JR東海道本線 大船~藤沢駅間に新駅 「神奈川県・藤沢市・鎌倉市・JR東日本」が、村岡新駅(仮称)の設置に関する覚書の締結!
-村岡新駅(仮称)-
「神奈川県、藤沢市、鎌倉市」は2018年12月27日に、JR東海道本線の大船~藤沢駅間の新駅の設置で基本合意し、「村岡新駅(仮称)設置協議会」を設立しました。
引用資料 神奈川県・公式HP(2018/12/27)
村岡・深沢のまちづくりと新駅の実現に向けた合意
合意内容のうち、新駅設置では費用の約30%を神奈川県が負担します。藤沢市と鎌倉市はそれぞれ35%ずつ折半します。新駅の整備は約160億円と試算されています。
基本合意により、湘南地域の藤沢市村岡地区と鎌倉市深沢地区にある合計約40haのエリアで、一体的な街づくりが本格的に動き出します。
● 村岡新駅(仮称)の設置に関する覚書の締結!
2021年2月8日に、神奈川県、藤沢市及び鎌倉市とJR東日本は、新駅を設置することに合意し、覚書を締結しました。概略設計では「橋上駅」とし、駅舎の敷地面積は約880㎡、整備費用は約150億円と算出しています。2024年にも着工し、2032年頃の開業を目指します。
引用資料 神奈川県・公式HP(2021/02/08)
JR東海道本線の大船駅と藤沢駅間における村岡新駅(仮称)の設置に関する覚書の締結について
費用負担は、神奈川県の負担割合が30.0%、藤沢市の負担割合が27.5%、鎌倉市の負担割合27.5%、JR東日本の負担割合が15.0%に変更になっています。
新駅の位置図
新駅は、藤沢市宮前付近(JR東海道本線大船駅・藤沢駅間)に設置されます。
全域が藤沢市域なのに鎌倉市が27.5%負担
「まちづくりと新駅の概要図」です。新駅の範囲はすべて藤沢市域にあります。それなのになぜ「鎌倉市」が27.5%も負担するのかというと?
新駅が鎌倉市の「深沢地区」の街づくりに欠かせないためです。「深沢地区」は、31.1haの広大な敷地で、JR東日本の「鎌倉総合車両センター」の跡地です。
武田薬品工業湘南研究所
新駅予定地の北東側に「武田薬品工業湘南研究所」があります。武田薬品工業が総工費約1,470億円を投じて設立しました。地上10階、延床面積31万㎡を超える、世界最大級の医薬研究所です。
設立時には大変話題になった巨大研究所ですが、武田薬品工業は重点分野に位置づける3疾患領域のうち、がんと消化器はアメリカに、中枢神経は日本の湘南に集中する計画です。
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