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2021年4月

2021年4月30日 (金)

東急新横浜線(相鉄・東急直通線)の「新綱島駅」に直結 地上29階、高さ約100mの「ドレッセタワー新綱島」 公式ホームページがオープン!

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-新綱島駅前地区第一種市街地再開発事-
 「神奈川東部方面線事業(相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線)」は、都市鉄道等利便増進法に基づき、「国、神奈川県」および「横浜市」の支援を受けて、「独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構」が整備を行っている事業です。

 相鉄・東急直通線は、東急線日吉駅から相鉄・JR直通線羽沢横浜国大駅間に約10.0kmの連絡線を新設する計画で、この連絡線と相鉄・JR直通線の一部を活用して東急線と相鉄線との相互直通運転を行うものです。

 「新綱島駅(仮称)」は、「相鉄・東急直通線」の「日吉駅」と「新横浜駅(仮称)」の間に建設されます。場所は、東急東横線「綱島駅」の100mくらい東側の地下になります。「新綱島駅(仮称)」の名称は、公募により「新綱島駅」に決定しています。「新綱島駅」は、2022年度下期開業予定です。

 「新綱島駅」の建設に合わせて、「新綱島駅周辺地区土地画整理事業」が実施されています。「新綱島駅周辺地区土地画整理事業」の一部として、地上29階、地下2階、高さ99.90mの超高層タワーマンション「新綱島駅前地区第一種市街地再開発事業」の建設が行われています。

● ドレッセタワー新綱島
 「新綱島駅前地区第一種市街地再開発事業」の正式名称が「ドレッセタワー新綱島」に決定して公式ホームページがオープンしました。2023年10月下旬の竣工、2024年1月下旬の入居開始を予定しています。

 引用資料 公式ホームページ
 ドレッセタワー新綱島 

ドレッセタワー新綱島の概要
◆ 計画名-新綱島駅前地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-神奈川県横浜市港北区綱島東一丁目813番1他 (地番)
◆ 交通-交通 東急東横線「綱島」駅徒歩3分、東急新横浜線「新綱島」駅徒歩1分(2022年度下期開業予定)
◆ 階数-地上29階、地下2階
◆ 高さ-最高部99.90m *建築物もしくは軒高の可能性あり
◆ 敷地面積-3,889.59㎡
◆ 建築面積-2,712.77㎡
◆ 延床面積-37,562.36㎡(容積対象床面積27,000.81㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-共同住宅、商業・業務施設、公益施設(区民文化センター)、駐車場
◆ 総戸数-252戸(非分譲住戸73戸含む)他、店舗(区画未定)、事務所(区画未定)、公益施設1区画
◆ 建築主-新綱島駅前地区市街地再開発組合(売主 東急)
◆ 設計者・監理者-東急設計コンサルタント
◆ 施工者-東急建設
◆ 着工-2020年10月初旬
◆ 竣工-2023年10月下旬予定
◆ 入居開始-2024年01月下旬予定


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「外観完成予想CG」です。


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「グランドエントランス完成予想CG」です。


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「複合再開発概念図」です。「South棟(住宅)」と「Nouth棟(商業)」で構成されます。


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「新綱島駅周辺地区土地画整理事業」および「新綱島駅前地区第一種市街地再開発事業」の範囲です。「新綱島駅前地区第一種市街地再開発事業」は「B地区」となります。「B地区」の南西側に食い込んでいる「C地区」は、「リビオ綱島」で、2007年9月竣工と新しいので、今回の再開発には参加していません。


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「位置図」です。2022年度下期開業予定の東急新横浜線「新綱島」駅直結の好立地です。



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2021年4月29日 (木)

これは便利! 西武新宿駅と東京メトロ丸ノ内線新宿駅をつなぐ地下通路 「新宿駅北東部地下通路線」の都市計画手続き開始!

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-新宿駅北東部地下通路線-

 「西武鉄道」はこれまで、西武新宿駅からつながる新宿サブナードとメトロプロムナードを結ぶ新しい地下通路の実現に向け、新宿区などの関係者と協議してきました。新宿区により「新宿駅北東部地下通路線」の都市計画手続きが開始されたことを受け、「西武鉄道」は地下通路の事業予定者として、都市計画決定後の早期実現に向け、具体的な検討および関係者との協議を進めていきます。

 西武鉄道 ニュースリリース(PDF:2021/04/26)
 西武新宿駅と東京メトロ丸ノ内線新宿駅をつなぐ地下通路」の整備に向けた検討・協議を進めます。

 引用資料 新宿区・公式HP(PDF:2021/04/19)
 都市計画変更素案の説明会のお知らせ (新宿歩行者専用道第4号線、新宿駅北東部地下通路線)

 地下通路の開通により、西武新宿駅を利用する乗降客の新宿駅(JR線・東京メトロ丸ノ内線)との乗換利便性が向上するとともに、新宿駅周辺の歩行者ネットワークが拡充され、まちとまち、駅とまちの回遊性が向上します。

 これにより東京都と新宿区が2018年3月に策定した「新宿の拠点再整備方針~新宿グランドターミナルの一体的な再編~」に定められる「新宿グランドターミナル」の実現に貢献します。


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「新宿駅北東部地下通路線」の位置図です(引用:新宿区)


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幻の西武新宿線地下急行線

 かつてこの部分には、西武新宿線の複々線化事業の一環として、上石神井から西武新宿まで、地下に「急行線」を建設し、現在の「メトロプロムナード」に接続する形でホームを設けるという構想が有りました。計画は1987年に国から認可されましたが、バブル崩壊や工事費の高騰により、1995年に計画が中止されました(引用:新宿区)。


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「地下急行線」の構想があった場所を使用して「新宿駅北東部地下通路線」が整備されます。新宿駅東側の南北の歩行者動線が劇的に改善されます(引用:新宿区)。


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「新宿サブナード~東京メトロ丸ノ内線間の断面イメージ」です(引用:新宿区)。



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2021年4月28日 (水)

荒川区 地上47階、高さ約180m「(仮称)西日暮里駅前地区第一種市街地再開発事業」 環境影響評価書案に係る見解書が公開!

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-(仮称)西日暮里駅前地区第一種市街地再開発事業-
 
荒川区の西日暮里駅周辺地区では、2007年度から、「西日暮里5丁目まちづくり協議会」が中心となり、廃校になった中学校跡地(旧道灌山中学校)の活用方法から、さらに広域的なまちづくりをテーマとして、まちづくりの検討が進められています。

 対象予定地区は、JR山手線・京浜東北線、東京メトロ千代田線、日暮里・舎人ライナーの西日暮里駅に隣接する西日暮里五丁目の一部です。「西日暮里駅前地区市街地再開発準備組合」は、事業協力者を「野村不動産株式会社・三菱地所レジデンス株式会社共同企業体」に決定しています。

● 環境影響評価書案に係る見解書
 東京都環境局から「(仮称)西日暮里駅前地区第一種市街地再開発事業」環境影響評価書案に係る見解書が公開されています。Webでも閲覧のみ可能ですが、閲覧には、Windows7~10、Internet Explorer及びAdobe Acrobat Reader DCが必要です。ブラウザで一番人気の「Google Chrome」でも接続は出来ますが、PDFの中身が真っ白で何も見る事が出来ません。

 引用資料 東京都環境局・環境アセスメント(2021/04/26)
 「(仮称)西日暮里駅前地区第一種市街地再開発事業」環境影響評価書案に係る見解書

 概要は、地上47階、塔屋2階、地下2階、高さ約180m、延床面積約162,900㎡です。「住宅・業務棟」と「商業・ホール棟」が建設されます。ペデストリアンデッキで、「JR山手線」と「日暮里舎人ライナー」の西日暮里駅に接続します。駅前の交通広場なども整備する予定です。

(仮称)西日暮里駅前地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都荒川区西日暮里五丁目
◆ 交通-JR山手線・京浜東北線、東京メトロ千代田線、日暮里・舎人ライナー「西日暮里」駅すぐ
◆ 階数-(住宅・業務棟)地上47階、塔屋2階、地下2階、(商業・ホール棟)地上11階、地下2階
◆ 高さ-(住宅・業務棟)最高部約180m、建築物約170m、(商業・ホール棟)最高部約75m
◆ 敷地面積-約12,340㎡
◆ 建築面積-約9,870㎡
◆ 延床面積-約162,900㎡
◆ 用途-共同住宅、店舗等、ホール、業務、地域貢献施設等
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(江戸川層を支持地盤)
◆ 総戸数-約1,000戸
◆ 建築主-西日暮里駅前地区市街地再開発組合(予定)
◆ 事業協力者-野村不動産株式会社・三菱地所レジデンス株式会社共同企業体(野村不動産、三菱地所レジデンスJV)
◆ 設計者-梓設計
◆ 事業コンサルタント-都市設計連合
◆ 解体工事-2022年度予定
◆ 着工-2023年度予定
◆ 竣工-2026年度予定
◆ 供用開始-2026年度予定


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「全体工事工程」です。 解体工事は2022年度着工予定、本体工事は2023年度着工予定 、竣工は2026年度予定となっています。基礎工法は、江戸川層を支持地盤とする「場所打ちコンクリート拡底杭」、躯体工事は「順打ち工法」で行われます。


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「断面時」です。「住宅・業務棟」と「商業・ホール棟」で構成されています。


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「配置計画図」です。 ペデストリアンデッキで、「JR山手線」と「日暮里・舎人ライナー」の「西日暮里駅」に接続します。駅前の「交通広場」なども整備する予定です。


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「計画地位置図」です。


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「(仮称)西日暮里駅前地区第一種市街地再開発事業」の予定地を南西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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街区の東側に「日暮里・舎人ライナー」の高架橋があります。


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「日暮里・舎人ライナー」の高架橋に設けられた「西日暮里駅」に向かう歩行者デッキが、基礎工事の絶好の定点観測ポイントになりそうです。



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2021年4月27日 (火)

巨大プロジェクト「中野駅新北口駅前エリアにおける拠点施設整備」への布石 中野区新庁舎整備事業 2021年7月に新庁舎建設工事着手!

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-中野区新庁舎整備事業-
 中野区は、区役所・サンプラザ地区再整事業である「中野駅新北口駅前エリアにおける拠点施設整備」を計画しています。高さ約235m、延床面積約257,000㎡の巨大プロジェクトとなります。中野区の新庁舎の建設はその布石となります。

 引用資料 中野区・公式ホームページ
 新しい区役所整備の検討を進めています

 2020年2月に「中野区新庁舎整備事業 実施設計・施工業務」の企画提案公募型事業者選定が行われて、優先交渉権者が、「竹中・協永・明成・武蔵野・INA特定建設共同企業体」に決定しています。代表構成員が「竹中工務店」、構成員が「協永建設、明成建設工業、武蔵野建設産業、INA新建築研究所」となっています。

 新庁舎は、地上11 階、塔屋1階、地下2階、高さ52.85m、延床面積47,390.21㎡の予定です。2021年7月に新庁舎建設工事着手、2024年2月に竣工、2024年5月に開設を予定しています。

中野区新庁舎整備事業の概要
◆ 計画名-中野区新庁舎
◆ 所在地-東京都中野区中野四丁目11番(住居表示)、東京都中野区中野四丁目2番139(地名地番)
◆ 交通-JR中央線「中野」駅、東京メトロ東西線「中野」駅
◆ 階数-地上11 階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部52.85m(平均地盤面よりの高さ)
◆ 敷地面積-8,557.38㎡
◆ 建築面積-4,096.66㎡
◆ 延床面積-47,390.21㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-公共施設(庁舎)
◆ 建築主-中野区
◆ 設計者-竹中・協永・明成・武蔵野・INA特定建設共同企業体(竹中工務店、協永建設、明成建設工業、武蔵野建設産業、INA新建築研究所)
◆ 施工者-竹中・協永・明成・武蔵野・INA特定建設共同企業体(竹中工務店、協永建設、明成建設工業、武蔵野建設産業、INA新建築研究所)
◆ 解体工事-2020年12月
◆ 着工-2021年07月01日予定
◆ 竣工-2024年02月28日予定
◆ 開設-2021年05月予定


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「断面図」です。


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「1階の配置図」です。


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「整備事業計画地案内図」です。「計画地広域図」です。中野四季の都市(まち)」内の区有地に建設されます。


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新庁舎の建設予定地

 新庁舎の建設予定地は、中野四季の都市(まち)」内の区有地です。敷地の北側には「中野体育館」があります。2020年12月から中野体育館の解体工事に着手しています。


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現在の中野区役所
 
新庁舎の竣工後に再開発が計画されている「中野区役所です。JR「中野駅」から徒歩3分の交通至便な場所にあります。現区役所は1968年9月竣工、既に52年以上経過しています。



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2021年4月26日 (月)

もはや副都心 疾風怒濤の勢いで再開発が進む中野駅周辺 駅前広場(新北口交通広場、南口駅前広場、西口広場)を大規模に再整備!

