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2020年11月18日 (水)

文京区 旧元町小学校の整備と元町公園との一体的活用事業 2020年12月から基本設計、2024年10月開設目指す!

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-旧元町小学校の整備と元町公園との一体的活用事業-

 「文京区」では、旧元町小学校及び元町公園の保全と利活用について、有識者による検討会議や地元住民・公募委員による検討会等を設置し、多様な意見を聴取するとともに、その方向性を確認し、「旧元町小学校の保全・有効活用整備方針」を策定しました。

 旧元町小学校が第一種文教地区内にあることや、地域において長きにわたり小学校として親しまれてきたという経緯を踏まえつつ、旧元町小学校と元町公園の歴史性を継承しながら、その一体的な屋外空間を生かした賑わいの創出と地域コミュニティの活性化を図るため、敷地を活用した官民連携事業と旧元町小学校の建物の一部の保全整備を行うことを目的とした、公募型プロポーザルを実施しました。

 公募型プロポーザルの結果、2019年10月21日に、「学校法人順天堂、清水建設株式会社、UDS株式会社」が、整備・運営候補事業者に選定されました。

● 2020年12月から基本設計、2024年10月開設目指す!
 「順天堂、清水建設、UDS」で構成するグループは、2020年12月から基本設計に着手します。2021年度から既存建物の除却・新築・改修工事に着手し、2024年10月の開設を目指します。

 引用資料 建設通信新聞(2020/11/18)
 12月から基本設計/24年10月開設目指す/旧元町小活用し複合施設/順天堂、清水建設、UDS

 事業計画によると、新施設のコンセプトは「100年後につながる地域の健康拠点『(仮称)元町ウェルネスパーク』」で、医療・健康、スポーツ、災害対応、子育て支援、コミュニティーなど多様な機能で構成する複合施設となります。

 施設整備では、「コの字型」の配置となっている既存校舎3棟のうち2棟(西側・北側)を解体して建て替える一方、歴史的な価値が高い1棟(東側)は建物を保存・活用します。あわせて、敷地南側に隣接する元町公園も改修し、新施設と一体的な屋外空間の形成を目指します。

 西・北側の新築施設には、地下部分に体育館やスポーツ医学関連施設、防災備蓄倉庫などを配置し、地上フロアには認定こども園、難病相談・支援センター、研究開発などを行うAI(人工知能)インキュベーション施設、オープンイノベーション支援施設、インターナショナルプリスクールなどの機能を配置します。

 保存する東側施設には、病児・病後保育施設、レンタルオフィスなどのコワーキングスペース、歴史展示・地域交流スペース、カフェレストランなどが入る計画です。


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「位置図」です。すぐ北西側は、東京大学合格者を毎年多数輩出する超進学校である中高一貫教育の私立女子中学校・高等学校「桜蔭中学校・高等学校」があります。

 引用資料 文京区・公式ホームページ
 【募集は終了しました】旧元町小学校の整備と元町公園との一体的活用事業 事業者募集について(プロポーザル)


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「旧元町小学校の整備と元町公園との一体的活用事業」の予定地です。北側の「旧元町小学校」と南側の「元町公園」を一体的に再整備します。(Googleマップの衛星写真3Dモードを引用)。

 旧元町小学校は、「コの字型」の配置となっている既存校舎3棟のうち2棟(西側・北側)を解体して建て替える一方、歴史的な価値が高い1棟(東側)は建物を保存・活用します。あわせて、敷地南側に隣接する元町公園も改修し、新施設と一体的な屋外空間の形成を目指します。



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