« 2021年5月 | トップページ | 2021年7月 »

2021年6月

2021年6月30日 (水)

キオクシア(旧:東芝メモリ) 横浜市に最先端の研究開発拠点 「(仮称)キオクシア横浜テクノロジーキャンパス技術開発新棟計画」を新設!

Yokohamakioxia210611
-キオクシア(旧:東芝メモリ)

 すっかり影が薄くなった日本の半導体産業ですが、頑張っている企業もあります。NAND型フラッシュメモリーの「キオクシアホールディングス(旧:東芝メモリホールディングス)」、CMOSイメージセンサーの「ソニーグループ」、車載用マイコンの「ルネサスエレクトロニクス」などです。

 「キオクシア」は、フラッシュメモリ、SSDの研究・技術開発を強化し、新たな価値を提供する「記憶」技術の創造を目指し、横浜テクノロジーキャンパス(横浜市栄区)に技術開発新棟(仮称)を建設し、横浜市神奈川区にクリーンルームを備えた研究開発拠点(新子安研究拠点(仮称))を新設します。

 日刊建設工業新聞(2021/06/29)
 キオクシア/横浜市栄区に延べ4・3万平米の新棟/清水建設で12月着工

 引用資料 キオクシア(2021/05/13)
 横浜テクノロジーキャンパス技術開発新棟と新子安研究拠点の新設について

 技術開発新棟の建設と新子安研究拠点の整備で約200億円を投資し、稼働は2023年の予定です。両施設の稼働に伴い、横浜市・川崎市内に分散していた部門を集結させ、効率を高め、コラボレーションの活性化によるイノベーションの創出につながる働きやすい環境を整備することで、研究・技術開発を強化します。

横浜テクノロジーキャンパス 技術開発新棟の概要
◆ 計画名-(仮称)キオクシア横浜テクノロジーキャンパス技術開発新棟計画
◆ 所在地-神奈川県横浜市栄区笠間二丁目、鎌倉市岩瀬一丁目
◆ 階数-地上6階、地下0階
◆ 高さ-約30m
◆ 敷地面積-約53,633㎡
◆ 建築面積-約7,717㎡
◆ 延床面積-約43,093㎡(容積対象外面積約5,672㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 建築主-キオクシア
◆ 設計者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2021年12月初旬予定
◆ 竣工-2023年09月末予定


Yokohamakioxia210612
新子安研究拠点(仮称)

 「新子安研究拠点の完成イメージ図」です。所在地は横浜市神奈川区守屋町三丁目、概要は地上4階、地下0階、延床面積約13,000㎡、2023年夏の稼働予定です。


Kioxia210511
四日市工場の第7製造棟(Y7棟)

 「キオクシアホールディングス」は、NAND型フラッシュメモリーを生産する四日市工場の新製造棟建設のための土地の造成工事を2020年5月27日に着手しました。2021年2月25日には、3次元フラッシュメモリ「BiCS FLASH」の生産能力の増強を目的とした「第7製造棟(Y7棟)」の起工式を行いました。

 引用資料 キオクシア(2021/02/25)
 四日市工場にて第6世代3次元フラッシュメモリの生産にも対応する新製造棟(Y7棟)の建設を開始

 「第7製造棟(Y7棟)」は、2期に分けて建設し、市場ニーズに応じて最先端フラッシュメモリ製品を柔軟に生産・出荷する体制を確立します。建屋面積は合計で約4万㎡(1期は約2万㎡)と「キオクシアホールディングス」の工場棟では最大の規模になります。

 地震の揺れを吸収する「免震構造」を採用するとともに、最新の省エネ製造設備を導入するなど環境面にも配慮した工場となる予定です。設備投資は総額で1兆円規模になる見通しで、第1期分の竣工は、2022年春の予定です。

 「キオクシア」とアメリカの「ウエスタンデジタル」は20年にわたるパートナーシップを継続し、製造棟の運営で協力し、「第7製造棟(Y7棟)」においても第6世代3次元フラッシュメモリ向け等の共同投資を今後進める予定です。

 「キオクシア」は、岩手県北上市の「北上工場」に隣接する約13.6万㎡の工場用地も取得しています。2021年春に土地の造成工事を開始し、2022年春メドに完了させます。今後の需要増に合わせて機動的な増産投資ができる体制を整えています。



|

2021年6月29日 (火)

JR浜松町駅が大きく変わる! (仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備 竣工は2028年10月予定!

Tokyohamamatucho210661
-(仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備-
 「虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー」の第1期販売が公開されました。販売戸数2戸で、販売価格14億2000万円と25億円でした。「これくらいだったら余裕で買える!」って豪語できる人生を1度体験してみたい(笑)。

 本題に戻って、浜松町駅の周辺では、疾風怒濤の勢いで再開発が行われています。再開発に合わせて「ペデストリアンデッキ」などが整備されていますが、肝心の核となる「JR浜松町駅」が、旧態依然のままで街の激変に対応できていません。

 「港区」は、JR浜松町駅周辺の交通結節機能を強化するため、駅北口から汐留方面へ延長約75m・幅員約20mの「浜松町駅北口東西自由通路」の整備を計画しています。

 「浜松町駅北口東西自由通路」は、「京浜東北線・山手線・東海道本線・東海道新幹線」をオーバーパスするもので、世界貿易センタービルのデッキ・文化放送側デッキおよび汐留のペデストリアンデッキに接続します。

 「北口橋上駅舎整備」は、「北口東西自由通路」に沿って、北口を橋上駅舎化します。現在の北口は地上階にありますが、「北口橋上駅舎整備」が完了すると廃止されます。

浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎の概要
◆ 計画名-(仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備
◆ 所在地-東京都港区海岸一丁目44番2他(地名地番)
◆ 階数-地上3階、地下0階
◆ 高さ-17.23m
◆ 敷地面積-7,488.34㎡
◆ 建築面積-2,013.33㎡
◆ 延床面積-1,109.19㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-現場造成杭
◆ 用途-駅舎
◆ 建築主-JR東日本
◆ 設計者-JR東日本
◆ 施工者-鉄建建設
◆ 着工-2019年09月01日
◆ 竣工-2028年10月31日予定


Tokyohamamatucho210662
「(仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備」により、JR浜松町駅の北口は大きく変わります(写真提供読者さん)。


Tokyohamamatucho210663
この辺りに浜松町駅北口の「橋上駅舎」が整備されます。


Tokyohamamatucho210664
「東京ポートシティ竹芝」と結ぶ「ペデストリアンデッキ」と接続されます(写真提供読者さん)。


Tokyohamamatucho210665
よく見るとペデストリアンデッキの奥の「JR線(新幹線、在来線)」と「旧芝離宮恩賜庭園」の間のスペースに巨大な鉄骨構造物が早くも出現しています(写真提供読者さん)。


Tokyotoshiba210615
かつて貨物線の線路があった場所

 「JR線(新幹線、在来線)」と「旧芝離宮恩賜庭園」の間のスペースは、もともとは東海道線支線の貨物線の線路があった場所で、「カートレインが」が、1990年~1998年まで発着していました(写真提供読者さん)


Tokyohamamatucho210666
「(仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備」の建築計画のお知らせです。「世界貿易センタービル」の再開発と一体的な整備になるので、工期が2019年9月1日~2028年10月31日(予定)と非常に長くなります(写真提供読者さん)。 



|

2021年6月28日 (月)

「秋葉原駅」のすぐ近く 高さ約170m、総延床面積約116,000㎡の「外神田一丁目南部地区第一種市街地再開発事業」 計画案が判明!

Tokyosotokanda210611
-外神田一丁目南部地区第一種市街地再開発事業-
 「外神田一丁目南部地区第一種市街地再開発事業」の計画案が明らかになりました。国道17号を挟み、北側に延床面積約102,700㎡の「オフィス棟」、南側の神田川沿いに延床面積約13,250㎡の「ホテル・住宅棟」を建設します。コンサルタントは「日建設計、都市設計連合」が務め、事業協力者に「野村不動産」が参画します。

 引用資料 建設通信新聞(2021/06/28)
 外神田一丁目再開発/延べ11万㎡のオフィス、ホテル棟/9月にも都計決定

 引用資料 千代田区・公式HP(PDF)
 外神田一丁目南部地区のまちづくりについて

 この再開発は、「外神田一丁目1・2・3番地区再開発」とか「外神田一丁目再開発事業」とか名称がいろいろ存在していますが、千代田区の公式HPによると、正式名称は「外神田一丁目南部地区第一種市街地再開発事業」のようです。

 国道北側の「A街区(敷地面積約4,675㎡)に高さ約170mの高層オフィス棟を整備します。清掃事務所オフィスも入居し、地下には清掃車両の車庫を設けます。低層部には商業施設などのにぎわい施設を置きます。秋葉原駅周辺で不足するバス乗降場も新たに設けます。

 神田川沿いの「B街区(敷地面積約3,150㎡)には、高さ約50mの「ホテル・住宅棟」を建設すると同時に、万世会館(葬祭施設)を再整備します。親水広場も新設し、災害時には防災船着き場として活用します。


Tokyosotokanda210612
建築物の概要です。「建設通信新聞」の報道では、B街区は「ホテル・住宅棟」となっているので、用途に「共同住宅」が追加された可能性が高いです(引用:千代田区)。


Tokyosotokanda210615
「地区整備計画(素案)概要」です。国道上に2棟を結ぶ歩行者デッキを構築します。親水広場(船着場と一体・地上及びデッキレベル)を整備します(引用:千代田区)。


Tokyosotokanda210613
「外神田一丁目南部地区第一種市街地再開発事業」の街区図です。「A街区」と「B街区」に分かれます(引用:千代田区)。


Tokyosotokanda210614
「外神田一丁目南部地区第一種市街地再開発事業」の位置図です。鉄道交通の要衝である「秋葉原駅」のすぐ近くの交通至便な立地です(引用:千代田区)。



|

2021年6月27日 (日)

東京都小平市 地上27階、高さ約103mの「小川駅西口地区第一種市街地再開発事業」 特定業務代行者に「戸田建設」を選定!

Tokyokodaira210611
-小川駅西口地区第一種市街地再開発事業-

 「東京都」は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、小川駅西口地区市街地再開発組合の設立を2020年4月17日に認可しました。市街地再開発事業の施行により、防災性・安全性と利便性向上に寄与する都市計画道路や地区施設を整備するとともに、まちのにぎわいに資する土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図ります。

 計画名は「小川駅西口地区第一種市街地再開発事業」で、総事業費188億8000万円を予定しています。概要は、地上27階、塔屋2階、地下1階、建築物高さ98.5m、延床面積約39,909㎡、総戸数約214戸となっています。総合コンサルタントは「INA新建築研究所」が担当、参加組合員として「旭化成不動産レジデンス」が参画しています。

● 特定業務代行者を募集!
 「小川駅西口地区市街地再開発組合」は、特定業務代行者に「戸田建設」を選定、2021年6月10日に契約しました。「特定業務代行者」には、再開発ビルの設計や施工、保留床の処分などを任せます。

 引用資料 小平市・公式HP
 小川駅西口地区第一種市街地再開発事業

小川駅西口地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都小平市小川西町四丁目、小川東町一丁目各地内
◆ 交通-西武拝島線・国分寺線「小川」駅すぐ
◆ 階数-地上27階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部約103m、建築物98.5m
◆ 敷地面積-約5,050㎡
◆ 建築面積-約3,518㎡
◆ 延床面積-約39,909㎡(容積対象面積27,747㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、業務・公益等、店舗、駐車場等
◆ 総戸数-約214戸
◆ 事業主-小川駅西口地区市街地再開発組合(参加組合員 旭化成不動産レジデンス)
◆ 総合コンサルタント-INA新建築研究所
◆ 特定業務代行者-戸田建設
◆ 着工-2022年度予定
◆ 竣工-2025年度以降予定
◆ 総事業費-188億8000万円


Tokyokodaira210612
「南⻄側低層部外観パース」です(引用:小平市)。


Tokyokodaira210613
「北⻄側低層部外観パース」です(引用:小平市)。


Tokyokodaira210614
「南側(交通広場)から見た断面図」です。高さ98.5mは建築物の高さで、塔屋2層を含む最高部の高さは約103mです(引用:小平市)。


Tokyokodaira210615
「配置図」です。

 引用資料 公式ホームページ
 小川駅西口地区市街地再開発組合


Tokyokodaira210616
「再開発地区位置図」です。西武拝島線・国分寺線小川駅西口に位置しています(引用:小平市)。



|

2021年6月26日 (土)

「FAKE IT」のロケ地にPerfumeタワー! 地上28階、高さ約171mの「みなとみらい21中央地区52街区」 開発事業者が「大和ハウス工業、光優」に決定!

