「KAWASAKI DELTA」の南西側 川崎駅西口大宮町地区地区施設整備活用事業 優先交渉権者が「ホリプロ」を代表とするグループに決定!
-川崎駅西口大宮町地区地区施設整備活用事業-
JR東日本は、川崎駅西口大宮町地区で大規模複合施設「KAWASAKI DELTA(カワサキデルタ)」を建設中です。この街区は以前は「大宮町地区 A―2街区」と呼ばれていました。
再開発前は、街区中央を廃止された市道が分断していました。再開発に向けて、川崎市は街区を分断している廃道部分を「JR東日本」に売却しました。これによりJR東日本は一体的な開発が可能となりました。一方で「川崎市」は、JR東日本の所有地の南西側の一部を緑地用地として取得しました。
● ホリプログループがホールを整備!
「川崎市」が、JR東日本から取得した緑地用地で、「川崎駅西口大宮町地区地区施設整備活用事業」の事業者の募集が行われました。川崎市民間活用推進委員会民間提案審査部会の審査を踏まえ、優先交渉権者がホリプロを代表とするグループに決定しました。
引用資料 川崎市・公式(2021/02/16)
川崎駅西口大宮町地区地区施設整備活用事業の事業者の決定について
建設通信新聞(2021/02/17)
ホリプログループがホール整備/JR川崎駅西口大宮町地区緑地活用/川崎市
敷地面積約1,027㎡で、緑に包み込まれたような新施設には、音楽用途などに利用できる大小2つのホールを設けます。原則20年間の事業用定期借地契約を結び、2022年度中に供用開始します。
音楽を軸にソフト事業を実施しますが、音楽の他にも、お笑いなどの演芸・企業イベント・トークショーや講演会や料理・メイク・ダンス・演技の教室やレッスンなど観覧型から参加型まで多様なラインナップを提供します。また、災害時には一時待機場所としても地域に提供します。
「イメージパース」です。
「イベント利用イメージ」です。
「位置図」です。
KAWASAKI DELTA(カワサキデルタ)
JR東日本は、「川崎駅西口大宮町地区」において、川崎市の中心的な広域拠点としての商業・業務エリアの形成を目指し、複合的土地利用による都市機能の強化を図るために、業務・宿泊・商業施設を新設する計画を進めています。
JR東日本は、街区名称を「KAWASAKI DELTA(カワサキデルタ)」に決定しています。街区内は「JR川崎タワー オフィス棟・商業棟」と「ホテルメトロポリタン 川崎」、歩行者デッキ上の中央広場「デルタプラザ」による構成とします。先行して2020年5月18日に「ホテルメトロポリタン 川崎」が開業しています。
引用資料 JR東日本(PDF:2020/03/26)
川崎駅西口開発計画 2021年4月全体完成 街区名称を「KAWASAKI DELTA」に決定
● 商業棟が2021年5月13 日(木)より順次開業!
JR東日本は2021年1月22日に、川崎駅西口開発計画「KAWASAKI DELTA(カワサキデルタ)」において、「JR川崎タワー」商業棟が2021年5月13日から順次開業すると発表しました。
JR東日本(PDF:2021/01/22)
JR川崎タワー 商業棟が2021年5月13日(木)より順次開業
KAWASAKI DELTA(カワサキデルタ)の概要
◆ 計画名-川崎駅西口開発計画
◆ 所在地-神奈川県川崎市幸区大宮町1番地5
◆ 交通(ホテルメトロポリタン 川崎を基準)-JR東海道線・南武線・京浜東北線「川崎」駅より徒歩約2分、京急「川崎」駅より徒歩約9分
◆ 階数-(オフィス高層棟)地上29階、塔屋2階、地下2階、(オフィス低層棟)地上5階、地下1階、 (ホテル棟)地上16階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-(オフィス高層棟)最高部約135m、軒高128.25m、(オフィス低層棟)約27m、(ホテル棟))最高部約65m、軒高約59m
◆ 敷地面積-12,429.60㎡(施設全体)
◆ 建築面積-11,050.75㎡(施設全体)
◆ 延床面積-136.468.85㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、ホテル、商業施設
◆ 客室数-全304室(スイートルーム×1室、ツインルーム×101室、クイーンルーム×202室)
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-ジェイアール東日本建築設計事務所(オフィス棟構造設計協力 大成建設)
◆ ホテルインテリアデザイン監修-SUPPOSE DESIGN OFFICE Co., Ltd.
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2018年05月18日(起工式)
◆ 竣工-2021年04月30日予定
◆ オープン-2020年05月18日(ホテルメトロポリタン 川崎)、2020年05月13日予定(順次開業)
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