渋谷マークシティ・ウエストの北側 塔屋を含む高さの限度がGL+155mの「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」 都市計画決定!
-道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業-
渋谷地区は疾風怒濤の勢いで再開発が行われていますが、その波は道玄坂一丁目・二丁目の西側にも波及しています。道玄坂周辺地区においては、2008年度から認定まちづくり協議会である「渋谷道玄坂周辺地区まちづくり協議会」が主催する地区計画の勉強会が開催され、渋谷区へ勉強会での検討内容の報告と地区計画策定の要請を行っています。
渋谷区は、渋谷駅中心地区のまちづくりを周辺地区へと広げ、より魅力あるまちにしていくために、2021年3月5日に「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」を都市計画決定しました。
引用資料 渋谷区・公式HP(2021/03/05)
道玄坂二丁目地区地区計画および道玄坂二丁目地区第一種市街地再開発事業を決定し、高度利用地区を変更(道玄坂二丁目南地区)しました
高・中・低層部の3層構成で、周辺の街並みとの調和に配慮したスカイラインを形成します。塔屋を含む高さの限度がGL+155mの「高層部」にはオフィスや店舗など、塔屋を含む高さの限度がGL+60mの「中層部」にはホテル、店舗などを設けます。
沿道広場は、建物低層部のにぎわいと一体的なオープンスペースとして機能します。道玄坂一丁目と二丁目をつなぐ通路や緑道を整備し、歩行者ネットワークを創出、ネットワークの結節点には広場を設け、地区内外の回遊性を向上します。
道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区道玄坂二丁目10他
◆ 交通-JR線・副都心線・半蔵門線・銀座線・東急東横線・田園都市線・京王井の頭線「渋谷」駅、京王井の頭線「神泉」駅
◆ 階数-地上31階
◆ 塔屋を含む高さの限度-(高層部)GL+155m、(中層部)GL+60m *GLはT.P.+22m
◆ 敷地面積-約6,720㎡
◆ 建築面積-約5,300㎡
◆ 延床面積-約84,000㎡
◆ 容積対象面積-約74,000㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、ホテル等
◆ 建築主-道玄坂二丁目南地区市街地再開発準備組合
「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。
「平面図」です。「渋谷マークシティ・ウエスト」の北側になります。現在は駐車場となっている部分は再開発に参画しません。そのため街区の一体的な再開発が不可能なため、敷地の中央が凹んだ形状になります。
老朽化した「(1)道玄坂スヤマ、(2)世界堂ビル、(3)新大宗ビル1号館、(4)新大宗ビル2号館、(5)新大宗ビル3号館、(6)新大宗ビル4号館、(7)新大宗ビル5号館」などを解体します。
「位置図」です。
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