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2020年11月 6日 (金)

杉並区 単棟型の「マンション建替え円滑化法」を用いた建替事業として過去最大の事業 「ガーデン堀ノ内住宅」マンション建替事業

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-「ガーデン堀ノ内住宅」マンション建替事業-

 「野村不動産」は、東京都杉並区にて推進している「ガーデン堀ノ内住宅」マンション建替事業について、杉並区の認可を受けマンション建替組合が設立されました。

 引用資料 野村不動産(PDF:2020/10/30)
 単棟型(非団地型)の建替事業「ガーデン堀ノ内住宅」マンション建替組合設立のお知らせ ー杉並区初の「マンション建替え円滑化法」事業ー
 
 「ガーデン堀ノ内住宅」は、1968年竣工の東京都住宅供給公社により分譲された地上11階、総戸数238戸のマンションです。竣工から50年余りが過ぎ、耐震強度の不足に加え、コンクリート破片の落下、漏水・排水不良など建物が老朽化しいました。これらの事態に対応すべく、ガーデン堀ノ内住宅管理組合では、2009年から建替の検討を進めてきました。

 「野村不動産」は、2017年3月より事業協力者として参画し、管理組合やコンサルタントの「都市設計連合」と共に、設計に係る行政協議や全権利者との合意形成活動など建替に向けた事業協力を行ってきました。

● 単棟型の建替事業として過去最大の事業
 「ガーデン堀ノ内住宅」マンション建替事業は、杉並区初となる「マンション建替え円滑化法」に基づく建替事業であるとともに、東京都で実施された単棟型の「マンション建替え円滑化法」を用いた建替事業として過去最大の事業です。

 一般的に単棟型は団地型と比較し、余剰容積が少なく保留床を多く設けることができないため、経済条件の面で建替が難しいケースが多くなります。様々な建築上の制約がある中で一定の保留床を確保した、東京都において実施例の少ない建替事業となります。

「ガーデン堀ノ内住宅」マンション建替事業の概要
◆ 所在地-東京都杉並区堀ノ内一丁目8-3(住居表示)
◆ 交通-東京メトロ丸の内線「方南町」駅より徒歩6分
◆ 階数-地上14階
◆ 敷地面積-12,522.91㎡
◆ 延床面積-28,579.30㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-369戸
◆ 建築主-「ガーデン堀ノ内住宅」マンション建替組合(参加組合員 野村不動産)
◆ コンサルタント-都市設計連合
◆ 設計者-IAO竹田設計
◆ 解体工事-2021年04月予定
◆ 竣工-2024年秋予定


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区有通路の高低差解消

 敷地南側に区有通路が隣接していますが、整備が進んでおらず、従来一部区間が高低差などの要因で通行が寸断されていました。そこで事業に合わせ、通行が寸断されている個所にスロープを設置し、高低差を解消することで通り抜けができる通路にします。これらの取り組みにより、周辺地域の利便性向上に貢献します。


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「現地案内図」です。



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