Yokohamamm21210611
-みなとみらい21中央地区52街区-
 
空地だらけだった「横浜みなとみらい21地区」ですが、開発が急速に進み、開発が可能な用地が残り少なくなりました。「みなとみらい21中央地区52街区」は、残された最後の一等地とも言えます。

 「みなとみらい21中央地区52街区」は、横浜市の市有地と財務省所管の国有地で街区が形成されており、街区全体を一体的に開発するためには、横浜市と国が連携して開発事業者の公募を実施する必要があります。

 敷地面積は、市有地5,618.47㎡(市有地)+6,199.97㎡(国有地)=11,818.44㎡です。建物高さの最高限度は300m、 建ぺい率80%、容積率800%です。

 建物高さの最高限度は300mですが、国有地側の地下に「みなとみらい線」が走っているのと、11,818.44㎡(敷地面積)×800%(容積率)=94,547.52㎡(容積対象面積の最大値)なので、大幅な容積率の緩和を行わない限り、高さ300mのビルを建設するのは不可能です。

● 開発事業者が決定!
 「みなとみらい21中央地区52街区」の開発事業者が「大和ハウス工業、光優(2社でSPCを組成)」に決定しました。52街区は、国の所有地(国有地)及び横浜市の所有地(市有地)で構成されています。

 国で実施する二段階一般競争入札において、52街区全体としての土地利用に関する企画提案を審査し、国有地の落札者を決定しました。市有地は、国有地の落札者に売却することとし、国有地の落札者を市有地の事業予定者としました。

 引用資料 みなとみらいエリアマネジメント(2021/06/25)
 みなとみらい21地区52街区開発事業予定者決定

みなとみらい21中央地区52街区の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい五丁目1番2ほか
◆ 交通-みなとみらい線「新高島」駅、JR・京急・東急・相鉄・みなとみらい線・市営地下鉄「横浜」駅
◆ 階数-地上28階、地下1階
◆ 高さ-171.35m
◆ 敷地面積-11,818.44㎡(市有地5,618.47㎡+国有地6,199.97㎡)
◆ 延床面積-約110,142㎡
◆ 用途-市有地側「オフィス(4階~28階)、イノベーションプラットホーム等(2階・3階)、店舗、駐車場(1階)、地域冷暖房プラント(地下1階)」、国有地側「ゲームアートミュージアム、店舗(1階・2階)、地域冷暖房プラント(地下1階)」
◆ 事業予定者-大和ハウス工業、光優(2社でSPCを組成)
◆ 着工-2023年01月予定 
◆ 供用開始-2026年07月までに供用開始予定


Yokohamamm21210612
市有地(北側)
 北側の市有地(敷地面積地5,618.47㎡)側には、地上28階、地下1階、高さ171.35mの超高層ビルが建設されます。用途は、「オフィス(4階~28階)、イノベーションプラットホーム等(2階・3階)、店舗、駐車場(1階)、地域冷暖房プラント(地下1階)」となっています。


Yokohamamm21210613
国有地(南側)
 南側の国有地(敷地面積地6,199.97㎡)側には、「バベルの塔」のような低層の建物が建設されます。用途は、「ゲームアートミュージアム、店舗(1階・2階)、地域冷暖房プラント(地下1階)」となっています。

● 敷地の地下にはみなとみらい線
 国有地側の地下には、「みなとみらい線」が走っているので超高層ビルの建設が極めて難しいです。そのためこのように多くの部分を緑地にしたのだと思われます。


Yokohamamm21210614
「キング軸から海側を望む」です。


Yokohamamm21210615
「キング軸 3街区全体」です。キング軸に沿って、竣工済みの「54街区」、工事中の「53街区」を配置しています。


Yokohamamm21210616
「位置図」です。敷地面積11,818.44㎡です。北側の市有地5,618.47㎡と南側の国有地6,199.97㎡で構成されています。南側の国有地側の地下には、「みなとみらい線」が敷地中央を走っているのが分かります。


Yokohamamm21191121
みなとみらい21中央地区52街区
 「みなとみらい21中央地区52街区」です。写真左側奥(北側)が「市有地」、写真右側奥(南側)が「国有地」です。国有地側の地下には、「みなとみらい線」が走っているので開発が難しい立地です。


Yokohamamm21210617
Perfumeのミュージックビデオ「FAKE IT」のロケ地
 
「52街区(国有地)」は、「Perfume(パフューム)」のミュージックビデオ「FAKE IT」のロケ地だと思われます。 ロケが行われた2012年夏には「みなとみらい21中央地区53街区」にはまだ暫定施設が建っていたので、位置的に「52街区(国有地)」に間違いないと思います。

 静止画引用 YouTube(ミュージックビデオ)
 Official Music Video] Perfume 「FAKE IT」

 「TOKYO GIRL」のミュージックビデオでは、「Perfumeタワー」は渋谷に描かれていました。Perfumeの聖地だった「サンストリート亀戸」の跡地には超高層タワーマンションは建設されませんでした。

 Perfumeの聖地の1つだった「みなとみらい21中央地区52街区」に超高層ビルが建設されます。Perfumeの3人(あ〜ちゃん、のっち、かしゆか)に感想を聞いて見たいです(笑)。



|

2021年6月25日 (金)

総延床面積約684,000㎡の巨大物流施設 GLP ALFALINK(アルファリンク)相模原 3棟目の「GLP ALFALINK 相模原II」を着工!

Osakaglp210615
-GLP ALFALINK(アルファリンク)相模原-
 シンガポールの物流大手「グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)」の日本法人は、2016年12月に相模原市の「キャタピラージャパン相模事業所」の跡地約295,000㎡を取得しました。「GLP日本法人」は、2018年1月22日付けで「日本GLP株式会社」に社名変更しています。

 物流不動産およびその関連テクノロジーに特化した事業会社である「日本GLP」は、相模原市で延床面積が約151,000㎡の先進的物流施設「GLP ALFALINK 相模原Ⅱ」の起工式を2021年6月22日に執り行いました。

 「GLP ALFALINK 相模原Ⅱ」は 、入居企業との間で一棟全体についての賃貸借契約を締結しており、BTS型物流施設として開発を進めていきます。2022年11月に竣工予定です。

 引用資料 日本GLP(2021/06/22)
 神奈川県相模原市で「GLP ALFALINK 相模原II」を着工 一棟全体、専用施設としての入居が決定

 引用資料 公式ホームページ
 GLP ALFALINK 相模原

● 「ALFALINK」シリーズ
 「ALFALINK」シリーズは、第一弾の「GLP ALFALINK 相模原(神奈川県相模原市)」、第二弾の「GLP ALFALINK 流山(千葉県流山市)」、第三弾の「GLP ALFALINK 茨木(大阪府茨木市)」を展開し、創造連鎖する物流プラットフォームを実現します。


Sagamihara210611
「GLP ALFALINK 相模原Ⅱ」完成イメージです。

GLP ALFALINK 相模原Ⅱの概要
◆ 所在地-神奈川県相模原市中央区田名字白雨台
◆ 階数-地上5階、地下0階
◆ 敷地面積-約70,000㎡
◆ 延床面積-約151,000㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 着工-2021年06月22日(起工式)
◆ 竣工-2022年11月予定


Osakaglp210613
総延床面積約684,000㎡を予定
 「GLP ALFALINK 相模原」の「配置図」です。「相模原Ⅰ、相模原Ⅱ、相模原Ⅲ、相模原Ⅳ」の4棟が建設されます。総敷地面積約295,000㎡、総延床面積約約684,000㎡となります。

GLP ALFALINK 相模原Ⅰの概要
◆ 所在地-神奈川県相模原市中央区田名
◆ 階数-地上5階(一部地上6階)、地下0階
◆ 敷地面積-約137,000㎡
◆ 延床面積-約306,000㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 着工-2020年02月10日(起工式)
◆ 竣工-2021年08月予定

GLP ALFALINK 相模原Ⅱの概要
◆ 所在地-神奈川県相模原市中央区田名
◆ 階数-地上5階、地下0階
◆ 敷地面積-約70,000㎡
◆ 延床面積-約151,000㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 着工-2021年06月22日(起工式)
◆ 竣工-2022年11月予定

GLP ALFALINK 相模原Ⅲの概要
◆ 所在地-神奈川県相模原市中央区田名
◆ 階数-地上6階、地下0階
◆ 敷地面積-約39,000㎡
◆ 延床面積-約99,000㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 着工-2023年05月予定
◆ 竣工-2024年12月予定

GLP ALFALINK 相模原Ⅳの概要
◆ 所在地-神奈川県相模原市中央区田名
◆ 階数-地上4階、地下0階
◆ 敷地面積-約50,000㎡
◆ 延床面積-約106,000㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 着工-2020年07月06日(起工式)
◆ 竣工-2021年10月予定


Sagamihara200813
「周辺図」です。

● 南側の隣接地には「ロジポート相模原」も!
 南側の隣接地には、ラサールインベストメントマージメントと三菱地所が共同開発した延床面積210,828.92㎡の大型物流施設「ロジポート相模原」が、2013年8月30日に竣工(竣工式は9月4日)しています。一帯は日本屈指の巨大な物流拠点になります。


Sagamihara200814
「広域図」です。



|

2021年6月24日 (木)

東芝 川崎市に先端研究開発のランドマーク 延床面積約72,500㎡の「研究開発新棟(仮称)」を建設 環境影響評価準備書の縦覧! 

Kawasakitoshiba210811
-東芝-

 「東芝」は、川崎市にある小向事業所内に、約340億円を投じて、東芝グループの先端研究開発のランドマークとなる「研究開発新棟(仮称)」を建設します。

 新棟の建設は、全社変革計画「東芝Nextプラン」において公表している設備投資の一環として実施するもので、小向事業所内のコーポレート(本社)の研究開発部門の一部と、半導体事業の開発部門の一部の建屋を解体し、跡地に建設する予定です。新棟には、コーポレートの研究開発機能と、首都圏に分散している拠点の一部を集約し、東芝グループの研究開発基盤を強化します。

● 環境影響評価準備書の縦覧!
 川崎市は、「研究開発新棟(仮称)建設計画に係る条例環境影響評価準備書」の縦覧を行っています。縦覧期間は、2021年6月7日~7月21日までです。

 引用資料 川崎市・公式HP(2021/06/07)
 研究開発新棟(仮称)建設計画に係る条例環境影響評価準備書

研究開発新棟(仮称)の概要
◆ 所在地-神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地
◆ 交通-JR南武線「鹿島田」駅
◆ 階数-(高層棟)地上12階、塔屋1階、地下0階、(低層棟)地上4階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-(高層棟)最高部58.5m、軒高57.0m、(低層棟)最高部24.5m、軒高20.5m
◆ 区域面積-約30,925㎡(施設全体)
◆ 建築面積-(高層棟)約4,160㎡、(低層棟)約5,950㎡
◆ 延床面積-(高層棟)約49,500㎡、(低層棟)約23,040㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-既成コンクリート杭
◆ 用途-(高層棟)事務所、会議室、(低層棟)実験室、事務所、飲食スペーズ
◆ 収容人数- 約3,000人
◆ 着工-2022年01月予定
◆ 稼働-2023年04月予定
◆ 投資予定額- 約340億円


Kawasakitoshiba200812
2020年8月時点の完成イメージです。一番上の最新の完成イメージは、かなり外観デザインが変更されています。

 引用資料 東芝(2020/08/05)
 小向事業所内に先端研究開発のランドマーク「研究開発新棟(仮称)」を建設


Kawasakitoshiba210812
「東立面図」です。


Kawasakitoshiba210813
「南北断面図」です。


Kawasakitoshiba210814
「配置図」です。


Kawasakitoshiba210815
「計画地の位置図(詳細)」です。


Kawasakitoshiba210816
「計画地の位置図(広域)」です。


Kawasakitoshiba210817
松村沙友理(乃木坂46)
 乃木坂46の「松村沙友理(28)」が、27枚目シングルの活動を持って乃木坂46を卒業します。「乃木坂46」での活動は7月13日で終了します。乃木坂46の中でダントツで好きなメンバーだったの本当に寂しいです。

 2021年6月22日(火)と6月23日(水)に「横浜アリーナ」で、「さ~ゆ~Ready? ~さゆりんご軍団ライブ/松村沙友理 卒業コンサート~」が行われました。行きたかったのですが、私はコロナ禍で、自分の行動を大幅に制限しているので、「配信ライブ」で見ました。

 友人が「横浜アリーナ」に行ったので写真を撮影してもらいました。「乃木坂46」にとって、ほぼフルメンバーの有観客ライブは、2020年2月以来の1年4ヶ月ぶりです。「有観客ライブは、楽しさが全然違う!」と友人が言っていました。1日も早くコロナ禍が収まり、平穏な日常が戻る事を切に願います。


Kawasakitoshiba210818
ここで多くのファンが記念撮影していたそうです。


Kawasakitoshiba210819
祝花コーナーにあったファンの集まりである「松村沙友理卒業企画実行委員会」が送った大きなパネルです。必殺技「さゆりんごパンチ」ですね(笑)。


Kawasakitoshiba210820
「グッズ」です。「乃木坂46」のライブはコールが楽しいのですが、コロナ禍のため声を出して応援できない代わりに「スティックバルーン(無料)」を叩いて応援します。



|

2021年6月23日 (水)

「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の隣接地 「日本消防会館(ニッショーホール)」を単独で建て替え 新日本消防会館 建設工事

Tokyotoranomon210291
-新日本消防会館-

 「虎ノ門ヒルズ」の西側では、「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」を中心とする「虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業」の建設が行われています。「虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業」の「A-3街区」の北側に「日本消防協会本部」が入る「日本消防会館(ニッショーホール)」がありました。

 老朽化が進んでいた「日本消防会館」も「虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業」への参画を検討しました。しかし、取得床が少ないこと、「全国消防殉職者慰霊碑」を存置できるかが明確にならなかったことが要因となり単独で建て替える方針になりました。

 引用資料 日本消防会館・公式ホームページ
 新日本消防会館建設に対する消防関係者のご協力(ご寄付)について

 「日本消防会館」は建て替えの為、2020年9月30日を持って閉館しました。新しい「日本消防会館」は、地上14階、塔屋1階、地下2階、高さ69.55m、延床面積16,499.60㎡を予定しています。屋上には「全国消防殉職者慰霊碑」が設置されます。

新日本消防会館 建設工事の概要
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門二丁目18番1、18番2、18番3、18番4、18番5
◆ 階数-地上14階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-69.55m
◆ 敷地面積-1,925.70㎡
◆ 建築面積-1427.14㎡
◆ 延床面積-16,499.60㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-飲食店、事務所、会議室、劇場、展示場、駐車場
◆ 建築主-公益財団法人日本消防協会
◆ 設計者-三菱地所設計
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2021年01月14日~2021年08月31日予定
◆ 着工-2021年09月15日予定
◆ 竣工-2024年03月31日予定


Tokyotoranomon210292
「外装構成」です。地上6階~12階はオフィスとなります。


Tokyotoranomon210293
「日本消防防災情報センター内(1階)」です。


Tokyotoranomon210294
「ホール客室イメージ」です。地上3階~5階は、1,000席の「ニッショーホール」となります。


Tokyotoranomon210295
稼働していた頃の「日本消防会館(ニッショーホール)」です。地上9階、地下3階、高さ39.75m、延床面積約12,317㎡で、1981年に竣工しました。「日本消防会館」は建て替えの為、2020年9月30日を持って閉館しました。


Tokyotoranomon210651
「日本消防会館のとりこわし工事」を北側から見た様子です(写真提供読者さん)。 


Tokyotoranomon210652
南側から見た様子です(写真提供読者さん)。 


Tokyotoranomon210653
東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


Tokyotoranomon210298
「解体工事のお知らせ」です。解体工事の工事名は「日本消防会館のとりこわし工事」、工期は2021年1月14日~2021年8月31日(予定)、「鹿島建設」の施工で行われています(写真提供読者さん)。 


Tokyotoranomon210654
「新日本消防会館 建設工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。


Tokyotoranomon191113
「配置図」です。「A-3街区」の北側が、新しい「日本消防会館」の建設予定地です(引用:森ビル)。



|

2021年6月22日 (火)

荒川区 JR常磐線三河島駅前 地上43階、高さ約160mの「三河島駅前北地区第一種市街地再開発事業」 2021年6月21日に都市計画決定!