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-東京都区部7副都心-

 東京都区部の副都心は、「(1)新宿副都心(新宿区)、(2)渋谷副都心(渋谷区)、(3)池袋副都心(豊島区)、(4)上野・浅草副都心(台東区)、(5)錦糸町・亀戸副都心(墨田区・江東区)、(6)大崎副都心(品川区)、(7)臨海副都心(港区・江東区・品川区)」の7ヶ所が指定されています。

 東京都が、7ヶ所目の「臨海副都心」を指定したのが1995年なので、その後の開発の実態に合わなくなってきています。「上野・浅草副都心、錦糸町・亀戸副都心」は、副都心を名乗るには疑問符が付きます。逆に疾風怒濤の勢いで再開発が進んでいる品川駅周辺や中野駅周辺が、副都心に相応しい思います。

● 中野駅周辺の駅前広場を大規模に再整備!
 中野駅周辺では、「中野四季の都市(旧警察大学校等跡地地区)」で大規模な再開発が行われましたが、その後も続々と再開発が続いています。最大規模の「中野サンプラザ」と「中野区役所」を中心とする「中野駅新北口駅前エリア」の再開発が完了すると文句無しに副都心と言える都市景観になります。

 再開発に合わせて、中野駅周辺では、JR中央線の南側と北側をつなぐ通路と新たな西口を整備する中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業を進めています。あわせて新北口駅前広場や西口広場は、新規整備、南口駅前広場は、拡張整備を進めていく予定です。

 引用資料 中野区・公式ホームページ
 中野駅駅前広場デザイン等整備方針の策定について


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「南口駅前広場」が大規模に再整備されると共に、新たに「西口広場」が整備されます。


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中野駅新北口駅前エリア

 中野区では、「中野サンプラザ」と「中野区役所」を中心とする「中野駅新北口駅前エリア」における拠点施設整備の事業化推進のため、第一種市街地再開発事業の施行予定者となる民間事業者の募集・選定を行いました。審査委員会の審査結果を踏まえ、施行予定者候補を選定し、2021年1月29日に公表しました。

 引用資料 中野区・公式HP(2021/02/04)
 2021年2月4日 区長記者会見 中野駅新北口駅前エリアにおける拠点施設整備にかかる民間事業者募集の選定結果について

施行予定者候補の提案概要
◆ 街区名-NAKANOサンプラザシティ
◆ 所在地-東京都中野区中野四丁目内
◆ 交通-JR中央線・総武線・東京メトロ東西線「中野」駅から徒歩1分
◆ 高さ-約235m
◆ 階数-(未公表)
◆ 建築面積-約19,000㎡
◆ 延床面積-約257,000㎡
◆ 容積率対象面積-計画容積率900%
◆ 施行予定者候補-(代表事業者)野村不動産、(構成事業者・施行予定者)東急不動産、住友商事、ヒューリック、JR東日本、(構成事業者・協力事業者)清水建設、日本郵政不動産、日本設計、電通、ジェイアール東日本ビルディング、野村不動産ホテルズ、野村不動産パートナーズ、東急コミュニティー、リージョンワークス合同会社
◆ 都市計画決定-2022年度末予定
◆ 竣工-2028年度末予定
◆ 総事業費-約1,810億円


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中野二丁目地区第一種市街地再開発事業
 「中野二丁目地区市街地再開発組合」は、東京都中野区中野二丁目他で事業を推進する「中野二丁目地区第一種市街地再開発事業」において、2020年3月10日に権利変換計画認可を受け、2020年3月26日に着工しました。「住友不動産」は参加組合員として再開発事業に参画しています。

 引用資料 住友不動産(PDF:2020/03/30)
 中野駅南口駅前で賑わいの創出 「中野二丁目地区第一種市街地再開発事業」工事着手 オフィス棟と住宅棟の高層ツインタワー

中野二丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-中野二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物
◆ 所在地-東京都中野区中野二丁目地内
◆ 交通-JR中央線「中野」駅、東京メトロ東西線「中野」駅すぐ
◆ 階数-(住宅棟)地上37階、地下2階、(業務棟)地上20階、地下2階
◆ 高さ-(住宅棟)最高部l146.84m、(業務棟)最高部115.83m
◆ 敷地面積-(住宅棟)4,404.85㎡、(業務棟)5,676.67㎡
◆ 建築面積-(住宅棟)3,465.32㎡、(業務棟)4,142.96㎡
◆ 延床面積-(住宅棟)49,343.93㎡、(業務棟)49,759.50㎡
◆ 用途-オフィス、共同住宅、店舗、駐車場
◆ 構造-(住宅棟)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、(業務棟)鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 総戸数-397戸(分譲2戸、賃貸395戸)
◆ 建築主-中野二丁目地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産)
◆ 設計者-アール・アイ・エー(コンサルタント/基本・実施設計)
◆ 施工者-西松建設(特定業務代行者/建築施工)
◆ 着工-2020年03月26日
◆ 竣工-2024年02月29日予定


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中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業
 「中野区」と「JR東日本」は、「中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業」を進めています。新駅ビルは「駅施設、店舗 」で構成する建物のほか、ラチ内コンコース約1,100㎡、南北通路約1,400㎡を確保します。2026年12月頃の南北通路・橋上駅舎開業を目指します。

 引用資料 中野区・公式HP(2019/10/08)
 中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業について

中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業の概要
◆ 計画名-(仮称)中野駅西口開発
◆ 所在地-東京都中野区中野五丁目241‐2、四丁目84‐1 他
◆ 交通-JR中央線・総武線・東京メトロ東西線「中野」駅直結
◆ 階数-地上5階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-28.27m
◆ 敷地面積-7,693.42㎡
◆ 建築面積-6,329.61㎡
◆ 延床面積-18,286.44㎡(別に、ラチ内コンコース約1,100㎡、南北通路約1,400㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部CFT造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-駅施設、店舗
◆ 建築主-JR東日本
◆ 設計者-JR東日本
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2020年03月01日
◆ 竣工-2028年03月31日予定
◆ 開業-2026年12月頃予定(南北通路・橋上駅舎開業)



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2021年4月25日 (日)

「イオン」が次世代ネットスーパー事業に本格参入 千葉市に最先端のAI及びロボティクス機能を導入した「誉田CFC」の建設に着手!

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-イオン次世代ネットスーパー-

 「イオン」は、2019年11月にイギリスのテクノロジー及びネットスーパー企業「Ocado Group plc(本社:ロンドン)」の子会社である「Ocado Solutions」と日本国内における独占パートナーシップ契約を締結しました。

 2019年12月に、「イオンネクスト準備株式会社」を設立し、2023年に、最先端のAI及びロボティクス機能を導入した日本初の「CFC」建設とネットスーパー事業の本格稼働を目指し、準備をすすめています。

 2020年8月19日に、「イオンネクスト」は、千葉市緑区誉田町に国内初となるCFC建設予定用地の取得に関する予約契約を「エム・ケー株式会社」と締結しました。

誉田CFCの起工式を挙行!
 「イオン」と「イオンネクスト準備室」は2021年4月23日に、次世代ネットスーパーの中心的な施設となるイオン初CFC(顧客フルフィルメントセンター)の起工式を行い、建設に着手したと発表しました。

 引用資料 イオン(PDF:2021/04/23)
 イオンネクスト誉田CFC起工、最大3メガワットの太陽光発電設備をPPAモデルで導入

 「CFC」は、「Customer Fulfillment Center=顧客フルフィルメントセンター)」の略です。CFCの特長は、センター内で約50,000品目の商品を品揃えすることができ、さらにロボットとAIによる24時間稼働や効率的なピックアップにより、安定的な供給力を誇る点です。

 Ocadoのソリューションを活用し、CFC内のロボットは50点の商品を約6分間で処理することが可能です。また、最先端のAIアルゴリズムを用いて、常に最適な配送ルートを特定することができることから、最も効率よく顧客に商品を届けることが可能になります。

誉田CFCの概要
◆ 所在地-千葉県千葉市緑区誉田町 ネクストコア千葉誉田区画内
◆ 階数-地上3階、地下0階
◆ 敷地面積-72,634.04㎡
◆ 建築面積-33,612.71㎡
◆ 延床面積-51,584.20㎡
◆ 従業員数-約700名
◆ 取り扱い数-約50,000品目

イオンネクスト準備株式会社の概要
◆ 社名-イオンネクスト準備株式会社
◆ 設立日-2019年12月20日
◆ 本社所在地-千葉県千葉市美浜区中瀬一丁目5番地
◆ 代表取締役-バラット・ルパーニ
◆ 事業内 容-暮らしの必需品を中心に、オンラインで顧客から注文を受けて宅配するオンライン・スーパーマーケットの運営
◆ 出資比率-イオン株式会社100%


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「誉田CFC」の完成イメージです。


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「誉田CFC」の完成イメージです。


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「(仮称)ネクストコア千葉誉田」の区画図です。「エム・ケー株式会社」が千葉市より産業用地整備支援事業の認定を受け、官民連携による産業用地整備を実施しています。完成イメージを見ると、「イオンネクスト」は、「B-2宅地」と「B-4宅地」を使用すると思われます。

 引用資料 エム・ケー株式会社(PDF:2020/03/16)
 「ネクストコア千葉誉田」施設の工事完了


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「(仮称)ネクストコア千葉誉田」の位置図です。

 引用資料 千葉市・公式HP
 千葉市産業用地整備支援事業

 「(仮称)ネクストコア千葉誉田」は、千葉外房有料道路「高田IC」から約1km、千葉東金道路「高田IC」から約3km、JR外房線「誉田駅(ほんだえき)」から徒歩約10分に位置します。や果物などの生鮮品を提供するとしている。



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2021年4月24日 (土)

JR前橋駅北口地区第一種市街地再開発事業 地上27階、高さ約93mの「Brillia Tower(ブリリアタワー)前橋」 公式ホームページがオープン!

