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2021年1月

2021年1月31日 (日)

「中野サンプラザ」と「中野区役所」を中心とする「中野駅新北口駅前エリア」 施行予定者候補を「野村不動産」を代表事業者とする企業グループに決定!

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-中野駅新北口駅前エリア-

 中野区では、「中野サンプラザ」と「中野区役所」を中心とする中野駅新北口駅前エリア内の拠点施設整備にあたり、中野区として求める都市機能や事業化に向けた基本方針を示した「中野駅新北口駅前エリア再整備事業計画」を、意見交換会、パブリック・コメント手続を経て策定しました。この計画に基づき、中野駅新北口駅前エリアの拠点施設整備にかかる民間事業者を募集しました。

 「中野駅新北口駅前エリア」における拠点施設整備の事業化推進のため、第一種市街地再開発事業の施行予定者となる民間事業者の募集・選定を行いました。

 審査委員会の審査結果を踏まえ、施行予定者候補及び次点候補を選定し、2021年1月29日に公表しました。今後、中野区と施行予定者候補との間で基本協定を締結することにより、施行予定者として正式に決定します。

 引用資料 中野区・公式HP(2021/01/29)
 中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備に係る民間事業者の募集について

 施行予定者候補は、「野村不動産」を代表事業者とする企業グループ(構成事業者 施行予定者4者、協力事業者9者)に決定しました。次点候補は、「東京建物」を代表事業者とする企業グループ(構成事業者 施行予定者4者、協力事業者14者)でした。

(追記)
● 高さ約235m、総延床面積約257,000㎡!
 
「NAKANOサンプラザシティ」は、「日刊建設工業新聞」によるとシンボルタワーの高さは約235m、総延床面積は約257,000㎡、総事業費は約1,810億円だそうです。完成イメージから想像する以上に規模が大きくて驚きました。2022年度の都市計画決定、2023年度末の事業認可を目指します。

 日刊建設工業新聞(2021/02/01)
 東京・中野区/中野駅新北口駅前拠点施設整備/施行予定者に野村不ら5社グループ


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施行予定者候補に決定した「野村不動産」を代表事業者とする企業グループの「NAKANOサンプラザシティ」のイメージです。高層部には「中野サンプラザのDNA」を継承した斜めのラインが入っています。


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NAKANOサンプラザシティの「新区庁舎側の鳥瞰 サンプラザの森」のイメージです。


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NAKANOサンプラザシティの「大ホール」のイメージです。最大7,000人規模となります。2018年2月時点では1万人規模を想定していたので、現実に即してかなり縮小されました。


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NAKANOサンプラザシティの「断面構成図」です。シンボルタワーは、高層部が「オフィス」、中層部が「レジデンス」、低層部が「商業」となっています。


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NAKANOサンプラザシティの「配置構成図」です。


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次点候補のイメージ

 次点候補となった「東京建物」を代表事業者とする企業グループのイメージです。右側が「オフィス棟」、左側が「レジデンス棟」の超高層ツインタワーです。私はデザイン的にはこちらの方が好きです。


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2018年2月発表のイメージ

 中野区は、「区役所・サンプラザ地区再整事業」の事業協力者に選定した「野村不動産グループ(野村不動産、清水建設、住友商事、東急不動産、ヒューリック)」と、土地区画整理事業の施行予定者の都市再生機構とそれぞれ事業推進協定を結びました。

 アリーナを組み込んだ1万人収容の「集客交流施設」とMICE(国際的なイベント)を想定して集客交流施設と相乗効果を生み出すホテル、業務・商業施設、住宅などが入る「多機能複合施設」を建設する計画でした。

 引用資料 中野区・公式HP(最終更新日:2018/02/01)
 中野駅新北口駅前エリアアリーナ整備官民連携協議会について 


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中野駅新北口駅前エリア
 中野駅新北口駅前エリアは、写真右側の「中野サンプラザ」と写真左側の「中野区役所」を中心とする大規模再開発計画です。



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2021年1月30日 (土)

地上42階、高さ約211mの「東京三田再開発プロジェクト」 「(仮称)三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業」変更届

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-三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業-

 国家戦略特区「三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業」は、「札の辻(ふだのつじ)交差点」の西側に広がる広大な敷地です。区域面積は約40,000㎡とかなり広いです。

 広大な敷地を「Ⅰ街区、Ⅱ街区、Ⅲ街区」の3街区に分けて整備します。総事業費は約1,620億円です。「Ⅰ街区」の「複合棟1」は、地上42階、塔屋1階、地下4階、高さ約211mと田町・三田エリアで最高の高さになります。高さ約211mは「航空法」での高さ制限を大幅に上回っています。

 引用資料 住友不動産
 東京三田再開発プロジェクト

● 変更届
 2021年1月28日に、東京都環境局から ”「(仮称)三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業」変更届その2” が閲覧されています。コロナ禍で計画が大幅に変更? と心配しましたが、小規模な変更でホッとしました。

 引用資料 東京都環境局(2021/01/28)
 「(仮称)三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業」変更届その2

三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-(仮称)三田三・四丁目地区第一種市街地再発事業 複合棟-1 新築工事
◆ 所在地-東京都港区三田三丁目11番2他
◆ 交通-都営浅草線・三田線「三田」駅より徒歩3分、JR線「田町」駅より徒歩5分
◆ 階数-(Ⅰ街区)地上42階、塔屋1階、地下4階、(Ⅱ街区)地上7階、地下1階、(Ⅲ街区)地上9階、塔屋1階、地下1階および地上4階、地下2階
◆ 高さ-(Ⅰ街区)最高部約211m、(Ⅱ街区)最高部27.7m、(Ⅲ街区)最高部31.7mおよび11.5m
◆ 区域面積-約40,000㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-約30,000㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約12,270㎡(施設全体)、約7,870㎡(Ⅰ街区)
◆ 延床面積-約228,700㎡(施設全体)、約199,700㎡(Ⅰ街区)
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造(Ⅰ街区)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、貸会議室等、店舗、駐車場(Ⅰ街区)
◆ 建築主-三田三・四丁目地区市街地再開発組合(地権者な らびに参加組合員 住友不動産)
◆ 設計者-久米設計
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2019年10月中旬
◆ 竣工-2024年度
◆ 総事業費-約1,620億円


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「変更後の概要」です。建物の概要に関しては「複合棟-2」が変更されたのみでした。工期が2024年度に伸びています。


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「変更前の概要」です。


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「計画建築物断面図(変更後)」です。「複合棟-1」の最高部の高さは約211mです。「建築計画のお知らせ」では、約215mとなっていますが、正確には約211mのようです。

● 航空法の制限高(標高)は約187m
 「羽田空港高さ制限回答システム」で調べると「複合棟-1」の航空法の制限高(標高)は約187mです。「計画建築物断面図」を見るとT.P.+5.0mとなっています。

 本来なら187m-5m=182mの高さまでしか建設出来ない場所です。建設されるビルは211mなので、211m-182m=29mと航空法の高さ制限よりも約29m高い事になります。


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「施設配置計画図(変更後)」です。


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住友不動産三田ツインビル西館

 「住友不動産三田ツインビル西館」です。地上43階、地下2階 高さ179.30m(敷地面積15,206.20㎡、延床面積98,338.13㎡)で、1階~31階がオフィス、32階~43階が共同住宅(ラ・トゥール三田)となっています。

 「東京三田再開発プロジェクト」は、既存の「住友不動産三田ツインビル西館」と一体的に整備されます。「東京三田再開発プロジェクト」は、「住友不動産三田ツインビル西館」にデザインや色調を合わせた超高層ビルになります。



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2021年1月29日 (金)

地上51階、高さ約250mの「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」 2021年1月上旬の状況

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-東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業-

 「東京駅前八重洲一丁目東地区」は、「A地区」と「B地区」に分かれていますが、「B地区」の概要は、地上51階、塔屋1階、地下4階、高さ約250mです。特定業務代行者は「東京建物、大林組」です。総事業費は約2,104億円の予定です。

 現在は、「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業に係る既存建物解体及びインフラ切回し工事」が行われています。「解体工事のお知らせ」によると、工期は2020年4月1日~2021年9月末日(予定)で、「大林組」の施工により行われています。

 引用資料 東京建物(PDF:2020/07/01)
 東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発事業権利変換認可のお知らせ

● 市街地再開発事業を国土交通大臣が認定!
 「国土交通大臣」は、「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」を優良な民間都市再生事業計画として認定しました。計画の認定を受けた民間事業者は、金融支援等が受けられます。

 引用資料 国土交通省(2020/12/23)
 国際都市東京に新たな陸の玄関口が誕生 ~東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業を国土交通大臣が認定~

 「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」では、大規模なバスターミナルや回遊性の高い歩行者ネットワークを整備するとともに、カンファレンスや外国語対応の医療施設等を整備することで、国際都市東京の国際競争力の向上を図ります。

東京駅前八重洲一丁目東B地区の概要
◆ 計画名-東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事
◆ 所在地-東京都中央区八重洲一丁目6番、7番、8番及び9番の一部
◆ 階数-地上51階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ-最高部約250m
◆ 敷地面積-10,604.25㎡
◆ 建築面積-8,388.50㎡
◆ 延床面積-225,063.24㎡
◆ 容積対象面積-約186,500㎡(容積率約1,760%)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、店舗、バスターミナル、カンファレンス、医療施設、駐車場等
◆ 建築主-東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発組合(特定業務代行者 東京建物、大林組)
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)大林組
◆ 施工者-大林組・大成建設共同企業体(代表者 大林組)
◆ 解体工事-2020年04月01日~2021年09月末日予定
◆ 着工-2021年10月01日予定
◆ 竣工-2025年04月30日予定
◆ 総事業費-約2,104億円


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「外観イメージ中央通り方面から望む」です。


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「さくら通り・八重洲仲通り沿いの低層部イメージ」です。


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「概要図」です。


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「配置図」です。再開発に参加しないビルがかなりあるため敷地の西側が凹んだ、いびつな形状になります。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2019/01/10)
 東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発組合の設立を認可します


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「事業スケジュール(予定)」です。着工は2021年10月1日予定、竣工は2025年4月30日予定となっています。


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「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」の2021年1月上旬の状況です。既存建物の解体工事が行われています(写真提供読者さん)。


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西側の「外堀通り」沿いです。再開発に参加しないビルがかなりあるため敷地の西側が凹んだ、いびつな形状になります(写真提供読者さん)。


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一番北側の「さくら通り」沿いです(写真提供読者さん)。 


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街区を北東側から見た様子です。北東角の「八重洲センタービル」も本格的に解体工事が行われています(写真提供読者さん)。 


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東西を貫く「八重洲北口通り」が閉鎖されています(写真提供読者さん)。 


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東西を貫く「養珠院通り」が閉鎖されています(写真提供読者さん)。


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東側の「八重洲仲通り」です(写真提供読者さん)。 


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街区を南東側から見た様子です(写真提供読者さん)。 


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「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2021年1月28日 (木)

品川区役所(品川区本庁舎・議会棟・第三庁舎)の移転候補地 隣接地ではJR東日本が総延床面積約259,000㎡の「大井町駅周辺広町地区開発」を計画!