Tokyomikawajima210111
-三河島駅前北地区第一種市街地再開発事業-

 東京都荒川区のJR常磐線三河島駅前の三河島駅前地区再開発には、「三河島駅前北地区」と「三河島駅前南地区」があります。三河島駅前南地区は、「三河島駅前南地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事」として先に開発されました。正式名称は「アトラスブランズタワー三河島」で、地上34階、地下1階、高さ119.68m、総戸数327戸の超高層タワーマンションです。

 三河島駅前北地区の「三河島駅前北地区市街地再開発準備組合」は、地上43階、地下1階、高さ約160m、延床面積約89,600㎡、総戸数約760戸の超高層複合ビルを建設する予定です。

 引用資料 日刊建設工業新聞(2020/09/16)
 三河島駅前北地区再開発(東京都荒川区)/43階建て延べ9万平米規模に/準備組合

 地上1階~地上3階に店舗と荒川区営体育館、地上4階~43階に共同住宅が入ります。共同住宅のうち地上4階~11階は高齢者用、12階~43階は単身者やファミリー用を予定しています。

 再開発準備組合には、事業協力者として「清水建設、三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンスJV」が参画、コンサルタントは「佐藤総合計画」が努めます

● 2021年6月21日に都市計画決定!
 「三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンス」の3社は、東京都荒川区にて推進している「三河島駅前北地区第一種市街地再開発事業」について、2021年6月21日に東京都荒川区より都市計画決定の告示がされました。

 引用資料 三井不動産レジデンシャル(PDF:2021/06/21)
 「三河島駅前北地区第一種市街地再開発事業」都市計画決定のお知らせ ~約1.5ha、住宅・商業・業務・体育館のミクストユースプロジェクト~

三河島駅前北地区再開発事業の概要
◆ 計画名-三河島駅前北地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都荒川区西日暮里一丁目4番の一部、5番、6番の一部、7番
◆ 交通-JR常磐線「三河島」駅、JR山手線等・京成本線・日暮里舎人ライナー「日暮里」駅、京成電鉄本線「新三河島」駅
◆ 階数-地上43階、地下1階
◆ 高さ-約160m
◆ 区域面積-約15,000㎡
◆ 敷地面積-約9,900㎡
◆ 延床面積-約89,600㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート、一部鉄骨造
◆ 用途-商業、業務、共同住宅(一般住宅、シニア住宅)、体育館
◆ 総戸数-約760戸
◆ 建築主-三河島駅前北地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンス
◆ コンサルタント-佐藤総合計画
◆ 本組合設立認可-2022年度予定
◆ 着工-2023年度予定
◆ 竣工-2026年度予定
◆ 総事業費-400億~430億円


Tokyomikawajima210611
「位置図」です(引用:三井不動産レジデンシャル)。


Tokyomikawajima191011
「三河島駅前北地区第一種市街地再開発事業」の予定地を南西側から見た様子です。


Tokyomikawajima191015
計画地中心部に面積約3,500㎡の旧区立真土小学校跡地があり、荒川区が最大の地権者となっています。学校跡地の校舎などは解体済みです。


Tokyomikawajima191017
「三河島駅前北地区再開発」の予定地を南東側から見た様子です。


Tokyomikawajima200912
アトラスブランズタワー三河島
 
「三河島駅前南地区」は、「三河島駅前南地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事」として先に開発されました。正式名称は「アトラスブランズタワー三河島」で、地上34階、地下1階、高さ119.68m、総戸数327戸(再開発組合員取得予定住戸14戸含む、他、共用施設、店舗、事務所等)の超高層タワーマンションです。1階・2階は商業施設となっています。

 売主が「旭化成不動産レジデンス、東急不動産」だったので、正式名称は、旭化成不動産レジデンスの「アトラス」と東急不動産の「ブランズ」を合わせて、「アトラスブランズタワー三河島」となりました。

アトラスブランズタワー三河島の概要
◆ 計画名-三河島駅前南地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事
◆ 所在地-東京都荒川区東日暮里六丁目1番1号
◆ 交通-JR常磐線「三河島」駅徒歩1分、JR山手線等・京成本線・日暮里舎人ライナー「日暮里」駅徒歩13分、京成電鉄本線「新三河島」駅徒歩10分
◆ 階数-地上34階、地下1階
◆ 高さ-最高部119.68m、軒高113.41m
◆ 敷地面積-3,806.96㎡
◆ 建築面積-1,935.98㎡
◆ 延床面積-36,679.97㎡(容積対象延床面積25,269.25㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(53本)
◆ 地震対策-制震構造(コアウォールと地震エネルギーを吸収する境界梁型制震ダンパーを組み合わせ)
◆ 用途-共同住宅(3階~34階)、オフィス、店舗
◆ 総戸数-327戸(再開発組合員取得予定住戸14戸含む、他、共用施設、店舗、事務所等)
◆ 建築主-三河島駅前南地区市街地再開発組合(売主 旭化成不動産レジデンス、東急不動産)
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設、工藤工務店JV
◆ 着工-2012年02月27日
◆ 竣工-2014年07月24日(工事完了)、2014年08月(竣工)
◆ 入居開始-2014年09月下旬



|

2021年6月21日 (月)

地上26階、高さ約130mの「内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業」 国土交通省が民間都市再生事業計画として認定 詳細な概要が判明!

Tokyokanda210431
―内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業-
 「大谷翔平選手」が、3試合連発で自己最多23号2ランホームランを打ちました。二刀流で、「6月16日ホームラン18号、6月17日ホームラン19号、6月18日先発勝利3勝、6月19日ホームラン20号・21号、6月20日ホームラン22号、6月21日ホームラン23号」という野球マンガでも有り得ない凄まじい成績です。

 長身、スポーツ万能、ハンサム、性格良し、etc・・・ 「天は二物を与えず」と言いますが、大谷翔平選手に関しては全く当てはまりませんね(笑)。

 本題に戻って、 「三菱地所」が参画する「都市再生特別地区(内神田一丁目地区)」は、オフィスビル2棟の敷地を一体開発する再開発事業を想定しています。

 再開発予定地は、東京都が国家戦略特区の都市再生プロジェクトとして提案している事業の1つで、 大手町地区から日本橋川を挟んだ北側に位置する内神田一丁目の敷地面積約5,100㎡です。「コープビル」と「日立鎌倉橋ビル」の2棟が立地しています。

 「三菱地所」は、地権者とともに建替えの検討を進めている「(仮称)内神田一丁目計画」について、2021年4月15日より既存建物の解体工事に「大成建設」の施工で着手しました。

 引用資料 三菱地所(PDF:2021/04/15)
 丸の内から大手町、神田エリアへのつながり・拡がりを実現 「(仮称)内神田一丁目計画」始動 ~人道橋の架橋による回遊性向上、船着場整備による水辺空間の賑わい創出を実現~

● 優良な民間都市再生事業計画として認定!
 国土交通大臣は、「(仮称)内神田一丁目計画」を優良な民間都市再生事業計画として認定しました。これにより、金融支援や税制上の特例措置等の支援が受けられます。「国土交通省」の資料により、正確な「敷地面積、建築面積、延床面積(容積対象面積)」や工期が判明しました。

 引用資料 国土交通省(2021/06/18)
 神田エリアと大手町エリアをつなぐ連続した賑わいづくりに取り組む ~(仮称)内神田一丁目計画を国土交通大臣が認定~

 「(仮称)内神田一丁目計画」では、神田・大手町エリアの回遊性向上を促す都市基盤の整備や日本橋川沿いの水辺空間の整備、国際競争力強化に資するビジネス・産業支援機能の導入等を通じて、神田エリアと大手町エリアをつなぐ連続した賑わいづくりに取り組みます。

内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-(仮称)内神田一丁目計画
◆ 所在地-東京都千代田区内神田一丁目8-1外(地番)
◆ 階数-地上26階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-約130m
◆ 地区面積-10,343.85㎡
◆ 敷地面積-5,105.85㎡
◆ 建築面積-3,303.13㎡
◆ 延床面積-85,173.76㎡(容積対象面積71,268.58㎡)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-オフィス、店舗、ビジネス支援施設、駐車場 他
◆ 建築主-三菱地所
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-(未定) *既存建物の解体工事の施工者は大成建設
◆ 解体工事-2021年04月15日~2023年05月31日予定
◆ 着工-2022年05月01日予定
◆ 竣工-2025年12月31日予定
◆ 総事業費-約551億円


Tokyokanda210432
「人道橋(イメージ)」です。「人道橋」を日本橋川に架橋することで、大手町・丸の内・有楽町エリアを南北に貫く「仲通り」機能を神田エリアに延伸させます(引用:三菱地所)。


Tokyokanda210433
「防災船着場(イメージ)」です。日本橋川上においては、かつて「鎌倉河岸(かまくらがし)」が存在し、江戸城築城の起点(荷上場)となって栄えてきた歴史があります。

 「荷上場」の機能を復元すべく、日本橋川に防災船着場を新設し、災害時における防災力の強化に寄与するとともに、平時には観光利用等に供することで、東京都が推進する舟運の活性化に貢献します。(引用:三菱地所)。


Tokyokanda210212
「断面イメージ」です(引用:東京都都市整備局)。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2021/02/18)
 内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業の施行を認可します


Tokyokanda210434
「狭域図」です。大手町・丸の内・有楽町エリアを南北に貫く「仲通り」機能を神田エリアに延伸させます(引用:三菱地所)。


Tokyokanda210435
「中域図」です(引用:三菱地所)。


Tokyokanda210611
「事業スケジュール(予定)」です。 着工が2022年5月1日予定、竣工が2025年12月31日予定と判明しました(引用:国土交通省)。


Tokyokanda210612
「(仮称)内神田一丁目計画」の建設予定地です(写真提供読者さん)。


Tokyokanda210613
「コープビル」です。「仮囲い」で囲われています(写真提供読者さん)。


Tokyokanda210614
現在は、「(仮称)内神田一丁目計画 既存建物地上解体工事」が行われています。施工者は「大成建設」です(写真提供読者さん)。


Tokyokanda210615
「解体工事のお知らせ」です。解体工事の工期は、2021年4月15日~2023年5月31日(予定)となっています(写真提供読者さん)。



|

2021年6月20日 (日)

「渋谷ヒカリエ」の隣接地 地上23階、高さ約123mの「渋谷二丁目17地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事」 2021年12月着工予定!

