長谷工総合研究所の調査による「超高層マンション市場動向」 2000年以降の「超高層マンションによる供給戸数とシェア」を見ると興味深い!
-超高層マンション市場動向-
何かにつけ超高層マンションは叩かれます。大衆受けを狙う一部マスコミの絶好の攻撃対象です。特に2019年10月の「台風19号」により、武蔵小杉のある超高層マンションが浸水被害を受けた時は本当に醜かったです。
「台風19号」から1年以上が過ぎましたが、超高層マンション叩きはまだ続いています。超高層マンションは「新型コロナウイルス」に弱いという論調に至っては言いがかりとしか言えません。私は貧乏人ですが、富裕層を叩いて溜飲を下げて何が楽しいのかさっぱり分かりません。
本題に戻って、「長谷工総合研究所」は、都市における住宅および住環境の課題に総合的に取り組む独立研究機関です。「いい暮らしを、創る。住まいのオンリーワングループ」という長谷工グループのスローガンのもと調査・分析・研究活動を行っています。
「長谷工総合研究所」が、2020年10月28日に「超高層マンション市場動向」を発表しました。2000年以降の首都圏と近畿圏の「超高層マンション(20階以上)による供給戸数とシェア」のグラフを見ると色々な事が分かって興味深いです。詳細は下記リンクを見て下さい。
引用資料 長谷工総合研究所(PDF:2020/10/28)
超高層マンション市場動向
首都圏(2000年以降)
2000年以降の「超高層マンション(20階以上)による供給戸数とシェア(首都圏)」です。超高層マンションの建設が増えているようなイメージがありますが、供給戸数のピークは2005年となっています。シェアはほぼ一定で推移しています。
東京都中央区の「ベイシティ晴海」です。
近畿圏(2000年以降)
2000年以降の「超高層マンション(20階以上)による供給戸数とシェア(近畿圏)」です。供給戸数のピークは2013年となっています。 シェアは2012年がピークの山型になっています。ここ最近超高層マンションの建設が増えているようなイメージがあったのでちょっと意外でした。
大阪市(北浜)の超高層マンション群です。
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