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-品川区役所-
 1968年に建築された「品川区本庁舎・議会棟・第三庁舎」は、建物本体や設備の老朽化が進んでいる一方、区を取り巻く環境変化や多様化する行政需要に対応する機能が求められています。「耐震改修工事」が行われましたが、建物自体の老朽化が激しく、根本的な解決にはなっていません。

 品川区は、庁舎移転の候補地として、既存庁舎に隣接するJR広町社宅跡地(現スポル品川大井町)へ移転する案を軸に、検討を進めています。区有地とJR東日本の所有地を再編する前提で、協議に入っています。

 引用資料 品川区役所・公式HP
 品川区庁舎機能検討委員会

 隣接地にはJR東日本が、「東京総合車両センター」の南側に総延床面積約259,000㎡の大規模プロジェクト「大井町駅周辺広町地区開発」を計画しています。

 JR東日本の「大井町駅周辺広町地区開発」や品川区の庁舎移転候補地は、JR京浜東北線・東急大井町線・東京臨海高速鉄道りんかい線「大井町」駅など鉄道3路線が結節する交通至便な立地です。


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新庁舎建設候補地

 移転の候補地は、広町二丁目の敷地約8,300㎡です。JR東日本などの大井町駅から「徒歩約5分」の位置で、既存庁舎よりも駅に近いです。現況は、JR東日本の所有地で、複合スポーツエンターテインメント施設「スポル品川大井町」として暫定活用されています。


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移転スケジュール

 2021年度~2023年度に「基本構想・設計」、2024年度~2026年度に「新庁舎建設」、2027年度に「移転」する予定です。


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大井町駅周辺広町地区開発

 JR東日本は、品川区の「東京総合車両センター」の南側に総延床面積約259,000㎡の大規模プロジェクト「大井町駅周辺広町地区開発」を計画しています。

 計画地は、JR京浜東北線・東急大井町線・東京臨海高速鉄道りんかい線「大井町」駅など鉄道3路線が結節し、「品川区役所」などの行政機能も集まる品川区の中心地です。

 敷地面積約30,700㎡(A-1敷地約23,600㎡+A-2敷地約7,100㎡)に、オフィス・共同住宅・ホテル・商業などで構成する3棟のビルを計画しています。
 各施設は3階レベルの高さに設けるデッキで接続し、2階にも周辺とつながる歩行者動線を整備することで、歩きやすく回遊性の高いエリアを構築します。

 引用資料 東京都環境局(2020/12/01)
 「大井町駅周辺広町地区開発」の環境影響評価調査計画書が提出されました。
 (閲覧は、Windows7~10、Internet Explorerのみ)

大井町駅周辺広町地区開発の概要
◆ 所在地-東京都品川区広町二丁目地内
◆ 交通-JR京浜東北線・東急大井町線・東京臨海高速鉄道りんかい線「大井町」駅
◆ 階数-(オフィス棟)23階、地下4階、(住宅・ホテル棟)地上26階、地下2階、(商業棟)地上3階、地下1階
◆ 高さ-(オフィス棟)最高部約114m、(住宅・ホテル棟)最高部約107m、(商業棟)最高部約17m
◆ 敷地面積-(A-1敷地)約23,600㎡、(A-2敷地)約7,100㎡
◆ 延床面積-(A-1敷地)約250,000㎡、(A-2敷地)約9,000㎡
◆ 構造-(A-1敷地)鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、(A-2敷地)鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-(A-1敷地)オフィス、宿泊、共同住宅、商業、駐車場等、(A-2敷地)商業、駐車場
◆ 総戸数-(A-1敷地)約300戸
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 着工-2022年度予定
◆ 竣工-2025年度予定
◆ 供用開始-2025年度予定


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「配置計画図」です。西側から「商業・駐車場棟、オフィス棟、住宅・ホテル棟」の3棟が建設されます。オフィス棟の左側(西側)が、品川区の新庁舎建設候補地です。



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2021年1月27日 (水)

ヨドバシホールディングス 地上12階、延床面積約76,500㎡「ヨドバシ仙台第1ビル開発計画」の建設着手を決定 2023年春の竣工予定! 

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-ヨドバシ仙台第1ビル開発計画-

 「ヨドバシホールディングス」は、仙台駅東口の「ヨドバシ仙台第1ビル開発計画」の建設を着手することを決定しました。概要は、地上12階、地下1階、延床面積約76,500㎡です。2023年春の竣工を予定しています。

 ヨドバシホールディングス(2021/01/26)
 ヨドバシ仙台第1ビル開発計画 事業計画が決定いたしました

 「ヨドバシホールディングスは、2012年3月に竣工した1期工事である「ヨドバシ仙台第2ビル」の開業以降2期計画の開発構想を継続検討してきました。

 仙台市においては、2019年7月に都心再構築プロジェクトを始動し、2020年9月に本件計画地が特定都市再生緊急整備地域として国の指定を受けた地域となるなど、都市開発の機運醸成が図られてきました。

 「ヨドバシホールディングス」は、こういった動きを受け、まちづくりに貢献すべく開発構想を計画し周辺地域はもとより仙台市を始め多くの協力を得ながら、地域のさらなる発展と活性化に寄与すべく開発を進めるタイミングであると判断し、この度事業の決定を行いました。

ヨドバシ仙台第1ビル開発計画の概要
◆ 所在地-宮城県仙台市宮城野区榴岡一丁目3-1 他
◆ 階数-地上12階、地下1階 
◆ 敷地面積-約15,430㎡
◆ 延床面積-約76,500㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-百貨店、一部オフィス、駐車場
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 竣工-2023年春予定


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「計画敷地北西、JR仙台方面から」です。低層階には、ヨドバシカメラの店舗のほか、飲食店などの商業施設が入り、中層階は駐車場、上層階にはオフィスが入居する予定です。新しいビルの完成後、現在のヨドバシカメラがある建物は、別のテナントが入る予定です。


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「ヨドバシ仙台第1ビル 計画建物 配置計画」です。


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2016年4月時点の完成イメージ図
 2016年4月時点では、1期工事の「A棟」は、地上9階、地下2階、高さ約45m、延床面積約81,050㎡でしたが、地上12階、地下1階、延床面積約76,500㎡に変更になりました。上層階にオフィスが追加されました。

 引用資料 仙台市・公式HP(PDF:2016/04)
 環境影響評価準備書 ヨドバシ仙台第1ビル計画


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2016年4月時点の計画建築物配置図
 
2期工事として、地上7階の「B棟」が計画されていましたが、今回は「B棟」に関しては触れられていません。


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2016年4月時点の「ヨドバシ仙台第1ビル計画」の概要です。



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2021年1月26日 (火)

横浜市現市庁舎街区活用事業 に係る環境影響評価準備書の縦覧 「タワー棟」の階数が地上34階 → 地上32階、最高高さが約180m → 約170mに変更!

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-横浜市現市庁舎街区等活用事業-

 横浜市が2019年1月から公募を実施していた「現市庁舎街区活用事業」について3件の応募があり、横浜市現市庁舎街区等活用事業審査委員会において審査が行われ、答申を受領しました。

 この答申を踏まえ、「国際的な産学連携」「観光・集客」というテーマに沿った地区の賑わいと活性化の核づくり等の観点から、最も優れた提案を行った「三井不動産」を代表者とするグループを事業予定者として決定しました。

 「三井不動産」を代表者とする計8社のグループは、「(代表者)三井不動産、(構成員)鹿島建設、京浜急行、第一生命、竹中工務店、ディー・エヌ・エー、東急、関内ホテルマネジメント(星野リゾートの全額出資子会社)」で構成されています。

 「MINATO-MACHI LIVE(ミナト マチ ライブ)」を事業コンセプトに、地上30階、地下1階、高さ160.7m、延床面積約117,017㎡の超高層複合施設を提案しました。その後、規模が拡大されて、地上34階、高さ約180m、延床面積約131,000㎡に変更になっています。

● 環境影響評価準備書の縦覧
 横浜市環境影響評価条例に基づき、横浜市現市庁舎街区活用事業 環境影響評価準備書の縦覧が行われています。縦覧期間は、2021年1月25日(月)~3月10日(水)までです。

 横浜市 公式ホームページ(2021/01/25)
 横浜市現市庁舎街区活用事業 に係る環境影響評価準備書の縦覧について

 環境影響評価準備書を見ると再び概要が変更されています。階数が地上34階から地上32階、最高部の高さが約180mから約170m、延床面積が約131,000㎡から 約130,200㎡に変更されています。階数が2階減り、高さが約10m低くなりました。

横浜市現市庁舎街区等活用事業の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区港町一丁目1番地
◆ 階数-(タワー棟)地上32階(地上34階から変更)、塔屋2階、地下1階、(行政棟)地上8階、地下1階、(LVA棟)地上2階、地下0階
◆ 高さ-(タワー棟)最高部約170m、建築物約170m(最高部約180m、建築物約170mから変更)、(行政棟)最高部約55m、建築物約37m、(LVA棟)最高部約15m
◆ 敷地面積-16,522.87㎡
◆ 建築面積-約11,100㎡
◆ 延床面積-約130,200㎡(約131,000㎡から変更)
◆ 容積対象床面積-約120,000㎡
◆ 用途-オフィス、教育施設、観光・集客施設、商業施設、宿泊施設ほか
◆ 事業予定者-(代表者)三井不動産、(構成員)、鹿島建設、京浜急行、第一生命、竹中工務店、ディー・エヌ・エー、東急、関内ホテルマネジメント(星野リゾートの全額出資子会社)
◆ 着工-2021年予定
◆ 竣工-2025年予定
◆ 開業-2025年下期予定


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「施設概要図」です。


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「主なフロア構成等」です。


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「施設断面図」です。


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「タワー棟」は、地上32階、高さは最高部約170m、建築物約170mに変更になりました。


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変更前の「タワー棟」は、地上34階、高さは最高部約180m、建築物約170mでした。


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「施設配置図」です。


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「対象事業実施区域位置図」です。


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「横浜市現市庁舎街区等活用事業」の予定地です。



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2021年1月25日 (月)

電通グループ テレワークの定着により「電通本社ビル」を売却 売却額は国内のビル取引として過去最大級の3,000億円規模になる見通し!

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-電通本社ビル-

 国鉄汐留貨物駅は、東京貨物ターミナル駅に機能を譲り1986年11月に廃止されました。旧汐留貨物駅跡地から浜松町駅に至る31haにおよぶ広大な敷地は、土地区画整理事業により11街区に分けられ、留地区再開発として東京都と民間が一体となって、業務、商業、文化、居住などが集まる複合都市として、国内最大級の再開発プロジェクトが行われました。街区の名称は「汐留シオサイト」です。

 「電通本社ビル」は、「汐留シオサイト」の「A街区」に建設されました。国内広告代理店最大手の電通が本社が入る超高層オフィス棟を中核とし、商業施設と劇団四季の劇場などからなる「カレッタ汐留」と「汐留アネックスビル」で構成されています。超高層オフィス棟は、地上48階、塔屋1階、地下5階、高さ約213mです。

● 電通本社ビルを売却!
 「電通グループ」が本社ビル売却を検討しています。新型コロナウイルスの感染拡大で社員のテレワークが定着し、都心に大型のオフィスを構えている必要性が薄れてきているためです。

 産経新聞(2021/01/23)
 電通などコロナで広がる本社売却 進む都心オフィスの空洞化、外資も触手

 電通グループは、新型コロナの影響で広告収入は低迷、本社ビルに勤務する約9,000人の出社率は最近では2割程度にとどまり、余剰スペースが生じていることから、売却で資産の効率化を図ります。ビルの約7割を利用している電通のオフィス利用面積は半分程度に圧縮されるもようで、ビル売却後も大部分をグループで賃借し本社は移転しない方針です。

 売却額は国内のビル取引としては過去最大級の3,000億円規模になる見通しです。不動産サービス大手の「ジョーンズ・ラング・ラサール(JLL)」によると、これまでのビル取引の国内最高額は、2006年に不動産ファンドが香港企業から取得したJR東京駅近くのオフィスビル「パシフィックセンチュリープレイス丸の内」の約2,000億円だそうです。

電通本社ビルの概要
◆ 名称-電通本社ビル
◆ 所在地-東京都港区東新橋一丁目8番1号
◆ 交通(電通四季劇場を基準)-JR山手線・京浜東北線「新橋」駅徒歩約6分、東京メトロ銀座線「新橋」駅徒歩約7分、都営地下鉄浅草線「新橋」駅徒歩約5分、都営地下鉄大江戸線「汐留」駅徒歩約1分、新交通ゆりかもめ「汐留」駅徒歩約3分
◆ 階数-地上48階、塔屋1階、地下5階
◆ 高さ-最高部213.337m、軒高210.087m
◆ 敷地面積-約17,244㎡(A街区全体)
◆ 建築面積-約12,496㎡
◆ 延床面積-約231,701㎡
◆ 構造- 鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-オフィス、店舗、文化施設
◆ 建築主-電通
◆ 設計者・監理者-大林組、アトリエ・ジャン・ヌーベル ジャーディ・パートナーシップ
◆ 施工者-大林組、鹿島建設、清水建設、大成建設、竹中工務店JV
◆ 着工-1999年10月
◆ 竣工-2002年10月31日
◆ オープン-2002年11月01日