Tokyoshibuya190811
-渋谷二丁目17地区第一種市街地再開発事業-
 「東京都」は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「渋谷二丁目17地区市街地再開発組合」の設立を2019年8月28日に認可しました。市街地再開発事業の施行により、老朽建築物の更新と周辺地区との回遊性の強化を一体的に行い、業務・商業施設等の多様な都市機能が集積した複合施設として整備を図ります。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2019/08/27)
 渋谷二丁目17地区市街地再開発組合の設立を認可します

 再開発予定地は渋谷駅東側に位置し、西側から「シオノギ渋谷ビル、渋谷アイビスビル、渋谷東宝ビル、太陽生命渋谷ビル」の4棟のビルが建っています。建物北側の「渋谷ヒカリエ」、南東側の「渋谷クロスタワー」に至る歩道橋と2階デッキで接続し、歩行者ネットワークを充実させます。青山通り沿いと区道沿いには歩道状の空き地を設けます。

● 既存建物の解体工事
 2020年11月2日~2022年7月31日(予定)の工期で既存建物の解体工事が行われています。解体工事の工事名は「渋谷二丁目17地区第一種市街地再開発事業に係る既存建物解体工事」で、「竹中工務店」の施工で行われています。

 建築主は「渋谷二丁目17地区市街地再開発組合」で、参加組合員は「(地権者)塩野義製薬、南塚産業、NANZUKA、東宝、太陽生命保険、(事業協力者)東京急行電鉄」となっています。

渋谷二丁目17地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-渋谷二丁目17地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷二丁目100番(地番)
◆ 階数-地上23階、地下4階
◆ 高さ-約123m
◆ 敷地面積-3,461.99㎡
◆ 建築面積-約2,423㎡
◆ 延床面積-約44,500㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス(地上5階~地上23階)、店舗(地上1階~地上4階)、駐車場(地下1階)
◆ 建築主-渋谷二丁目17地区市街地再開発組合
◆ 設計者-渋谷二丁目17地区設計共同企業体(東急設計コンサルタント、三菱地所設計、パシフィックコンサルタンツ)
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2020年11月02日~2022年07月31日予定
◆ 着工-2021年12月01日予定
◆ 竣工-2024年05月末日予定
◆ 総事業費-約301億4300万円(概算)


Tokyoshibuya190815
「断面図」です。地下の階数は、地下2階から地下4階に変更されています。


Tokyoshibuya190813
「配置図」です。


Tokyoshibuya190814
「位置図」です。建物北側の「渋谷ヒカリエ」、南東側の「渋谷クロスタワー」に至る歩道橋と2階デッキで接続し、歩行者ネットワークを充実させます。


Tokyoshibuya210611
「渋谷二丁目17地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事」の建設予定地です(写真提供読者さん)。


Tokyoshibuya210612
2020年11月2日~2022年7月31日(予定)の工期で既存建物の解体工事が行われています(写真提供読者さん)。


Tokyoshibuya210613
「仮囲い」です(写真提供読者さん)。


Tokyoshibuya210614
「解体工事のお知らせ」です。解体工事の工事名は「渋谷二丁目17地区第一種市街地再開発事業に係る既存建物解体工事」で、「竹中工務店」の施工行われています(写真提供読者さん)。


Tokyoshibuya210615
「渋谷二丁目17地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



|

2021年6月19日 (土)

品川駅周辺土地区画整理事業 品川駅の北の玄関口となる「品川駅北口駅前広場」の人工地盤の構築が本格化 2021年6月中旬の建設状況

Tokyoshinagawa210611
-JR品川駅の大規模改良工事-

 「品川駅」は、JR東日本管内で乗車人員が5番目のターミナル駅で、通勤・通学時間帯には北側コンコース・自由通路が混雑しており、また山手線外回り(渋谷・新宿方面)と京浜東北線(大宮方面)を乗り換える際はホームが別のため、階段・コンコースを経由する必要があります。

 今後、品川駅周辺の開発や乗降客の増加が見込まれることから、乗り換えの利便性の向上やコンコース・自由通路の混雑緩和などの取り組みを実施し、より快適で安心して利用出来る駅づくりを目指します。

 「品川駅」では2027年以降、順次、北側コンコース内に改札口を2か所新設し、通路を7mから18mに拡幅します。また、バリアフリールートを拡充するため北側コンコースと各ホームを接続するエレベーターを8基増設し、商業施設の整備も行います。

 引用資料 JR東日本(PDF:2019/02/26)
 品川駅のお乗り換え利便性向上と混雑緩和及びバリアフリールートの拡充に取り組みます


Tokyoshinagawa190252
「北側コンコース」のイメージ図」です(引用:JR東日本)。


Tokyoshinagawa190253
「現状(2019年2月現在)」です(引用:JR東日本)。


Tokyoshinagawa190254
「計画(完成時)」です。北側には「UR都市機構」により、「品川駅北口駅前広場」が整備されます(引用:JR東日本)。


Tokyoshinagawa190255
「山手線・京浜東北線のホーム改良ステップ図」です。2番線ホームは欠番となります(引用:JR東日本)。


Tokyoshinagawa210612_20210619073101
品川駅周辺土地区画整理事業
 「品川駅周辺土地区画整理事業」の事業の概要です。

 引用資料 UR都市機構(PDF)
 品川駅周辺土地区画整理事業 


Tokyoshinagawa210613_20210619073201
品川駅北口駅前広場
 「品川駅北口駅前広場」の範囲です。拡幅される「北側コンコース」の更に北側に建設されます。「品川駅北口駅前広場」は、線路上に人工地盤を構築して整備します。面積約8,800㎡とかなり広いです。

 「北側コンコース」の拡幅は「JR東日本」が行い、「品川駅北口駅前広場」の整備は「UR都市機構」が行いますが、2つの事業は一体的に行われます(引用:UR都市機構)。


Tokyoshinagawa210617
施設配置概要

 「品川駅北口駅前広場(補助線街路第334号線)」の施設配置概要です。建設が計画されている「環状第4号線」と結節する品川駅の北の玄関口となります。もちろん「一般車」も利用できます。

 引用資料 港区・公式ホームページ(PDF)
 補助線街路第334号線


Tokyoshinagawa210612
田町車両センターの再整備

 「田町車両センター」は、かつて港区にあった「JR東日本」の車両基地です。「田町車両センター」は、大規模に再整備が行われ、大幅に集約化されました。現在は、東京総合車両センターの下部組織として、「東京総合車両センター田町センター」に改組されています。

 更に、「山手線(内回り・外回り)、京浜東北線(北行・南行)、東海道線(上り)」の5線を東側に移設しました。これらの再整備により、西側に広大な更地が生まれ、JR東日本は「品川開発プロジェクト」として再開発を行います(写真提供読者さん)。


Tokyoshinagawa210613
「高輪ゲートウェイ駅」から南側(品川駅方面)を見た2021年6月中旬の状況で(写真提供読者さん)。


Tokyoshinagawa210614
「クローラークレーン」の「ブーム」が林立しています。「品川駅北口駅前広場(補助線街路第334号線)」の人工地盤の工事が本格的に行われています(写真提供読者さん)。



|

2021年6月18日 (金)

新宿副都心 地上40階の超高層タワーマンション「西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業」 東京都が権利変換計画を認可 !

Tokyoshinjuku210651
-西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業

 西新宿五丁目では、北側から「西新宿五丁目北地区」、「西新宿五丁目中央北地区」、「西新宿五丁目中央南地区」の再開発計画があります。第一弾の「西新宿五丁目中央北地区第一種市街地再開発事業」は、地上60階、地下2階、高さ208.97mの超高層タワーマンション「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」として、2017年10月31日に竣工しました。現在は、第二弾の「西新宿五丁目北地区」が建設中です。

 東京都は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、2019年7月4日に「西新宿五丁目中央南地区市街地再開発組合」の設立を認可しました。不燃化推進特定整備地区である「西新宿五丁目地区」のコア事業として、建物の不燃化や地区施設の整備により地域の防災性・安全性を向上させるとともに、複合市街地を形成し、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図ります。

● 東京都が権利変換計画を認可 !
 「三井不動産レジデンシャル」は、東京都新宿区にて推進している「西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業」が、2021年6月16日に権利変換計画について東京都の認可を受けました。

 引用資料 三井不動産レジデンシャル(PDF:2021/06/17)
 「西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業」権利変換計画認可のお知らせ ~約0.8ha、住宅・商業・業務・子育て支援施設のミクストユースプロジェクト~ 

 2019年7月4日に市街地再開発組合の設立が認可された時点での概要は、地上43階、地下1階、高さ約160m、総戸数471戸の「住宅棟」と、地上3階の「施設棟」の一体型を想定していました。

 今回の資料では、地上40階、地下1階、高さ(未発表)、総戸数470戸の「住宅棟」と、地上4階の「施設棟」に変更されています。高さは未発表ですが、150mを少し切るくらいに変更になっていると思われます。

西新宿五丁目中央南地区の概要
◆ 計画名-西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿五丁目5、13他
◆ 階数-地上40階、地下1階(地上43階、地下1階から変更)
◆ 高さ-未発表(組合設立認可時は約160m)
◆ 施行区域面積-約8,000㎡
◆ 敷地面積-約5,922㎡
◆ 延床面積-約53,742㎡(約58,140㎡から変更)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 地震対策-中間免震構造
◆ 用途-共同住宅、商業・業務、駐車場、保育所
◆ 総戸数-470戸予定(471戸予定から変更)
◆ 建築主-西新宿五丁目中央南地区市街地再開発組合(参加組合員 三井不動産レジデンシャル)
◆ 事業推進コンサルタント-INA新建築研究所
◆ 設計者-(基本設計)INA新建築研究所、(実施設計)熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2021年度予定(2020年度予定から変更)
◆ 竣工-2024年度予定(2023年度予定から変更) 


Tokyoshinjuku210652
「完成予想 CG」です。


Tokyoshinjuku210653
「断面イメージ図」です。地震対策として、「免震構造(中間免震)」を採用する予定ですが、、断面イメージ図を見てもどこが「免震層」なのかイマイチ分かりません。


Tokyoshinjuku210654
「配置図」です。


Tokyoshinjuku210655
「位置図」です。


Tokyoshinjuku210656 
「西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。



|

2021年6月17日 (木)

日本橋地区の再開発が止まらない! 三越伊勢丹ホールディングス 「日本橋三越本店」の再開発に動き出す方針!

Tokyomitsukoshi210611
-日本橋三越本店-

 「日本橋三越本店」は、三越呉服店が1904年(大正3年)に設立し「デパートメントストア宣言」を行った後の1914年9月に竣工しました。その後、第2期~第6期の増改築(第3期は震災修築)が行われ、1964年10月に現在の姿になっています。2016年7月には「重要文化財」に指定されています。重要文化財の建物の百貨店は「日本橋高島屋」に続いて2例目です。

 2005年9月~2008年5月にかけて、「清水建設」の施工で「免震レトロフィット(免震改修)」が行われ、「鉛プラグ入り積層ゴム×258基」と「弾性すべり支承×56基」の合計314基で建物を支持しています。

日本橋三越本店の再開発
 「三越伊勢丹ホールディングス」は、「伊勢丹新宿本店」と「日本橋三越本店」の再開発に動き出す方針を明らかにしました。新型コロナ禍で百貨店業は苦戦が続いており、周辺との一体開発で保有不動産の価値を高め、収益力向上につなげます。

 「日本橋三越本店」は、「重要文化財」に指定されているので、再開発にはいろいろと難題があると思いますが、歴史的建築物の建て替えには、「大丸心斎橋店 本館」の例もあるので、いろいろと参考になると思います。

 「日本橋三越本店」の再開発は巨大プロジェクトになります。苦戦が続いている「三越伊勢丹ホールディングス」が、総事業費をすべてを負担するのは不可能だと思われます。
 「三越伊勢丹ホールディングス」は、三井グループの「二木会」に所属しています。日本橋地区の再開発に社運を賭けている三井グループの「三井不動産」が協力企業として参加するのは間違いないと思われます。

日本橋三越本店の概要
◆ 所在地-東京都中央区日本橋室町一丁目4-1
◆ 交通-東京メトロ銀座線・半蔵門線 「三越前」駅より徒歩1分、東京メトロ東西線 「日本橋」駅より徒歩5分、都営地下鉄浅草線 「日本橋」駅より徒歩5分、JR「新日本橋」駅より徒歩7分、JR「東京」駅より徒歩10分
◆ 階数-地上7階、塔屋3階、地下3階
◆ 高さ-軒高31.10m
◆ 敷地面積-9,014.40㎡
◆ 建築面積-8,490.90㎡
◆ 延床面積-71,727.00㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、場所打ち鋼管杭、深礎杭(免震改修前:松杭、直接基礎、深礎杭)
◆ 地震対策-基礎免震構造+中間階免震構造(2005年09月~2008年05月にかけて免震改修)
◆ 用途-百貨店、劇場
◆ 建築主-三越
◆ 設計者-横河工務所(現:横河建築設計事務所)
◆ 施工者-横河工務所(現:横河建築設計事務所)、清水建設(第4期以降)
◆ 着工-1911年07月(第1期)~1964年01月(第6期)
◆ 竣工-1914年09月(第1期)~1964年10月(第6期) 


Tokyomitsukoshi210612
「日本橋三越本店」を南東側から見た様子です。 敷地面積9,014.40㎡、 建築面積8,490.90㎡(建物は東西約106m×南北約80m)とかなり大きいです。

● 免震レトロフィット(免震改修)
 2005年9月~2008年5月にかけて、「免震レトロフィット(免震改修)」が行われて「免震構造(基礎免震構造+中間階免震構造)」の建物に生まれ変わっています。


Tokyomitsukoshi210613
「日本橋三越本店」を南東側から引いて見た様子です。メインストリートである「中央通り」では、100尺(約31m)ラインでデザインが統一されています。


Tokyomitsukoshi210614
日本橋三越本店新館(三越本店新館共同ビル)

 「日本橋三越本店新館」は、2004年10月11日にオープンしました。地上13階、塔屋2階、地下4階、延床面積約50,954㎡(増築部約36,648㎡)です。「日本橋三越本店新館」も建て替えられるのかは不明です。


Osakadaimaru71
大丸心斎橋店 本館
 日本の近代建築に大きな功績を残した、アメリカ出身の「ウィリアム・メレル・ヴォーリズ」が手がけた「大丸心斎橋店 旧本館」。本館建て替えプロジェクトでは、街の象徴でもあり歴史的価値のある旧本館の採取可能な部材は現物による再利用を行い、困難な部材は原型の型取りの上、現在の技術により再現。継承すべき空間の再構築に挑みました。

 ストアコンセプトを象徴する外装デザインは、旧本館の外壁そのものを最新の技術で保存。高層部は水晶塔を避けてセットバックしつつ、保存する外壁と調和するデザインを形成しました。「大丸心斎橋店 本館」は、2019年9月20日にグランドオープンしました。

大丸心斎橋店 本館の概要
◆ 計画名-大丸心斎橋店本館建替計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区心斎橋筋一丁目7-1
◆ 交通-Osaka Metro御堂筋線「心斎橋」駅地下道直結
◆ 階数-地上11階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-59.872m(申請以外82.432m)
◆ 敷地面積-10,755.72㎡(施設全体)
◆ 建築面積-9,819.34㎡(施設全体)、5,631.51㎡(本館)
◆ 延床面積-124,774.56㎡(施設全体)、66,562.54㎡(本館)
◆ 容積対象面積-120,479.13㎡(施設全体)、63,910.79㎡(本館)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店
◆ 建築主-大丸松坂屋百貨店
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2016年02月15日~2016年12月31日
◆ 着工-2017年01月01日
◆ 竣工-2019年08月23日(竣工式)、2019年08月31日(竣工)
◆ 開業-2019年09月20日(09月18日報道向けの内覧会、09月19日プレオープン内覧会)
◆ 投資額-約380億円(本館建築工事、本館内装工事)



|

2021年6月16日 (水)

