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2020年11月12日 (木)

南船橋 男子プロバスケットボールリーグBリーグ「千葉ジェッツふなばし」 1万人規模の【千葉ジェッツ 夢のアリーナプロジェクト】 始動!

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-JR南船橋駅南口-
 JR南船橋駅南口は、長い間開発から取り残されていました。目立った開発は、「ららぽーとスキードームSSAWS」の跡地に2006年4月24日に「IKEA船橋(現:IKEATokyo-Bay)」がオープン、総戸数1,211戸の 大規模マンション「ワンダーベイシティSAZAN」が2007年1月に竣工したくらいでした。

 「三井不動産」が、「船橋オートレース場」跡地に、大規模物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク船橋」を整備中ですが、それに触発されるように動きが出てきました。

 「IKEATokyo-Bay」のすぐ北側に、三井不動産レジデンシャルが「(仮称)船橋市浜町2丁目計画 新築工事」を建設中です。正式名称は「パークホームズLaLa南船橋ステーションプレミア」です。

 JR南船橋駅周辺は、「三井ショッピングパーク ららぽーと TOKYO-BAY、三井不動産ロジスティクスパーク船橋、パークホームズLaLa南船橋ステーションプレミア」と「三井不動産村」の様相を呈してきました。

● 1万人規模の千葉ジェッツ 夢のアリーナプロジェクト始動!
 千葉県船橋市をホームタウンとする国内男子プロバスケットボールリーグBリーグの「千葉ジェッツふなばし」は、「ミクシィ」と戦略的業務資本提携を締結し、「ミクシィ」は株式の過半数を取得し、連結子会社化しています。

 「三井不動産」と「ミクシィ」は、ららぽーとTOKYO-BAY第10駐車場に新アリーナを建設し、「千葉ジェッツふなばし」がホームアリーナとして利用する予定です。ゼネコンなどを対象とした設計と施工を一括した指名コンペが実施され、優先交渉権者に「清水建設」が特定されました。

 建設通信新聞(2020/08/20)
 南船橋にジェッツアリーナ/DB優先交渉権者は清水/三井不とミクシィ

 画像引用 千葉ジェッツふなばし
 【千葉ジェッツ 夢のアリーナプロジェクト】 始動

 「ららぽーとTOKYO-BAY第10駐車場」は、南船橋駅南口から西北西約500mに位置します。「三井不動産」と「ミクシィ」が検討するアリーナは、Bリーグの基準に基づきメインアリーナとサブアリーナなどが入ります。
 メインアリーナは、チーム運営会社の「千葉ジェッツふなばし」が2019年4月に発表した「千葉ジェッツ 夢のアリーナプロジェクト」で示された1万人規模とします。

 ジェッツの試合は年間でも多くて35~36試合しかありません。それだけではビジネス上、民間でやる意味はないので、バスケットの試合以外に音楽のライブコンサートやeスポーツの大会など各種イベントにも活用します。

 近くには国際スケート連盟基準準拠の「三井不動産アイスパーク船橋」もオープン予定で、南船橋周辺は、改修工事中の「船橋競馬場」も含めてスポーツ施設の集積地になります。


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三井不動産ロジスティクスパーク船橋
 「三井不動産」は、「船橋オートレース場」跡地に「三井不動産ロジスティクスパーク船橋」を整備中です。2016年10月には、延床面積198,399.99㎡の「MFLP船橋Ⅰ」が竣工、2019年10月には、延床面積薬224,834㎡の「MFLP船橋Ⅱ」が竣工しています。

 現在は、第3弾の「MFLP船橋Ⅲ期」を建設中です。2019年9月に着工した「MFLP船橋Ⅲ期」は、「三井不動産」の最大施設となる予定で、2021年6月の竣工を目指します。

● 三井不動産アイスパーク船橋
 「三井不動産」は、三井不動産ロジスティクスパーク船橋敷地内に誘致するスケートリンクについて、ネーミングライツを取得し、施設名称を「三井不動産アイスパーク船橋(MITSUI FUDOSAN ICE PARK FUNABASHI)」とすることを決定しました。

 2020年12月13日(日)にオープン予定であり、近隣にて三井不動産が運営する「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY」とも連携して賑わいを生み出すことにより、船橋エリアのさらなる活性化に寄与します。

 引用資料 三井不動産(2020/11/02)
 三井不動産ロジスティクスパーク船橋 敷地内にスケートリンクを誘致 「三井不動産アイスパーク船橋(MITSUI FUDOSAN ICE PARK FUNABASHI)」が12月オープン

 「三井不動産アイスパーク船橋」は、国際スケート連盟基準準拠の「Aリンク(60m×30m)」に加え、練習場としての機能を担う「Bリンク(24m×38m)」の2面のリンクを独立して完備した民設・民営の通年営業のアイススケートリンクです。2021年春からは、「MFフィギュアスケートアカデミー」を開校予定です。

三井不動産アイスパーク船橋の概要
◆ 施設名称-三井不動産アイスパーク船橋(MITSUI FUDOSAN ICE PARK FUNABASHI)
◆ 計画名-(仮称) 南船橋アイスアリーナ建設工事
◆ 所在地-千葉県船橋市浜町二丁目1番53の一部
◆ 交通-JR京葉線「南船橋」駅徒歩15分
◆ 延床面積-5,447.87㎡
◆ Aリンク-60m×30m=1,800㎡
◆ Bリンク-24m×38m=912㎡
◆ 用途-スケートリンク
◆ 建築主-パティネレジャー(施設運営者、建物所有者)
◆ 設計者・監理者-JFEシビル
◆ 施工者-JFEシビル
◆ 着工-2020年02月01日 (労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2020年11月30日
◆ オープン-2020年12月13日


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「施設位置図」です。2021年7月完成予定の約20,000㎡の緑地空間内に、先行して「三井不動産アイスパーク船橋」が 2020年12月13日にオープンします。

● ららぽーとTOKYO-BAY第10駐車場
 「ららぽーとTOKYO-BAY第10駐車場」は、「施設位置図」の「MFLP船橋Ⅰ」の左側(北側)部分です。「JR南船橋駅」から近く交通至便な場所です。

 ライブコンサートやeスポーツの大会など各種イベントにも活用するため船橋市内で交通の便が良い場所を探していましたが、「ららぽーとTOKYO-BAY第10駐車場」に白羽の矢が立ちました。


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最寄りの駅となる「JR南船橋駅」です(写真提供読者さん)。



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