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「電通本社ビル」は、「汐留シオサイト」にあります。


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「浜離宮恩賜庭園から見た「電通本社ビル」です。その存在感は圧倒的で、「汐留シオサイト」のランドマークとなっています。


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「電通本社ビル」はとにかく大きくて、「浜離宮恩賜庭園」側から見ると巨大な壁のように見えます。


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上から見ると巨大なブーメラン

 設計は、大林組とジャン・ヌーヴェル氏とジョン・ジャーディ氏のコラボレーションです。外観はユニークで、上から見ると左右非対称の「ブーメラン」のような形状をしています。独特の形状のため見る位置によってさまざまにその姿を変えます。

 外壁の色が純白からダークグレーに変化するグラデーションになっているのは、「カーテンウォール」に「セラミックプリントガラス」を採用しているためです。更に、二重構造ガラスの間に空気を循環させる「エアフローシステム」を採用し、ガラス面で吸収した熱を室内に侵入させない省エネ設計となっています。西側(銀座側)には、12基のシースルーエレベーターが設置されています。


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展望ロビー
 「電通本社ビル」の46階と47階にはレストランがあります。フロアの一角に無料の「展望ロビー」が設けられており、東京湾方面を広範囲に眺める事が出来ます。ビルの所有者が変わって、仮に改修工事が行われたとしても「展望ロビー」は是非とも残して欲しいです。



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2021年1月24日 (日)

中央区 地上45階、高さ約240mの「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」 2021年1月上旬の建設状況

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-八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業-
 東京駅周辺では、丸の内側では怒涛の勢いで再開発が行われていますが、八重洲側では再開発があまり進んでいませんでした。丸の内側は区画が大きい上に地権者が超大手企業のため再開発が比較的スムーズに進みますが、八重洲側は小規模なビルが多く権利関係が複雑に絡み合っているため合意形成が非常に難しいためです。
 
 そんな中でも、「八重洲一丁目東地区再開発計画」、「八重洲二丁目北地区再開発計画」、「八重洲二丁目中地区再開発計画」の3地区で再開発が協議されています。
 その中で、最も進んでいるのが「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」です。地上45階、塔屋2階、地下4階、高さ約240mの巨大な超高層複合ビルが建設されます。

 「三井不動産」は、八重洲二丁目北地区市街地再開発組合の一員として、「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」を推進していますが、2018年12月3日に起工式を執り行いました。

 引用資料 三井不動産(PDF:2018/12/03)
 「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」着工 ~東京駅前における大規模ミクストユースプロジェクトが始動!交通結節機能の更なる強化へ~ 

八重洲二丁目北地区の概要
◆ 計画名-八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事
◆ 所在地-東京都中央区八重洲二丁目地内 他
◆ 交通-JR「東京」駅地下直結、東京メトロ丸の内線「東京」駅地下直結、東京メトロ銀座線「京橋」駅徒歩3分、東京メトロ東西線・銀座線・都営浅草線「日本橋」駅徒歩6分
◆ 階数- (A-1街区)地上45階、塔屋2階、地下4階、(A-2街区)地上7階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-(A-1街区)最高部約240m、(A-2街区)最高部約41m
◆ 地区面積-(A-1街区)12,390.43㎡、(A-2街区)1,043.69㎡
◆ 敷地面積-(A-1街区)10,875.16㎡、(A-2街区)742.92㎡
◆ 延床面積-(A-1街区)283,896.06㎡、(A-2街区)5,853.53㎡
◆ 構造-(A-1街区・A-2街区)鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-(A-1街区)パイルド・ラフト基礎(直接基礎と杭基礎の複合基礎)、(A-2街区)直接基礎
◆ 用途-(A-1街区)オフィス、店舗、ホテル、小学校、バスターミナル、駐車場等、(A-2街区)オフィス、店舗、子育て支援施設、駐輪場、駐車場、住宅等
◆ 客室数-98室(39階~45階)
◆ 建築主-八重洲二丁目北地区市街地再開発組合(事業協力者 三井不動産)
◆ 設計者-(基本設計・実施設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 監理者-日本設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-(既存建物等解体工事)2017年09月01日~2018年11月30日、(地下解体工事)2018年06月01日~2020年12月31日予定
◆ 着工-2018年12月03日(起工式)
◆ 竣工-2022年08月末予定
◆ オープン-2022年末予定(ホテル開業)


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「5階テラスイメージパース」です。


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「外観イメージパース(A-2街区)」です。


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「用途断面図」です。


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「配置図」です。


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南西側から見た「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」の2021年1月上旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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下層階の様子です。西面の「アール状」の曲線がよく分かります。この現場は「逆打ち工法」を採用しているので、地上階と共に地下階の工事も同時に行われています(写真提供読者さん)。


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鉄骨がむき出しになっている部分は、まだ手前に低層の建物が伸びてきます。5階には東京駅を望む「テラス」を整備する予定です。この部分は後施工で「鉄骨建方」が行われます(写真提供読者さん)。


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南側には「構台」が設置されています。この部分も後施工で「鉄骨建方」が行われます(写真提供読者さん)。 


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東面です。東面も西面と同じく「アール状」の曲線になっています。この部分も後施工で「鉄骨建方」が行われます。「小学校」はこの部分に建設されます(写真提供読者さん)。


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北側から見た様子です。北側にも「構台」が設置されています。手前のタワークレーンは「(仮称)ヤンマー東京ビル新築工事」の建設現場です(写真提供読者さん)。 

● 八重洲Kビル
 写真左側の茶色のビルは「八重洲Kビル」です。八重洲Kビルは「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」には参画しませんが、「(仮称)東京Yビルプロジェクト」として、地上12階、地下1階、高さ55m、延床面積約6,050㎡のオフィスビルに単独で建て替えられる予定です。


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「(仮称)東京Yビルプロジェクト」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2021年1月23日 (土)

JR東日本の大規模複合型まちづくり KAWASAKI DELTA(カワサキデルタ) JR川崎タワー 商業棟が2021年5月13日(木)より順次開業!

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-川崎駅西口開発計画-
 JR東日本は、「川崎駅西口大宮町地区」において、川崎市の中心的な広域拠点としての商業・業務エリアの形成を目指し、複合的土地利用による都市機能の強化を図るために、業務・宿泊・商業施設を新設する計画を進めています。このプロジェクトは、以前は「大宮町地区 A-2街区」と呼ばれていました。

 JR東⽇本は、「川崎駅⻄⼝開発計画」について、2018年4⽉より準備⼯事等を進めていましたが、2018年5月18日に「起工式」を執り⾏い、本体建設⼯事に着⼿しました。

 JR東日本は、街区名称を「KAWASAKI DELTA(カワサキデルタ)」に決定しています。街区内は「JR川崎タワー オフィス棟・商業棟」と「ホテルメトロポリタン 川崎」、歩行者デッキ上の中央広場「デルタプラザ」による構成とします。先行して2020年5月18日に「ホテルメトロポリタン 川崎」が開業しています。

 引用資料 JR東日本(PDF:2020/03/26)
 川崎駅西口開発計画 2021年4月全体完成 街区名称を「KAWASAKI DELTA」に決定

● 商業棟が2021年5月13 日(木)より順次開業!
 JR東日本は2021年1月22日に、川崎駅西口開発計画「KAWASAKI DELTA(カワサキデルタ)」において、「JR川崎タワー」商業棟が2021年5月13日から順次開業すると発表しました。

 引用資料 JR東日本(PDF:2021/01/22)
 JR川崎タワー 商業棟が2021年5月13日(木)より順次開業

KAWASAKI DELTA(カワサキデルタ)の概要
◆ 計画名-川崎駅西口開発計画
◆ 所在地-神奈川県川崎市幸区大宮町1番地5
◆ 交通(ホテルメトロポリタン 川崎を基準)-JR東海道線・南武線・京浜東北線「川崎」駅より徒歩約2分、京急「川崎」駅より徒歩約9分
◆ 階数-(オフィス高層棟)地上29階、塔屋2階、地下2階、(オフィス低層棟)地上5階、地下1階、 (ホテル棟)地上16階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-(オフィス高層棟)最高部約135m、軒高128.25m、(オフィス低層棟)約27m、(ホテル棟))最高部約65m、軒高約59m
◆ 敷地面積-12,429.60㎡(施設全体)
◆ 建築面積-11,050.75㎡(施設全体)
◆ 延床面積-136.468.85㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、ホテル、商業施設
◆ 客室数-全304室(スイートルーム×1室、ツインルーム×101室、クイーンルーム×202室)
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-ジェイアール東日本建築設計事務所(オフィス棟構造設計協力 大成建設)
◆ ホテルインテリアデザイン監修-SUPPOSE DESIGN OFFICE Co., Ltd.
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2018年05月18日(起工式)
◆ 竣工-2021年04月30日予定
◆ オープン-2020年05月18日(ホテルメトロポリタン 川崎)、2020年05月13日予定(順次開業)


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「JR川崎タワー 商業棟(敷地北西側から望む)」です。


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商業棟2階「カフェ&レストラン」のイメージです。


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3階~5階(屋上)「ジェクサー・フィットネス&スパ 24 川崎」のイメージです。


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「配置図」です。


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「アクセス」です。JR「川崎」駅下車西口より屋根付き歩行者デッキにて直結徒歩3分です。



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2021年1月22日 (金)

JR中野駅南口 オフィス棟と住宅棟の超高層ツインタワー「中野二丁目地区第一種市街地再開発事業」 2021年1月上旬の建設状況

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-中野二丁目地区第一種市街地再開発事業-
 「中野二丁目地区市街地再開発組合」は、東京都中野区中野二丁目他で事業を推進する「中野二丁目地区第一種市街地再開発事業」において、2020年3月10日に権利変換計画認可を受け、2020年3月26日に着工しました。「住友不動産」は参加組合員として再開発事業に参画しています。

 引用資料 住友不動産(PDF:2020/03/30)
 中野駅南口駅前で賑わいの創出 「中野二丁目地区第一種市街地再開発事業」工事着手 オフィス棟と住宅棟の高層ツインタワー

 「中野二丁目地区第一種市街地再開発事業」は、市街地再開発事業と土地区画整理事業の一体的施行という手法を用いて、駅前広場の拡張整備、駅周辺の回遊性を高める交通動線の整備、また、敷地内においては、人々の憩いや交流の場となる広場空間を確保し、中野駅南口の賑わいの核となる整備を目指します。

中野二丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-中野二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物
◆ 所在地-東京都中野区中野二丁目地内
◆ 交通-JR中央線「中野」駅、東京メトロ東西線「中野」駅すぐ
◆ 階数-(住宅棟)地上37階、地下2階、(業務棟)地上20階、地下2階
◆ 高さ-(住宅棟)最高部l146.84m、(業務棟)最高部115.83m
◆ 敷地面積-(住宅棟)4,404.85㎡、(業務棟)5,676.67㎡
◆ 建築面積-(住宅棟)3,465.32㎡、(業務棟)4,142.96㎡
◆ 延床面積-(住宅棟)49,343.93㎡、(業務棟)49,759.50㎡
◆ 用途-オフィス、共同住宅、店舗、駐車場
◆ 構造-(住宅棟)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、(業務棟)鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 総戸数-397戸(分譲2戸、賃貸395戸)
◆ 建築主-中野二丁目地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産)
◆ 設計者-アール・アイ・エー(コンサルタント/基本・実施設計)
◆ 施工者-西松建設(特定業務代行者/建築施工)
◆ 着工-2020年03月26日
◆ 竣工-2024年02月29日予定

(備考)上記の「階数、高さ、敷地面積、建築面積、延床面積、総戸数」の数値は、東京都環境局の数値を採用しています。そのため、2020年3月30日の「住友不動産」のニュースリリースや「建築計画のお知らせ」の数値とは一部異なります。

 「住友不動産」のニュースリリースでは、「住宅棟」が、地上37階、地下1階、高さ約147m、「業務棟」が、地上20階、地下2階、高さ約117mとなっています。「建築計画のお知らせ」では、最高部の高さが147.18mとなっています。


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外観完成イメージパース

 北側に、地上20階、地下2階、高さ約117mの「業務棟」、南側に地上37階、地下1階、高さ約147mの「住宅棟」を配置します。両棟共に低層部に店舗等を配置する計画です。


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「断面図」です。


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「配置図」です。


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「中野二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物」の建設現場です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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「乗り入れ構台」が見えます(写真提供読者さん)。


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「中野二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2021年1月21日 (木)

国土交通省 JR東日本の「羽田空港アクセス線」の鉄道事業許可 「羽田空港」への新たなアクセスルートにより、利用者利便性が向上!