(仮称)三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業 地上42階、高さ約210mの「東京三田再開発プロジェクト」 2021年6月中旬の建設状況

Tokyomita210611
-三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業-

 国家戦略特区の「三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業」は、「札の辻(ふだのつじ)交差点」の西側に広がる広大な敷地です。区域面積は約40,000㎡とかなり広いです。広大な敷地を「Ⅰ街区、Ⅱ街区、Ⅲ街区」の3街区に分けて整備します。総事業費は約1,620億円です。

 最大規模の「Ⅰ街区」の「複合棟1」は、地上42階、塔屋1階、地下4階です。高さですが、「建築計画のお知らせ」では約215m、2021年1月28日の、”「(仮称)三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業」変更届その2” では約211m、「東京都環境局」の資料では210.29mとなっています。いずれの場合でも高さでも田町・三田エリアで最高の高さになります。

 引用資料 住友不動産
 東京三田再開発プロジェクト

東京三田再開発プロジェクトの概要
◆ 計画名-(仮称)三田三・四丁目地区第一種市街地再発事業 複合棟-1 新築工事
◆ 所在地-東京都港区三田三丁目11番2他(地名地番)
◆ 交通-都営浅草線・三田線「三田」駅より徒歩3分、JR線「田町」駅より徒歩5分
◆ 階数-(Ⅰ街区)地上42階、塔屋1階、地下4階、(Ⅱ街区)地上7階、地下1階、(Ⅲ街区)地上9階、塔屋1階、地下1階および地上4階、地下2階
◆ 高さ-(Ⅰ街区)最高部210.29m、(Ⅱ街区)最高部27.7m、(Ⅲ街区)最高部31.7mおよび11.5m
◆ 区域面積-約40,000㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-約30,000㎡(施設全体)、19,170.29㎡(Ⅰ街区)
◆ 建築面積-約12,270㎡(施設全体)、7,869.29㎡(Ⅰ街区)
◆ 延床面積-約228,700㎡(施設全体)、199,709.90㎡(Ⅰ街区)
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造(Ⅰ街区)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制振構造+免震構造
◆ 用途-オフィス、貸会議室等、店舗、駐車場(Ⅰ街区)
◆ 建築主-三田三・四丁目地区市街地再開発組合(地権者な らびに参加組合員 住友不動産)
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2019年12月01日(Ⅰ街区)
◆ 竣工-2023年初旬予定(Ⅰ街区)
◆ 総事業費-約1,620億円

(備考) 上記の「高さ、敷地面積、建築面積、延床面積」は、「東京都環境局」が公表している資料を参考にしています。


Tokyomita210612
「東京三田再開発プロジェクト」の完成イメージです。地震対策として、「制振構造+免震構造」を採用します(引用:住友不動産)。


Tokyomita210613
南側の「住友不動産三田ツインビル西館」と色調を統一しています(引用:住友不動産)。


Tokyomita210614
「基準階平面図(7階)」です(引用:住友不動産)。


Tokyomita210615
「基準階平面図(35階~36階階)」です(引用:住友不動産)。


Tokyomita210616
「配置図」です(引用:東京都)。


Tokyomita210617
「東京三田再開発プロジェクト」の2021年6月中旬の建設状況です。「鉄骨建方」がかなり進んでいます(写真提供読者さん)。


Tokyomita210618
「カーテンウォール」の取り付けも始まっています。南側の「住友不動産三田ツインビル西館」と色調を統一しています(写真提供読者さん)。


Tokyomita210619
この部分は「吹き抜け」になると思われます(写真提供読者さん)。


Tokyomita210620
「鉄骨」がダンプトラックで運び込まれています(写真提供読者さん)。


Tokyomita210621
南側から見た様子です(写真提供読者さん)。


Tokyomita210622
南側から引いて見た様子です(写真提供読者さん)。



|

2021年6月15日 (火)

高さ約232m、総延床面積約55万㎡の超高層ツインタワー「(仮称)芝浦一丁目計画 新築工事」 2021年6月中旬の状況

Tokyotoshiba210311
-(仮称)芝浦一丁目計画 新築工事

 「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」の敷地に計画されている「(仮称)芝浦一丁目計画 新築工事」は、総延床面積549,869.65㎡のビッグプロジェクトです。

 2期に分けて施工する計画で、先に南側の「S棟」を建設します。「清水建設」の施工で2021年9月に着工する予定です。「S棟」の竣工後に、「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」を解体して、跡地に「N棟」を建設します。2031年3月の全体完成を目指します。

 「S棟」が、地上45階、地下3階、高さ232.55m、「N棟」が、地上47階、地下3階、高さ232.55mの巨大な超高層ツインタワーで、用途は、「オフィス、商業施設、ホテル、共同住宅、駐車場、DHC施設等」となります。

 引用資料 野村不動産(PDF:2017/08/15)
 浜松町ビルディング(東芝ビルディング)建替事業 「(仮称)芝浦一丁目計画」 整備方針について

 現在は、「(仮称)芝浦一丁目計画第Ⅰ期新築工事範囲解体工事」が行われています。解体工事の工期は、2021年2月1日~2021年9月30日(予定)となっており、「清水建設」の施工で行われています。

(仮称)芝浦一丁目計画 新築工事の概要
◆ 所在地-東京都港区芝浦一丁目1番1他 51筆
◆ 交通-(浜松町ビルディング基準)JR、東京モノレール「浜松町」駅徒歩5分、都営地下鉄大江戸線・浅草線「大門」駅徒歩8分、ゆりかもめ「日の出」駅徒歩6分
◆ 階数-(S棟)地上45階、地下3階、(N棟)地上47階、地下3階
◆ 高さ-(S棟)最高部232.55m、(N棟)最高部232.55m
◆ 敷地面積-40,104.74㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約29,800㎡(施設全体)
◆ 延床面積-549,869.65㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、商業施設、ホテル、共同住宅、駐車場、DHC施設等
◆ 総戸数-約350戸
◆ 建築主-野村不動産ビルディング、JR東日本
◆ 設計者-槇総合計画事務所、清水建設
◆ 施工者-(S棟)清水建設、(N棟)未定
◆ 解体工事(S棟)2021年02月01日~2021年09月30日予定
◆ 着工-(S棟)2021年09月01日予定
◆ 竣工-(全体)2031年03月31日予定


Tokyotoshiba170812
「イメージパース 芝浦運河対岸より計画地を望む」です。


Tokyotoshiba170813
「計画断面イメージ」です。


Tokyotoshiba170814
「配置図」です。


Tokyotoshiba16011
浜松町ビルディング(東芝ビルディング)
 「(仮称)芝浦一丁目建替計画新築工事」の予定地に建っている「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」です。地上40階、塔屋1階、地下3階、高さ165.9mの超高層オフィスビルです。「東芝ビルディング」として、1984年3月に竣工しました。

浜松町ビルディング(東芝ビルディング) の概要
◆ 所在地-東京都港区芝浦一丁目1番1号
◆ 交通-JR、東京モノレール「浜松町」駅徒歩5分、都営地下鉄大江戸線・浅草線「大門」駅徒歩8分、ゆりかもめ「日の出」駅徒歩6分
◆ 階数-地上40階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部165.9m 
◆ 敷地面積-34,506.91㎡
◆ 建築面積-14,741.10㎡(東芝浜松町ビルを含む場合16,464.58㎡)
◆ 延床面積-162,612.86㎡(東芝浜松町ビルを含む場合176,567.92㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造(水平方向の揺れを吸収するダイナミックスクリューとオイルダンパーを低層階を中心に102ヶ所設置)
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-港建物、第一生命保険
◆ 設計者-清水建設
◆ 施工者-清水建設、鹿島建設JV
◆ 着工-1981年08月
◆ 竣工-1984年03月


Tokyotoshiba210611
「(仮称)芝浦一丁目計画 新築工事」の2021年6月中旬の状況です(写真提供読者さん)。


Tokyotoshiba210612
内部の様子です。現在は、2021年2月1日~2021年9月30日(予定)の工期で、「(仮称)芝浦一丁目計画第Ⅰ期新築工事範囲解体工事」が行われています(写真提供読者さん)。


Tokyotoshiba210613
残る地上躯体はこの部分だけとなりました(写真提供読者さん)。


Tokyotoshiba210614
「現場事務所」です(写真提供読者さん)。


Tokyotoshiba210615
JRおよび東京モノレールの「浜松町駅」と歩行者デッキで直結しています(写真提供読者さん)。


Tokyotoshiba210220
「(仮称)芝浦一丁目計画第Ⅰ期新築工事範囲解体工事」が行われています(写真提供SOCIO34050氏)。


Tokyotoshiba210221
「解体工事のお知らせ」です。解体工事の工期は、2021年2月1日~2021年9月30日(予定)となっており、「清水建設」の施工で行われています(写真提供SOCIO34050氏)。


Tokyotoshiba210222
「(仮称)芝浦一丁目計画 新築工事」の建築計画のお知らせです(写真提供SOCIO34050氏)。



|

2021年6月14日 (月)

「泉岳寺駅」と一体的な整備 地上30階、高さ約145mの「東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」 2021年6月中旬の状況

Tokyosengakuji210411
-東京都市計画事業泉岳寺駅地区-
 「泉岳寺駅」は、羽田空港へのアクセスなど広域的な結節機能を担っており、空港需要の増大に伴いその重要性は高まっています。さらに、駅周辺の開発の進捗により見込まれる駅利用者増加への対応や、乗換えを含む利用者の安全性・利便性の確保を図る必要があります。

 「泉岳寺駅」は国道15号の下に位置し、国道の空間内だけではホームの拡幅が困難であるため、道路に隣接する民有地を含めた市街地整備を行う必要があります。

 このことから、駅の改良と隣接市街地との一体的な整備を、JR新駅周辺の街開きまでに確実に行うため、東京都施行による「東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」を実施します。
 
● 特定建築者予定者が決定!
 「東急不動産」と「京浜急行電鉄」により構成されるコンソーシアムは、2021年4月15日に「東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」の特定建築者予定者に選定され、2021年6月2日に東京都と特定建築者の業務に関する基本協定書を締結し、特定建築者として参画することが決定しました。

 引用資料 東京都報道発表資料(2021/04/16)
 泉岳寺駅地区開発事業 特定建築予定者を決定
 

 引用資料 東急不動産(2021/06/03)
 東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業 特定建築者の業務に関する基本協定書を締結

東京都市計画事業泉岳寺駅地区の概要

◆ 計画名-東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業
◆ 所在地-港区高輪二丁目81-1 ほか(地番)
◆ 交通-都営地下鉄浅草線・京急本線「泉岳寺」駅直結、JR山手線・京浜東北線「高輪ゲートウェイ」駅への歩行者デッキに接続予定
◆ 階数-地上30階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部約145m
◆ 敷地面積-約8,486㎡
◆ 建築面積-約5,124㎡
◆ 延床面積-約110,644㎡(容積対象床面積82,666㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造)
◆ 用途-共同住宅、業務施設、商業施設、駅舎、駐車場
◆ 総戸数-約350戸
◆ 建築主-東京都
◆ 特定建築者予定者-東急不動産、京浜急行電鉄
◆ 着工-2023年04月頃予定
◆ 竣工-2028年03月頃予定


Tokyosengakuji210412
「駅とまちの一体的な整備のイメージ」です(引用:東京都 都市整備局)。


Tokyosengakuji210413
泉岳寺駅の機能強化

 「泉岳寺駅(せんがくじえき)」です。「東京都交通局(都営地下鉄)」と「京浜急行電鉄」の共同使用駅です。島式2面4線の地下駅となっています。

 「泉岳寺駅」は、現状でもホーム(幅員5m)がラッシュ時に混雑しており、今後、周辺開発により利用者が大幅に増加することが見込まれます。このことから、駅利用者の安全性・利便性の向上や交通結節機能の更なる強化を図るため、「泉岳寺駅」の大規模改良を進めていきます。


Tokyosengakuji200312
「西側立面図」です。最高部の高さが約145mです。当初は、高さ約160mで計画されていましたが、高さ約145mとなりました(引用:港区環境アセスメント)


Tokyosengakuji200313
「南北断面図」です(引用:港区環境アセスメント)


Tokyosengakuji200314
「施設配置図」です(引用:港区環境アセスメント)。


Tokyosengakuji210611
「計画地位置図」です。隣接地では、JR東日本による高輪ゲートウェイ駅周辺のまちづくり「(仮称)品川駅北周辺地区1街区、2街区、3街区、4街区開発事業」が行われます。「泉岳寺駅」周辺は超高層ビルが林立する街に生まれ変わります(引用:東急不動産)。


Tokyosengakuji210612
高輪ゲートウェイ駅前の歩行者デッキから見た2021年6月中旬の状況です。赤線の部分が「東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」の建設予定地です。

 手前は、JR東日本の「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)4街区」で、地上30階、塔屋1階、地下3階、高さ161.43mの超高層ビルが建設されます(写真提供読者さん)。

Tokyosengakuji210613
「東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」の建設予定地のアップです(写真提供読者さん)。


Tokyosengakuji210614
既存建物がフェンスで閉鎖されています(写真提供読者さん)。


Tokyosengakuji210615
「解体工事のお知らせ」が掲示されています(写真提供読者さん)。


Tokyosengakuji210616
「計画平面図」です(写真提供読者さん)。


Tokyosengakuji210617
「市街地再開発事業の概要」です(写真提供読者さん)。



|

2021年6月13日 (日)

