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2021年4月26日 (月)

もはや副都心 疾風怒濤の勢いで再開発が進む中野駅周辺 駅前広場(新北口交通広場、南口駅前広場、西口広場)を大規模に再整備!

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-東京都区部7副都心-

 東京都区部の副都心は、「(1)新宿副都心(新宿区)、(2)渋谷副都心(渋谷区)、(3)池袋副都心(豊島区)、(4)上野・浅草副都心(台東区)、(5)錦糸町・亀戸副都心(墨田区・江東区)、(6)大崎副都心(品川区)、(7)臨海副都心(港区・江東区・品川区)」の7ヶ所が指定されています。

 東京都が、7ヶ所目の「臨海副都心」を指定したのが1995年なので、その後の開発の実態に合わなくなってきています。「上野・浅草副都心、錦糸町・亀戸副都心」は、副都心を名乗るには疑問符が付きます。逆に疾風怒濤の勢いで再開発が進んでいる品川駅周辺や中野駅周辺が、副都心に相応しい思います。

● 中野駅周辺の駅前広場を大規模に再整備!
 中野駅周辺では、「中野四季の都市(旧警察大学校等跡地地区)」で大規模な再開発が行われましたが、その後も続々と再開発が続いています。最大規模の「中野サンプラザ」と「中野区役所」を中心とする「中野駅新北口駅前エリア」の再開発が完了すると文句無しに副都心と言える都市景観になります。

 再開発に合わせて、中野駅周辺では、JR中央線の南側と北側をつなぐ通路と新たな西口を整備する中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業を進めています。あわせて新北口駅前広場や西口広場は、新規整備、南口駅前広場は、拡張整備を進めていく予定です。

 引用資料 中野区・公式ホームページ
 中野駅駅前広場デザイン等整備方針の策定について


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「南口駅前広場」が大規模に再整備されると共に、新たに「西口広場」が整備されます。


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中野駅新北口駅前エリア

 中野区では、「中野サンプラザ」と「中野区役所」を中心とする「中野駅新北口駅前エリア」における拠点施設整備の事業化推進のため、第一種市街地再開発事業の施行予定者となる民間事業者の募集・選定を行いました。審査委員会の審査結果を踏まえ、施行予定者候補を選定し、2021年1月29日に公表しました。

 引用資料 中野区・公式HP(2021/02/04)
 2021年2月4日 区長記者会見 中野駅新北口駅前エリアにおける拠点施設整備にかかる民間事業者募集の選定結果について

施行予定者候補の提案概要
◆ 街区名-NAKANOサンプラザシティ
◆ 所在地-東京都中野区中野四丁目内
◆ 交通-JR中央線・総武線・東京メトロ東西線「中野」駅から徒歩1分
◆ 高さ-約235m
◆ 階数-(未公表)
◆ 建築面積-約19,000㎡
◆ 延床面積-約257,000㎡
◆ 容積率対象面積-計画容積率900%
◆ 施行予定者候補-(代表事業者)野村不動産、(構成事業者・施行予定者)東急不動産、住友商事、ヒューリック、JR東日本、(構成事業者・協力事業者)清水建設、日本郵政不動産、日本設計、電通、ジェイアール東日本ビルディング、野村不動産ホテルズ、野村不動産パートナーズ、東急コミュニティー、リージョンワークス合同会社
◆ 都市計画決定-2022年度末予定
◆ 竣工-2028年度末予定
◆ 総事業費-約1,810億円


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中野二丁目地区第一種市街地再開発事業
 「中野二丁目地区市街地再開発組合」は、東京都中野区中野二丁目他で事業を推進する「中野二丁目地区第一種市街地再開発事業」において、2020年3月10日に権利変換計画認可を受け、2020年3月26日に着工しました。「住友不動産」は参加組合員として再開発事業に参画しています。

 引用資料 住友不動産(PDF:2020/03/30)
 中野駅南口駅前で賑わいの創出 「中野二丁目地区第一種市街地再開発事業」工事着手 オフィス棟と住宅棟の高層ツインタワー

中野二丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-中野二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物
◆ 所在地-東京都中野区中野二丁目地内
◆ 交通-JR中央線「中野」駅、東京メトロ東西線「中野」駅すぐ
◆ 階数-(住宅棟)地上37階、地下2階、(業務棟)地上20階、地下2階
◆ 高さ-(住宅棟)最高部l146.84m、(業務棟)最高部115.83m
◆ 敷地面積-(住宅棟)4,404.85㎡、(業務棟)5,676.67㎡
◆ 建築面積-(住宅棟)3,465.32㎡、(業務棟)4,142.96㎡
◆ 延床面積-(住宅棟)49,343.93㎡、(業務棟)49,759.50㎡
◆ 用途-オフィス、共同住宅、店舗、駐車場
◆ 構造-(住宅棟)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、(業務棟)鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 総戸数-397戸(分譲2戸、賃貸395戸)
◆ 建築主-中野二丁目地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産)
◆ 設計者-アール・アイ・エー(コンサルタント/基本・実施設計)
◆ 施工者-西松建設(特定業務代行者/建築施工)
◆ 着工-2020年03月26日
◆ 竣工-2024年02月29日予定


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中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業
 「中野区」と「JR東日本」は、「中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業」を進めています。新駅ビルは「駅施設、店舗 」で構成する建物のほか、ラチ内コンコース約1,100㎡、南北通路約1,400㎡を確保します。2026年12月頃の南北通路・橋上駅舎開業を目指します。

 引用資料 中野区・公式HP(2019/10/08)
 中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業について

中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業の概要
◆ 計画名-(仮称)中野駅西口開発
◆ 所在地-東京都中野区中野五丁目241‐2、四丁目84‐1 他
◆ 交通-JR中央線・総武線・東京メトロ東西線「中野」駅直結
◆ 階数-地上5階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-28.27m
◆ 敷地面積-7,693.42㎡
◆ 建築面積-6,329.61㎡
◆ 延床面積-18,286.44㎡(別に、ラチ内コンコース約1,100㎡、南北通路約1,400㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部CFT造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-駅施設、店舗
◆ 建築主-JR東日本
◆ 設計者-JR東日本
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2020年03月01日
◆ 竣工-2028年03月31日予定
◆ 開業-2026年12月頃予定(南北通路・橋上駅舎開業)



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