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-羽田空港アクセス線-
 「電通グループ」が、東京都港区の本社ビルを売却する検討に入ったそうです。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、遠隔勤務を主体とした分散型のオフィスに改革します。売却額は国内の不動産取引として過去最大級の3,000億円規模になる見通しです。

 本題に戻って、「JR東日本」が整備を計画してる「(仮称)羽田空港アクセス線」のうち新線として整備する東京貨物ターミナル~羽田空港間の「アクセス新線」が、2021年1月20日付で国土交通省から鉄道事業法に基づく第一種鉄道事業として許可されました。

 引用資料 国土交通省(2021/01/20)
 東日本旅客鉄道株式会社「羽田空港アクセス線」の鉄道事業許可 ~羽田空港への新たなアクセスルートにより、利用者利便性が向上します~

 引用資料 JR東日本(PDF;2021/01/20)
 羽田空港アクセス線(仮称)の鉄道事業許可について


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事業概要
 事業費は3,000億円、開業は2029年度を予定しています。運転本数は1時間8本(上下線) 、1日144本(上下線)とされています。片道では、1時間4本となるので、15分間隔での運転を想定しています。


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事業区間位置図
 事業区間は12.4kmです。JR田町駅付近から東京貨物ターミナルまでを既存線路の「改良区間」、東京貨物ターミナルから羽田空港までを「新線建設」として整備します。延長は「改良区間」が約7.4km、「アクセス新線」が約5.0kmとなります。


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羽田空港アクセス線(仮称)整備事業

 JR東日本は、羽田空港と東京駅、新宿駅、新木場駅の3つの駅を結ぶ「羽田空港アクセス線構想」を発表しています。実現すれば、東京駅まで最短18分(現在は最短28分)、新宿駅まで最短23分(現在は最短41分)、臨海部の新木場駅まで最短20分(現在は最短41分)でいずれも乗り換えなしで結ばれ、空港へのアクセス時間が大幅に短縮されます。

(1) 東山手ルート(東京駅ルート)
 
最短18分(現在は最短28分):羽田空港(新設)→羽田空港新線(新設)→東京貨物ターミナル→大汐線(改修)→大汐短絡線(新設)→田町駅付近で東海道本線に合流→東海道本線→東京駅

(2) 西山手ルート(新宿駅ルート)
 
最短23分(現在は最短41分):羽田空港(新設)→羽田空港新線(新設)→東京貨物ターミナル→東品川短絡線(新設)→大井町駅~品川シーサイド駅間でりんかい線に合流→りんかい線→埼京線→新宿駅

(3) 臨海部ルート(新木場駅ルート)
 
最短20分(現在は最短41分):羽田空港(新設)→羽田空港新線(新設)→東京貨物ターミナル→りんかい線の引込線(複線化)→品川埠頭分岐部信号場→りんかい線→新木場駅



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2021年1月20日 (水)

NHK放送センターの建て替え 地上17階、高さ約92m、延床面積約272,000㎡の「NHK放送センター建替工事」 2021年1月上旬の状況

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-放送センター建替工事、
 
「日本放送協会(NHK)」は、東京都渋谷区で「NHK放送センター建替工事」を計画しています。「情報棟」など3棟や人工地盤を含めた総延床面積272,118.73㎡を建設する計画で、想定建設費は約1,700億円です。「NHKホール」は改修工事を行い継続使用する予定です。

 引用資料 NHK(PDF:2019/11/12)
 新放送センター 基本計画の概要について

 現在は、「ふれあいホール及びスロープ・コンコース他の一部解体工事」を行っています。 解体工事の工期は、2020年9月1日~2021年7月31日予定です。第Ⅰ期工事の「情報棟」は、2021年5月1日に着工予定です。

NHK放送センター建替工事の概要
◆ 所在地- 東京都渋谷区神南二丁目2番1号
◆ 交通(NHKホールを基準)-JR山手線「原宿」駅徒歩10分、東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前」駅徒歩10分、各線「渋谷」駅徒歩15分、東京メトロ千代田線「代々木公園」駅徒歩15分
◆ 階数-地上17階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部約92m、軒高約88m
◆ 敷地面積-82,646.26㎡(施設全体)
◆ 建築面積-43,706.32㎡(50,729.17㎡)
◆ 延床面積-272,118.73㎡(295,454.98㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部杭基礎
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-放送局、事務所、放送用スタジオ、劇場
◆ 建築主-日本放送協会(NHK)
◆ 設計者-竹中工務店・久米設計 設計施工共同企業体(代表者 竹中工務店)
◆ 施工者-竹中工務店・久米設計 設計施工共同企業体(代表者 竹中工務店)
◆ 解体工事-2020年09月01日~2021年07月31日予定
◆ 着工-2021年05月01日予定
◆ 竣工-2036年12月31日予定


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「全ての建替完了後のイメージ図(点線内)」です。


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「情報棟外観イメージ図(渋谷区役所交差点より)」です。


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「全体配置計画」です。


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「整備概要」です。


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「NHK放送センター建替工事」の予定地の2021年1月上旬の状況です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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「建設現場事務所」です(写真提供読者さん)。


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「解体工事のお知らせ」です。「ふれあいホール及びスロープ・コンコース他の一部解体工事」を行っています。 解体工事の工期は、2020年9月1日~2021年7月31日予定です(写真提供読者さん)。


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「NHK放送センター建替工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2021年1月19日 (火)

茨城県ひたちなか市 ひたちなか海浜鉄道の湊線を国営ひたち海浜公園方面に3.1km延伸 国土交通省が申請を認可 2024年春の開業予定!

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-ひたちなか海浜鉄道の湊線-

 「国土交通省は」、茨城県ひたちなか市の「ひたちなか海浜鉄道」から申請がなされていた、鉄道事業法第3条に基づく第一種鉄道事業許可申請について、2021年1月15日付で認可しました。

 これまで終点だった「阿字ケ浦駅」と2つの新駅を結ぶ線路を新設します。延伸区間は3.1kmで、事業費は78億円を見込んでいます。「ひたちなか海浜鉄道」は2022年1月にも工事の施工認可を申請、2024年春の開業を目指します。

 引用資料 国土交通省(2021/01/15)
 ひたちなか海浜鉄道(株)湊線の第一種鉄道事業許可について

 ひたちなか海浜鉄道湊線は、勝田駅~阿字ケ浦駅間の14.3kmが営業路線です。計画によると阿字ケ浦駅から北側の国営ひたち海浜公園方面に線路を延ばし、新駅2カ所を設けます。

 年間200万人以上が訪れる国営ひたち海浜公園の西口まで線路を延ばし、公園利用者の利便性を高めます。終端駅に交通ターミナル機能を整備し、交流人口の拡大や地域活性化にもつなげます。


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許可路線(区間)

 ひたちなか海浜鉄道湊線の阿字ヶ浦駅~新駅2間の3.1kmです。開業は2024年春の予定です。

● 国営ひたち海浜公園
 「国営ひたち海浜公園」は、年間200万人以上が訪れる茨城県の人気の観光地です。特に3月下旬〜4月中旬の「スイセン」、4月中旬〜4月下旬の「チューリップ」、4月中旬〜5月上旬の一面が青となる「ネモフィラ」、10月上旬から10月下旬の一面が赤となる「コキア」は有名です。


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ひたちなか海浜鉄道の路線図

 「ひたちなか海浜鉄道」は、茨城県ひたちなか市に本社を置く鉄道事業者です。「ひたちなか市(50.56%)」と「茨城交通(49.44%)」が出資する第三セクター企業です。営業路線は、勝田駅~阿字ヶ浦駅間の14.3km、駅数10駅、軌間1,067mmとなっています。



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2021年1月18日 (月)

地上35階、高さ約135mの「アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉」 「新築工事に係る事後調査結果報告書」により正確な概要が判明!

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-アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉-

 アパグループは、横浜市中区海岸通五丁目に「(仮称)アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉新築工事」を建設しました。2017年4月7日に起工式が行われ、2019年9月20日にオープンしました。

 「アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉」は、地上35階、塔屋2階、地下2階、客室数2,311室と、現時点では1棟の建物としては日本最大客室数のホテルです。

● 新築工事に係る事後調査結果報告書
 2021年1月15日に、横浜市から「(仮称)アパホテル&リゾート<横浜ベイタワー>新築工事に係る事後調査結果報告書(供用時その1)」が公開されています。「新築工事に係る事後調査結果報告書」により正確な概要が判明しました。

 引用資料 横浜市・公式HP(2021/01/15)
 (仮称)アパホテル&リゾート<横浜ベイタワー>新築工事に係る事後調査結果報告書(供用時その1)

 「建築計画のお知らせ」の数値と実際に竣工した数値とは異なる場合が多いです。東京都は竣工後の数値を「東京都環境局」が公開していますが、ほとんどの都市は公開していません。「横浜市」と「川崎市」の一部のビルは、「事後調査結果報告書」で公開する事があるので助かります。

アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉の概要
◆ 計画名-(仮称)アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉新築工事
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区海岸通五丁目25番3(地番)
◆ 交通-みなとみらい線「馬車道」駅から徒歩3分、JR根岸線・京浜東北線、横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅から徒歩9分
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部135.04m、建築物135.04m
◆ 敷地面積-8,328.63㎡
◆ 建築面積-4,025.15㎡(3,993.47㎡から変更)
◆ 延床面積-64,686.70㎡(64,516.80㎡から変更)
◆ 容積対象床面積-49,968.99㎡(新たに判明)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下) 鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-ホテル、集会場、飲食、物販、自動車車庫
◆ 客室数-2,311室(1棟の建物として日本最大客室数のホテル)
◆ 建築主-アパマンション(アパグループ)
◆ 設計者-久米設計・新居千秋都市建築設計JV
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年4月07日(起工式)
◆ 竣工-2019年08月31日
◆ オープン-2019年09月20日予定


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「アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉」 の完成イメージです。


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「施設断面図」です。高さは最高部135.04m、建築物135.04mと変更はありませんでした。


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「施設配置図」です。



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2021年1月17日 (日)

JR東日本 中央線「飯田橋駅」のホームを新宿方に200m移設して直線化 供用開始された新西口駅舎!