JR中野駅南口 オフィス棟と住宅棟の超高層ツインタワー「中野二丁目地区第一種市街地再開発事業」 2021年5月の建設状況

Tokyonakano200311
-中野二丁目地区第一種市街地再開発事業-
 「中野二丁目地区市街地再開発組合」は、東京都中野区中野二丁目他で事業を推進する「中野二丁目地区第一種市街地再開発事業」において、2020年3月10日に権利変換計画認可を受け、2020年3月26日に着工しました。「住友不動産」は参加組合員として再開発事業に参画しています。

 引用資料 住友不動産(PDF:2020/03/30)
 中野駅南口駅前で賑わいの創出 「中野二丁目地区第一種市街地再開発事業」工事着手 オフィス棟と住宅棟の高層ツインタワー

 「中野二丁目地区第一種市街地再開発事業」は、市街地再開発事業と土地区画整理事業の一体的施行という手法を用いて、駅前広場の拡張整備、駅周辺の回遊性を高める交通動線の整備、また、敷地内においては、人々の憩いや交流の場となる広場空間を確保し、中野駅南口の賑わいの核となる整備を目指します。

中野二丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-中野二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物
◆ 所在地-東京都中野区中野二丁目地内
◆ 交通-JR中央線「中野」駅、東京メトロ東西線「中野」駅すぐ
◆ 階数-(住宅棟)地上37階、地下2階、(業務棟)地上20階、地下2階
◆ 高さ-(住宅棟)最高部l146.84m、(業務棟)最高部115.83m
◆ 敷地面積-(住宅棟)4,404.85㎡、(業務棟)5,676.67㎡
◆ 建築面積-(住宅棟)3,465.32㎡、(業務棟)4,142.96㎡
◆ 延床面積-(住宅棟)49,343.93㎡、(業務棟)49,759.50㎡
◆ 用途-オフィス、共同住宅、店舗、駐車場
◆ 構造-(住宅棟)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、(業務棟)鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 総戸数-397戸(分譲2戸、賃貸395戸)
◆ 建築主-中野二丁目地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産)
◆ 設計者-アール・アイ・エー(コンサルタント/基本・実施設計)
◆ 施工者-西松建設(特定業務代行者/建築施工)
◆ 着工-2020年03月26日
◆ 竣工-2024年02月29日予定

(備考)上記の「階数、高さ、敷地面積、建築面積、延床面積、総戸数」の数値は、東京都環境局の数値を採用しています。そのため、2020年3月30日の「住友不動産」のニュースリリースや「建築計画のお知らせ」の数値とは一部異なります。

 「住友不動産」のニュースリリースでは、「住宅棟」が、地上37階、地下1階、高さ約147m、「業務棟」が、地上20階、地下2階、高さ約117mとなっています。「建築計画のお知らせ」では、最高部の高さが147.18mとなっています。


Tokyonakano200312
外観完成イメージパース

 北側に、地上20階、地下2階、高さ約117mの「業務棟」、南側に地上37階、地下1階、高さ約147mの「住宅棟」を配置します。両棟共に低層部に店舗等を配置する計画です。


Tokyonakano200313
「断面図」です。


Tokyonakano200314
「配置図」です。


Tokyonakano210631
「中野二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物」の建設現場です(写真提供読者さん)。


Tokyonakano210632
内部の様子です(写真提供読者さん)。


Tokyonakano210633
「乗り入れ構台」の上で「クローラークレーン」が稼働しています(写真提供読者さん)。


Tokyonakano210634
「地下躯体」を構築中です(写真提供読者さん)。


Tokyonakano210114
「中野二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



|

2021年6月12日 (土)

「代官山アドレス ザ・タワー」の隣接地 隈研吾氏がデザイン設計 住宅・オフィス・商業複合施設「(仮称)代官山町プロジェクト」

Tokyodaikanyama210611
-(仮称)代官山町プロジェクト-

 「東急不動産」は、渋谷区代官山町にて推進している新たな複合施設「(仮称)代官山町プロジェクト」の新築工事に着工しました。計画地は、代官山駅至近であり八幡通り・代官山通りに面すフラッグシップ性のある立地に位置しています。

 引用資料 東急不動産(2021/05/17)
 「(仮称)代官山町プロジェクト」新築工事着工 建築家・隈研吾氏によるデザイン設計 ~緑でつながる新しい『住・働・遊』の拠点~

 「代官山」は、発展を続ける渋谷をはじめ恵比寿・中目黒へも徒歩圏内でありながら、賑わいと落ち着きがバランスよく共存する街です。また、「東急不動産」が開発の重点拠点とする広域渋谷圏内の魅力ある街の中でも、時代に合わせた変化も柔軟に受け入れてきた、独特の存在感と個性を放つ街です。

 「(仮称)代官山町プロジェクト」は、世界的に有名な建築家・隈研吾氏がデザイン設計を手掛け、緑あふれる様々な形状の小さな木箱を積み上げたデザインにより、「街の緑につながり、木々が織りなす木漏れ日からひとりひとりの暮らしが垣間見える、木々の成長と共に変わりゆく時代に寄り添う新しい拠点の姿」を描きます。

(仮称)代官山町プロジェクトの概要
◆ 所在地-東京都渋谷区代官山町119番外(地名地番)
◆ 交通-東急東横線「代官山」駅
◆ 階数-地上10階、地下2階
◆ 高さ-39.95m
◆ 敷地面積-4,084.90㎡
◆ 建築面積-2,730.00㎡
◆ 延床面積-21,875.00㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-共同住宅、店舗、オフィス
◆ 建築主-東急不動産
◆ 設計者-(基本設計)隈研吾建築都市設計事務所、(実施設計)竹中工務店・東急設計コンサルタント 共同企業体
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2021年03月15日
◆ 竣工-2023年08月31日予定


Tokyodaikanyama210612
完成イメージです。


Tokyodaikanyama210613
完成イメージです。


Tokyodaikanyama210614
「フロア構成イメージ」です。


Tokyodaikanyama210615
「1階 配置図」です。


Tokyodaikanyama210616
「位置図」です。


Tokyodaikanyama210617
「(仮称)代官山町プロジェクト」の建設予定地です。地上36階、塔屋2階、地下4階、高さ119.9mの「代官山アドレス ザ・タワー」のすぐ南側に建設されます。



|

2021年6月11日 (金)

国家戦略特区 三井不動産・東京建物 地上27階、高さ約140mの「日本橋一丁目1・2番地区」 概要が判明!

Tokyonihonbashi210631
-日本橋一丁目1・2番地区-
 
東京都は、国際競争力の強化に貢献するプロジェクトとして 「日本橋一丁目1・2番地区」を追加提案しました。「三井不動産」が事業主体となって、「日本橋地域の魅力である歴史・文化を国内外に発信する文化交流施設の整備や水辺の賑わいを創出」を行います。区域面積約8,000㎡です。

● 日本橋一丁目1・2番地区の概要が判明!
 「日刊建設工業新聞」と「建設通信新聞」が、「日本橋一丁目東地区」と「日本橋一丁目1・2番地区」の概要を報じました。「日本橋一丁目1・2番地区」については、私は、高さ約180mくらいを予想していましたが、高さ約140mで、予想より少し規模が小さかったです。

 引用資料 日刊建設工業新聞(2021/06/10)
 東京・日本橋2地区/日本橋一丁目東は39万平米、日本橋一丁目1・2番は9万平米に

 引用資料 建設通信新聞(2021/06/10)
 日本橋一丁目再開発計画/東地区に40万㎡施設群/1・2番地区は延8.6万㎡

 区域面積約8,000㎡を「A街区、B街区、C街区、C街区」の4街区に分けて再開発します。最大規模の「A街区」は、地上27階、地下3階、高さ約140m、延床面積約84,000㎡の超高層ビルを建設します。

日本橋一丁目1・2番地区の概要
◆ 所在地-東京都中央区日本橋一丁目
◆ 区域面積-約8,000(街区全体)
◆ 延床面積-約4,280㎡(街区全体)
◆ 延床面積-約86,340㎡(街区全体)
◆ 建築主-日本橋一丁目1・2番地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-三井不動産、東京建物
◆ コンサルタント-都市ぷろ計画事務所
◆ 関係権利者-清水建設

A街区の概要
◆ 階数-地上27階、地下3階
◆ 高さ-約140m
◆ 敷地面積-約3,590㎡
◆ 延床面積-約84,000㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、文化体験施設
◆ 着工-2027年度予定
◆ 竣工-2032年度予定

B街区の概要
◆ 階数-地上7階
◆ 延床面積-約130㎡
◆ 敷地面積-約700㎡
◆ 用途-情報発信や交流を促す機能
◆ 着工-2027年度予定
◆ 竣工-2032年度予定

C街区の概要
◆ 階数-地上5階
◆ 延床面積-約380㎡
◆ 敷地面積-約1,600㎡
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 着工-2027年度予定
◆ 竣工-2034年度予定

D街区の概要
◆ 階数-地上1階(平屋)
◆ 延床面積-約180㎡
◆ 敷地面積-約40㎡
◆ 用途-店舗
◆ 着工-2027年度予定
◆ 竣工-2034年度予定


Tokyonihonbashi210622
「日本橋一丁目1・2番地区」の予定地です。「計画地」と書いてある「日本橋一丁目中地区」の道路を挟んだ西側の街区です(引用:首相官邸)。


Tokyonihonbashi210331
「日本橋一丁目1・2番地区」を北東側から見た様子です。


Tokyonihonbashi210333
「日本橋一丁目1・2番地区」の道路の北側部分を東側から見た様子です。手前に「K&K」で有名な「国分グループ本社」があります。国分グループは、300年の歴史を誇る食品・酒類の総合問屋です。


Tokyonihonbashi210334
「日本橋一丁目1・2番地区」の道路の南側部分を北東側から見た様子です。


Tokyonihonbashi210335
「日本橋一丁目1・2番地区」の北側を流れている「日本橋川」の上には、高架の「首都高速都心環状線」が走っています。このあたりの「首都高速都心環状線」は、地下化される予定です。


Tokyonihonbashi210336
「日本橋一丁目1・2番地区」の道路の北側部分を北西側から見た様子です。


Tokyonihonbashi210337
「日本橋一丁目1・2番地区」の中間を東西に道路が貫いています。


Tokyonihonbashi210338
「日本橋一丁目1・2番地区」の道路の南側部分を北西側から見た様子です。


Tokyonihonbashi210339
東京建物日本橋ビル
 
「日本橋一丁目1・2番地区」の南側には「東京建物日本橋ビル」があります。「東京建物(共同事業者代表)、伊予銀行、ヒューリック」が共同で「(仮称)日本橋1丁目プロジェクト」として開発し、2015年2月27日に竣工しました。

● 一体的な再開発は不可能だったのか?
 「日本橋一丁目1・2番地区」の南側は、西側の「日本橋三洋グループビルディング」と東側の「東京建物日本橋ビル」が先行して再開発されたために、一体的な再開発は残念ながら出来ません。

 「東京建物日本橋ビル」の建築主に「東京建物」が入っています。「日本橋一丁目1・2番地区」にも「東京建物」が入っています。一体的な再開発は不可能だったのでしょうか?  もし、一体的な再開発が行われたら高さ230mくらいの超高層ビルが建設可能だったと思います。

東京建物日本橋ビルの概要
◆ 計画名-(仮称)日本橋1丁目プロジェクト
◆ 所在地-東京都中央区日本橋一丁目3番13号(住居表示)
◆ 交通-東京メトロ銀座線「日本橋」駅直結、東京メトロ東西線「日本橋」駅直結、都営地下鉄浅草線「日本橋」駅直結、JR線「東京」駅徒歩5分、東京メトロ半蔵門線「三越前」駅徒歩3分
◆ 階数-地上13階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部55.98m
◆ 敷地面積-2,277.18㎡
◆ 建築面積-1,715.66㎡
◆ 延床面積-23,235.56㎡
◆ 構造-鉄骨造、地下部分・外周部等一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造(地下1階柱頭免震)
◆ 用途-地下1階・1階(店舗)、2階・3階(ホール・貸会議室:コングレスクエア日本橋)、4階~13階(オフィス)
◆ 建築主-東京建物、伊予銀行、ヒューリック、日本橋1丁目開発特定目的会社
◆ 設計者-大成建設、日本設計
◆ 監理者-日本設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2013年09月04日
◆ 竣工-2015年02月20日(工事完了)、2015年02月27日(竣工)
◆ オープン-2015年04月01日(コングレスクエア日本橋)、2015年07月21日(ICCHO日本橋)



|

2021年6月10日 (木)

総延床面積約395,000㎡の巨大プロジェクト 地上40階、高さ約240m、地上52階、高さ約225mの「日本橋一丁目東地区」 概要が判明!

Tokyonihonbashi210621
-日本橋一丁目東地区-
 東京の再開発予定地の具体的な概要が毎日次々と判明してうれしい悲鳴です。いずれも、想像していたより遥かに規模が大きくて、私は狂喜乱舞です(笑)。

 「日本橋一丁目東地区」では、「日本橋一丁目東地区市街地再開発準備組合」が再開発を検討しています。事業協力者として「三井不動産、東急不動産、日鉄興和不動産、清水建設」が参画しています。

日本橋一丁目東地区の概要が判明!
 「日刊建設工業新聞」と「建設通信新聞」が、「日本橋一丁目東地区」と「日本橋一丁目1・2番地区」の概要を報じました。「日本橋一丁目1・2番地区」は予想より少し小さい規模でしたが、「日本橋一丁目東地区」は、想像よりも遥かに規模が大きかったです。「日本橋一丁目東地区」に関してうれしかったのが、編入を視野に検討中だった北西角の「日本橋郵便局」が参画した事です。

 引用資料 日刊建設工業新聞(2021/06/10)
 東京・日本橋2地区/日本橋一丁目東は39万平米、日本橋一丁目1・2番は9万平米に

 引用資料 建設通信新聞(2021/06/10)
 日本橋一丁目再開発計画/東地区に40万㎡施設群/1・2番地区は延8.6万㎡

 私は、南北に細長い敷地のため「日本橋一丁目中地区」のような超巨大な超高層ビルの建設は不可能だと予想していましたが、なんと、「A街区」は、地上40階、地下4階、高さ 約240m、延床面積 約274,000㎡、「B街区」は、地上52階、地下3階、高さ約225m、延床面積約120,000㎡でした。総延床面積約394,650㎡と「日本橋一丁目中地区」に匹敵する巨大プロジェクトでした!!

