板橋区 東武東上本線・上板橋駅前の「上板橋駅南口駅前東地区第一種市街地再開発事業」 市街地再開発組合の設立を認可!
-上板橋駅南口駅前東地区第一種市街地再開発事業-
板橋区の東武東上本線「上板橋駅」は、島式2面4線の地上駅です。「北口」と「南口」があります。北口には小さい駅前広場がありますが、南口は狭い道路を挟んですぐ住宅となっており駅前広場もありません。
南口には、狭隘な道路が多く、木造住宅や店舗併用住宅などが密集しており、土地の高度利用が図られていません。そこで南口一帯を再開発する「上板橋駅南口駅前地区第一種市街地再開発事業」の構想がかなり前に発表されました。
区域面積約22,000㎡を再開発して、川越街道から駅前への幅員16mのアクセス道路及び面積約3,900㎡の交通広場を整備します。残りの敷地を3街区に分けて、高さ約140m、高さ約130m、高さ約70mの再開発ビルを建設する計画でしたが、その後、一向に音沙汰が無くなりました。
● 市街地再開発組合の設立を認可!
東京都は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「上板橋駅南口駅前東地区市街地再開発組合」の設立を2021年3月26日に認可しました。「上板橋駅南口駅前東地区第一種市街地再開発事業」は、東武東上線「上板橋」駅の南口側で、「東街区、中街区、南街区」の3街区に分け、総事業費約400億円をかけて再開発します。
引用資料 東京都都市整備局(2021/03/25)
上板橋駅南口駅前東地区市街地再開発組合の設立を認可します
初期の計画から大幅に見直されて、「東街区」が、地上27階、地下2階、「中街区」が、地上19階、地下1階、「南街区」が、地上6階、地下0階となりました。
上板橋駅南口駅前東地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都板橋区上板橋一丁目及び二丁目地内
◆ 階数-(東街区)地上27階、地下2階、(中街区)地上19階、地下1階、(南街区)地上6階、地下0階
◆ 地区面積-約17,000㎡(施設全体)
◆ 延床面積-(東街区)約38,550㎡、(中街区)約10,040㎡、(南街区)約1,890㎡
◆ 用途-(東街区)共同住宅、店舗、(中街区)共同住宅、店舗、(南街区)事務所、店舗
◆ 建築主-上板橋駅南口駅前東地区市街地再開発組合(参加組合員予定者 住友不動産)
◆ 基本設計-INA新建築研究所
◆ 事業協力者-大成建設
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2028年度予定
◆ 総事業費-約400億円
「断面イメージ」です。
「配置図」です。
「位置図」です。
10年以上前に撮影した「上板橋駅南口駅前東地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。現在はこの場所に「ガーデン上板橋」というパチンコ屋さんが建っているようです。
10年以上前は、「上板橋駅南口駅前地区第一種市街地再開発事業」でしたが、「上板橋駅南口駅前東地区第一種市街地再開発事業」に名称が変更になっています。
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