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2020年10月22日 (木)

コロナ禍 不動産も「有事の日本買い」 2020年1月~6月期の都市別の不動産直接投資総額ランキングで東京が世界1位!

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-新型コロナウイルス感染症-

 「Worldometer」の資料によると、日本時間の2020年10月22日(木)の午前の時点で、世界ので新型コロナウイルスの感染者数が4,100万人、死亡者数が110万人を突破しています。

 ヨーロッパ諸国やロシアなど過去最悪のペースを更新する国が続出してる状態で、感染者数は減るどころか増加が加速している状態です。春頃には、「暖かくなると収まる」、「日本株・ロシア株のBCG接種が有効」などという希望的観測もありましたが、今はこのような発言をする科学者はほとんどいなくなりました。 

● 2020年1月~6月期の不動産直接投資総額で東京が1位!
 よく「有事の円買い」と言われます。日本の財政状況が危機的な状況にある事を理解している日本人からしたら、円買いで円高になるたびに「なんで???」となります。

 「コロナ禍」の中で、東京に世界の投資家から視線が集まっています。アメリカの大手商業用不動産サービス会社である「JLL(ジョーンズラングラサールインコーポレイテッド)」の調べによると、2020年1月~6月期の都市別の不動産直接投資総額ランキングで、東京が1位を獲得しました。

 引用資料 日経ビジネス(2020/10/21)
 不動産も「有事の日本買い」、東京が世界トップに

 2四半期を通じて「東京」が首位となったのは「JLL」の調査でも初めてだそうです。JLLは「コロナ禍の影響が世界各国に及ぶ中、安全資産としての日本の不動産が選好されている。為替市場で見られるような『有事の日本買い』が不動産でも起きている」と指摘しています。

 日本市場に資金を振り向ける海外投資ファンドの動きも目立っています。香港の大手投資ファンド「PAG」は4年ほどかけて最大約8,400億円を日本の不動産に投じる計画です。カナダに本社を置く「ベントール・グリーンオーク(BGO)」も日本の不動産への投資枠を拡大し、今後2年~3年で最大1兆円を投資すると報じられています。

 コロナ禍の影響で世界の不動産投資が前年比で3割ほど減少する中、「日本はコロナ禍からの立ち直りが早い」との見方から、東京に期待を寄せる海外投資ファンドが多いようです。


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2020年上半期不動産投資額トップ20都市

 2020年1月~6月期の都市別の不動産直接投資総額ランキングで、ニューヨークやパリを抑えて「東京」が1位を獲得しています。

● アメリカの市場はとてつもなく巨大!
 「東京が1位で凄いなあ!」というよりもアメリカの市場がとてつもなく巨大なので驚きました。日本は東京の「一本足打法」ですが、アメリカはベスト20に13都市も入っています(ヒューストンの色が間違ってアジア太平洋地域となっている)。アメリカが世界一の経済大国だと改めて認識させられました。

 テキサス州の「ダラス・フォートワース」がアメリカで2位というのにも驚きました。総発着数が世界で3番目の巨大ハブ空港「ダラス・フォートワース国際空港」があるので経済発展が著しいのだと思われます。「あれ? サンフランシスコが無い?」と思いましたが、「シリコンバレー」に含まれていると思われます。


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世界の感染者数(日本時間2020年10月22日午前時点)
 「Worldometer」の資料によると、日本時間の2020年10月22日(木)の午前の時点で、世界ので新型コロナウイルスの感染者数が4,100万人、死亡者数が110万人を突破しています。

 引用資料 Worldometer
 Coronavirus Update (Live)


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日本の新型コロナウイルスの感染者数は世界で48番目です(日本時間2020年10月22日午前時点)。



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