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-JR飯田橋駅-

 JR東日本は、中央線飯田橋駅のホームを西側(新宿方)に約200m移設しました。移設前の「飯田橋駅」の中央線ホームは、急曲線区間(曲線半径R=300m)にあり、列車とホームの隙間が大きくなっていました。列車とホームの隙間が最大で33cmもありました。

 飯田橋駅では、ホームの抜本的な安全対策として、新宿寄りにホームを約200m移設し、列車とホームの隙間を狭小化する工事と、これに合わせて西口駅舎の改良等工事を行っていましたが、2020年7月12日 初電から新ホーム、新西口駅舎および歩行者空間が供用開始されました。

 引用資料 JR東日本(PDF:2020/06/16)
 飯田橋駅がより安全に、より便利になります~新ホーム、新西口駅舎および歩行者空間の供用開始について~

 旧ホームは、曲線半径が300mでしたが、新ホームは、曲線半径が900mとなります。「新西口駅舎」は、鉄骨造の地上2階で、延床面積約2,200㎡です。 多機能トイレ(1か所)、エレベーター(15人乗り×1基)、店舗は5店舗(1階に3店舗、2階に2店舗)となっています。

JR飯田橋駅の概要
◆ 所在地-東京都千代田区飯田橋四丁目17番27他
◆ 階数-地上2階、地下0階
◆ 高さ-12.18m
◆ 敷地面積-2,392.71㎡
◆ 建築面積-1,389.21㎡
◆ 延床面積-2,226.48㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部CFT造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-駅舎、店舗
◆ 建築主-JR東日本
◆ 設計者-JR東日本
◆ 施工者-飯田橋駅改良共同企業体(構成員代表者 鉄建建設)
◆ 着工-2017年05月01日
◆ 竣工-2021年08月末予定
◆ 供用開始-2020年07月12日


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「西口駅舎・駅前広場イメージ図」です。


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「工事着手前(2014年7月)」です。


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「仮西口駅舎」の使用時です。


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「供用開始後」です。


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「飯田橋駅新西口駅舎1階平面図」です。


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「飯田橋駅新西口駅舎」です。2020年7月12日 初電から新ホーム、新西口駅舎および歩行者空間の供用開始されましたが、まだ工事は続いています。「建築計画のお知らせ」によると竣工は、2021年8月末予定となっています(写真提供読者さん)。


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「飯田橋駅新西口駅舎」は、既存の線路とホームの上に人工地盤を構築して設置しています。解体された旧西口駅舎の柱が一部残っています(写真提供読者さん)。


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役目を終えて閉鎖された「仮西口駅舎」です(写真提供読者さん)。



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2021年1月16日 (土)

(仮称)芝浦4丁目計画 地上33階、高さ約120mの「プラウドタワー芝浦」 公式ホームページがオープン!

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-プラウドタワー芝浦-

 港区芝浦四丁目にあった「日本航空田町ビルディング」の跡地に、 地上33階、地下1階、高さ119.98m、総戸数421戸の超高層タワーマンション「(仮称)芝浦4丁目計画」が建設中です。 

 公式ホームページがオープンしました。予想されていた通り、正式名称は「プラウドタワー芝浦」となりました。公式ホームページのオープンにより、外観デザインが判明しました。

 引用資料 公式ホームページ
 プラウドタワー芝浦

 近くの芝浦二丁目に似たような規模の「(仮称)港区芝浦二丁目計画」が建設中です。「(仮称)芝浦4丁目計画」と「(仮称)港区芝浦二丁目計画」は混同しそうになりますが、こちらは「ブランズタワー芝浦」で別の物件です。

プラウドタワー芝浦の概要
◆ 計画名-(仮称)芝浦4丁目計画
◆ 所在地-東京都港区芝浦四丁目4-45(地番)
◆ 交通-JR山手線・京浜東北線 「田町」駅徒歩11分、JR山手線・京浜東北線 「高輪ゲートウェイ」駅徒歩18分
◆ 階数- 地上33階、地下1階
◆ 高さ-最高部119.98m、軒高119.50m
◆ 敷地面積-4,134.51㎡
◆ 建築面積-1,559.15㎡
◆ 延床面積-43,398.61㎡
◆ 用途-共同住宅、保育施設(保育所)
◆ 総戸数-421戸
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-(調査中)
◆ 建築主-野村不動産
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2020年03月11日
◆ 竣工-2023年01月中旬予定
◆ 入居開始-2023年03月中旬予定


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「プラウドタワー芝浦」の完成イメージです。


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プライベートガーデンのような水景

 「公開空地」を含めた敷地全体のまさに中央に配した、2層吹き抜け天井高約6.9mの高さを誇るエントランスホール。大きなウインドーからは水景が癒やしてくれるプライベートガーデンが臨めます。


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PLAZA(公開空地)

 「PLAZA」と名づけられた約1,900㎡の「公開空地」は、針葉樹、広葉樹を含む⾼⽊と中低⽊が⽣い茂る都⼼の森となっています。

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「配置図」です。敷地全体の約半分を緑あふれる公開空地「PLAZA」が占めます。


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「位置図」です。



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2021年1月15日 (金)

荒川区 JR常磐線三河島駅前 地上43階、高さ約160mの「三河島駅前北地区再開発事業」 2021年5月頃都市計画決定となる見通し!

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-三河島駅前北地区再開発事業-

 東京都荒川区のJR常磐線三河島駅前の三河島駅前地区再開発には、「三河島駅前北地区」と「三河島駅前南地区」があります。三河島駅前南地区は、「三河島駅前南地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事」として先に開発されました。正式名称は「アトラスブランズタワー三河島」で、地上34階、地下1階、高さ119.68m、総戸数327戸の超高層タワーマンションです。

 三河島駅前北地区の「三河島駅前北地区市街地再開発準備組合」は、地上43階、地下1階、高さ約160m、延床面積約89,600㎡、総戸数約760戸の超高層複合ビルを建設する予定です。

 日刊建設工業新聞(2020/09/16)
 三河島駅前北地区再開発(東京都荒川区)/43階建て延べ9万平米規模に/準備組合

 地上1階~地上3階に店舗と荒川区営体育館、地上4階~43階に共同住宅が入ります。共同住宅のうち地上4階~11階は高齢者用、12階~43階は単身者やファミリー用を予定しています。

 再開発準備組合には、事業協力者として「清水建設、三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンスJV」が参画、コンサルタントは「佐藤総合計画」が努めます

● 2021年5月頃都市計画決定となる見通し!
 東京都荒川区は、「三河島駅前北地区再開発事業」の都市計画手続きに入ります。順調に進めば、2021年5月ごろにも都市計画決定となる見通しです。都市計画決定後、準備組合は本組合に移行し、権利変換計画認可を経て着工します。総事業費は400億~430億円を見込みます。 

 建設通信新聞(2021/01/14)
 5月にも都計決定/9万㎡ 総事業費400億円/荒川区の三河島駅北地区再開発

三河島駅前北地区再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都荒川区西日暮里一丁目4他
◆ 交通-JR常磐線「三河島」駅、JR山手線等・京成本線・日暮里舎人ライナー「日暮里」駅分、京成電鉄本線「新三河島」駅
◆ 階数-地上43階、地下1階
◆ 高さ-約160m
◆ 区域面積-約15,000㎡
◆ 延床面積-約89,600㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅(4階~43階)、店舗、荒川区営体育館
◆ 総戸数-約760戸
◆ 建築主-三河島駅前北地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-清水建設、三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンスJV
◆ コンサルタント-佐藤総合計画
◆ 都市計画決定-2021年05月頃予定
◆ 本組合設立認可-2021年度予定
◆ 権利変換計画認可-2022年度予定
◆ 着工-2023年度予定
◆ 竣工-2026年度予定
◆ 総事業費-400億~430億円


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三河島駅前地区再開発には、「三河島駅前北地区」と「三河島駅前南地区」があります。

 引用資料 荒川区・公式ホームページ
 三河島駅前北地区の再開発


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「三河島駅前北地区再開発」の予定地を南西側から見た様子です。


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計画地中心部に面積約3,500㎡の旧区立真土小学校跡地があり、荒川区が最大の地権者となっています。学校跡地の校舎などは解体済みです。


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「三河島駅前北地区再開発」の予定地を南東側から見た様子です。


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アトラスブランズタワー三河島
 
「三河島駅前南地区」は、「三河島駅前南地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事」として先に開発されました。正式名称は「アトラスブランズタワー三河島」で、地上34階、地下1階、高さ119.68m、総戸数327戸(再開発組合員取得予定住戸14戸含む、他、共用施設、店舗、事務所等)の超高層タワーマンションです。1階・2階は商業施設となっています。

 売主が「旭化成不動産レジデンス、東急不動産」だったので、正式名称は、旭化成不動産レジデンスの「アトラス」と東急不動産の「ブランズ」を合わせて、「アトラスブランズタワー三河島」となりました。

アトラスブランズタワー三河島の概要
◆ 計画名-三河島駅前南地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事
◆ 所在地-東京都荒川区東日暮里六丁目1番1号
◆ 交通-JR常磐線「三河島」駅徒歩1分、JR山手線等・京成本線・日暮里舎人ライナー「日暮里」駅徒歩13分、京成電鉄本線「新三河島」駅徒歩10分
◆ 階数-地上34階、地下1階
◆ 高さ-最高部119.68m、軒高113.41m
◆ 敷地面積-3,806.96㎡
◆ 建築面積-1,935.98㎡
◆ 延床面積-36,679.97㎡(容積対象延床面積25,269.25㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(53本)
◆ 地震対策-制震構造(コアウォールと地震エネルギーを吸収する境界梁型制震ダンパーを組み合わせ)
◆ 用途-共同住宅(3階~34階)、オフィス、店舗
◆ 総戸数-327戸(再開発組合員取得予定住戸14戸含む、他、共用施設、店舗、事務所等)
◆ 建築主-三河島駅前南地区市街地再開発組合(売主 旭化成不動産レジデンス、東急不動産)
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設、工藤工務店JV
◆ 着工-2012年02月27日
◆ 竣工-2014年07月24日(工事完了)、2014年08月(竣工)
◆ 入居開始-2014年09月下旬



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2021年1月14日 (木)

「明治安田生命新宿ビル」他の跡地 地上23階、高さ約129mの「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」 2021年1月上旬の状況

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-(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト-
 「小倉智昭氏」が、キャスターを務めるフジテレビ系情報番組「情報プレゼンター とくダネ!」が、2021年3月26日の放送をもって番組が終了します。長い間、ご苦労様でした。

 私の中で「小倉智昭氏」と言えば「パソコンサンデー」です。1986年11月に発売前のシャープのパソコン「X68000」が、パソコンサンデーのスタジオ登場した時の興奮は、34年以上経過した今でもはっきり覚えています。あの頃のパソコン業界は本当に楽しかった!

 本題に戻って、「明治安田生命」は、新宿駅西口に近接する「明治安田生命新宿ビル」などの解体工事に2020年4月1日に着手しました。「明治安田生命新宿ビル」と隣接する6棟を一体的に解体します。

 解体区域の敷地面積は約6,300㎡とかなり広いです。解体工事の施工は「大成建設」が担当します。解体工事の工期は2022年8月31日までを予定しています。

 解体されるビルは、「(1)明治安田生命新宿ビル、(2)明治安田生命新宿ビル別館、(3)第一スカイビル、(4)高倉第二ビル、(5)明治安田生命新宿第三ビル跡地、(6)永和ビル跡地」の合計6棟です。「(7)KSビル跡地」の解体工事は、鉄道弘済会が発注しました。

 「明治安田生命保険」は、「明治安田生命新宿ビル」や周辺のビルを一体的に建て替えます。計画称は「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」で、概要は、地上23階、地下4階、高さ(最高部129.00m(設備突出部)、建築部126.00m)、延床面積約97,590㎡です。オフィス、商業、ホール、駐車場などで構成する予定です。

 引用資料 新宿区景観まちづくり審議会(2020/07/17)
 第69回新宿区景観まちづくり審議会 

(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿一丁目9番1~12
◆ 交通-JR「新宿」駅徒歩2分、東京メトロ丸の内線「新宿」駅徒歩4分、小田急線「新宿」駅徒歩4分、京王線「新宿」駅徒歩4分、京王新線(都営新宿線)「新宿」駅徒歩5分、都営大江戸線「新宿」駅徒歩5分
◆ 階数-地上23階、地下4階
◆ 高さ-最高部129.00m(設備突出部)、建築部126.00m
◆ 敷地面積-6,294.72㎡
◆ 建築面積-約3,900㎡
◆ 延床面積-約97,590㎡
◆ 容積対象面積-約81.800㎡(容積率1,300%)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、ホール、子育て支援施設、駐車場
◆ 建築主-明治安田生命保険
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 解体工事-2020年04月01日~2022年08月31日予定
◆ 着工-2021年04月01日予定
◆ 竣工-2025年07月31日予定