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-JR前橋駅北口地区第一種市街地再開発事業-

 JR前橋駅周辺は、土地の有効活用を図るための高度利用地区として都市計画が定められているものの、長きに渡り、平面的な利用が続いており、駅に隣接した高立地条件が活かされていない状況となっています。

 こうした状況を踏まえ「JR前橋駅北口地区第一種市街地再開発事業」は、前橋市が策定した「前橋市市街地総合再生計画」の重点施策区域の拠点として位置づけられた「JR前橋駅周辺」地区において、再開発事業の制度を活用し、前橋市の「顔」として相応しいにぎわいや利便性の高い、多くの市民や来街者の多様なニーズに対応した施設整備を目的としています。

 JR前橋駅に隣接した立地を生かして、幅広い世代に対応する良好な住宅を供給し、子育て環境の充実を図るための支援施設、駅前周辺の利便性を高めるための店舗、さらに敷地内に広場空間を設けるなど、駅周辺における賑わい拠点として整備を進めていきます。

 JR前橋駅北口地区第一種市街地再開発事業個人施行者である「ファーストコーポレーション」および「東京建物」は、「JR前橋駅北口地区第一種市街地再開発事業」において、2020年11月24日に施設建築物の新築工事に着手しました。

● Brillia Tower(ブリリアタワー)前橋
 「東京建物」および「ファーストコーポレーション」は、JR前橋駅北口地区第一種市街地再開発事業における高層マンションの名称を「Brillia Tower 前橋(ブリリアタワー前橋)」と決定しました。同時の公式ホームページもオープンしました。

 引用資料 東京建物(PDF:2021/04/23)
 公・商・住が一体となった複合再開発『Brillia Tower(ブリリアタワー)前橋』始動、市内初となる超高層免震タワーマンションが2024 年に県都「前橋」駅前に誕生

 引用資料 公式ホームページ
 ブリリアタワー前橋

 建築主は「市街地再開発組合」を設立しないで、個人施行者として「東京建物、ファーストコーポレーション」の2者が行う珍しい第一種市街地再開発事業となります。「東京建物」と「ファーストコーポレーション」の社名の順番が逆になったので、出資比率が逆転した可能性があります。

ブリリアタワー前橋の概要
◆ 計画名-JR前橋駅北口地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-群馬県前橋市表町二丁目29番26(地番)
◆ 交通-JR両毛線「前橋」駅徒歩2分
◆ 階数-地上27階、地下1階
◆ 高さ-93.18m
◆ 敷地面積-3,870.97㎡
◆ 建築面積-2,635.29㎡
◆ 延床面積-28,991.08㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(積層ゴム、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅、店舗、児童福祉施設(子育て支援施設)、駐車場(住宅駐車場)
◆ 総戸数-203戸
◆ 建築主-JR前橋駅北口地区第一種市街地再開発事業個人施行者(東京建物、ファーストコーポレーション)
◆ 設計者・監理者-宮田建築事務所
◆ 構造監理-サイエンス構造
◆ デザイン監修-野生司環境設計
◆ 施工者-JR前橋駅北口地区第一種市街地再開発事業 施設建築物建設工事共同事業体(ファーストコーポレーション、小林工業、鵜川興業、吉田組JV)
◆ 着工-2020年11月24日
◆ 竣工-2024年05月下旬予定
◆ 入居開始-2024年06月下旬予定


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「外観完成予想CG」です。


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「外観完成予想CG」です。


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「エントランスホール完成予想CG」です。


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「メインエントランス完成予想CG」です。


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「現地案内図」です。



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2021年4月23日 (金)

品川区 地上32階、高さ約128mの「(仮称)西五反田3丁目プロジェクト」 街区名称が「MEGURO MARC(メグロマーク)」に決定!

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-MEGURO MARC(メグロマーク)

 JR東日本グループと野村不動産グループが共創し、品川区西五反田三丁目で、魅力あるまちづくりを目指して、「(仮称)西五反田3丁目プロジェクト」を推進しています。

 街区名称が「MEGURO MARC(メグロマーク)」に決定しました。「MEGURO MARC」では、「自然な私に還るまち」をコンセプトに、都心にありながらも豊かな緑に囲まれた広場のある場所で、様々な世代の人々が安心して働き、暮らせるまちづくりを目指します。

 引用資料 JR東日本(PDF:2021/03/29)
 (仮称)西五反田 3 丁目プロジェクトの街区名称を「MEGURO MARC」に決定 ~住まいと働く場所が共存した多様性のあるまちが誕生します~

 「MEGURO MARC」は、地上13階、地下1階の「A棟(オフィス棟)」、地上24階、地下2階の「B棟(賃貸住宅棟)」、地上32階、地下1階の「C棟(分譲住宅棟)」の3棟で構成されます。

MEGURO MARC A棟(オフィス棟)の概要
◆ 計画名-(仮称)西五反田3丁目プロジェクト A棟
◆ 所在地-東京都品川区西五反田三丁目175番1、249番1、249番2、249番17
◆ 交通-JR山手線・都営浅草線「五反田」駅、JR山手線・東京メトロ南北線・都営三田線・東急目黒線「目黒」駅
◆ 階数-地上13階、地下1階
◆ 高さ-最高部69.275m
◆ 敷地面積-7,786.48㎡
◆ 建築面積-3,012.47㎡
◆ 延床面積-38,710.38㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場
◆ 建築主-ジェイアール東日本ビルディング
◆ 設計者-日建設計
◆ 施行者-竹中工務店、鉄建建設JV
◆ 着工-2020年05月15日
◆ 竣工-2022年03月予定

MEGURO MARC B棟(賃貸住宅棟)の概要
◆ 計画名-(仮称)西五反田3丁目プロジェクト B棟
◆ 所在地-東京都品川区西五反田三丁目249番1、249番10
◆ 交通-JR山手線・都営浅草線「五反田」駅、JR山手線・東京メトロ南北線・都営三田線・東急目黒線「目黒」駅
◆ 階数-地上24階、地下2階
◆ 高さ-最高部85.32m
◆ 敷地面積-3,853.14㎡
◆ 建築面積-1,517.47㎡
◆ 延床面積-18,927.56㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎、杭基礎
◆ 用途-共同住宅、保育所
◆ 総戸数-194戸
◆ 建築主-ジェイアール東日本都市開発
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施行者-竹中工務店
◆ 着工-2020年08月24日
◆ 竣工-2022年10月予定

MEGURO MARC C棟(分譲住宅棟)の概要
◆ 計画名-(仮称)西五反田3丁目プロジェクト C棟
◆ 所在地-東京都品川区西五反田三丁目247番18、249番1
◆ 交通-JR山手線・都営浅草線「五反田」駅、JR山手線・東京メトロ南北線・都営三田線・東急目黒線「目黒」駅
◆ 階数-地上32階、地下1階
◆ 高さ-最高部128.7m、軒高126.5m 
◆ 敷地面積-7,711.42㎡
◆ 建築面積-1,364.80㎡
◆ 延床面積-36,708.76㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎、直接基礎
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-301戸
◆ 建築主-野村不動産、ジェイアール東日本都市開発
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施行者-竹中工務店
◆ 着工-2020年09月23日
◆ 竣工-2023年11月予定

(備考) 上記の3棟の「敷地面積、建築面積、延床面積」等の数値は、東京都環境局がホームページで公開している「建築物環境計画書制度」を参考にしています。

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「配置図」です。


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「位置図」です。



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2021年4月22日 (木)

JR東日本 総延床面積約85万㎡の「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)」 鉄道開業時の遺構「高輪築堤」の調査・保存がまとまる!

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-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)-
 JR東日本は、「高輪ゲートウェイ駅」の周辺で「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)」を進めています。国家戦略特別区域計画に認定されている「品川開発プロジェクト」においては、国内外から先進的な企業と人材が集い、多様な交流から新たなビジネス・文化が生まれるまちづくりを目指しています。

 「グローバルゲートウェイ品川」をコンセプトに、国際交流拠点として、オフィス、商業、ホテル、コンベンション、文化創造施設などの複合用途の導入を進めるとともに、周辺地域との防災連携などを図ります。また、未来に向けた実験の場として、さまざまな技術の実装やビジネス創出を行う先端的なまちづくりを進めます。

 引用資料 JR東日本(PDF:2019/04/22)
 品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)が都市計画決定されました ~高輪ゲートウェイ駅周辺のまちづくりが本格始動します~

 工事は順調に進む見込みでしたが、「高輪築堤」の遺構が見つかったために大幅な計画変更を余儀なくされています。「高輪築堤」は、1872年10月に開業した新橋~横浜間の鉄道建設時に海上に構築された築堤の一部でです。

 考古学や鉄道史において稀に見る貴重な遺構であることから、その調査や保存のあり方が2020年9月から7回にわたり、有識者による「高輪築堤調査・保存等検討委員会」で協議されてきました。

● 高輪築堤の調査・保存
 「JR東日本」は4月21日に、国際交流拠点を目指して進めている再開発プロジェクト「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)」で出土した「高輪築堤」について、その調査・保存方針を明らかにしました。

 引用資料 JR東日本(PDF:2021/04/21)
 品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)における高輪築堤の調査・保存について

 有識者は全部保存、JR東日本は一部保存を主張してましたが、協議の結果、「(1)橋梁部を含む約80mおよび公園隣接部約40mの2ヶ所を現地保存、(2)信号機土台部を含む約30mを移築保存、(3)記録保存箇所については、詳細かつ慎重な調査を行う」という3点の方針がまとめられました。


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「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)概要」です。


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「記録保存調査範囲」です。


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橋梁部

 橋梁部を含む約80m(3街区)について現地保存を行い、建設当時の風景をそのまま感じられるように公開します。


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公園隣接部

 公園隣接部の約40m(2街区)について、文化の発信拠点である文化創造施設と一体的に公開することで、築堤を身近に感じられるようにします。


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移築保存

 信号機土台部を含む約30m(4街区)を移築保存します。移築先は高輪ゲートウェイ駅前の国道15号沿いの広場を基本に検討および関係者と調整を進めます。移築保存にあたり、丁寧に記録保存調査を行います。



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2021年4月21日 (水)

板橋区 東武東上本線・上板橋駅前の「上板橋駅南口駅前東地区第一種市街地再開発事業」 2021年4月18日に再開発組合を設立!

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-上板橋駅南口駅前東地区第一種市街地再開発事業-
 
板橋区の東武東上本線「上板橋駅」は、島式2面4線の地上駅です。「北口」と「南口」があります。北口には小さい駅前広場がありますが、南口は狭い道路を挟んですぐ住宅となっており駅前広場もありません。
 
 南口には、狭隘な道路が多く、木造住宅や店舗併用住宅などが密集しており、土地の高度利用が図られていません。そこで南口一帯を再開発する「上板橋駅南口駅前地区第一種市街地再開発事業」の構想がかなり前に発表されました。
 
 区域面積約22,000㎡を再開発して、川越街道から駅前への幅員16mのアクセス道路及び面積約3,900㎡の交通広場を整備します。残りの敷地を3街区に分けて、高さ約140m、高さ約130m、高さ約70mの再開発ビルを建設する計画でしたが、その後、一向に音沙汰が無くなりました。

 東京都は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「上板橋駅南口駅前東地区市街地再開発組合」の設立を2021年3月26日に認可しました。「上板橋駅南口駅前東地区第一種市街地再開発事業」は、東武東上線「上板橋」駅の南口側で、「東街区、中街区、南街区」の3街区に分け、総事業費約400億円をかけて再開発します。

● 市街地再開発組合の設立!
 「上板橋駅南口駅前東地区市街地再開発組合」は、東京都板橋区上板橋一丁目及び二丁目で事業推進する「上板橋駅南口駅前東地区市街地再開発事業」について、2021年3月26日付で東京都知事より市街地再開発組合の設立認可を受け、2021年4月18日に再開発組合を設立しました。

 引用資料 住友不動産(PDF:2021/04/20)
 「上板橋駅南口駅前東地区市街地再開発事業」再開発組合設立のお知らせ

 初期の計画から大幅に見直されて、「東街区」が、地上27階、地下2階、「中街区」が、地上19階、地下1階、「南街区」が、地上6階、地下0階となっています。

上板橋駅南口駅前東地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都板橋区上板橋一丁目及び二丁目地内
◆ 階数-(東街区)地上27階、地下2階、(中街区)地上19階、地下1階、(南街区)地上6階、地下0階
◆ 地区面積-約17,000㎡(施設全体)
◆ 延床面積-(東街区)約38,550㎡、(中街区)約10,040㎡、(南街区)約1,890㎡
◆ 用途-(東街区)共同住宅、店舗、(中街区)共同住宅、店舗、(南街区)事務所、店舗
◆ 総戸数-約440戸
◆ 建築主-上板橋駅南口駅前東地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産)
◆ 基本設計-INA新建築研究所
◆ 事業協力者-大成建設
◆ 着工-2025年04月予定
◆ 竣工-2028年12月予定
◆ 総事業費-約400億円


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「東街区」の外観完成イメージです。「東街区」は、下層階の階高が高いのと3層の高い塔屋があるので、最高部の高さは100mを超えると思われます。


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「断面イメージ」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。



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2021年4月20日 (火)

南船橋 男子プロバスケットボール「千葉ジェッツふなばし」 1万人規模のアリーナプロジェクトの建設予定地 2021年4月中旬の状況

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1万人規模のアリーナプロジェクト
 千葉県船橋市をホームタウンとする国内男子プロバスケットボールリーグBリーグの「千葉ジェッツふなばし」は、「ミクシィ」と戦略的業務資本提携を締結し、「ミクシィ」は株式の過半数を取得し、連結子会社化しています。

 「三井不動産」は、「船橋オートレース場」跡地に、大規模物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク船橋」を整備中ですが、北側のJR京葉線沿いに「ららぽーとTOKYO-BAY第10駐車場」があります。

 「三井不動産」と「ミクシィ」は、ららぽーとTOKYO-BAY第10駐車場に新アリーナを建設し、「千葉ジェッツふなばし」がホームアリーナとして利用する予定です。ゼネコンなどを対象とした設計と施工を一括した指名コンペが実施され、優先交渉権者に「清水建設」を特定しています。

 画像引用 千葉ジェッツふなばし
 【千葉ジェッツ 夢のアリーナプロジェクト】 始動

 「ららぽーとTOKYO-BAY第10駐車場」は、南船橋駅南口から西北西約500mに位置します。「三井不動産」と「ミクシィ」が検討するアリーナは、Bリーグの基準に基づきメインアリーナとサブアリーナなどが入ります。
 メインアリーナは、チーム運営会社の「千葉ジェッツふなばし」が2019年4月に発表した「千葉ジェッツ 夢のアリーナプロジェクト」で示された1万人規模とします。

 ジェッツの試合は年間でも多くて35~36試合しかありません。それだけではビジネス上、民間でやる意味はないので、バスケットの試合以外に音楽のライブコンサートやeスポーツの大会など各種イベントにも活用します。


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「ららぽーとTOKYO-BAY第10駐車場」の2021年4月中旬の状況です(写真提供読者さん)。


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2020年12月上旬には、駐車場の一部が閉鎖されてアスファルトが一部剥がされていましたが、元に戻っています(写真提供読者さん)。


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「ららぽーとTOKYO-BAY第10駐車場」を東側から見た様子です。すぐ北側はJR京葉線です(写真提供読者さん)。



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2021年4月19日 (月)

「泉岳寺駅」と一体的な整備 地上30階、高さ約145mの「東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」 特定建築者予定者が決定!

