(仮称)渋谷区役所建替プロジェクト 竣工した地上39階、高さ約143mの高級マンション「パークコート渋谷 ザ タワー」
-(仮称)渋谷区役所建替プロジェクト-
渋谷区は「渋谷区総合庁舎」とコンサートなどに使われる「渋谷公会堂」を一体で建て替える計画を進めました。総合庁舎が震度6強の地震で倒壊する危険性が高いことが分かったためです。
公募で、「三井不動産、三井不動産レジデンシャル、日本設計」の3社で構成するグループが選定され、敷地の南東側に「新庁舎」、東側に「新公会堂」、北側に分譲の「超高層タワーマンション」を建設しました。
「三井不動産レジデンシャル」は、定期借地の権利金を渋谷区に支払う代わりに、新庁舎と新公会堂を建設して渋谷区に譲り渡します。70年間の定期借地期間の終了後、分譲マンションの土地は更地に戻して渋谷区に返還します。渋谷区の財政負担はゼロとなります。
● パークコート渋谷 ザ タワー
住宅棟の名称は「パークコート渋谷 ザ タワー」です。代々木公園、明治神宮の広大な緑と高級邸宅街にほど近い立地のため、三井不動産の高級ブランドである「パークコート」の名称となりました。2020年8月下旬に竣工し、2021年1月下旬から入居開始しています。
引用資料 公式ホームページ
パークコート渋谷 ザ タワー
パークコート渋谷 ザ タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)渋谷区役所建替プロジェクト 住宅棟
◆ 所在地-東京都渋谷区宇田川町28番49他(地番)、東京都渋谷区宇田川町1番12号(住居表示)
◆ 交通-東急東横線・東急田園都市線・東京メトロ半蔵門線・東京メトロ副都心線・JR山手線・東京メトロ銀座線・京王井の頭線「渋谷」駅徒歩8分、 東京メトロ千代田線・東京メトロ副都心線「明治神宮前」駅徒歩11分、JR山手線「原宿」駅徒歩12分
◆ 階数-地上39階、地下4階
◆ 高さ-最高部142.69m
◆ 敷地面積-12,420.30㎡(施設全体)、4,565.00㎡(住宅棟)
◆ 建築面積-1,689.99㎡
◆ 延床面積-61,491.62㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-総戸数503戸(総販売戸数353戸、事業協力者住戸150戸含む)、借地権の期間(2093年09月30日まで約70年)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者・監理者-日本設計
◆ 施工者-東急建設
◆ 着工-2017年03月01日
◆ 竣工-2020年08月07日(工事完了)、2020年08月下旬(竣工)
◆ 入居開始-2021年01月下旬(2019年09月以前の契約締結分)
「LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)」の西側が「パークコート渋谷 ザ タワー」です(写真提供読者さん)。
上層階 に行くほど「ラッパ状」に広がる独特のデザインがよく分かります(写真提供読者さん)。
最高部の様子です(写真提供読者さん)。
下層階の様子です(写真提供読者さん)。
「LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)」越しに見た様子です(写真提供読者さん)。
| 固定リンク
« JR東日本 ホテルからトレインビュー(電車が見える部屋) 現青森駅東口駅舎跡地を活用した駅ビル開発 2024年度完成予定! | トップページ | 「渋谷スクランブルスクエア第Ⅱ期(中央棟・西棟)」の建設予定地 「東急百貨店東横店西・南館解体工事」が本格化! »
「125 東京都・渋谷区」カテゴリの記事
- 渋谷区 都市再生ステップアップ・プロジェクト「(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業」 2024年9月末の建設状況(2024.10.05)
- JR原宿駅 地域に親しまれてきた西洋風建物「旧駅舎」の外観を再現 原宿駅旧駅舎跡地開発 2024年9月末の建設状況!(2024.10.02)
- 国家戦略特区 総事業費約1,800億円 地上41階、高さ約208mの「渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業」 2025年2月以降に解体工事が始まる!(2024.09.25)
- 都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業 国土交通省が優良な民間都市再生事業計画として認定!(2024.08.28)