JR東日本 中央線「飯田橋駅」のホームを新宿方に200m移設して直線化 供用開始された新西口駅舎!
-JR飯田橋駅-
JR東日本は、中央線飯田橋駅のホームを西側(新宿方)に約200m移設しました。移設前の「飯田橋駅」の中央線ホームは、急曲線区間(曲線半径R=300m)にあり、列車とホームの隙間が大きくなっていました。列車とホームの隙間が最大で33cmもありました。
飯田橋駅では、ホームの抜本的な安全対策として、新宿寄りにホームを約200m移設し、列車とホームの隙間を狭小化する工事と、これに合わせて西口駅舎の改良等工事を行っていましたが、2020年7月12日 初電から新ホーム、新西口駅舎および歩行者空間が供用開始されました。
引用資料 JR東日本(PDF:2020/06/16)
飯田橋駅がより安全に、より便利になります~新ホーム、新西口駅舎および歩行者空間の供用開始について~
旧ホームは、曲線半径が300mでしたが、新ホームは、曲線半径が900mとなります。「新西口駅舎」は、鉄骨造の地上2階で、延床面積約2,200㎡です。 多機能トイレ(1か所)、エレベーター(15人乗り×1基)、店舗は5店舗(1階に3店舗、2階に2店舗)となっています。
JR飯田橋駅の概要
◆ 所在地-東京都千代田区飯田橋四丁目17番27他
◆ 階数-地上2階、地下0階
◆ 高さ-12.18m
◆ 敷地面積-2,392.71㎡
◆ 建築面積-1,389.21㎡
◆ 延床面積-2,226.48㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部CFT造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-駅舎、店舗
◆ 建築主-JR東日本
◆ 設計者-JR東日本
◆ 施工者-飯田橋駅改良共同企業体(構成員代表者 鉄建建設)
◆ 着工-2017年05月01日
◆ 竣工-2021年08月末予定
◆ 供用開始-2020年07月12日
「西口駅舎・駅前広場イメージ図」です。
「工事着手前(2014年7月)」です。
「仮西口駅舎」の使用時です。
「供用開始後」です。
「飯田橋駅新西口駅舎1階平面図」です。
「飯田橋駅新西口駅舎」です。2020年7月12日 初電から新ホーム、新西口駅舎および歩行者空間の供用開始されましたが、まだ工事は続いています。「建築計画のお知らせ」によると竣工は、2021年8月末予定となっています(写真提供読者さん)。
「飯田橋駅新西口駅舎」は、既存の線路とホームの上に人工地盤を構築して設置しています。解体された旧西口駅舎の柱が一部残っています(写真提供読者さん)。
役目を終えて閉鎖された「仮西口駅舎」です(写真提供読者さん)。
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