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「駅前広場を取り囲む光の演出」です。低層部の柱や壁面をライトアップして、駅前広場を取り囲むような夜間景観を演出する計画です。


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「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」のイメージパースです。建物は暖色系の「PCカーテンウォール」を外装に使い、駅前のランドマークを形成する外観を目指します。

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「断面図」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。


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「明治安田生命新宿ビル」です(写真提供読者さん)。


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「明治安田生命新宿ビル」の北側です(写真提供読者さん)。


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街区を北西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「明治安田生命新宿ビル」の裏側です(写真提供読者さん)。


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「解体工事のお知らせ」です(写真提供読者さん)。


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「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」の「建築計画のお知らせ」です。建築計画のお知らせの高さの部分に「最高129.00m設備突出部」が追記されました。これにより最高部の高さは129.00mと判明しました(写真提供読者さん)。



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2021年1月13日 (水)

「東京ミッドタウン日比谷」のすぐ北側 (仮称)東宝ツインタワービル再開発計画 新築工事 2021年1月上旬の状況

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-東宝ツインタワービルの建て替え-
 「東宝」は、取締役会において、 千代田区有楽町一丁目の 「東宝ツインタワービル」 の 閉館及び建て替え について決議しています。「東宝ツインタワービル」は、東宝創業の地である日比谷に、屋上の二つの塔をシンボルマークとして1969年5月に開業しました。

 引用資料 東宝(PDF:2019/06/25)
 東宝ツインタワービル 再開発計画の概要

 「東宝ツインタワービル」は、2019年12月末に閉館しました。閉館後の新ビルについては、低層部に商業店舗を配置したオフィスビルを計画し、映画・演劇を中心とした上質なエンタテイ ンメントの街「日比谷ブロードウェイ」の玄関口に相応しいビルの再生を目指します。2023年春に新ビル開業を予定しています。

● (仮称)東宝ツインタワービル再開発計画 新築工事
 現在は、「東宝ツインタワービル解体工事」が行われています。施工者は「竹中工務店」、解体工事の工期は、2020年1月15日~2021年4月30日(予定)となっています。「(仮称)東宝ツインタワービル再開発計画 新築工事」は、2021年4月1日着工予定です。

東宝ツインタワービル再開発計画の概要
◆ 計画名-(仮称)東宝ツインタワービル再開発計画 新築工事
◆ 所在地-東京都千代田区有楽町一丁目2-3
◆ 交通-東京メトロ日比谷線・東京メトロ千代田線「日比谷」駅直結、東京メトロ有楽町線「有楽町」駅徒歩4分、都営三田線「日比谷」駅徒歩3分、JR線「有楽町」駅徒歩3分
◆ 階数-地上11階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-54.55m
◆ 敷地面積-1,491.83㎡
◆ 建築面積-1,313.65㎡
◆ 延床面積-16,696.96㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場
◆ 建築主-東宝
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2020年01月15日~2021年04月30日予定
◆ 着工-2021年04月01日予定
◆ 竣工-2023年03月15日予定
◆ 開業-2023年春予定
◆ 所要資金-約90億円予定


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「東宝ツインタワービル解体工事」を北東側から見た様子です。地上躯体は姿を消しています。解体工事の工期は、2020年1月15日~2021年4月30日(予定)となっています(写真提供読者さん)。


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「(仮称)東宝ツインタワービル再開発計画 新築工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。


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すぐ南側に「東京ミッドタウン日比谷」があります。



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2021年1月12日 (火)

新宿TOKYU MILANO再開発計画 地上48階、高さ約225mの「(仮称)歌舞伎町一丁目地区開発計画 新築工事」 2021年1月上旬の建設状況

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-新宿TOKYU MILANO再開発計画-
 2014年12月31日に閉館した新宿・歌舞伎町の映画館「新宿TOKYU MILANO(新宿ミラノ座)」の跡地活用に向けた再開発事業が動き出しています。「東急建設」の施工で既存施設の解体工事「新宿TOKYU MILANO(本館・新館)解体工事」が行われました。

 当初は同じ街区の北西側に立地する「グリーンプラザ新宿」は再開発に参加しない見通しと伝えられていましたが、再開発に加わる事になり、街区の一体的な再開発が可能になりました。

 地上48階、塔屋1階、地下5階 、高さ約225m、延床面積87,871.50㎡の超高層複合ビルが建設されます。敷地面積4,603.74㎡で、高さ200m超は日本では最小敷地面積です。

 「東京急行電鉄」と「東急レクリエーション」は2019年8月5日に、「歌舞伎町一丁目地区開発計画(新宿TOKYU MILANO再開発計画)」の建設工事に着手しました。2022年8月31日の完成を予定しています。

 引用資料 東急レクリエーション(PDF:2019/08/05)
 歌舞伎町一丁目地区開発計画(新宿 TOKYU MILANO 再開発計画)」本格着工について

 引用資料 第64回新宿区景観まちづくり審議会(2018/04/13)
 (PDF)新宿TOKYU MILANO再開発計画

新宿TOKYU MILANO再開発計画の概要
◆ 計画名-(仮称)歌舞伎町一丁目地区開発計画 新築工事
◆ 所在地-東京都新宿区歌舞伎町一丁目29番1、同番番3
◆ 交通- 西武「西武新宿」駅徒歩2分、JR「新宿」駅東口徒歩7分
◆ 階数-地上48階、塔屋1階、地下5階  
◆ 高さ-最高部約225m
◆ 敷地面積-4,603.74㎡
◆ 建築面積-3,171.05㎡  
◆ 延床面積-87,949.98㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-ホテル、劇場、映画館、店舗、駐車場等
◆ 客室数-未定(運営:東急ホテルズ)
◆ 建築主-東急レクリエーション、東京急行電鉄
◆ 設計者・監理者-久米設計・東急設計コンサルタント設計共同企業体
◆ 外装デザイン-永山祐子建築設計
◆ 企画・プロデュース-POD
◆ 施工者-清水・東急建設共同企業体(清水建設、東急建設JV)
◆ 着工-2019年08月05日 
◆ 竣工-2022年08月31日予定 


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「立面図(東側・北側・西側・南側)」です。


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「建築計画概要」です。約1,500人を収容する「ライブホール」、約850席の劇場、約8スクリーンの「映画館」、宿泊施設(運営:東急ホテルズ)を立体的に配置します。


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「配置図」です。


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「(仮称)歌舞伎町一丁目地区開発計画 新築工事」の2021年1月上旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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東側の「シネシティ広場」側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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基壇部の中空部分を支える「ブレース」の密度が凄いです(写真提供読者さん)。


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北東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「(仮称)歌舞伎町一丁目地区開発計画 新築工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2021年1月11日 (月)

神宮前交差点 超斬新なデザイン 新たなランドマークとなる「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業 新築工事」 2021年1月上旬の建設状況

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-神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業-

 「表参道」と「明治通り」が交差する「神宮前交差点」は、東京の顔とも言えます。北東側角にはランドマークとなる「東急プラザ表参道原宿」が建設されました。

 「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」の予定地は、商業地としての高いポテンシャルを有する一方、建築物の老朽化、明治通り拡幅による狭小な土地、歩行者と自動車が交錯する変形五叉路などの課題を抱えています。

 街区を再編・統合し、土地の有効・高度利用を図り、立地特性に相応しい商業拠点等を整備し、にぎわいを形成するとともに、変形五叉路の解消など安全な歩行者空間の確保を図り、西側角に新たなランドマークを建設します。

● 超斬新な外装・屋上デザイン!
 「神六再開発」と、権利者及び特定事業参加者である「東急不動産」は、共に事業を進めている「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」の外装・屋上デザインは、度肝を抜く超斬新なデザインで、間違いなく「神宮前交差点」の新たなランドマークになります。

 引用資料  東急不動産(2020/09/07)
 「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」 表参道・明治通り交差点に新施設が2022年度(予定)に誕生 建築家・平田晃久氏による「まちを編む」外装デザイン

神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名- 神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業 新築工事
◆ 所在地-東京都渋⾕区神宮前六丁目1000番(地名地番)
◆ 交通-東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前」駅、JR山手線「原宿」駅
◆ 階数-地上9階、地下3階
◆ 高さ-最高部46.40m、軒高45.60m
◆ 敷地面積-3,084.54㎡
◆ 建築面積-2,311.60㎡(2,311.60㎡)
◆ 延床面積-18,284.67㎡(19,893.74㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-店舗、公共公益施設、鉄道用変電施設、駐車場等
◆ 建築主-神六再開発株式会社(東急不動産は権利者及び特定事業参加者として参画)
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 外装・屋上デザイン-平田晃久建築設計事務所
◆ 施工者-清水建設
◆ 解体工事-2020年03月
◆ 着工-2020年12月01日
◆ 竣工-2022年12月31日予定
◆ 総事業費-約180億円


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「外観イメージ(夜)」です。


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「屋上イメージ」です。


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「位置図」です。

 
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「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業 新築工事」の2021年1月上旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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「三点式パイルドライバ」です。「山留め壁」を構築していると思われます(写真提供読者さん)。


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東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前」駅直結の好立地です(写真提供読者さん)。


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「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業 新築工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。


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「神宮前交差点」の 北東側角には、2012年4月に開業した神宮前交差点のランドマークとなっている「東急プラザ表参道原宿」があります。



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2021年1月10日 (日)

「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」のすぐ北側 (仮称)ヤンマー東京ビル新築工事 2021年1月上旬の建設状況

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-(仮称)ヤンマー東京ビル新築工事-

 「ヤンマー」は、2020年2月4日に関係者出席のもと旧ヤンマー東京ビル跡地にて「地鎮祭」を行い、2月5日より「(仮称)ヤンマー東京ビル」の新築工事に着手しました。「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事」と共に2022年8月に同時グランドオープンの予定です。

 引用資料 ヤンマー(2020/02/04)
 ヤンマー東京ビルの新築工事着工について

 「(仮称)ヤンマー東京ビル」は、環境性能に優れたヤンマーのバイオディーゼルコージェネレーションシステム等の最新環境技術の導入が予定されており、建築物の環境性能総合評価指標である「CASBEE(キャスビー)」において最高ランク(Sランク)を実現する計画です。また、「中間免震構造」を採用による災害対策の強化や東京駅から八重洲地下街等を通じての直通の立地を活かした高アクセスを実現します。

 現時点における竣工後のビル運用計画は、地下3階・地下2階が「駐車場」、地下1階~地上2階が「商業エリア」、3階~14階が「ヤンマーグループ、オフィステナントエリア」となる予定です。

(仮称)ヤンマー東京ビル新築工事の概要
◆ 所在地-東京都中央区八重洲二丁目1番1号(地番)
◆ 階数- 地上14階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部69.88m
◆ 敷地面積-1,483.79㎡
◆ 建築面積-1,360.00㎡
◆ 延床面積-21,834.74㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-中間免震構造
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場
◆ 建築主-セイレイ興産(ヤンマーグループ)
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2020年02月04日(地鎮祭)、2020年02月05日(着工)
◆ 竣工-2022年08月20日予定


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JR東京駅の「グランルーフ」から見た「(仮称)ヤンマー東京ビル新築工事」の2021年1月上旬の建設状況です。「タワークレーン」が1基姿を現しています(写真提供読者さん)。


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北側から見た様子です。奥は「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事」の建設現場です(写真提供読者さん)。


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週間の「作業工程」です。「鉄骨工事、地下躯体工事」となっています(写真提供読者さん)。


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「(仮称)ヤンマー東京ビル新築工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。


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八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業

 「(仮称)ヤンマー東京ビル新築工事」のすぐ南側では、「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事」が行われています。地上45階、塔屋2階、地下4階、高さ約240mの巨大な超高層複合ビルが建設されます。

 引用資料 三井不動産(PDF:2018/12/03)
 「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」着工 ~東京駅前における大規模ミクストユースプロジェクトが始動!交通結節機能の更なる強化へ~ 