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-東京都市計画事業泉岳寺駅地区-

 品川駅周辺地域は、空の玄関口である「羽田空港」に近く、世界と日本各地を繋ぐ結節点としての役割が期待されており、日本の成長を牽引する国際交流拠点として、開発が進められています。

 「泉岳寺駅」は国道15号の下に位置し、国道の空間内だけではホームの拡幅が困難であるため、道路に隣接する民有地を含めた市街地整備を行う必要があります。

 このことから、駅の改良と隣接市街地との一体的な整備を、JR新駅周辺の街開きまでに確実に行うため、東京都施行による「東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」を実施していきます。

 引用資料 港区・公式HP(2020/03/06) リンク切れ
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書案の縦覧【東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業】
 
● 特定建築者予定者が決定!
 「泉岳寺駅」は、羽田空港へのアクセスなど広域的な結節機能を担っており、空港需要の増大に伴いその重要性は高まっています。さらに、駅周辺の開発の進捗により見込まれる駅利用者増加への対応や、乗換えを含む利用者の安全性・利便性の確保を図る必要があります。

 これらのことから、東京都では、ホーム拡幅を伴う駅施設の改良工事を進めることとし、市街地再開発事業による駅とまちの一体的な整備に取り組んでいます。東京都に代わり再開発ビルを整備する特定建築者について、「東急不動産、京浜急行電鉄」に予定者を決定しました。

 引用資料 東京都報道発表資料(2021/04/16)
 泉岳寺駅地区開発事業 特定建築予定者を決定


東京都市計画事業泉岳寺駅地区の概要
◆ 計画名-東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都港区高輪二丁目、同区芝浦四丁目及び同区港南二丁目の各一部
◆ 交通-都営地下鉄・京浜急行電鉄「泉岳寺」駅直結
◆ 階数-地上30階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部約145m
◆ 敷地面積-約8,490㎡
◆ 建築面積-約4,900㎡
◆ 延床面積-約111,200㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造)
◆ 用途-共同住宅、事務所、店舗、子育て支援施設、地下鉄駅施設
◆ 総戸数-約350戸
◆ 建築主-東京都
◆ 特定建築者予定者-東急不動産、京浜急行電鉄
◆ 着工-2023年04月予定
◆ 竣工-2028年03月予定


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「駅とまちの一体的な整備のイメージ」です(引用:東京都 都市整備局)。


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泉岳寺駅の機能強化

 「泉岳寺駅(せんがくじえき)」です。「東京都交通局(都営地下鉄)」と「京浜急行電鉄」の共同使用駅です。島式2面4線の地下駅となっています。

 「泉岳寺駅」は、現状でもホーム(幅員5m)がラッシュ時に混雑しており、今後、周辺開発により利用者が大幅に増加することが見込まれます。このことから、駅利用者の安全性・利便性の向上や交通結節機能の更なる強化を図るため、「泉岳寺駅」の大規模改良を進めていきます。


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「西側立面図」です。最高部の高さが約145mです。当初は、高さ約160mで計画されていましたが、高さ約145mとなりました(引用:港区環境アセスメント)


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「南北断面図」です(引用:港区環境アセスメント)


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「施設配置図」です(引用:港区環境アセスメント)。


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「計画地位置図(広域)」です。隣接地では、JR東日本による高輪ゲートウェイ駅周辺のまちづくり「(仮称)品川駅北周辺地区1街区、2街区、3街区、4街区開発事業」が行われます。「泉岳寺駅」周辺は超高層ビルが林立する街に生まれ変わります(引用:港区環境アセスメント)。



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2021年4月18日 (日)

JR南船橋駅周辺が「三井不動産村」に! パークホームズLaLa南船橋ステーションプレミア 2021年4月中旬の建設状況

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-パークホームズLaLa南船橋ステーションプレミア-

 JR南船橋駅南口は、長い間開発から取り残されていました。目立った開発は、「ららぽーとスキードームSSAWS」の跡地に2006年4月24日に「IKEA船橋(現:IKEATokyo-Bay)」がオープンしたくらいでした。

 「三井不動産」が、「船橋オートレース場」跡地に、大規模物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク船橋」を整備中ですが、それに触発されるように動きが出てきました。

 「IKEATokyo-Bay」のすぐ北側に、三井不動産レジデンシャルが「(仮称)船橋市浜町2丁目計画 新築工事」を建設中です。正式名称は「パークホームズLaLa南船橋ステーションプレミア」です。

 引用資料 公式ホームページ
 パークホームズLaLa南船橋ステーションプレミア

 JR南船橋駅周辺は、「三井ショッピングパーク ららぽーと TOKYO-BAY、三井不動産ロジスティクスパーク船橋、パークホームズLaLa南船橋ステーションプレミア」と「三井不動産村」の様相を呈してきました。

パークホームズLaLa南船橋ステーションプレミアの概要
◆ 計画名-(仮称)船橋市浜町2丁目計画 新築工事
◆ 所在地-千葉県船橋市浜町二丁目1-6 他(地番)
◆ 交通-JR京葉線「南船橋」駅徒歩3分
◆ 階数-地上20階、地下0階
◆ 高さ-59.99m
◆ 敷地面積-4,381.63㎡
◆ 建築面積-1,528.46㎡
◆ 延床面積-19,919.80㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 総戸数-231戸(販売総戸数231戸、他に店舗2戸)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者-長谷工コーポレーション
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 着工-2019年07月16日
◆ 竣工-2022年01月下旬予定
◆ 入居開始-2022年04月下旬予定


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「外観完成予想CG」です。


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「位置図」です。


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南西側から見た「パークホームズLaLa南船橋ステーションプレミア」の2021年4月中旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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南東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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北側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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東側から見た様子です。「IKEATokyo-Bay」のすぐ北側に建設中です(写真提供読者さん)。


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「(仮称)船橋市浜町2丁目計画 新築工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2021年4月17日 (土)

なとみらい21中央地区53街区開発事業 地上30階、高さ約158mの「(仮称)MM53街区プロジェクト」 2021年4月に着工!

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-みなとみらい21中央地区53街区-

 「横浜市」が「みなとみらい21中央地区53街区」の開発事業者を公募しました。横浜高速鉄道みなとみらい線「新高島駅」に直結する好立地です。「横浜市」は「最後の重要街区」と位置付けていましたが、敷地面積が20,620.33㎡と広大なため、2015年、2016年、2017年と3度の公募を行いましたが、決まりませんでした。

 2019年3月に4度目正直で、「大林組、京浜急行電鉄、新日鉄興和不動産(現:日鉄興和不動産)、ヤマハ」の4社で構成する企業グループが、横浜市による開発事業者公募「みなとみらい21中央地区53街区」の事業予定者に選定されました。

● 2021年4月に着工!
 「大林組、京浜急行電鉄、日鉄興和不動産、ヤマハ、みなとみらい53EAST合同会社」の5社で共同開発する「みなとみらい21中央地区53街区開発事業」が2021年4月に着工しました。2024年3月末の完成を予定しています。

 引用資料 日鉄興和不動産(PDF:2021/04/15)
 「みなとみらい21中央地区53街区」が着工 ~みなとみらいを象徴する新たな拠点として2024年3月末に誕生予定~

みなとみらい21中央地区53街区の概要
◆ 計画名-(仮称)MM53街区プロジェクト
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい五丁目1番1 他
◆ 交通-みなとみらい線「新高島」駅徒歩1分、JR・京急・東急・相鉄・みなとみらい線・市営地下鉄「横浜」駅徒歩8分
◆ 階数-(WEST棟)地上30階、塔屋2階、地下1階、(EAST棟)地上16階、塔屋1階、地下1階
地上15階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-(WEST棟) 最高部約158m、(EAST棟)約90m
◆ 敷地面積-20,620.58㎡(施設全体)
◆ 延床面積-183,132.29㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造(WEST棟・EAST棟)
◆ フロア構成-(WEST棟)26階~30階が「ホテル」、25階が「全体共用」、5階~24階が「オフィス」、4階が「全体共用」、2階・3階が「店舗」、1階が「駐車場、店舗、オープンアトリウム」、(EAST棟)5階~15階が「オフィス」、4階が「全体共用」、3階が「オフィス、店舗」、2階が「店舗」、1階が「駐車場、店舗、オープンイノベーションスペース、オープンアトリウム」
◆ 建築主-大林組、京浜急行電鉄、日鉄興和不動産、ヤマハ、みなとみらい53EAST合同会社(大林組が出資する特別目的会社)
◆ 設計者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2021年04月01日
◆ 竣工-2024年03月31日予定


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「大階段・ゲートプラザイメージ」です。


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「用途構成イメージ」です。


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「(左)WEST棟オフィス基準階、(右)EAST棟オフィス基準階」です。


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「低層部イメージ」です。


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「配置図」です。



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2021年4月16日 (金)

千代田区 地上26階、高さ約130mの「内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業」 2021年4月15日より既存建物の解体工事に着手!

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―内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業-
 
乃木坂46の「松村沙友理(28)」が、27枚目シングルの活動を持って乃木坂46を卒業する事を発表しました。乃木坂46の中でダントツで好きなメンバーだったので目まいがしました。「安室ちゃん」の引退発表の時もそうでしたが、こういう時は、ショックというよりも脳が受け入れなくて呆然としてしまいます(涙)。

 本題に戻って、「三菱地所」が参画する「都市再生特別地区(内神田一丁目地区)」は、オフィスビル2棟の敷地を一体開発する再開発事業を想定しています。

 再開発予定地は、東京都が国家戦略特区の都市再生プロジェクトとして提案している事業の1つで、 大手町地区から日本橋川を挟んだ北側に位置する内神田一丁目の敷地面積約5,100㎡です。「コープビル」と「日立鎌倉橋ビル」の2棟が立地しています。

● 2021年4月15日より既存建物の解体工事に着手!
 「三菱地所」は、地権者とともに建替えの検討を進めている「(仮称)内神田一丁目計画」について、2021年4月15日より既存建物の解体工事に「大成建設」の施工で着手しました。2022年5月の新築工事着手、2025年の竣工を予定しています。

 引用資料 三菱地所(PDF:2021/04/15)
 丸の内から大手町、神田エリアへのつながり・拡がりを実現 「(仮称)内神田一丁目計画」始動 ~人道橋の架橋による回遊性向上、船着場整備による水辺空間の賑わい創出を実現~

内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-(仮称)内神田一丁目計画
◆ 所在地-東京都千代田区内神田一丁目8-1外(地番)
◆ 階数-地上26階、地下3階
◆ 高さ-約130m
◆ 地区面積-約10,000㎡
◆ 敷地面積-約5,100㎡
◆ 延床面積-約84,500㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-オフィス、店舗、ビジネス支援施設、駐車場 他
◆ 建築主-三菱地所
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-(未定) *既存建物の解体工事の施工者は大成建設
◆ 解体工事-2021年04月15日
◆ 着工-2022年05月予定
◆ 竣工-2025年度予定
◆ 総事業費-約551億円


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「人道橋(イメージ)」です。「人道橋」を日本橋川に架橋することで、大手町・丸の内・有楽町エリアを南北に貫く「仲通り」機能を神田エリアに延伸させます(引用:三菱地所)。


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「防災船着場(イメージ)」です。日本橋川上においては、かつて「鎌倉河岸(かまくらがし)」が存在し、江戸城築城の起点(荷上場)となって栄えてきた歴史があります。

 「荷上場」の機能を復元すべく、日本橋川に防災船着場を新設し、災害時における防災力の強化に寄与するとともに、平時には観光利用等に供することで、東京都が推進する舟運の活性化に貢献します。(引用:三菱地所)。


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「断面イメージ」です(引用:東京都都市整備局)。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2021/02/18)
 内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業の施行を認可します


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「狭域図」です。大手町・丸の内・有楽町エリアを南北に貫く「仲通り」機能を神田エリアに延伸させます(引用:三菱地所)。


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「中域図」です(引用:三菱地所)。



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2021年4月15日 (木)

千代田区 地上22階、高さ約110mの「神田小川町三丁目西部南地区第一種市街地再開発事業」 都市計画決定!

