JR札幌駅南口 (仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業 最大高さ約255mの「A案」に決定!
-札幌駅交流拠点北5西1・西2地区-
「JR北海道」は2019年11月11日に、JR札幌駅南口の「北5西1・西2地区」に一体的に整備する新ビルのうち、「西1街区」の高層棟は地上47階、高さ約230mを目指すことを明らかにしました。
高層棟について2019年11月1日に東京・渋谷に開業した渋谷駅直結の超高層ビル「渋谷スクランブルスクエア」をモデルに、新ビルを新幹線と各交通機関との結節点としたい考えを示しました。
2020年8月4日には、「(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業 計画段階環境配慮書」の縦覧が開始されました。延床面積約417,000㎡、最大高さ約255mの「A案」、約200m、約150mの2棟構成となる「B案」が公開されました。
● 最大高さ約255mの「A案」に決定!
北海道新幹線札幌延伸に合わせたJR札幌駅南口の再開発事業で、札幌市は3月12日に、札幌市やJR北海道などでつくる準備組合が示した新ビル構想2案のうち、高さ約255mの高層ビル建設を軸とした案に絞り込んだと明らかにしました。
引用資料 北海道新聞(2013/03/13)
札幌駅新ビル255メートル 市が構想案確定 高さ道内一に
完成すれば北海道内で最も高い高さ約173mの「JRタワー」を超えて北海道一の高さとなります。2021年5月までに詳細を固め、施設利用方針などを盛り込んだ基本計画を策定します。2030年開催に向けて招致運動中の冬季五輪・パラリンピック前年の2029年秋に完成させるため2023年度の着工を見込みます。
「配慮書段階において⽐較検討する複数案(計画建築物)」です。
引用資料 札幌市(2020/08/04)
(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業 計画段階環境配慮書
「基壇部(低層部)配置案」です。道路(西2丁目線)の上空も利用して一体的に整備します。
札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発
「札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発」の予定地です。写真手前の駐車場と左側の「ビックカメラ札幌店」入っている「エスタ」が再開発予定地となります。「エスタ」は解体されます。
「JRタワー」は、現時点では北海道一高い地上38階、塔屋1階、地下4階、高さ約最高部173mです。「北5西1街区」の「A案」は、最大高さ約255mの超高層ビルを目指しているので、実現するとこれよりも80m以上高いダントツの高さになります。
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