八重洲二丁目北地区の概要
◆ 計画名-八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事
◆ 所在地-東京都中央区八重洲二丁目地内 他
◆ 交通-JR「東京」駅地下直結、東京メトロ丸の内線「東京」駅地下直結、東京メトロ銀座線「京橋」駅徒歩3分、東京メトロ東西線・銀座線・都営浅草線「日本橋」駅徒歩6分
◆ 階数- (A-1街区)地上45階、塔屋2階、地下4階、(A-2街区)地上7階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-(A-1街区)最高部約240m、(A-2街区)最高部約41m
◆ 地区面積-(A-1街区)12,390.43㎡、(A-2街区)1,043.69㎡
◆ 敷地面積-(A-1街区)10,875.16㎡、(A-2街区)742.92㎡
◆ 延床面積-(A-1街区)283,896.06㎡、(A-2街区)5,853.53㎡
◆ 構造-(A-1街区・A-2街区)鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-(A-1街区)パイルド・ラフト基礎(直接基礎と杭基礎の複合基礎)、(A-2街区)直接基礎
◆ 用途-(A-1街区)オフィス、店舗、ホテル、小学校、バスターミナル、駐車場等、(A-2街区)オフィス、店舗、子育て支援施設、駐輪場、駐車場、住宅等
◆ 客室数-98室(39階~45階)
◆ 建築主-八重洲二丁目北地区市街地再開発組合(事業協力者 三井不動産)
◆ 設計者-(基本設計・実施設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 監理者-日本設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-(既存建物等解体工事)2017年09月01日~2018年11月30日、(地下解体工事)2018年06月01日~2020年12月31日予定
◆ 着工-2018年12月03日(起工式)
◆ 竣工-2022年08月末予定
◆ オープン-2022年末予定(ホテル開業)



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2021年1月 9日 (土)

登録有形文化財 歴史的建造物「旧九段会館」の建て替え事業 「(仮称)九段南一丁目プロジェクト」 2021年1月上旬の建設状況

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-九段会館-

 「九段会館」は、1934年3月に竣工しました。しかし、2011年3月11日に発生した「東日本大震災」で、天井が崩落して、休館に追い込まれていました。

 「財務省関東財務局」は、「九段会館」の土地の貸し付け先を決める一般競争入札の落札者を「東急不動産」に決定しています。定期借地権方式で土地を貸し付け、建物の一部を保存しつつ、残りの部分を解体して高度利用を図る事業です。

 「東急不動産」と「鹿島建設」が出資する「合同会社ノーヴェグランデ」は、「(仮称)九段南一丁目プロジェクト」の新築工事に着手しました。2022年7月竣工予定です。
 
 引用資料 東急不動産(2019/09/17)
 登録有形文化財の歴史的建造物「旧九段会館」建て替え事業 (仮称)九段南一丁目プロジェクトが新築着工 「水辺に咲くレトロモダン」をコンセプトに2022年7月竣工予定

 コンクリート造の建物に瓦葺きの勾配屋根を塔屋とパラペットに冠する「帝冠様式」。その特徴をよく表す建物北側と東側部分をL字状に保存して活用します。

 保存部分は「免震レトロフィット工法」の採用、中性化により劣化したコンクリートの補修対策の実施、外壁のスクラッチタイルの落下防止対策の実施等により、創建時の姿を復原・保存します。

九段会館建て替えの概要
◆ 計画名-(仮称)九段南一丁目プロジェクト
◆ 所在地-東京都千代田区九段南一丁目5番1外
◆ 交通-東京メトロ半蔵門線・東西線、都営新宿線「九段下」駅徒歩1分
◆ 階数-地上17階、地下3階
◆ 高さ-最高部85.0m、軒高74.97m
◆ 敷地面積-8,765.85㎡
◆ 建築面積-5,106.90㎡
◆ 延床面積-67,738.20㎡(既存建物保存部分含む)
◆ 構造-鉄骨造(CFT造)、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-免震レトロフィット(既存の建物の基礎などに免震装置を設置)
◆ 用途-オフィス、店舗、集会場、駐車場等
◆ 建築主-合同会社ノーヴェグランデ(東急不動産と鹿島建設が出資)
◆ 設計者・監理者- 鹿島・梓 設計・工事監理業務共同企業体
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2018年03月01日(解体工事含む)
◆ 竣工-2022年07月15日予定
◆ 土地の貸付期間-2018年03月01日から70年間(定期借地権方式)


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「メインエントランス イメージ」です。


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「お濠沿い テラス イメージ」です。


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「屋上庭園 イメージ」です。


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北西側からお濠(牛ヶ淵)越しに見た「(仮称)九段南一丁目プロジェクト」の2021年1月上旬の建設状況です。タワークレーンが2基建っています(写真提供読者さん)。


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「鉄骨建方」が本格化しています(写真提供読者さん)。


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北東側から見た「(仮称)九段南一丁目プロジェクト」の建設状況です。「養生シート」が外されて、外観がかなり見えるようになりました(写真提供読者さん)。 


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工事着工前の「九段会館」です。既存建物北東側をL字状に保存します。保存部分は、「免震レトロフィット」を適用し耐震性を確保します。


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「(仮称)九段南一丁目プロジェクト」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2021年1月 8日 (金)

「国際赤坂ビル」を建て替え 地上28階、高さ約160mの「(仮称)赤坂二丁目計画」 2021年1月上旬の状況 

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-(仮称)赤坂二丁目計画-
 「積水ハウス」は、2014年4月に「国際赤坂ビル」を約740億円で取得しました。「日本生命保険相互会社」は、2018年12月に共有持ち分の50%を400億円超で取得しました。現在の持ち分は、積水ハウス系が50%、日本生命保険系が50%となっています。

 「日商岩井(現:双日)」が、2001年に「トレードピアお台場」に東京本社を移転するまで、このビルに東京本社がありました。そのため「日商岩井ビル」と呼ばれていました。

 2019年2月1日~2020年5月15日の工期で、「大成建設」により「港区赤坂2丁目国際赤坂ビル(上屋)解体工事」が行われました。現在は更地になっています。跡地には、地上28階、地下3階、高さ約160m、延床面積約75,000㎡の超高層オフィスビルが建設されます。

 引用資料 港区・公式HP(2020/11/11) リンク切れ
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書案の縦覧【(仮称)赤坂二丁目計画】

(仮称)赤坂二丁目計画の概要
◆ 所在地-東京都:港区赤坂二丁目4番5号
◆ 交通-東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅直結、東京メトロ丸の内線・千代田線「国会議事堂前」駅直結
◆ 階数-地上28階、地下3階
◆ 高さ-最高部約160m
◆ 敷地面積-約5,988㎡
◆ 建築面積-約2,915㎡
◆ 延床面積-約75,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途- オフィス、育成用途、駐車場等
◆ 建築主-積水ハウス、日本生命保険
◆ 基本設計-日建設計
◆ 解体工事-2019年02月01日~2020年05月15日
◆ 着工-2021年度予定
◆ 竣工-2024年度予定

(備考)用途の「育成用途」は、環境影響調査計画書の縦覧では「クリニック、子育て支援施設」となっていたので、「クリニック、子育て支援施設」を指していると思われます。


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「断面図(A断面)」です。


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「立面図(北側立面図)」です。


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「立面図(東側立面図)」です。


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「配置計画図」です。


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「緑化計画図」です。

 

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解体前の「国際赤坂ビル」です。

建て替え前の国際赤坂ビルの概要
◆ 所在地-東京都港区赤坂二丁目4番5号
◆ 交通-東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅直結、東京メトロ丸の内線・千代田線「国会議事堂前」駅直結
◆ 階数-地上20階、地下4階
◆ 高さ-76.4m
◆ 敷地面積-6,008.27㎡
◆ 延床面積-62,836.39㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨造、鉄筋コンクリート造)
◆ 用途- オフィス、店舗
◆ 建築主-国際自動車
◆ 設計者-三菱地所
◆ 竣工-1973年02月


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「(仮称)赤坂二丁目計画」の建設予定地です(写真提供読者さん)。


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東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅直結の好立地です(写真提供読者さん)。


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  内部の様子です。地上躯体は完全に姿を消しています。この現場は「逆打ち工法」が採用されると思われるので、既存建物の地下躯体の解体は、新築ビルの地下躯体の構築時に行うと思われます(写真提供読者さん)。



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2021年1月 7日 (木)

中央区 地上28階、高さ約171mの「(仮称)新TODAビル計画 新築工事」 (仮称)新TODAビル計画に伴う解体工事 2021年1月上旬の状況

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-(仮称)新TODAビル計画 新築工事-

 「京橋一丁目東地区」は、旧ブリヂストン本社ビルや戸田建設の本社ビルのある約1.6haを対象に、都市再生特別地区、土地区画整理事業、日本橋・東京駅前地区地区計画を活用して開発します。「京橋一丁目東地区」の街区名称は「京橋彩区」に決定しています。

 先行して「A街区」に、地上23階、塔屋2階、地下2階、高さ149.56mの超高層ビル「ミュージアムタワー京橋(MUSEUM TOWER KYOBASHI)」が建設され、2019年7月5日に「竣工式」が執り行われました。

 引き続き、「戸田建設」の本社ビルが解体され跡地には、地上28階、地下3階、 高さ171.00m、延床面積約95,500㎡の「(仮称)新TODAビル計画 新築工事」が建設されます。

 引用資料 戸田建設
 (仮称)新TODAビル計画について

 2019年12月17日~2022年2月15日の工期で、「戸田建設」の施工により、「(仮称)新TODAビル計画に伴う解体工事【Ⅲ街区】」が行われています。解体される「戸田ビルディング」の概要は、地上9階、塔屋3階、地下4階、高さ(最高部39.970m、軒高31,000m)、延床面積30,369.19㎡となっています。

(仮称)新TODAビル計画 新築工事の概要
◆ 所在地-東京都中央区京橋一丁目7番1号ほか(地番)
◆ 交通-JR「東京」駅、東京メトロ「日本橋」駅、東京メトロ「京橋」駅
◆ 階数-地上28階、地下3階
◆ 高さ-最高部171.00m
◆ 敷地面積-6,147.44㎡
◆ 建築面積-約4,750.00㎡
◆ 延床面積-約95,500.00㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス、集会場、美術館、物販店舗、飲食店舗、自動車車庫
◆ 建築主-戸田建設
◆ 設計者-戸田建設
◆ 施工者-戸田建設
◆ 解体工事-2019年12月17日~2022年02月15日予定(Ⅲ街区)
◆ 着工-2021年08月01日予定
◆ 竣工-2024年04月30日予定


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「中央通り広場イメージ」です。


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「京橋彩区(京橋一丁目東地区)」の配置図です。


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「街区再編前」と「街区再編後」です。街区再編により、纏まった3つの街区の形成や老朽化した建築物の機能更新、歩車分離を行い地区全体の防災性、交通の安全性の向上を図ります。


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「(仮称)新TODAビル計画に伴う解体工事」の2021年1月上旬の状況を南西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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東側から見た様子です。「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」が見えるようになりました(写真提供読者さん)。


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南側から見た内部の様子です。地上躯体は完全に姿を消しています。この現場は「逆打ち工法」が採用されると思われるので、既存建物の地下躯体の解体は、新築ビルの地下躯体の構築時に行うと思われます(写真提供読者さん)。


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「(仮称)新TODAビル計画 新築工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2021年1月 6日 (水)

地上52階、高さ約284mの「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事(C街区)」 現地に建築計画のお知らせ掲示!

