大幅に規模が拡大! JR小岩駅前 地上45階、高さ約169mの「南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業」 環境影響評価調査計画書の縦覧!
-南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業-
東京都江戸川区の「JR小岩駅」の南口と北口では複数の市街地再開発事業が計画されています。南口では第一弾として、地上29階、塔屋1階、地下2階、高さ105.20m、総戸数177戸(地権者住戸12戸)の「南小岩七丁目西地区第一種市街地再開発事業施設建築物」が建設され、「アルファグランデ小岩スカイファースト」として2015年4月下旬に竣工しました。
更に第2弾として「南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業」が建設中で、第3弾として施行区域が最大規模の「南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。
● 環境影響評価調査計画書の縦覧!
東京都環境局から「南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業」環境影響評価調査計画書の閲覧が行われています。Webでも閲覧のみ可能ですが、閲覧には、Windows7~10、Internet Explorer及びAdobe Acrobat Reader DCが必要です。ブラウザで一番人気の「Google Chrome」でも接続は出来ますが、PDFの中身が真っ白で何も見る事が出来ません。
引用資料 東京都環境局(2021/05/06)
「南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業」環境影響評価調査計画書
当初は、地上25階、地下3階、高さ約100m、延床面積約123,000㎡で計画されていましたが、地上45階、地下2階、高さ約169m、延床面積約152,000㎡と大幅に規模が拡大されています。全国でいろいろ再開発を見てきましたが、計画変更でこんなに高さが高くなったのは記憶にありません。
2023年度の都市計画決定、2024年度の本組合設立認可を経て、2025年度に着工、2029年度に竣工、2030年度の供用開始を目指します。事業協力者は「日鉄興和不動産グループ(構成企業:住友商事、長谷工コーポレーション、学研ホールディングス)、コンサルタントは「アール・アイ・エー」が務めます。
南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都江戸川区南小岩七丁目の一部
◆ 交通-JR総武本線(緩行線)「小岩」駅
◆ 階数-(東棟)地上45階、地下2階、(西棟)地上13階、地下2階
◆ 高さ-(東棟)最高部約169m、(西棟)最高部約60m
◆ 敷地面積約-約15,000㎡
◆ 建築面積-約12,000㎡
◆ 延床面積-約152,000㎡
◆ 用途-共同住宅、商業施設、公益施設、駐車場、駐輪場等
◆ 総戸数-(東棟)約950戸、(西棟)約300戸
◆ 建築主-南小岩七丁目地区市街地再開発組合(予定)
◆ 事業協力者-日鉄興和不動産グループ(構成企業:住友商事、長谷工コーポレーション、学研ホールディングス)
◆ コンサルタント-アール・アイ・エー
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2029年度予定
◆ 供用開始-2030年度予定
「建物概要図」です(引用:東京都環境局)。
「配置計画図」です(引用:東京都環境局)。
「JR小岩駅」の周辺では再開発計画が目白押しです(引用:東京都環境局)。
現時点で公開されている完成イメージです。地上25階、高さ約100mで描かれています。地上45階、高さ約169mに変更されたので、完成イメージも大幅に変更されると思われます。
引用資料 江戸川区・公式ホームページ
南小岩七丁目地区
2017年6月頃公開されていた完成イメージです。この頃の概要は、地上25階、地下3階、高さ約100m、延床面積約123,000㎡となっていました(引用:江戸川区)。
南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都江戸川区南小岩七丁目の一部
◆ 階数-地上25階、地下3階
◆ 高さ-最高部約100m
◆ 敷地面積約-約15,000㎡
◆ 建築面積-約12,000㎡
◆ 延床面積-約123,000㎡(容積対象面積約87,000㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-商業(物販・飲食)、非商業、共同住宅、駐車場、駐輪場 等
◆ 総戸数-約350戸
JR小岩駅のホームから見た「南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。奥に見えている超高層タワーマンションは、「アルファグランデ小岩スカイファースト」です。
「南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業」の予定地には、中小の雑居ビルや民家などが密集しています。
最寄り駅となる「JR小岩駅」です。島式1面2線の高架駅です。総武本線の緩行線を走る中央・総武線各駅停車のみが停車します。
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