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-神田小川町三丁目西部南地区第一種市街地再開発事業-

 「神田小川町三丁目西部南地区」は、来街者が集まる結節点に位置していますが、 広場や休憩場所等のスペースがありません。また旧耐震建築物が多いという問題も抱えています。

 「千代田区」は、神田小川町三丁目西部南地区関連の都市計画を2021年4月6日付で決定しました。 再開発準備組合は、地上22階、地下2階、高さ約110m、延床面積約30,300㎡の再開発ビルの建設を目指しています。

 千代田区 公式HP(2021/04/09)
 神田小川町三丁目西部南地区関連の都市計画を令和3年4月6日付で決定しました。

 引用資料 千代田区 公式HP(PDF)
 神田小川町三丁目西部南地区のまちづくりについて

神田小川町三丁目西部南地区第一種市街地再開発事業の概要

◆ 所在地 東京都千代田区神田小川町三丁目地内
◆ 階数-地上22階、地下2階
◆ 高さ-建築物の高さの限度120m(建築物の高さは約110m)
◆ 敷地面積-約2,400㎡
◆ 建築面積-約1,500㎡
◆ 延床面積-約30,300㎡(容積対象面積約24,000㎡)
◆ 用途-共同住宅、事務所、店舗等
◆ 総戸数-約110戸
◆ 建築主-神田小川町三丁目西A地区市街地再開発準備組合


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「施設建築物のイメージ」です。


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「まちづくりのイメージ」です。敷地の形状は正三角形に近い二等辺三角形です。


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「地区の現状」です。


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「神田小川町三丁目西部南地区周辺の状況」です。



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2021年4月14日 (水)

船橋オートレース場跡地が巨大物流施設の集積地に! 三井不動産ロジスティクスパーク船橋 第3弾の「MFLP船橋Ⅲ期」 2021年4月中旬の建設状況

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-三井不動産ロジスティクスパーク船橋Ⅲ-
 
「三井不動産」は、「船橋オートレース場」跡地に「三井不動産ロジスティクスパーク船橋」を整備中です。2016年10月には、延床面積198,399.99㎡の「MFLP船橋Ⅰ」が竣工、2019年10月には、延床面積薬224,834㎡の「MFLP船橋Ⅱ」が竣工しています。

 現在は、第3弾の「MFLP船橋Ⅲ期」を建設中です。2019年9月に着工した「MFLP船橋Ⅲ期」は、「三井不動産」の最大施設となる予定で、2021年6月の竣工を目指します。

三井不動産ロジスティクスパーク船橋Ⅲの概要
◆ 計画名-(仮称)三井不動産ロジスティクスパーク船橋Ⅲ新築工事
◆ 所在地-千葉県船橋市浜町二丁目1番53ほか(地番)
◆ 交通-JR線「南船橋」駅
◆ 階数-地上8階、地下0階
◆ 高さ-58.0m
◆ 敷地面積-58,857.08㎡
◆ 建築面積-約35,500㎡
◆ 延床面積-約234,650㎡(建築物全体約274,000㎡)
◆ 構造-(柱)鉄筋コンクリート造、(梁)鉄骨造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-倉庫
◆ 建築主-三井不動産
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2019年09月
◆ 竣工-2021年06月30日予定(労災保険関係成立票より)


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「MFLP船橋 開発エリアマップ」です。

 引用資料 三井不動産(2019/11/05)
 「三井不動産ロジスティクスパーク」さらなる事業拡大 新規5物件に加え、船橋エリア「街づくり型ロジスティクスパーク」第Ⅲ期棟の開発にも着手 フルオートメーション物流モデル展示「MFLP ICT LABO 2.0」 2020年2月稼働(予定)


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北側から見た「三井不動産ロジスティクスパーク船橋Ⅲ」の2021年4月中旬の建設状況です。すでに外観は完成しています(写真提供読者さん)。


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北側部分です。最近のが巨大物流施設は奇麗で、まるで巨大なオフィスビルです。昔のは物流施設と言えば「3K(きつい・汚い・危険)」のイメージがありましたが、最近の巨大物流施設はそのイメージが全くありません(写真提供読者さん)。


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南側部分です(写真提供読者さん)。


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南東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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三井不動産ロジスティクスパーク船橋の敷地内の「緑地空間」には、2020年12月13日に国際スケート連盟基準準拠の「三井不動産アイスパーク船橋」がオープンしています(写真提供読者さん)。


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東側の「緑地空間」の整備の様子です(写真提供読者さん)。


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「三井不動産ロジスティクスパーク船橋Ⅲ」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2021年4月13日 (火)

千葉県八千代市 延床面積約161,000㎡のマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク八千代1」 起工式を挙行!

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-プロロジスパーク八千代1-

 物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業である「プロロジス」は、2021年4月9日に、千葉県八千代市において、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク八千代1」の起工式を執り行ったと発表しました。

 引用資料 プロロジス(2021/04/09)
 マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク八千代1」の起工式を挙行

 「プロロジスパーク八千代1は、大成建設による宅地開発事業地「八千代もえぎ野」に新たに造成された「もえぎ野複合業務地区」に位置しています。「もえぎ野複合業務地区」は、未来を見据えたまちづくりをめざし、商業・産業用地として開発された地区です。

 「プロロジスパーク八千代1」は、2棟の物流施設を開発する計画の1棟目であり、延床面積161,338.63㎡㎡の八千代市内では初めてのダブルランプウェイを備えた大型賃貸用物流施設となります。

 食品卸、3PL、アパレル、EC事業者をはじめとする複数企業と商談中であり、引き続き入居企業を募集しています。また、「プロロジスパーク八千代1」への需要の強さを踏まえ、延床面積約93,000㎡のマルチテナント型物流施設として隣地に計画中の「プロロジスパーク八千代2」についても早期着工をめざしています。総事業費は「プロロジスパーク八千代 1」が280億円、「プロロジスパーク八千代 2」が160億円の合計440億円としています。

プロロジスパーク八千代1の概要
◆ 所在地-千葉県八千代市保品
◆ 階数-地上5階、地下0階
◆ 敷地面積-69,302.34㎡
◆ 延床面積-161,338.63㎡
◆ 構造-(柱)鉄筋コンクリート造、(梁)鉄骨造
◆ 用途-マルチテナント型物流施設
◆ 建築主-プロロジス
◆ 設計者・監理者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2021年04月09日(起工式)
◆ 竣工-2022年09月予定
◆ 総事業費-280億円(プロロジスパーク八千代1)


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「開発予定地の航空写真」です(引用:プロロジス)。


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「もえぎ野複合業務地区」の地区整備計画図です。

 引用資料 八千代市・公式HP(PDF)
 もえぎ野地区 地区計画説明図


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「広域図」です(引用:プロロジス)。



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2021年4月12日 (月)

総参加者数1,500万人以上を想定している2027年の「(仮称)横浜国際園芸博覧会」 (仮称)横浜国際園芸博覧会に係る計画段階配慮書の縦覧!

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-(仮称)旧上瀬谷通信施設地区土地区画整理事業-

 在日アメリカ海軍の厚木航空施設司令部が管理していた上瀬谷通信施設は、横浜市旭区と瀬谷区にまたがっていた総面積約242万㎡(2,422,396㎡)に及ぶ広大な敷地で、2015年6月30日に日本へ返還されました。横浜市は、跡地で「2027年国際園芸博覧会(花博)」の開催や、テーマパークなどの誘致を目指しています。

 横浜市のアメリカ軍上瀬谷通信施設の跡地と相模鉄道瀬谷駅を結ぶ新交通システム「( 仮称)都市高速鉄道上瀬谷ライン整備事業」を計画しています。導入されるのは「軌道上をゴムタイヤの車両が走る新交通システム」で、延長約2.8km、構造形式は「地下式、地表式、高架式」、運行主体は第三セクター「横浜シーサイドライン」とする案が浮上しています。

● (仮称)横浜国際園芸博覧会
 「国際園芸博覧会」は、国際園芸家協会(AIPH)の承認により、花や緑を通した健康と福祉、環境の向上、経済強化等を目的に開催されるものであり、中でも世界園芸博覧会(A1クラス)は、国際博覧会事務局(BIE)の承認により、国が開催する国際博覧会(認定博)としても位置付けられるものです。

 日本における世界園芸博覧会としては、1990年の「国際花と緑の博覧会(大阪花の万博)」があり、2019年9月のAIPH総会において、2027年に横浜市において国際園芸博覧会を開催することが承認されました。

 横浜市では、「(仮称)横浜国際園芸博覧会に係る計画段階配慮書の縦覧」が行われています。縦覧期間は、2021年4月5日(月)~4月19日(月)までです。

 引用資料 横浜市・公式HP(2021/04/05)
 96.(仮称)横浜国際園芸博覧会に係る計画段階配慮書の縦覧について

 開催期間は、2027年3月~9月(6ヶ月間)、規模は会場区域約80ha、駐車場区域及びバスターミナル合計区域約20haの合計約100haを想定、総参加者数1,500万人以上を想定しています。

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「まちづくりを踏まえた会場区域の設定」です。「(仮称)横浜国際園芸博覧会」は、会場区域約80ha、駐車場区域及びバスターミナル合計区域約20haの合計約100haを想定しています。


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在日アメリカ海軍の厚木航空施設司令部が管理していた上瀬谷通信施設は、横浜市旭区と瀬谷区にまたがっていた総面積約242万㎡(2,422,396㎡)に及ぶ広大な敷地です。


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「土地利用ゾーン」です。



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2021年4月11日 (日)

「新宿御苑」の北東側 地上35階、高さ約132mの超高層タワーマンション「(仮称)新宿区四谷4丁目計画」 2021年12月上旬着工!

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-(仮称)新宿区四谷4丁目計画-
 「新宿御苑」の北東側にソフトバンクグループ子会社のIDCフロンティアの「IDCフロンティア新宿ソリューションセンター」がありましたが、既存建物の解体工事が終わっています。

 跡地には、「住友商事、三菱地所レジデンス」が、地上35階、地下1階、高さ132.35mの超高層タワーマンション「(仮称)新宿区四谷4丁目計画」を建設します。2021年12月上旬の着工、2025年2月下旬の竣工予定です。

 建設通信新聞(2021/04/06)
 12月着工、鹿島で設計進む/新宿区四谷四丁目計画 3.2万平米/住友商事と三菱地所レジ  

 引用資料 第69回新宿区景観まちづくり審議会(PDF:2020/07/17)
 (仮称)新宿区四谷4丁目計画

(仮称)新宿区四谷4丁目計画の概要

◆ 所在地-東京都新宿区四谷四丁目29-3
◆ 交通-東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅、東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目」駅
◆ 階数-地上35階、地下1階(地上36階、地下1階から変更)
◆ 高さ-最高部132.35m(最高部135.120mから変更)
◆ 敷地面積-2,249.70㎡
◆ 建築面積-約1,350㎡
◆ 延床面積-約32,400㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎(管理人の推測)
◆ 用途-共同住宅、保育所、駐車場
◆ 総戸数-286戸
◆ 建築主-住友商事、三菱地所レジデンス
◆ 設計者-鹿島建設
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2021年12月上旬予定
◆ 竣工-2025年02月下旬予定


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「西側立面図」と「南側立面図」です(引用:第69回新宿区景観まちづくり審議会) 。


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「断面図」です。地上36階、地下1階、高さ135.120mとなっていますが、地上35階、地下1階、高さ132.35mに変更になったようです(引用:第69回新宿区景観まちづくり審議会)。


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「配置図」です(引用:第69回新宿区景観まちづくり審議会)。


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「位置図」です。「新宿御苑」の北東側です(引用:第69回新宿区景観まちづくり審議会)。



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2021年4月10日 (土)

高さ約240mと高さ約120mの超高層ツインタワー 「(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画」に係る環境影響評価書案の縦覧 外観イメージ公開!