日本橋一丁目東地区の概要
◆ 所在地-東京都中央区日本橋一丁目、日本橋本町一丁目、日本橋小網町
◆ 区域面積-約36,000㎡(街区全体)
◆ 延床面積- 約19,210㎡(街区全体)
◆ 延床面積- 約394,650㎡ (街区全体)
◆ 建築主-日本橋一丁目東地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-三井不動産、東急不動産、日鉄興和不動産、清水建設
◆ コンサルタント-日本設計

A街区の概要(日本橋一丁目内の南側)
◆ 階数-地上40階、地下4階
◆ 高さ- 約240m
◆ 敷地面積-約10,620㎡
◆ 延床面積- 約274,000㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、カンファレンス
◆ 着工-2026年度予定
◆ 竣工-2030年度予定

B街区の概要(日本橋郵便局のエリア)
◆ 階数-地上52階、地下3階
◆ 高さ-約225m
◆ 敷地面積-約5,450㎡
◆ 延床面積-約120,000㎡
◆ 用途-共同住宅、生活支援施設
◆ 着工-2031年度予定
◆ 竣工-2034年度予定

C街区の概要
◆ 階数-地上1階(平屋)
◆ 敷地面積-約2,490㎡
◆ 延床面積-約250㎡
◆ 用途-公共機能
◆ 着工-2036年度予定
◆ 竣工-2037年度予定

D街区の概要
◆ 階数-地上2階
◆ 敷地面積-約240㎡
◆ 延床面積-約150㎡
◆ 用途-公共機能
◆ 着工-2036年度予定
◆ 竣工-2037年度予定

E街区の概要
◆ 階数-(不明)
◆ 敷地面積-約410㎡
◆ 延床面積-約250㎡
◆ 用途-公共機能
◆ 着工-2036年度予定
◆ 竣工-2037年度予定


Tokyonihonbashi210622
「日本橋一丁目東地区」の予定地です。「計画地」と書いてある「日本橋一丁目中地区」の道路を挟んだ東側の街区です。黄色で塗られていない編入を視野に検討中だった北西角の「日本橋郵便局」の参画が決定しました(引用:首相官邸)。


Tokyonihonbashi1908102_20190831100001
「日本橋一丁目東地区」の予定地を南西側から見た様子です。


Tokyonihonbashi1908103_20190831100101
南側から見た様子です。


Tokyonihonbashi1908104_20190831100101
北側から見た様子です。


Tokyonihonbashi1908105_20190831100101 
編入を視野に検討中だった北西角の「日本橋郵便局」の参画が決定しました。


Tokyonihonbashi1908106_20190831100101
「日本橋郵便局」を北東側から見た様子です。


Tokyonihonbashi1908107_20190831100201
北東側から見た様子です。



|

2021年6月 9日 (水)

総延床面積約110万㎡の超巨大プロジェクト 高さ約230m×3棟+高さ約145mの「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画」 環境影響評価書案の閲覧!

Tokyouchisaiwai210611
-(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画-
 東京都千代田区の「内幸町一丁目街区」で、関係権利者が「まちづくり方針」を固めました。約6.5haの敷地を「北地区、中地区、南地区」の3地区に分けて、大規模再開発を行います。全体完成は2037年度以降の予定です。

 関係権利者は「NTT都市開発、公共建物、第一生命保険、帝国ホテル、東京センチュリー、東京電力パワーグリッド、NTT(日本電信電話)、日本土地建物、NTT東日本(東日本電信電話)、三井不動産」の10社です。

● 環境影響評価書案の閲覧!
 東京都環境局から2021年6月8日に ”「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区)」環境影響評価書案、「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(中地区)」環境影響評価書案、「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(南地区)」環境影響評価書案” の閲覧が開始されました。

 引用資料 東京都環境局(2021/06/08)
 ◇ 「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区)」環境影響評価書案
 ◇ 「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(中地区)」環境影響評価書案
 ◇ (仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(南地区)」環境影響評価書案 


Tokyouchisaiwai210612 
(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画の外観イメージ
 「北地区」が、地上46階、地下4階の、高さ約230mと地上29階、地下4階、高さ約145m、「中地区」が、地上46階、地下6階、高さ約230m、「南地区」が、地上43階、地下5階、高さ約230mです。高さ約230m×3棟、高さ約145m×1棟の超高層ビル4棟が林立する事になります。新しい「帝国ホテル」のデザインがカッコイイですね!

● 総延床面積約110万㎡は日本最大!
 延床面積は、「北地区」が約420,000㎡、「中地区」が約370,000㎡、「南地区」が約310,000㎡です。総延床面積1,100,000㎡となります。総延床面積約110万㎡は、単独のプロジェクトとしては、過去と現時点判明しているものも含めても日本最大の総延床面積となります。


Tokyouchisaiwai210613 
北地区断面図
 
「北地区」の建築主は、「帝国ホテル、三井不動産(代表事業者)」です。地上46階、地下4階の「Ⅰ期」と地上29階、地下4階の「Ⅱ期」に分けて再開発します。最終共用は2037年度予定です。

北地区の概要
◆ 計画名-(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区)
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目1番1号 他
◆ 階数-(Ⅰ期・ノースタワー)地上46階、地下4階、(Ⅱ期・新本館)地上29階、地下4階)
◆ 高さ-(Ⅰ期・ノースタワー)最高部約230m、(Ⅱ期・新本館)最高部約145m
◆ 区域面積-約24,000㎡
◆ 延床面積-約420,000㎡
◆ 構造-(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、(地上)鉄骨造)
◆ 用途-オフィス、宿泊施設、商業及び駐車場等
◆ 建築主-帝国ホテル、三井不動産(代表事業者)
◆ 着工(解体工事含む)-(Ⅰ期・ノースタワー)2024年度予定、(Ⅱ期・新本館)2031年度予定
◆ 竣工-(Ⅰ期・ノースタワー)2030年度予定、(Ⅱ期・新本館)2036年度予定
◆ 供用開始-2037年度予定(最終共用分)


Tokyouchisaiwai210614
「北地区配置図」です。


Tokyouchisaiwai210617 
中地区断面図
 「中地区」の建築主は、「エヌ・ティ・ティ都市開発(代表事業者)、公共建物、東京電力パワーグリッド、三井不動産」です。地上46階、地下6階の超高層ビルを建設します。最終共用は2037年度予定です。

中地区の概要
◆ 計画名-(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(中地区)
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 他
◆ 階数-地上46階、地下6階
◆ 高さ-最高部約230m
◆ 区域面積-約22,000㎡
◆ 延床面積-約370,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、宿泊施設、商業、ホール及び駐車場等
◆ 建築主-エヌ・ティ・ティ都市開発(代表事業者)、公共建物、東京電力パワーグリッド、三井不動産
◆ 着工(解体工事含む)-2022年度予定
◆ 竣工-2029年度予定(2037年度以降に工事完了予定)
◆ 供用開始-2037年度予定(最終共用分)


Tokyouchisaiwai210616
「中地区配置図」です。


Tokyouchisaiwai210615 
南地区断面図
 「南地区」の建築主は、「第一生命保険(代表事業者)、中央日本土地建物、東京センチュリー、東京電力パワーグリッド」です。地上43階、地下5階の超高層ビルを建設します。最終共用は2037年度予定です。

南地区の概要
◆ 計画名-(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(南地区)
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目1番3号 他
◆ 階数-地上43階、地下5階
◆ 高さ-最高部約230m
◆ 区域面積-約19,000㎡
◆ 延床面積-約310,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、宿泊施設、商業、ウェルネス促進施設及び駐車場等
◆ 建築主-第一生命保険(代表事業者)、中央日本土地建物、東京センチュリー、東京電力パワーグリッド
◆ 着工(解体工事含む)-2022年度予定
◆ 竣工-2028年度予定(2037年度以降に工事完了予定)
◆ 供用開始-2037年度予定(最終共用分)


Tokyouchisaiwai210618
「南地区配置図」です。


Tokyouchisaiwai210311 
「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区、中地区、南地区)」の予定地です。


Tokyouchisaiwai190711
西側の日比谷公園から見た「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区、中地区、南地区)」の予定地です。


Tokyouchisaiwai190713
帝国ホテル東京(北地区)
 
「帝国ホテル東京」のメインの「新本館」は、1970年3月10日開業で、老朽化がかなり進んでいます。「Ⅱ期工事」となるので、解体されるのはかなり先になります。


Tokyouchisaiwai190714
日比谷U-1ビル(中地区)

 南側に隣接して「日比谷U-1ビル」があります。「NBF日比谷ビル」という名称でしたが、「三井不動産」が、2018年3月30日に取得して改称されました。この場所には、明治時代に「鹿鳴館」がありました。

 概要は、地上26階、塔屋2階、地下4階、高さ109.30m、敷地面積5,065.35㎡、延床面積51,941.13㎡です。1984年6月30日に竣工しました。竣工時の名称は「大和生命ビル」です。


Tokyouchisaiwai190715
NTT日比谷ビル(中地区)

 更に南側には、「NTT日比谷ビル」があります。概要は、地上9階、塔屋2階、地下4階、敷地面積13,041.13㎡、建築面積5,957.36㎡、延床面積79,753.72㎡です。1961年1月1日に「日比谷電々総合建物」として竣工しました。1962年に「BCS賞」を受賞しています。


Tokyouchisaiwai190716
みずほ銀行内幸町本部ビル(南地区)

 街区の南端には「みずほ銀行内幸町本部ビル」があります。概要は、地上32階、塔屋2階、地下4階、高さ約140m、敷地面積13,500㎡、建築面積7,300㎡、延床面積135,000㎡です。「第一勧業銀行本店」として1980年9月に竣工しました。1982年「BCS賞」を受賞しています。



|

2021年6月 8日 (火)

三井不動産グループの最高峰シニアサービスレジデンス 地上36階、高さ約128mの「(仮称)パークウェルステイト西麻布計画」 2021年5月31日着工!

Tokyomitsui210611
-(仮称)パークウェルステイト西麻布計画-
 
「三井不動産レジデンシャル」の「パークウェルステイト」のブランドは、「シニアのためのサービスレジデンス」として、2019年にスタートしました。

 「三井不動産レジデンシャル」は、東京都港区において、都心最大級となるシニアレジデンス「(仮称)パークウェルステイト西麻布計画」を2021年5月31日に着工しました。「三井不動産レジデンシャルウェルネス」が運営し、2024年秋の開業を予定しています。

 引用資料 三井不動産(PDF:2021/06/07)
 三井不動産グループによる都心初・シリーズ最高峰のシニアサービスレジデンス「(仮称)パークウェルステイト西麻布計画」着工 地上36階、総居室数421室  2024年秋 開業予定

 「(仮称)パークウェルステイト西麻布計画」は、三井不動産グループが培ってきた住宅・ホテル・商業施設等の開発・運営ノウハウや、数々の富裕層向けマンションを供給してきた実績を生かし、古くからの高級住宅地である港区西麻布において、都心初となるシリーズ最高峰のフラッグシップ物件として推進します。

(仮称)パークウェルステイト西麻布計画の概要
◆ 計画名-(仮称)港区西麻布四丁目計画
◆ 所在地-東京都港区西麻布四丁目174番1他(地番)
◆ 交通-東京メトロ日比谷線「広尾」駅、東京メトロ千代田線「乃木坂」駅
◆ 階数-地上36階、地下1階
◆ 高さ-最高部128.43m
◆ 敷地面積-7,018.51㎡
◆ 建築面積-2,894.96㎡
◆ 延床面積-45,977.47㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-介護付き有料老人ホーム
◆ 居室数-421室(一般居室361室、介護居室60室)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 外観デザイン-日建ハウジングシステム、ミサワアソシエイツ
◆ 設計者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2021年05月31日
◆ 竣工-2024年夏予定
◆ 開業-2024年秋予定


Tokyomitsui210612
「水景完成予想イメージ」です。


Tokyomitsui210613
「ティーパビリオン完成予想イメージ」です。


Tokyomitsui210614
「ロビーラウンジ完成予想イメージ」です。


Tokyomitsui210615
「ダイニング完成予想イメージ」です。最上階の2層吹き抜け(約6m)の開放的なダイニングでは、有料老人ホームとしては初めて、日本を代表する名門ホテルのひとつである「帝国ホテル」に調理・サービス提供を委託する予定です。


Tokyomitsui210616
「計画地案内図」です。「西麻布三井ビルディング(西麻布パークタワーズ ウエスト)」と「西麻布パークタワーズ イースト」の跡地に建設します。



|

2021年6月 7日 (月)

地上52階、高さ約284mの「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事(C街区)」 2021年5月の状況

Tokyonihonbashi201071
日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業-
 
国家戦略特区の「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」は、日本橋の日本橋川沿いで計画されている大規模再開発プロジェクトです。歴史的建造物の「日本橋野村ビル」を保存するほか、船着き場の増設などによって舟運の活性化と観光需要の受け入れを図ります。日本橋川上空を通る首都高速道路の地下化を視野に、水辺を生かした施設配置なども想定しています。

 参加組合員として「三井不動産、野村不動産、野村ホールディングス」の3社が参画し、設計を「日建設計」が担当します。「日本橋一丁目中地区市街地再開発組合」は、再開発施設の建設に向け、既存建物の解体工事を「清水建設」の施工で2020年11月10日に着工しました。解体する既存施設は27棟です。 

