JR田町駅前 「東京工業大学」の「田町キャンパス土地活用事業」 「複合施設A」は、地上36階、高さ約178m、延床面積約247,700㎡!
-東京工業大学・田町キャンパス土地活用事業-
昨日UPした「NAKANOサンプラザシティ」は、「日刊建設工業新聞」によるとシンボルタワーの高さは約235m、総延床面積は約257,000㎡、総事業費は約1,810億円だそうです。想像以上に規模が大きくて驚きました。
そして今回は「東京工業大学」です。「緊急事態宣言」の発出中は大規模プロジェクトの発表はほとんど無いと諦めていたので、次々と出てくるビッグプロジェクトにうれしい悲鳴です。
「東京工業大学(Tokyo Institute of Technology)」は、日本屈指の超難関大学です。文部科学省が実施している「スーパーグローバル大学事業」のトップ型指定校でもあります。
キャンパスは3ヶ所に分かれており、メインの「大岡山キャンパス(目黒区大岡山)、「すずかけ台キャンパス(横浜市緑区)、「田町キャンパス(港区芝浦)」の3ヶ所です。
JR田町駅より徒歩1分の「田町キャンパス」は、大学院イノベーションマネジメント研究科の一部、キャンパス・イノベーションセンター、東京工業大学附属科学技術高等学校があります。
「東京工業大学」は、「田町キャンパス」の再開発を検討しています。PPP・PFI手法を活用する方針です。PPP・PFIの導入は財政負担の軽減が狙いで、土地資産の有効活用を進めたい考えです。
● NTT都市開発・鹿島建設・JR東日本・東急不動産
「東京工業大学」は、「田町キャンパス土地活用事業」の事業予定者を、「NTT都市開発・鹿島建設・JR東日本・東急不動産グループ」に決定しました。
引用資料 建設通信新聞(2021/02/01)
NTT都市開発グループに/大学にオフィス、ホテルも/東工大の田町25万㎡PPP
NTT都市開発などの提案は、メインタワーの「複合施設A」が、地上36階、地下2階、高さ約178m、延床面積約247,700㎡、「複合施設B」が、地上7階、延床面積約2,500㎡で計画しています。
大学施設のほか産学官連携施設、オフィス、ホテル、商業施設、保育所などで構成する予定です。「東京工業大学」が、敷地に約75年間の定期借地権を設定し、2026年度の着工、2030年度の一部供用開始を想定しています。
田町キャンパス土地活用事業の概要
◆ 所在地-東京都港区芝浦三丁目17-1他
◆ 交通-(東京工業大学キャンパス・イノベーションセンター基準)JR山手線・京浜東北線「田町」駅から徒歩1分、都営地下鉄浅草線・三田線「三田」駅から徒歩5分
◆ 階数-(複合施設A)地上36階、地下2階、(複合施設B)地上7階
◆ 高さ-(複合施設A)約178m
◆ 敷地面積-(複合施設A)22,678.63㎡、(複合施設B)544.52㎡
◆ 延床面積-(複合施設A)約247,700㎡、(複合施設B)約2,500㎡
◆ 用途-大学施設、産学官連携施設、オフィス、ホテル、商業施設、保育所など
◆ 事業予定者-NTT都市開発、鹿島建設、JR東日本、東急不動産
◆ 着工-2026年度予定
◆ 一部供用開始-2030年度予定
◆ グランドオープン-2032年度予定
「本事業敷地の位置図」です。
引用資料 東京工業大学・公式ホームページ
田町キャンパス再開発により国際的な産学官連携拠点を形成
「東京工業大学・田町キャンパス」を東側から見た様子です。
キャンパス北側にグラウンドがあります。このあたりに地上36階、地下2階、高さ約178m、延床面積約247,700㎡の「複合施設A」が建設される予定です。
2003年10月の竣工と比較的新しい地上9階、延床面積約9,169㎡の「東京工業大学キャンパス・イノベーションセンター」は、当初は再開発の対象外でしたが、再開発の対象になりました。
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