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日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業-
 
国家戦略特区の「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」は、日本橋の日本橋川沿いで計画されている大規模再開発プロジェクトです。歴史的建造物の「日本橋野村ビル」を保存するほか、船着き場の増設などによって舟運の活性化と観光需要の受け入れを図ります。日本橋川上空を通る首都高速道路の地下化を視野に、水辺を生かした施設配置なども想定しています。

 参加組合員として「三井不動産、野村不動産、野村ホールディングス」の3社が参画し、設計を「日建設計」が担当します。「日本橋一丁目中地区市街地再開発組合」は、再開発施設の建設に向け、既存建物の解体工事を「清水建設」の施工で2020年11月10日に着工しました。解体する既存施設は27棟です。 

● ウォルドーフ・アストリア東京日本橋が日本初進出!
 「三井不動産株」と「ヒルトン」は、「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」のブランディング及びマネジメント契約を締結しました。ホテルは三井不動産が開発、ヒルトンが運営し、2026年の開業を目指します。ヒルトンの最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア・ホテルズ&リゾーツ」の進出は日本初となります。

 引用資料 三井不動産(PDF:2020/10/27)
 ヒルトンの最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」が日本初進出 ~三井不動産とヒルトンがブランディング及びマネジメント契約を締結、2026年に開業予定~

 「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」は、「C街区」の39階~47階までの9フロアに展開します。60㎡以上のゆったりとしたキングルーム含め全197室の客室に、3つのレストランとウォルドーフ・アストリアの象徴でもあるラウンジ&バー「ピーコック・アレー」のほか、屋内プール、スパ、フィットネスセンター、宴会場、チャペルを備える予定です。

● 建築計画のお知らせ掲示!
 2021年1月上旬の状況を「読者さん」に送って頂きました。ありがとうございました。現地に遂に「建築計画のお知らせ」が掲示されました。2020年12月25日に掲示されたようです。着工は、2021年9月1日予定です。施工者は「未定」ですが、解体工事を「清水建設」が行っているので、「清水建設」の可能性が高いです。

日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業の概要

◆ 計画名-日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事(C街区)
◆ 所在地-東京都中央区日本橋一丁目32番
◆ 階数-地上52階、塔屋2階、地下5階
◆ 高さ-最高部約284m 
◆ 敷地面積-約15,560.00㎡(C街区) 
◆ 敷地面積-約12,600.00㎡(C街区)
◆ 延床面積-約368,700.00㎡(C街区)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-杭基礎、直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、集会場、ホテル、共同住宅、駐車場 等
◆ 建築主-日本橋一丁目中地区市街地再開発組合(参加組合員 三井不動産、野村不動産、野村ホールディングス)
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-(未定) *解体工事は清水建設
◆ 解体工事-2020年11月10日~2022年03月31日予定
◆ 着工-2021年09月01日予定
◆ 竣工-2025年12月31日予定
◆ 開業-2026年予定(ホテル)

A街区
 概要-地上4階、地下1階、高さ約32m

B街区
 概要-地上7階、地下2階、高さ約31m

C街区
 概要-地上52階、塔屋2階、地下5階、高さ約284m


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「配置図」です。「C街区」の南西側が、正方形から台形にセットバックします。


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「位置図」です。


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A街区(
日本橋野村ビル)
 「日本橋野村ビル」は、東西に細長いビルですが、1930年竣工の「旧館」、1959年増築の「本館」、1981年増築の「新館」で構成されています。昭和初期のモダニズム建築で知られる建築家「安井武雄氏」が設計した「日本橋野村ビル」は保存しますが、保存されるのは西側の「旧館」だけです(写真提供読者さん)。

● 野村ホールディングスは豊洲に移転済
 
「野村ホールディングス」はこれまで、本社が日本橋と大手町の2拠点ありました。日本橋地区の再開発事業に伴い、「野村ホールディングス」と傘下の「野村證券」の日本橋本店の業務を豊洲の「豊洲ベイサイドクロスタワー」に2020年5月7日以降順次移転しました。

 豊洲の「豊洲ベイサイドクロスタワー」への移転を機に本社は「大手町本社(アーバンネット大手町ビル)」に一本化しました。ただし、本店所在地は日本橋地区の「日鉄日本橋ビル」に残しています。


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写真左側が「日本橋御幸ビル」、写真右側が「日本橋西川ビル」です。「仮囲い」で囲われています(写真提供読者さん)。


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「日本橋西川ビル」です。解体用の「足場」の設置が始まっています(写真提供読者さん)。


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街区内では解体工事が本格化しています(写真提供読者さん)。


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街区内では解体工事が本格化しています(写真提供読者さん)。


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「第二江戸橋ビル」です。道路を閉鎖して「仮囲い」が設置されています(写真提供読者さん)。


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東側の「昭和通り」沿いです。「仮囲い」が設置されています(写真提供読者さん)。


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「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事(C街区)」の建築計画のお知らせです。クリスマスの2020年12月25日に掲示されたようです(写真提供読者さん)。



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2021年1月 5日 (火)

東京メトロ銀座線「渋谷駅」の大規模改良工事 M型アーチ状のフォルムの新駅舎 「ホームドア」が設置され、床がピカピカに!

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-東京メトロ銀座線・渋谷駅の移設工事-

 怒涛の勢いで再開発が行われている渋谷地区ですが、東京メトロ銀座線「渋谷駅」は渋谷駅街区基盤整備に合わせて大規模なリニューアル工事を進めています。

 「東京メトロ(東京地下鉄)」では、銀座線渋谷駅を明治通り上空に移設する工事を進めており、2019年12月27日夜から実施した線路切替・ホーム移設工事後の2020年1月3日の始発から、銀座線渋谷駅新駅舎を供用開始しました。

 新駅舎はホーム幅が約6mから約12mに拡幅されるほか、多機能トイレといったバリアフリー設備も備え、明治通り上にM型アーチ状のフォルムの駅舎が誕生しました。

 ホームドア設置工事が行われ、2020年6月29日の始発から使用開始されました。仮設の床も徐々に本設の床に変わり、ピカピカの床になりました(写真提供読者さん)。


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M型アーチ状のフォルムの新駅舎です。新しいホームは、従来の相対式2面2線から島式1面2線に変更され、ホーム幅を従来の約1.7倍に拡幅しました。両側のホームに、天井からワイヤーで「ケーブルラック」を吊って、配線類を収納しています(写真提供読者さん)。


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2020年6月29日の始発から使用開始された「ホームドア」です。戸袋部分もドア部分も「強化ガラス」を多用して見通しを良くしています(写真提供読者さん)。


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M型アーチ状のフォルムの新駅舎は、両側が採光のためガラスになっています(写真提供読者さん)。


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「標識、カメラ、スピーカー」などは、天井から吊るのではなく、ホームに柱を建てて、取り付けています(写真提供読者さん)。


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配線類は、天井から吊った「ケーブルラック」から引いています(写真提供読者さん)。


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仮設の床が、本設のピカピカの床になっています(写真提供読者さん)。



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2021年1月 4日 (月)

新橋田村町地区第一種市街地再開発事業 地上27階、高さ約138mの「日比谷FORT TOWER(日比谷フォートタワー)」 2021年6月に竣工!

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-新橋田村町地区第一種市街地再開発事業-

 「三井物産」が100%出資する連結子会社である「三井物産都市開発」は、東京都港区西新橋一丁目にて、一部周辺地権者と共同で、超高層複合オフィスビルの開発を推進しています。

 再開発ビルの規模は、地上27階、塔屋1階、地下2階、最高高さ138.4m、延床面積105,572.16㎡です。街区再編や建物の更新に合わせて区画道路や歩行者通路、緑化空間などを整備し、回遊性の高い街づくりを推進する方針です。

 引用資料 公式ホームページ
 新橋田村町地区第一種市街地再開発事業

● 日比谷FORT TOWER(日比谷フォートタワー)
 「新橋田村町地区市街地再開発組合」は、港区に建設中の「(仮称)新橋田村町地区市街地再開発事業」に関し、施設名称を「日比谷 FORT TOWER /日比谷フォートタワー」に決定しました。

 引用資料 三井物産都市開発(PDF:2020/11/02)
 新橋田村町地区市街地再開発事業の施設名称を「日比谷FORT TOWER/日比谷フォートタワー」に決定

 「日比谷 FORTTOWER」は外堀通りの北側、即ち旧江戸城の敷地内に位置する由緒正しい出自を表し、「FORT(=砦)」という言葉から盤石な体制のもと、新たな価値を創り上げる拠点となることを表現します。

日比谷FORT TOWER(日比谷フォートタワー)の概要
◆ 計画名―新橋田村町地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都港区西新橋一丁目500番(地番)
◆ 交通-都営三田線「内幸町」駅徒歩2分、東京メトロ日比谷線・千代田線「霞ケ関」駅徒歩2分、東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅徒歩3分、東京メトロ丸ノ内線「霞ケ関」駅徒歩5分、JR線・東京メトロ銀座線・都営浅草線・新交通ゆりかもめ「新橋」駅徒歩7分
◆ 階数-地上27階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部138.4m
◆ 敷地面積-7,688.50㎡
◆ 建築面積-4,547.56㎡
◆ 延床面積-105,572.16㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造(オイルダンパー、鋼材ダンパー)
◆ 用途-オフィス、店舗、カンファレンス、駐車場等
◆ 建築主-新橋田村町地区市街地再開組合(三井物産都市開発、当該地周辺地権者)
◆ 設計者-<基本設計>日建設計、<実施設計>清水建設・日建設計設計共同企業体(清水建設・日建設計JV)
◆ 監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2018年05月09日(起工式)
◆ 竣工-2021年06月予定
◆ 総事業費-約609億円


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「日比谷 FORT TOWER」外観イメージです。


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「フロア構成」です。


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北側に「エレベーター、非常階段、トイレ」などのコア部分を配置しています。720.05坪の見渡しやすくシンプルな形状のフロアとなっています。


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ビル南側に設置された深い庇(ひさし)によって、夏至でも冬至でも日差しをコントロールします。開放的な眺望を確保できる他、省エネにも役立ちます。



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2021年1月 3日 (日)

今年の初夢 真剣に検討するに値するプロジェクトかも? 富士スバルライン上に五合目までLRTを整備する「富士登山鉄道構想」

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-富士登山鉄道構想-
 
新年あけましておめでとうございます。コロナ禍でまた「緊急事態宣言」が発出されそうな雲行きになってきました。全く先が読めませんが、ホームページやブログは出来る限り更新を継続する予定ですのでよろしくお願い致します。

 お正月なので、お正月らしい夢のある明るい記事を書きたいと思います。2021年1月1日の 「東洋経済」に面白い記事が載っていました。 ”一歩前進「富士登山鉄道」、今年は正夢になるか 既存の道路を活用してLRT敷設、ハードルは高い” という記事でした。

 引用資料 東洋経済(2021/01/01)
 一歩前進「富士登山鉄道」、今年は正夢になるか 既存の道路を活用してLRT敷設、ハードルは高い

 「東洋経済」によると ”山梨県は2020年12月2日に開いた、有識者らによる「富士山登山鉄道構想検討会」の理事会(理事長・山東昭子参院議長)で、同県側の山麓と5合目を結ぶ有料道路「富士スバルライン」上にLRT(次世代型路面電車)を敷設し、総事業費を1200億~1400億円程度とする試算などを盛り込んだ素案を示した。” ということです。

● 真剣に検討するに値するプロジェクトかも?
 私は2019年に山梨県知事の選挙公約をニュースで聞いた時に、「富士山に鉄道を引くなんて環境破壊で問題外!」と思っていました。だから実現なんて絶対にしないと鼻で笑っていました。

 でも、今回改めて詳しく読むと当事者は至って真剣で、環境にもかなり優しい事が分かりました。「公式ホームページ」を見るとかなり詳細に検討されています。実現するしないは別として、真剣に検討するに値するプロジェクトだと思いました。 

 引用資料 山梨県・公式ホームページ
 富士山登山鉄道構想検討会


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「LRT整備イメージ」です。


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「導入車両のの仕様(案)」です。軌間1,435mm(標準軌)、車両長30m(30m車両を2連結して走行することを想定)、定員120人を想定しています。


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「断面イメージ」です。


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「導入ルートの考え方」です。富士スバルライン上に軌道を敷設し、路線の拡幅等の改変は原則行いません。富士山の環境や景観、技術的な適合性などから、「富士スバルライン上にLRTを敷設」することが、最も優位性が高いとしています



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