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-(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画-

 「三菱地所」と「東京放送ホールディングス(TBS)」は2019年1月30日に、東京・赤坂にある「国際新赤坂ビル(東館、西館、アネックス)」などの建て替えに関する事業協定を締結した事を発表しています。

 2021年3月18日に「建設通信新聞」が、「東街区」は、地上41階、地下4階、高さ約230m、「西街区」は、地上19階、地下3階、高さ約110mの複合施設を整備し、総延床面積約210,000㎡の規模となると報道しました。

● 環境影響評価書案の縦覧!
 「(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画」に係る環境影響評価書案が提出されました。縦覧期間は、2021年4月9日(金)~5月10日(月)まです。閲覧には、「Windows7~10、Internet Explorer及びAdobe Acrobat Reader DC」が必要です。

 引用資料 東京都環境局(2021/04/09)
 「(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画」に係る環境影響評価書案の縦覧

 「環境影響評価書案」により詳細な概要が判明しました。「東館」は、地上44階、塔屋1階、地下4階、最高高さ約240m、延床面積約179,000㎡、「西館」は、地上23階、塔屋1階、地下2階、最高高さ約120m、延床面積約42,000㎡で、「建設通信新聞」の報道よりも更に規模が拡大しています。

(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画の概要
◆ 所在地-東京都港区赤坂二丁目、六丁目
◆ 交通-東京メトロ千代田線「赤坂」駅直結
◆ 階数-(東館)地上44階、塔屋1階、地下4階、(西館)地上23階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-(東館)最高部約240m、(西館)最高部約120m
◆ 計画地面積-(施設全体)約17,400㎡
◆ 敷地面積-(施設全体)約14,200㎡、(東館)約8,800㎡、(西館)約5,400㎡
◆ 建築面積-(施設全体)約9,800㎡、(東館)約5,500㎡、(西館)約4,300㎡
◆ 延床面積-(施設全体)約221,000㎡、(東館)約179,000㎡、(西館)約42,000㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-(東館)オフィス、商業、駐車場等、(西館)ホテル、劇場、ホール、駐車場等
◆ 建築主-三菱地所、TBSホールディングス
◆ 都市計画決定-2021年度予定
◆ 解体工事着工-2022年度予定
◆ 竣工-2028年度予定
◆ 供用開始-2028年度予定 


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「外観イメージ(計画地北西からの鳥瞰)」です。


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「東館断面図」です。最高高さ240m程度です。「塔屋」で思いっ切り高さを稼いでいるようです。

● 東館は「逆打ち工法」を採用
 東館は、「構真柱」を先に建込む「逆打ち工法」を採用します。最初に1階床を構築し、その後、地上階は1階→2階→3階と上に向かって、地下階は地下1階→地下2階→地下3階と下に向かって、躯体を同時に構築します。地下は最終的には地表面よりマイナス約29mまで掘削します。


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「西館断面図」です。最高高さ120m程度です。

● 西館は「順打ち工法」を採用
 
「西館」は、最初に地表面よりマイナス約23.5mまで掘削します。その後、地下2階→地下1階→1階→2階と上に向かって躯体を構築します。


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「配置図」です。東京メトロ千代田線「赤坂」駅直結の好立地です。


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「計画地位置図(詳細)」です。街区の全容が判明しました。「国際新赤坂ビル(東館・西館)」以外にも2020年9月22日で営業終了したホテル「インソムニア 赤坂」と「赤坂鳳月堂ビル」も再開発に参画するようです。


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「(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画」の予定地の空撮です。


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国際新赤坂ビル(東館・西館)
 
「国際新赤坂ビル」です。「東館」と「西館」に分かれています。

国際新赤坂ビルの概要
◆ 所在地-東京都港区赤坂二丁目14-27(東館)、東京都港区赤坂六丁目1-20(西館)
◆ 交通-東京メトロ千代田線「赤坂」駅直結
◆ 階数-(東館)地上24階、塔屋1階、地下3階、(西館)地上18階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-(東館)99.75m *塔を含む最高部139.3m、(西館)76.95m 
◆ 敷地面積-11,772.35㎡(東館+西館)
◆ 延床面積-81,160.39㎡(東館+西館)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-国際自動車
◆ 設計者・監理者-三菱地所
◆ 施工者-大林組(東館)、大成建設(西館)
◆ 竣工-1980年09月



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2021年4月 9日 (金)

中央区 地上45階、高さ約240mの「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」 街区名称を「東京ミッドタウン八重洲」に決定!

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-八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業-
 東京駅周辺では、丸の内側では怒涛の勢いで再開発が行われていますが、八重洲側では再開発があまり進んでいませんでした。丸の内側は区画が大きい上に地権者が超大手企業のため再開発が比較的スムーズに進みますが、八重洲側は小規模なビルが多く権利関係が複雑に絡み合っているため合意形成が非常に難しいためです。
 
 そんな中でも、「八重洲一丁目東地区再開発計画」、「八重洲二丁目北地区再開発計画」、「八重洲二丁目中地区再開発計画」の3地区で再開発が協議されています。
 その中で、最も進んでいるのが「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」です。地上45階、塔屋2階、地下4階、高さ約240mの巨大な超高層複合ビルが建設されます。

 「三井不動産」は、八重洲二丁目北地区市街地再開発組合の一員として、「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」を推進していますが、2018年12月3日に起工式を執り行いました。

● 街区名称を東京ミッドタウン八重洲に決定!
 「三井不動産」は、八重洲二丁目北地区市街地再開発組合の一員として、「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」を推進していますが、街区名称を「東京ミッドタウン八重洲」に決定しました。

 引用資料 三井不動産(2021/04/08)
 「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」の街区名称を「東京ミッドタウン八重洲」に決定 日本の玄関口・八重洲に、第3の「東京ミッドタウン」が2022年8月末竣工(予定)

 引用資料 公式ホームページ
 東京ミッドタウン八重洲

 「東京ミッドタウン(港区赤坂)」、「東京ミッドタウン日比谷(千代田区有楽町)」に続く3施設目の東京ミッドタウンとなる「東京ミッドタウン八重洲」となります。

● 東京ミッドタウン八重洲 ノースタワー?
 私はこのブログに何度も書いてきましたが、街区名称が予想通り「東京ミッドタウン八重洲」に決定しました。このパターンで行くと「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」は、「東京ミッドタウン日本橋」になると思われます。

 将来的には南側に計画中の「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」と合わせて「東京ミッドタウン八重洲」になる思われるので、ビル名は「東京ミッドタウン八重洲 ノースタワー」になるのでしょうか?

東京ミッドタウン八重洲の概要
◆ 計画名-八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事
◆ 所在地-東京都中央区八重洲二丁目地内 他
◆ 交通-JR「東京」駅地下直結、東京メトロ丸の内線「東京」駅地下直結、東京メトロ銀座線「京橋」駅徒歩3分、東京メトロ東西線・銀座線・都営浅草線「日本橋」駅徒歩6分
◆ 階数- (A-1街区)地上45階、塔屋2階、地下4階、(A-2街区)地上7階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-(A-1街区)最高部約240m、(A-2街区)最高部約41m
◆ 地区面積-(A-1街区)12,390.43㎡、(A-2街区)1,043.69㎡
◆ 敷地面積-(A-1街区)10,875.16㎡、(A-2街区)742.92㎡
◆ 延床面積-(A-1街区)283,896.06㎡、(A-2街区)5,853.53㎡
◆ 構造-(A-1街区・A-2街区)鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-(A-1街区)パイルド・ラフト基礎(直接基礎と杭基礎の複合基礎)、(A-2街区)直接基礎
◆ 地震対策-(A-1街区)制振構造(制振ブレースと制振オイルダンパーを設置)
◆ 用途-(A-1街区)オフィス、店舗、ホテル、小学校、バスターミナル、駐車場等、(A-2街区)オフィス、店舗、子育て支援施設、駐輪場、駐車場、住宅等
◆ 客室数-98室(39階~45階)
◆ 建築主-八重洲二丁目北地区市街地再開発組合(事業協力者 三井不動産)
◆ 設計者-(基本設計・実施設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 監理者-日本設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-(既存建物等解体工事)2017年09月01日~2018年11月30日、(地下解体工事)2018年06月01日~2020年12月31日予定
◆ 着工-2018年12月03日(起工式)
◆ 竣工-2022年08月末予定
◆ オープン-2022年末予定(ホテル開業)


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丸の内側から見た「完成イメージ」です。


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施設一覧

 39階~45階には、ブルガリ ホテルズ & リゾーツ日本初進出となる「ブルガリ ホテル 東京」が開業します。ブルガリ ホテルズ & リゾーツは、これまで、ミラノ、ロンドン、バリなど世界6都市に展開しています。「ブルガリ ホテル東京」は10軒目の開業で、日本初進出となります(2021年3月時点)。


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「5階屋外テラス イメージパース」です。


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「2階オフィスロビー イメージパース」です。


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「フロア構成図」です。


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1フロア約4,100㎡(約1,240坪)もあります。広大なオフィスフロアで自由度の高いレイアウトとワークスタイルの多様性に対応します。


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「配置図」です。


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「東京ミッドタウン八重洲周辺図」です。南側に計画中の「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」と合わせて「東京ミッドタウン八重洲」と思われます。



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2021年4月 8日 (木)

「京浜急行電鉄」と「トヨタ自動車」が延床面積約20万㎡超の超高層複合ビルを共同開発 「シナガワ グース」の解体工事を「大成建設」の施工で近く着手!

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-SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)-

 「京浜急行電鉄」と「トヨタ自動車」は、品川駅西口地区における「SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)」の敷地を共同で再開発する事を発表しています。

 再開発により、オフィス・MICE・商業・ホテル等で構成する延床面積約20万㎡超の超高層複合ビルを建設します。敷地の一部を「トヨタ自動車」に譲渡し、トヨタ自動車が施設の一部をオフィスとして活用することで合意しています。

 引用資料 京浜急行・公式HP(2020/04/06)
 品川駅西口地区におけるシナガワグース敷地を活用した当社開発にトヨタ自動車株式会社を共同事業者として迎え,ともに豊かな環境を活かしたまちづくりを目指します

 京浜急行電鉄は、「品川の顔となるまちづくり」「沿線にシナジー効果を波及させるまちづくり」「交通結節点を活かした新たな交流を生み出すまちづくり」を開発ビジョンに、品川駅周辺開発事業を推進しており、品川駅西口地区の現シナガワグース敷地において、国際交流拠点・品川にふさわしい複合施設に、国内外のグローバル企業や国際水準の会議・ホテル誘致を想定し、ターミナル駅前でありながら豊かな自然に恵まれた環境を活かしたまちづくりを目指しています。

● 既存施設の解体工事を大成建設で着手!
 「SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)」は、2021年3月31日に閉館しました。跡地は、「京浜急行電鉄」と「トヨタ自動車」が共同開発しますが、既存施設の解体工事を「大成建設」の施工で近く着手することが明らかになりました。工期は未定です。

 建設通信新聞(2021/04/02)
 シナガワグース 大成で既存解体/20万平米超複合施設/京急電鉄とトヨタ

 敷地面積は約2.5万㎡です。新施設の具体的な規模、棟数などは未定です。京急電鉄によると「高輪ゲートウェイ駅周辺開発がまちびらきする2024年に遅れない時期」の完成を目指します。


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「位置図」です。


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「SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)」は、品川駅西口にあります。


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「SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)」です。2010年9月に閉館した「ホテルパシフィック東京」の建物を再活用する形で開業しました。地上30階、塔屋3階、地下3階、高さ112.5mです。1971年6月に竣工しました。



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2021年4月 7日 (水)

「三菱UFJフィナンシャル・グループ」の総本山 「三菱UFJ銀行本店ビル」の建て替え 半沢頭取に容積率の「倍返しだ!」を期待したい!

