北海道日本ハムファイターズの「北海道ボールパークFビレッジ」の開業を見据え JR北広島駅西口に地上18階の複合ビルを建設!
-JR北広島駅西口に地上18階の複合ビル-
「日本ハム、北海道日本ハムファイターズ」は、北海道北広島市に新球場「ES CON FIELD HOKKAIDO(エスコンフィールド北海道)」を核とする「北海道ボールパークFビレッジ」を建設しています。
「日本エスコン」は、北海道北広島市が進めるJR北広島駅周辺市有地での「駅西口周辺エリア活性化事業」における、パートナー企業として優先交渉権を獲得しました。
引用資料 日本エスコン(PDF:2020/12/18)
北海道北広島市におけるJR北広島駅『駅西口エリア活性化事業』に係るパートナー企業優先交渉権獲得のお知らせ
コンセプトは、『キタヒロ・ホームタウン-BASE ~地域の住民・事業者・観光客・ファンなど北広島市を大好きな人々が集まる「ホームタウンの基地」 ~』です。
JR北広島駅西口前の市有地にホテルなどが入る地上18階、地下1階の複合ビルを建設します。1階部分には新球場へのシャトルバス発着場を設けます。このほか、分譲マンションや保育所の整備も進め、駅周辺の活性化と定住促進を目指します。複合ビルは2024年度末、シャトルバス発着場は2022年度末の完成を目指します。
「駅前商業施設完成イメージ図}です。
北海道ボールパークFビレッジ
「日本ハム、北海道日本ハムファイターズ」及び「北海道ボールパーク」は、2018年3月26日の建設候補地内定以降も新球場建設構想に関して多角的な観点で調査・検討を行ってきました。
新球場「ES CON FIELD HOKKAIDO(エスコンフィールド北海道)」を核とする「北海道ボールパークFビレッジ」で、起工式が2020年4月13日、北広島市の予定地で行われました。
一般的なドーム型ではなく、屋根は、雪が落ちやすい三角形の切り妻屋根を採用し、スライドして開け閉めをします。屋根は夏は原則開放し、冬は閉めて温度を保ちます。収容人員は約35,000人で、札幌ドームの40,476席(野球開催時)より少なく、地上高も札幌ドームより低くなります。
引用資料 北海道日本ハムファイターズ(2018/11/05)
北海道北広島市における新球場建設を正式発表
北海道ボールパークFビレッジの概要
◆ 球場名称-ES CON FIELD HOKKAIDO(エスコン フィールド HOKKAIDO)
◆ 所在地-北海道北広島市共栄(きたひろしま総合運動公園)
◆ 交通-JR千歳線「北広島」駅より徒歩約22分、建設予定の新駅より徒歩約2分
◆ 階数-地上6階、地下2階(グラウンドレベル)
◆ 高さ-約70m
◆ 建築面積-約50,000㎡
◆ 延床面積-約100,000㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 仕様-開閉式屋根 天然芝フィールド
◆ 収容人数-約35,000人
◆ 建築主-日本ハムグループを主体とした新球場保有・運営会社
◆ 設計者-大林組グループ(大林組、HKS) ※設計施工一体型発注
◆ 施工者-大林組グループ(大林組、HKS) ※設計施工一体型発注
◆ 着工-2020年04月13日(起工式)
◆ 竣工-2023年01月予定
◆ 開業-2023年03月予定
◆ 建設費用-約600億円(球場周辺外構部及び球場内設備・機器等を含む)
三角形の切り妻屋根
開閉式屋根を閉じた状態です。緑の多い周辺環境と調和するよう、外観は濃い茶色で統一します。屋根は、積雪地帯の北海道でよく見られる雪が落ちやすい三角形の切り妻屋根を採用します。
● 約25分で開閉
屋根は大小2枚構造で、大きい屋根が稼働するリトラクタブルルーフを採用、センターからホームプレート側に160mスライドし、約25分で開閉します。
北海道ボールパーク(仮称)開業に伴う新駅案
「JR北海道」はに、プロ野球「日本ハムファイターズ」の新球場を含む北広島市の「ボールパーク」近くに建設する新駅の計画案を公表しています。「請願駅」のため80億~90億円と見積もる建設コストは地元負担を強調しています。
引用資料 JR北海道(PDF:2019/12/11)
北海道ボールパーク(仮称)開業に伴う新駅案の検討状況と北広島駅の改修計画について
新駅の工期は約7年で、2023年の「ボールパーク」の開業には間に合いません。仮に2020年度に意思決定され、2021年度から着手しても開業は2027年度末になります。「ボールパーク」の開業から5年は既存の「北広島駅(北広島市)」が最寄り駅になります。
「新駅概略図(イメージ)」です。
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