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2021年5月29日 (土)

渋谷駅周辺最大規模 総延床面積約322,200㎡の巨大プロジェクト 高さ約208mと高さ約175mの「渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業」

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-渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業-
 渋谷駅周辺では、疾風怒濤の勢いで再開発が行われています。2020年12月1日には、新たに「渋谷二丁目西地区」が、国家戦略特区に追加されました。その時の資料では、計画地の地図を見てもあまりに範囲が広すぎて具体的な場所が特定出来ませんでした。そのため、具体的な概要が判明するのはかなり先になると予想していました。

 私の予想に反して、2021年5月28日に渋谷区から「渋谷駅東口地区まちづくり」の中で、「渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業」のかなり詳細な概要が発表されました。「YouTube」で、より詳細が公開されています。59分9秒と長いですが、完成イメージ等も多数公開されており、最後まで見る事をお勧めします。

 引用資料 渋谷区・公式HP(2021/05/28)
 渋谷駅東口地区まちづくり

 引用資料 YouTube(2021/05/26) 59分9秒
 渋谷駅東口地区都市計画素案意見交換会

 私が想像していたより遥かに範囲が広く遥かに規模が大きかったです。地上5階、地下1階、高さ約50mの「A街区」、地上41階、地下4階、高さ約208mの「B街区」、地上41階、地下2階、高さ約175mの「C街区」が整備されます。総延床面積約322,200㎡で、渋谷駅周辺では最大の巨大プロジェクトになります。

渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷二丁目12番、13番、14番、16番地内
◆ 敷地面積-約18,800㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約322,200㎡(施設全体)
◆ 容積対象面積-約243,900㎡(施設全体)
◆ 建築主-渋谷二丁目西地区市街地再開発準備組合
◆ 着工-2025年予定
◆ 竣工-2029年予定

A街区の概要
◆ 階数-地上5階、地下1階
◆ 高さ-約50m
◆ 敷地面積-約1,700㎡
◆ 延床面積-約4,200㎡
◆ 容積対象面積-約2,700㎡
◆ 用途-店舗 等

B街区の概要
◆ 階数-地上41階、地下4階
◆ 高さ-約208m
◆ 敷地面積-約12,800㎡
◆ 延床面積-約255,000㎡
◆ 容積対象面積-約201,000㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、ホテル、人材育成施設、バスターミナル、熱源機械室、駐車場 等

C街区の概要
◆ 階数-地上41階、地下2階
◆ 高さ-約175m
◆ 敷地面積-約4,300㎡
◆ 延床面積-約63,000㎡
◆ 容積対象面積-約40,200㎡
◆ 用途-共同住宅、生活支援施設、駐車場 等


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「断面イメージ」です。 西側から地上5階、地下1階、高さ約50mの「A街区」、地上41階、地下4階、高さ約208mの「B街区」、地上41階、地下2階、高さ約175mの「C街区」が整備されます。

● 渋谷スクランブルスクエアに次ぐ延床面積
 最大規模の「B街区」は、地上41階、地下4階、高さ約208m、延床面積約255,000㎡の巨大なオフィスビルになります。渋谷駅周辺では、全体竣工時の「渋谷スクランブルスクエア」に次ぐ延床面積になります。


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「配置図」です。


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「渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業」の建設予定地です。


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角度を変えて見た様子です。B街区には主に、「みずほ情報総研渋谷事業所」など「みずほフィナンシャルグループ」のビルが建っています。


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「整備平面イメージ」です。


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「位置図」です。


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「渋谷駅」を中心として360度、タマネギの皮のように幾重にも再開発が検討されています



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