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-三菱UFJ銀行本店ビル-

 空撮写真は、今から10年以上前の2010年5月に撮影した「三菱UFJ銀行本店ビル」と「東京ビルディング」です。古い写真ですが、2棟の配置がよく分かると思います。

 先に「三菱UFJ銀行本店ビル」が竣工しました。地上24階、塔屋3階、地下5階、高さ110.65mで、1980年6月に竣工しました。竣工当時は「三菱銀行本店」でした。その後の銀行再編により「東京三菱銀行本店」、更に「三菱東京UFJ銀行本店」を経て、現在は「三菱UFJ銀行本店」となっています。

 敷地の東側には、地上33階、塔屋1階、地下4階、高さ164.10mの「東京ビルディング」が、2005年10月17日に竣工しました。「東京ビルディング」は、容積率アップのためJR東日本の「東京駅丸の内駅舎」と、当時の「東京三菱銀行本店」の2棟の空中権を利用しての容積移転を行っています。

● 三菱UFJ銀行本店ビルの建て替え! 
 昨日(4月6日)に各マスコミが一斉に報道しましたが、「三菱UFJ銀行」の半沢淳一頭取が、丸の内にある「三菱UFJ銀行本店」が入る本館ビルを約40年ぶりに建て替え、グループの銀行、信託銀行、証券会社の本社機能を集約する構想を表明しました。

 本館には、「三菱UFJ銀行」と「三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)」の本社が入居しています。「三菱UFJ信託銀行」や「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」などは、別の場所に本社を置いています。

 半沢氏は、「一つの建物に集まることでグループの総合力を上げたい」と意欲を示しました。建て替えに向けた詳細な設計を2022年度までに終える計画で、集約完了は2024年度以降になる見通しです。

● 容積率のUPを前提に総延床面積を計算!
 「東京ビルディング」の建設時に、街区の容積率を使い切っていると思われます。建て替えには「国家戦略特区」の指定などを受けて、更なる容積率のUPをしないと総延床面積が増えないので、最新鋭のビルになる以外は建て替えのメリットはありません。

 テレビドラマの「半沢直樹」じゃないですけれど、異例の13人抜きの頭取就任が話題となった半沢頭取だけに容積率の「倍返しだ!」を期待したいですね(笑)。

 あくまでも私の妄想ですが、容積率のUPを前提に計算してみると、街区全体の敷地面積18,937.72㎡なので、容積率1,800%で容積対象面積約34万㎡(東京ビルディングを含めて)、容積率1,600%で容積対象面積約30万㎡(東京ビルディングを含めて)となります。「東京駅丸の内駅舎」の空中権の容積移転は除外できるので、かなり大規模な超高層ビルが建設可能だと思われます。


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三菱UFJ銀行本店ビル
 建て替えが決まった「三菱UFJ銀行本店ビル」です。概要は、地上24階、塔屋3階、地下5階、高さ110.65m、延床面積約122,296㎡です。1980年6月に竣工しました。


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東京ビルディング

 概要は、地上33階、塔屋1階、地下4階、高さ164.10m、延床面積149,339.85㎡です。2005年10月17日に竣工、 商業施設「東京ビルTOKIA(トキア)」は、2005年11月11日にオープンしました。

東京ビルディングの概要

◆ 計画名-(仮称)東京ビル新築工事
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内二丁目7番3号
◆ 階数-地上33階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ-最高部164.10m、軒高154.00m
◆ 敷地面積-18,937.72㎡(施設全体)、8,090.76㎡(東京ビルディング)
◆ 建築面積-11,555.07㎡(施設全体)、5,677.91㎡(東京ビルディング)
◆ 延床面積-272,730.47㎡(施設全体)、149,339.85㎡(東京ビルディング)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-オフィス、店舗  
◆ 建築主-三菱地所、東日本旅客鉄道、東京三菱銀行
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2003年10月01日
◆ 竣工-2005年10月04日(工事完了)、2005年10月17日(竣工)
◆ オープン-2005年11月11日



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2021年4月 6日 (火)

江戸川区 地上29階、高さ約115mの「平井五丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」 2021年3月31日に起工式を挙行!

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-平井五丁目駅前地区第一種市街地再開発事業-

 東京都江戸川区平井五丁目で、「平井五丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。市街地再開発事業の施行により、商業機能の更新と都市型住宅等の整備を行うとともに、地域の防災活動に貢献する施設を配置し、JR総武本線平井駅北口の顔となる、安心・安全と賑わいのある新たな生活拠点を創出します。

● 2021年3月31日に起工式を挙行!
 「野村不動産」と「阪急阪神不動産」は、東京都江戸川区で推進している「平井五丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」について新築工事が2021年3月23日に着工され、2021年3月31日に「起工式」が行われました。

 引用資料 野村不動産(PDF:2021/04/05)
 「平井五丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」着工のお知らせ

 「野村不動産」が参加組合員として参画していましたが、新たに「阪急阪神不動産」が参画したようです。この2社は「住宅分譲者」となります。総戸数は374戸(地権者住戸含む)を予定しています。

平井五丁目駅前地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都江戸川区平井五丁目65番(地番)
◆ 交通-JR総武本線「平井」駅より徒歩2分
◆ 階数-地上29階、地下1階
◆ 高さ-最高部114.60m、軒高109.99m
◆ 敷地面積-3,725.47㎡
◆ 建築面積-2,205.11㎡
◆ 延床面積-44,350.85㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅、店舗、保育所、駐車場等
◆ 総戸数-374戸(地権者住戸含む)
◆ 建築主-平井五丁目駅前地区市街地再開発組合(参加組合員 野村不動産、阪急阪神不動産)
◆ 設計者-佐藤総合計画・前田建設工業共同企業体
◆ 施工者-前田建設工業
◆ 解体工事-2020年04月03日~2021年03月31日
◆ 着工-2021年03月23日(着工)、2021年03月31日(起工式)
◆ 竣工-2024年12月10日予定

(備考)高さは「建設データバンク」、敷地面積・建築面積・延床面積・総戸数・竣工予定は「東京都環境局」のホームページのデータを参考にしています。


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2018年11月13日に公開された「完成イメージパース」です。外観デザインが変更になっているように見えます。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2018/11/13)
 平井五丁目駅前地区市街地再開発組合の設立を認可します


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「3F 住宅共用部ラウンジ完成イメージ」です(引用:野村不動産)。


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「3F 住宅共用部ライブラリーラウンジ完成イメージ」です(引用:野村不動産)。


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「整備イメージ(断面図)」です。地震対策として「免震構造」を採用します。1階・2階は「商業施設」、3階は「子育て支援施設(認可保育園)」、5階以上に総戸数374戸(地権者住戸含む)の共同住戸を配置した施設構成となります(引用:野村不動産)。


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「整備方針」です(引用:東京都報道発表資料)。


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「再開発施行区」です(引用:東京都報道発表資料)。



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2021年4月 5日 (月)

幕張新都心 幕張ベイパークの第三弾 地上43階、高さ約155mの「幕張新都心若葉住宅地区計画(B-3街区)」 2021年4月上旬の建設状況

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-幕張ベイパーク-
 「千葉県企業庁」は、千葉市美浜区若葉三丁目の「幕張新都心若葉住宅地区」の総面積17.5ha(正確には175,808.59㎡)に共同住宅などを建設する事業予定者を総合評価方式で選定した結果、「三井不動産レジデンシャル」を代表企業とする「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区街づくり検討グループ」を特定しています。

 最終的には、「A区画、B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の8区画が開発され、約4,500戸の住宅機能を整備し、約1万人が暮らす街が整備される予定です。

 その中で、「B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の6街区には、6棟の超高層タワーマンションが林立する事になります(B-5街区はシニアレジデンスに変更)。 

 引用資料 千葉市・公式HP(リンク切れ)
 千葉市のまちづくりの方向性 ~まちが、こう変わります~

 第一弾の「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」と第二弾の「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」は竣工済です。現在は、第三弾の「幕張新都心若葉住宅地区計画(B-3街区)」が建設中です。

幕張ベイパークの第三弾はB-3街区
 
第三弾として「幕張新都心若葉住宅地区計画(B-3街区)」が建設されます。地上43階、高さ155.64m、延床面積87,818.29㎡、総戸数749戸の大規模な超高層タワーマンションです。

幕張新都心若葉住宅地区計画(B-3街区)の概要
◆ 所在地-千葉県千葉市美浜区若葉三丁目1-11(地番)
◆ 交通-JR京葉線「海浜幕張」駅
◆ 階数-地上43階、地下0階
◆ 高さ-最高部155.64m
◆ 敷地面積-21,417.98㎡
◆ 建築面積-9,171.72㎡
◆ 延床面積-87,818.29㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭、既製コンクリート杭
◆ 地震対策-中間免震構造
◆ 用途-共同住宅、駐車場、店舗、児童福祉施設
◆ 総戸数-749戸
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンス、伊藤忠都市開発、東方地所、富士見地所、袖ヶ浦興業
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2020年08月24日
◆ 竣工-2024年03月31日予定


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若葉住宅地区竣工予定年度
 
第一弾の「B-7街区」、第二弾の「B-2街区」、第三弾の「B-3街区」共に当初計画とは、階数、総戸数、竣工時期が大幅に変更になっています。「B-5街区」はシニアレジデンスに変更されました。B-1街区B-4街区、B-6街区」も大幅に変更になると思われます (引用:千葉市・公式HP)。

幕張新都心若葉住宅地区の概要
◆ B-1街区(敷地面積38,922.60㎡)-地上9階、総戸数505戸、竣工2024年予定
◆ B-2街区(敷地面積24,726.00㎡)-地上48階、総戸数826戸、竣工2020年12月
◆ B-3街区(敷地面積21,417.98㎡)-地上43階、総戸数749戸、竣工2024年03月予定
◆ B-4街区(敷地面積21,110.06㎡)-地上46階、総戸数714戸、竣工2027年予定
◆ B-5街区(敷地面積24,589.34㎡)-地上28階、総戸数534戸+介護居室83戸、竣工2024年予定
◆ B-6街区(敷地面積17,409.40㎡)-地上37階、総戸数482戸、竣工2026年予定
◆ B-7街区(敷地面積20,518.63㎡)-地上37階、総戸数637戸、竣工2018年12月


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「幕張新都心若葉住宅地区計画(B-3街区)」の2021年4月上旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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「場所打ちコンクリート拡底杭」の構築が終わって次の工程に移行しています(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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「幕張新都心若葉住宅地区計画(B-3街区)」の建築計画のお知らせです。



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2021年4月 4日 (日)

幕張新都心 超高層シニアレジデンス 地上28階、高さ約105m「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-5街区)」の建設予定地

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-幕張ベイパーク-
 「千葉県企業庁」は、千葉市美浜区若葉三丁目の「幕張新都心若葉住宅地区」の総面積17.5ha(正確には175,808.59㎡)に共同住宅などを建設する事業予定者を総合評価方式で選定した結果、「三井不動産レジデンシャル」を代表企業とする「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区街づくり検討グループ」を特定しています。

 最終的には、「A区画、B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の8区画が開発され、約4,500戸の住宅機能を整備し、約1万人が暮らす街が整備される予定です。

 その中で、「B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の6街区には、6棟の超高層タワーマンションが林立する事になります(B-5街区はシニアレジデンスに変更)。 

 引用資料 千葉市・公式HP(リンク切れ)
 千葉市のまちづくりの方向性 ~まちが、こう変わります~

 第一弾の「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」と第二弾の「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」は竣工済です。現在は、第三弾の「幕張新都心若葉住宅地区計画(B-3街区)」が建設中です。

● 第四弾は超高層シニアレジデンスに変更
 第四弾として超高層シニアレジデンス「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-5街区)」が建設予定です。「B-5街区」は、当初計画では、2029年の竣工予定で、地上46階、総戸数703戸の超高層タワーマンションが建設予定でしたが、超高層シニアレジデンスに計画変更されました。

