決算!(2024.08.11)