« 「京浜急行電鉄」と「トヨタ自動車」が延床面積約20万㎡超の超高層複合ビルを共同開発 「シナガワ グース」の解体工事を「大成建設」の施工で近く着手! | トップページ | 高さ約240mと高さ約120mの超高層ツインタワー 「(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画」に係る環境影響評価書案の縦覧 外観イメージ公開! »

2021年4月 9日 (金)

中央区 地上45階、高さ約240mの「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」 街区名称を「東京ミッドタウン八重洲」に決定!

Tokyoyaesu210411
-八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業-
 東京駅周辺では、丸の内側では怒涛の勢いで再開発が行われていますが、八重洲側では再開発があまり進んでいませんでした。丸の内側は区画が大きい上に地権者が超大手企業のため再開発が比較的スムーズに進みますが、八重洲側は小規模なビルが多く権利関係が複雑に絡み合っているため合意形成が非常に難しいためです。
 
 そんな中でも、「八重洲一丁目東地区再開発計画」、「八重洲二丁目北地区再開発計画」、「八重洲二丁目中地区再開発計画」の3地区で再開発が協議されています。
 その中で、最も進んでいるのが「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」です。地上45階、塔屋2階、地下4階、高さ約240mの巨大な超高層複合ビルが建設されます。

 「三井不動産」は、八重洲二丁目北地区市街地再開発組合の一員として、「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」を推進していますが、2018年12月3日に起工式を執り行いました。

● 街区名称を東京ミッドタウン八重洲に決定!
 「三井不動産」は、八重洲二丁目北地区市街地再開発組合の一員として、「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」を推進していますが、街区名称を「東京ミッドタウン八重洲」に決定しました。

 引用資料 三井不動産(2021/04/08)
 「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」の街区名称を「東京ミッドタウン八重洲」に決定 日本の玄関口・八重洲に、第3の「東京ミッドタウン」が2022年8月末竣工(予定)

 引用資料 公式ホームページ
 東京ミッドタウン八重洲

 「東京ミッドタウン(港区赤坂)」、「東京ミッドタウン日比谷(千代田区有楽町)」に続く3施設目の東京ミッドタウンとなる「東京ミッドタウン八重洲」となります。

● 東京ミッドタウン八重洲 ノースタワー?
 私はこのブログに何度も書いてきましたが、街区名称が予想通り「東京ミッドタウン八重洲」に決定しました。このパターンで行くと「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」は、「東京ミッドタウン日本橋」になると思われます。

 将来的には南側に計画中の「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」と合わせて「東京ミッドタウン八重洲」になる思われるので、ビル名は「東京ミッドタウン八重洲 ノースタワー」になるのでしょうか?

東京ミッドタウン八重洲の概要
◆ 計画名-八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事
◆ 所在地-東京都中央区八重洲二丁目地内 他
◆ 交通-JR「東京」駅地下直結、東京メトロ丸の内線「東京」駅地下直結、東京メトロ銀座線「京橋」駅徒歩3分、東京メトロ東西線・銀座線・都営浅草線「日本橋」駅徒歩6分
◆ 階数- (A-1街区)地上45階、塔屋2階、地下4階、(A-2街区)地上7階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-(A-1街区)最高部約240m、(A-2街区)最高部約41m
◆ 地区面積-(A-1街区)12,390.43㎡、(A-2街区)1,043.69㎡
◆ 敷地面積-(A-1街区)10,875.16㎡、(A-2街区)742.92㎡
◆ 延床面積-(A-1街区)283,896.06㎡、(A-2街区)5,853.53㎡
◆ 構造-(A-1街区・A-2街区)鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-(A-1街区)パイルド・ラフト基礎(直接基礎と杭基礎の複合基礎)、(A-2街区)直接基礎
◆ 地震対策-(A-1街区)制振構造(制振ブレースと制振オイルダンパーを設置)
◆ 用途-(A-1街区)オフィス、店舗、ホテル、小学校、バスターミナル、駐車場等、(A-2街区)オフィス、店舗、子育て支援施設、駐輪場、駐車場、住宅等
◆ 客室数-98室(39階~45階)
◆ 建築主-八重洲二丁目北地区市街地再開発組合(事業協力者 三井不動産)
◆ 設計者-(基本設計・実施設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 監理者-日本設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-(既存建物等解体工事)2017年09月01日~2018年11月30日、(地下解体工事)2018年06月01日~2020年12月31日予定
◆ 着工-2018年12月03日(起工式)
◆ 竣工-2022年08月末予定
◆ オープン-2022年末予定(ホテル開業)


Tokyoyaesu210412
丸の内側から見た「完成イメージ」です。


Tokyoyaesu210413
施設一覧

 39階~45階には、ブルガリ ホテルズ & リゾーツ日本初進出となる「ブルガリ ホテル 東京」が開業します。ブルガリ ホテルズ & リゾーツは、これまで、ミラノ、ロンドン、バリなど世界6都市に展開しています。「ブルガリ ホテル東京」は10軒目の開業で、日本初進出となります(2021年3月時点)。


Tokyoyaesu210414
「5階屋外テラス イメージパース」です。


Tokyoyaesu210415
「2階オフィスロビー イメージパース」です。


Tokyoyaesu210416
「フロア構成図」です。


Tokyoyaesu210417
1フロア約4,100㎡(約1,240坪)もあります。広大なオフィスフロアで自由度の高いレイアウトとワークスタイルの多様性に対応します。


Tokyoyaesu210418
「配置図」です。


Tokyoyaesu210419
「東京ミッドタウン八重洲周辺図」です。南側に計画中の「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」と合わせて「東京ミッドタウン八重洲」と思われます。



|

« 「京浜急行電鉄」と「トヨタ自動車」が延床面積約20万㎡超の超高層複合ビルを共同開発 「シナガワ グース」の解体工事を「大成建設」の施工で近く着手! | トップページ | 高さ約240mと高さ約120mの超高層ツインタワー 「(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画」に係る環境影響評価書案の縦覧 外観イメージ公開! »

123 東京都・中央区」カテゴリの記事