(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-5街区)の概要
◆ 所在地-千葉県千葉市美浜区若葉三丁目1-23(地番)
◆ 交通-JR京葉線「海浜幕張」駅
◆ 階数-地上28階、地下0階
◆ 高さ-最高部105.60m
◆ 敷地面積-24,589.34㎡
◆ 建築面積-6,955.81㎡
◆ 延床面積-50,187.80㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭、既製コンクリート杭
◆ 用途-有料老人ホーム、飲食店、クリニック、事務所
◆ 総戸数-534戸+介護居室83戸
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2021年08月下旬予定
◆ 竣工-2024年07月下旬予定


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若葉住宅地区竣工予定年度
 
第一弾の「B-7街区」、第二弾の「B-2街区」、第三弾の「B-3街区」共に当初計画とは、階数、総戸数、竣工時期が大幅に変更になっています。「B-5街区」はシニアレジデンスに変更されました。B-1街区B-4街区、B-6街区」も大幅に変更になると思われます (引用:千葉市・公式HP)。

幕張新都心若葉住宅地区の概要
◆ B-1街区(敷地面積38,922.60㎡)-地上9階、総戸数505戸、竣工2024年予定
◆ B-2街区(敷地面積24,726.00㎡)-地上48階、総戸数826戸、竣工2020年12月
◆ B-3街区(敷地面積21,417.98㎡)-地上43階、総戸数749戸、竣工2024年03月予定
◆ B-4街区(敷地面積21,110.06㎡)-地上46階、総戸数714戸、竣工2027年予定
◆ B-5街区(敷地面積24,589.34㎡)-地上28階、総戸数534戸+介護居室83戸、竣工2024年予定
◆ B-6街区(敷地面積17,409.40㎡)-地上37階、総戸数482戸、竣工2026年予定
◆ B-7街区(敷地面積20,518.63㎡)-地上37階、総戸数637戸、竣工2018年12月


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「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-5街区)」の建設予定地です。地上28階、地下0階、高さ105.60m、総戸数534戸+介護居室83戸の超高層シニアレジデンスが建設予定です
(写真提供読者さん)。


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「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-5街区)」は、2021年8月下旬の着工予定です(写真提供読者さん)。 


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「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-5街区)」の
建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2021年4月 3日 (土)

JR京葉線 2023年春に開業予定 海浜幕張駅~新習志野駅間の新駅 早くも鉄骨建方が始まる 2021年4月上旬の建設状況

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-JR京葉線 海浜幕張駅~新習志野駅間の新駅-

 「JR京葉線」の海浜幕張駅と新習志野駅の間に新駅を設置します。新駅の位置は、千葉市美浜区浜田二丁目で、海浜幕張駅と新習志野駅のほぼ中間点を予定しています。駅舎は線路南側(海側)に置き、「イオンモール幕張新都心・ファミリーモール」の向かいになります。

 新駅の予定地は、高架橋が上下線で独立しており、上り線が2階付近、下り線が地上を走っているため、線路間に高さが違うホームを置く予定です。また、新駅の北側には京葉線や武蔵野線の電車基地「京葉車両センター」があるため、その上をまたぐ自由通路(約150m)も設置する予定です。

 「JR東日本(東日本旅客鉄道)」と「千葉県、イオンモール、千葉市」の3者を構成員とする幕張新都心拡大地区新駅設置協議会では、幕張新都心全体における都市機能の強化や交通機能の分散化を図るため、京葉線新駅について2018年4月20日に基本協定を締結し、2020年7月下旬から本格着工して事業を進めています。開業時期は2023年春予定です。

 引用資料 JR東日本千葉支社(PDF:2020/10/30)
 幕張新都心拡大地区新駅の事業進捗について

幕張新都心拡大地区新駅の概要
◆ 位置-千葉県千葉市美浜区浜田二丁目(海浜幕張駅と新習志野駅のほぼ中間点、海浜幕張駅から約1.7㎞、新習志野駅から約1.7㎞)
◆ 駅舎-線路南側(海側)に設置、駅本屋は地上1階(鉄骨造)
◆ ホーム-全長約210m(10両対応)、線路間に2階層(下りホーム1階、上りホーム2階)、エスカレーター(2基)、エレベーター(1基)
◆ 自由通路-駅舎とは分離し、新駅東側(蘇我方面)に設置、全長約150m×幅員約4m(屋根及び壁付き)、エレベーター(2基)
◆ 着工-2020年07月下旬
◆ 開業-2023年春予定


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【上り(東京方面)ホームイメージ図】です。「上り(東京方面)」は高架となります。


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【改札内コンコースイメージ図】です。


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【中央部断面図】です。高架橋が上下線で独立し、上り線が2階付近、下り線が地上を走っているため、上り線を高架2階、下り線を地上1階に設置します。


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【新駅設置位置】です。千葉市美浜区浜田二丁目で、JR新習志野駅から約1.7km、JR海浜幕張駅から約1.7kmの位置です。超巨大な商業施設「イオンモール幕張新都心」の玄関口になります。


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新駅の2021年4月上旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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早くも「鉄骨建方」が始まっています(写真提供読者さん)。


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上り線側の「鉄骨建方」の様子です(写真提供読者さん)。


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更に南東側です(写真提供読者さん)。


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アップです。高架橋の奥の下り線側でも本格的に工事が行われています(写真提供読者さん)。


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高架橋の奥で、下り線側の工事が行われています(写真提供読者さん)。


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下り線側に姿を現した「鉄筋コンクリート造」の構造物です。この上に鉄骨の「柱」を建てると思われます(写真提供読者さん)。


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更に南東側です(写真提供読者さん)。



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2021年4月 2日 (金)

丸の内の超高層ビルの黎明期 1974年に竣工した「東京海上日動ビル」の建て替えを計画 2023年の解体工事着手を目指す!

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-東京海上日動ビルの建て替え-

 「東京海上日動火災保険」が、千代田区にあり本館と新館で構成する「東京海上日動ビル」の建て替えを計画しています。2021年12月から順次開始する本店機能の移転に連動、ビルを建て替えて防災機能などを強化します。2023年の解体工事着手を目指します。具体的なスケジュールや新たな建物の規模などは決まっていません。

 日刊建設工業新聞(2021/04/02)
 東京海上日動火災/東京海上日動ビル建替(東京都千代田区)/23年の解体着工めざす

 「東京海上日動ビル」は、行幸通りの北側の超一等地に建っています。「本館」は、丸の内の超高層ビルの黎明期の1974年2月に竣工した丸の内のシンボルのような超高層ビルです。本館は1976年に「BCS賞」を受賞しています。「本館」に続いて、1986年12月に「新館」が竣工しました。「本館、新館」を合わせた敷地面積は約10,149㎡です。


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東京海上日動ビル 本館
 
「東京海上日動ビル 本館(旧:東京海上ビルディング)」を北東側から見た様子です。「本館」は、丸の内の超高層ビルの黎明期の1974年2月に竣工しました。概要は、地上25階、塔屋2階、地下4階、高さ108.1m、延床面積約63,120㎡です。当初は、地上30階、高さ約128mで計画されていましたが、皇居の美観を損ねるとして、軒高が約100mに変更されました。


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東京海上日動ビル 新館
 
「東京海上日動ビル 新館」を南東側から見た様子です。「新館」は、1986年12月に竣工しました。概要は、地上16階、地下4階、延床面積約52,620㎡です。


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「東京海上日動ビル(本館、新館)」を西側から見た様子です。南側の「本館」と北側の「新館」を合わせた敷地面積は約10,149㎡です。

● 大手町・丸の内・有楽町地区まちづくりガイドライン
 このあたりは、航空法以外にも皇居周辺の景観等を守るために、「大手町・丸の内・有楽町地区まちづくりガイドライン」として、高さ制限があります。ほぼ同じ条件のすぐ北側の「みずほ丸の内タワー」が高さ約150mなので、高さ制限は約150mだと思われます。


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常盤橋タワーに本店を移転!
 「三菱地所」は、2018年2月20日に「A棟新築工事」の起工式(安全祈願祭)を執り行いました。竣工は2021年6月末を予定しています。 「A棟」は、呉服橋交差点に面した街区南東に位置し、地上40階、高さ212m、延床面積約146,000㎡のオフィス・店舗からなる複合ビルとなり、東京メトロ東西線大手町駅コンコースと直結予定です。「A棟」の正式名称は「常盤橋タワー」に決定しています。

 「東京海上日動ビル」に本店機能を置く「東京海上ホールディングス、東京海上日動火災保険、東京海上日動あんしん生命保険」の3社は、三菱地所が開発を進める「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ) 常盤橋タワー」に本店を移転します。2021年12月から順次移転を開始し、2022年6月までに移転を完了する予定です(写真提供読者さん)。 

常盤橋タワーの概要
◆ 計画名-大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 A棟新築工事
◆ 階数-地上38階、地下5階 *建築基準法上40階
◆ 高さ-最高部約212m *東京都環境局のHPでは215.77m
◆ 敷地面積-5,455.97㎡
◆ 建築面積-3,965.01㎡
◆ 延床面積-146,440.68㎡
◆ 構造―鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、杭基礎(一部併用)
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場等
◆ 建築主-三菱地所
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-戸田建設
◆ 着工-2018年02月20日(起工式)  
◆ 竣工-2021年06月末予定



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2021年4月 1日 (木)

青山学院大学相模原キャンパスの隣接地 カルピス相模工場跡地 延床面積約17.3万㎡のマルチテナント型物流施設「(仮称)相模原市中央区淵野辺プロジェクト」

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-(仮称)相模原市中央区淵野辺プロジェクト-

 「三菱地所」と「日本生命保険」は3月24日に、神奈川県相模原市中央区淵野辺において、物流施設開発事業「(仮称)相模原市中央区淵野辺プロジェクト」を始動すると発表しました。

 引用資料 三菱地所(PDF:2021/03/24)
 「(仮称)相模原市中央区淵野辺プロジェクト」始動 ~三菱地所・日本生命の共同事業として物流施設を開発~
 
 計画地は、国道16号線までのアクセスが至便かつ、圏央道「相模原愛川 IC」より約6.8km、東名高速道路「横浜町田 IC」より約10.8kmと両高速道路の利用が可能であるほか、東京都心から40km圏内、横浜から30km圏内に位置しています。地域配送・広域配送の両方に適した立地です。

 加えて、JR横浜線「淵野辺」駅・「古淵」駅からはともに徒歩約20分圏内であることや、相模原市は人口の多い政令指定都市であるため、テナント企業が雇用を確保しやすい環境にあり、高い需要が見込まれます。

 「(仮称)相模原市中央区淵野辺プロジェクト」は、「三菱地所」が出資する特定目的会社と「日本生命保険」が事業主体となって開発するもので、地上5階のマルチテナント型物流施設を想定しています。2022年の新築着工、2023年の竣工を予定しています。

(仮称)相模原市中央区淵野辺プロジェクトの概要
◆ 所在地-神奈川県相模原市中央区淵野辺五丁目977番1、977番81、977番82(地番)
◆ 交通-(自動車)圏央道「相模原愛川IC」より約6.8km、東名高速道路「横浜町田 IC」より約10.8km、(電車)JR横浜線「淵野辺」駅より約1.5km(徒歩約19分)、「古淵」駅より約1.5km(徒歩約19分)
◆ 階数-地上5階、地下0階
◆ 敷地面積-約78,100㎡
◆ 延床面積-約173,000㎡
◆ 開発者-淵野辺デベロップメント特定目的会社(三菱地所の特定子会社)、日本生命保険
◆ 着工-2022年予定
◆ 竣工-2023年予定


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(仮称)相模原市中央区淵野辺プロジェクトの予定地

 「(仮称)相模原市中央区淵野辺プロジェクト」の予定地です。「青山学院大学相模原キャンパス」の隣接地で、「カルピス相模工場」の跡地です(Googleマップの衛星写真を引用)。

● カルピス相模工場跡地
 「カルピス相模工場」は、生産移管に伴い2008年に閉鎖されました。「東洋経済」によると、2007年の上場廃止前にカルピスが提出した有価証券報告書によれば、土地の簿価は2006年末時点で16億円です。三菱地所は所得価格を公表していませんが、単純計算で約395億円となるようです。


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「狭域地図」です。


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「広域地図」です。



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