新宿駅直近地区土地区画整理事業 幅員15mの「東西デッキ」、幅員5mの「南北デッキ」を整備 重層的な歩行者ネットワークを形成!
-新宿駅直近地区土地区画整理事業-
「東京都」は、「新宿駅直近地区土地区画整理事業」について、土地区画整理法第55条第1項の規定に基づき、事業計画の案の縦覧を行っています。縦覧期間は、2020年11月30日(月)~12月13日(日)までです。
引用資料 東京都都市整備局(2020/11/30)
現在縦覧に供している事業計画(新宿駅直近地区土地区画整理事業)の案に関する情報提供について
日刊建設工業新聞(2020/12/04)
東京都/新宿駅直近地区土地区整/事業計画案を縦覧、21年度以降に認可取得へ
施行区域は新宿駅を中心とした約10.1haです。更新期を迎えた駅ビルの建て替えを契機として東京都や新宿区が管理する道路や広場、鉄道会社らの所有地を再編し、多様な都市機能が集積した歩行者優先の駅前空間に造り変えます。
歩行者の滞留空間を拡大するため、「西口広場」では特徴的な2重らせんのループ車路を撤去し、「東口広場」では車道や駐車場出入り口を線路側に移設します。線路上空には幅員15mの「東西デッキ」を新設、西口には幅員5mの「南北デッキ」を設け、重層的な歩行者ネットワークを形成します。
「都市計画施設図」です。「東西デッキ(幅員15m)」と「南北デッキ(幅員5m)」が整備されて東西南北の移動が格段に便利になります。
「西口」です。
(仮称)新宿駅西口地区開発事業
「小田急電鉄、東京地下鉄(東京メトロ)」は、「小田急百貨店・本館、モザイク通り、新宿ミロード」を再開発して、地上48階、塔屋1階、地下5階、高さ約260m、延床面積約281,700㎡を建設する予定です。
引用資料 首相官邸(2020/09/04)
国家戦略特区 第18回 東京都都市再生分科会 配布資料
小田急電鉄 ニュースリリース(PDF:2020/09/09)
新宿駅西口地区の開発計画について
(仮称)新宿駅西口地区開発事業の概要
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿一丁目1番の一部
◆ 階数-地上48階、塔屋1階、地下5階
◆ 高さ-最高部約260m
◆ 敷地面積-約15,720㎡
◆ 延床面積-約281,700㎡
◆ 容積対象面積-約251,500㎡(容積率1,600%)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造(管理人の推測)
◆ 基礎工法-直接基礎と杭基礎を併用
◆ 用途-商業施設、オフィス、駅施設 等
◆ 建築主-小田急電鉄、東京地下鉄(東京メトロ)
◆ 着工-2022年度予定
◆ 竣工-2029年度予定
◆ 供用開始-2029年度予定
「東口」です。JR東日本グループの「ルミネエスト新宿」を高さ260mの超高層ビルに建て替える構想があります。
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