● ウォルドーフ・アストリア東京日本橋が日本初進出!
 「三井不動産株」と「ヒルトン」は、「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」のブランディング及びマネジメント契約を締結しました。ホテルは三井不動産が開発、ヒルトンが運営し、2026年の開業を目指します。ヒルトンの最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア・ホテルズ&リゾーツ」の進出は日本初となります。

 引用資料 三井不動産(PDF:2020/10/27)
 ヒルトンの最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」が日本初進出 ~三井不動産とヒルトンがブランディング及びマネジメント契約を締結、2026年に開業予定~

 「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」は、「C街区」の39階~47階までの9フロアに展開します。60㎡以上のゆったりとしたキングルーム含め全197室の客室に、3つのレストランとウォルドーフ・アストリアの象徴でもあるラウンジ&バー「ピーコック・アレー」のほか、屋内プール、スパ、フィットネスセンター、宴会場、チャペルを備える予定です。

日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業の概要

◆ 計画名-日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事(C街区)
◆ 所在地-東京都中央区日本橋一丁目32番
◆ 階数-地上52階、塔屋2階、地下5階
◆ 高さ-最高部約284m
◆ 敷地面積-約15,560.00㎡(C街区)
◆ 敷地面積-約12,600.00㎡(C街区)
◆ 延床面積-約368,700.00㎡(C街区)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-杭基礎、直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、集会場、ホテル、共同住宅、駐車場 等
◆ 建築主-日本橋一丁目中地区市街地再開発組合(参加組合員 三井不動産、野村不動産、野村ホールディングス)
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-(未定) *解体工事は清水建設
◆ 解体工事-2020年11月10日~2022年03月31日予定
◆ 着工-2021年09月01日予定
◆ 竣工-2025年12月31日予定
◆ 開業-2026年予定(ホテル)

A街区
 概要-地上4階、地下1階、高さ約32m

B街区
 概要-地上7階、地下2階、高さ約31m

C街区
 概要-地上52階、塔屋2階、地下5階、高さ約284m


Tokyonihonbashi201072
「配置図」です。「C街区」の南西側が、正方形から台形にセットバックします。


Tokyonihonbashi201073
「位置図」です。


Tokyonihonbashi210611
A街区(
日本橋野村ビル)
 「日本橋野村ビル」は、東西に細長いビルですが、1930年竣工の「旧館」、1959年増築の「本館」、1981年増築の「新館」で構成されています。昭和初期のモダニズム建築で知られる建築家「安井武雄氏」が設計した「日本橋野村ビル」は保存しますが、保存されるのは西側の「旧館」だけです(写真提供読者さん)。

● 野村ホールディングスは豊洲に移転済
 
「野村ホールディングス」はこれまで、本社が日本橋と大手町の2拠点ありました。日本橋地区の再開発事業に伴い、「野村ホールディングス」と傘下の「野村證券」の日本橋本店の業務を豊洲の「豊洲ベイサイドクロスタワー」に2020年5月7日以降順次移転しました。

 豊洲の「豊洲ベイサイドクロスタワー」への移転を機に本社は「大手町本社(アーバンネット大手町ビル)」に一本化しました。ただし、本店所在地は日本橋地区の「日鉄日本橋ビル」に残しています。


Tokyonihonbashi210612
解体工事が本格的に行われています(写真提供読者さん)。


Tokyonihonbashi210613
解体工事がかなり進んでいます(写真提供読者さん)。


Tokyonihonbashi210614
合計27棟のビルを再開発します。①の「野村證券本社旧館」は保存されるので、解体されるビルは合計26棟となります(写真提供読者さん)。


Tokyonihonbashi210118
「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事(C街区)」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



|

2021年6月 6日 (日)

地上53階、高さ約189m、総戸数2,077戸の超高層ツインタワーマンション「豊海地区第一種市街地再開発事業」 権利変換計画の認可!

Tokyotoyomi210611
-豊海地区第一種市街地再開発事業-
 東京の湾岸部は、巨大マンションの建設ラッシュになっています。中央区豊海町でも巨大な超高層ツインタワーマンションが計画されています。

 計画地は、清澄通り東側に位置する「豊海町(とよみちょう)2番」と「勝どき六丁目7番」の区域面積約19,820㎡を想定しています。再開発予定地には、集合住宅、豊海区民館、警視庁勝どき庁舎などが立地しています。

 東京都は、「豊海地区市街地再開発組合」の設立をに認可しています。市街地再開発事業の施行により、防災性・安全性と利便性向上に寄与する地区施設を整備するとともに、まちのにぎわいに資する土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図ります。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2020/06/29)
 豊海地区市街地再開発組合の設立を認可します

● 権利変換計画の認可!
 「三井不動産レジデンシャル、東急不動産、東京建物、野村不動産、三菱地所レジデンス、清水建設」の6社は、東京都中央区豊海地区にて権利者の皆様と推進している「豊海地区第一種市街地再開発事業」が、2021年5月24 日に権利変換計画について東京都知事の認可を受けました。

 引用資料 三井不動産レジデンシャル(2021/05/27)
 「豊海地区第一種市街地再開発事業」権利変換計画認可のお知らせ ~約2.0ha、住宅・店舗・区民館・保育所等のミクストユースプロジェクト~

 当初計画では、地上56階、地下1階、高さ約189m、延床面積約221,000㎡、総戸数約2,150戸でしたが、地上54階、地下1階、高さ約189m、延床面積約225,877㎡、総戸数2,097戸に変更されました。更に今回は、地上53階、地下1階、延床面積約226,100㎡、総戸数 2,077戸に変更されています。

豊海地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都中央区豊海町2番、勝どき六丁目7番
◆ 交通-都営大江戸線「勝どき」駅より徒歩9分
◆ 階数-地上53階、地下1階(西棟、東棟)
◆ 高さ-最高部約189m(西棟、東棟)
◆ 区域面積-約19,820㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-約15,900㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約226,100㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅、店舗、区民館、保育所
◆ 総戸数- 2,077戸(西棟、東棟)
◆ 建築主-豊海地区市街地再開発組合(参加組合員 三井不動産レジデンシャル、東急不動産、東京建物、野村不動産、三菱地所レジデンス、清水建設)
◆ 事業コンサルタント-都市ぷろ計画事務所
◆ 基本設計-安井建築設計事務所
◆ 特定業務代行者-清水建設
◆ 解体工事-2021年09月予定
◆ 着工-2023年01月予定
◆ 竣工-2027年予定
◆ 総事業費-約1,237億円


Tokyotoyomi210612
「断面イメージ図」です。「西棟、東棟」の超高層ツインタワーマンションになります。4階以上が総戸数2,077の「共同住宅」となります。


Tokyotoyomi210613
「配置図」です。


Tokyotoyomi210614
「位置図」です。


Tokyotoyomi170911
「豊海地区第一種市街地再開発事業」の予定地を北東側から見た様子です。「豊海地区」ですが、「勝どき六丁目7番」も含みます。角に見えるのは、地上7階、搭屋2階の旧月島警察署です。

 勝どき六丁目にありましたが、「月島警察署」という名称でした。元々は月島にあったためです。「月島警察署」は晴海三丁目に移転しました。現在は「警視庁勝どき庁舎」として使用されています。


Tokyotoyomi170912
旧月島警察署の先には高潮対策・津波対策の「防潮堤」があります。


Tokyotoyomi170913
再開発の中心となる「東卸豊海住宅」です。「東卸豊海住宅1号棟、東卸豊海住宅2号棟、東卸豊海住宅3号棟」の3棟あります。東卸豊海住宅は「防潮堤」の外側に立地しています。再開発の際には、防潮堤の整備も行い、防災性の向上を図ります。建築物の基盤整備では地盤のかさ上げも実施します。


Tokyotoyomi170915
「豊海地区第一種市街地再開発事業」の予定地を西側から見た様子です。


Tokyotoyomi170916
「豊海地区第一種市街地再開発事業」の予定地を東側から見た様子です。



|

2021年6月 5日 (土)

「新宿御苑」の北東側 地上35階、高さ約132mの超高層タワーマンション「(仮称)新宿区四谷四丁目計画」 2021年5月の状況

Tokyoyotsuya210411
-(仮称)新宿区四谷四丁目計画-
 「新宿御苑」の北東側にソフトバンクグループ子会社のIDCフロンティアの「IDCフロンティア新宿ソリューションセンター」がありましたが、既存建物の解体工事が終わっています。

 跡地には、「住友商事、三菱地所レジデンス」が、地上35階、地下1階、高さ132.35mの超高層タワーマンション「(仮称)新宿区四谷四丁目計画」を建設します。2021年12月上旬の着工、2025年2月下旬の竣工予定です。

 引用資料 第69回新宿区景観まちづくり審議会(PDF:2020/07/17)
 (仮称)新宿区四谷4丁目計画

(仮称)新宿区四谷四丁目計画の概要

◆ 所在地-東京都新宿区四谷四丁目29-3
◆ 交通-東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅、東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目」駅
◆ 階数-地上35階、地下1階
◆ 高さ-最高部132.35m
◆ 敷地面積-2,249.70㎡
◆ 建築面積-1,350.00㎡
◆ 延床面積-32,400.00㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎(管理人の推測)
◆ 用途-共同住宅、保育所、駐車場
◆ 総戸数-286戸
◆ 建築主-住友商事、三菱地所レジデンス
◆ 設計者-鹿島建設
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2021年12月上旬予定
◆ 竣工-2025年02月下旬予定


Tokyoyotsuya200712
「西側立面図」と「南側立面図」です(引用:第69回新宿区景観まちづくり審議会) 。


Tokyoyotsuya200713
「断面図」です。地上36階、地下1階、高さ135.120mとなっていますが、地上35階、地下1階、高さ132.35mに変更になったようです(引用:第69回新宿区景観まちづくり審議会)。


Tokyoyotsuya200714
「配置図」です(引用:第69回新宿区景観まちづくり審議会)。


Tokyoyotsuya200715
「位置図」です。「新宿御苑」の北東側です(引用:第69回新宿区景観まちづくり審議会)。


Tokyoyotsuya210611
「(仮称)新宿区四谷四丁目計画」の2021年5月上旬の状況です(写真提供読者さん)。


Tokyoyotsuya210612
内部の様子です。既存建物の解体工事が終わっています(写真提供読者さん)。


Tokyoyotsuya210613
「(仮称)新宿区四谷四丁目計画」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



|

2021年6月 4日 (金)

「明治安田生命新宿ビル」他の跡地 地上23階、高さ約129mの「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」 2021年5月の状況

Tokyomeijiyasuda200721
-(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト-
 「明治安田生命」は、新宿駅西口に近接する「明治安田生命新宿ビル」などの解体工事に2020年4月1日に着手しました。「明治安田生命新宿ビル」と隣接する6棟を一体的に解体します。

 解体区域の敷地面積は約6,300㎡とかなり広いです。解体工事の施工は「大成建設」が担当します。解体工事の工期は2022年8月31日までを予定しています。

 解体されるビルは、「(1)明治安田生命新宿ビル、(2)明治安田生命新宿ビル別館、(3)第一スカイビル、(4)高倉第二ビル、(5)明治安田生命新宿第三ビル跡地、(6)永和ビル跡地」の合計6棟です。「(7)KSビル跡地」の解体工事は、鉄道弘済会が発注しました。

 「明治安田生命保険」は、「明治安田生命新宿ビル」や周辺のビルを一体的に建て替えます。計画称は「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」で、概要は、地上23階、地下4階、高さ(最高部128.71m(設備突出部)、建築部125.71m)、延床面積96,901.94㎡です。オフィス、商業、ホール、駐車場などで構成する予定です。

 引用資料 新宿区景観まちづくり審議会(2020/07/17)
 第69回新宿区景観まちづくり審議会

(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿一丁目9番1~12
◆ 交通-JR「新宿」駅徒歩2分、東京メトロ丸の内線「新宿」駅徒歩4分、小田急線「新宿」駅徒歩4分、京王線「新宿」駅徒歩4分、京王新線(都営新宿線)「新宿」駅徒歩5分、都営大江戸線「新宿」駅徒歩5分
◆ 階数-地上23階、地下4階
◆ 高さ-最高部128.71m(設備突出部)、建築部125.71m
◆ 敷地面積-6,294.72㎡
◆ 建築面積-3,819.26㎡
◆ 延床面積-96,901.94㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、ホール、子育て支援施設、駐車場
◆ 建築主-明治安田生命保険
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 解体工事-2020年04月01日~2022年08月31日予定
◆ 着工-2021年08月01日予定(2021年04月01日から変更)
◆ 竣工-2025年11月30日予定(2025年07月31日から変更)


Tokyomeijiyasuda200722
「駅前広場を取り囲む光の演出」です。低層部の柱や壁面をライトアップして、駅前広場を取り囲むような夜間景観を演出する計画です。


Tokyomeijiyasuda200723
「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」のイメージパースです。建物は暖色系の「PCカーテンウォール」を外装に使い、駅前のランドマークを形成する外観を目指します。

Tokyomeijiyasuda200724
「断面図」です。


Tokyomeijiyasuda200725
「配置図」です。


Tokyomeijiyasuda200726
「位置図」です。


Tokyomeijiyasuda210611
「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」の2021年5月上旬の状況です。「明治安田生命新宿ビル」の解体工事が行われています(写真提供読者さん)。


Tokyomeijiyasuda210612
敷地西側です(写真提供読者さん)。


Tokyomeijiyasuda210613
「三点式パイルドライバ」です。「地中障害物」の撤去が行われています(写真提供読者さん)。


Tokyomeijiyasuda210614 
角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


Tokyomeijiyasuda210115
「解体工事のお知らせ」です(写真提供読者さん)。


Tokyomeijiyasuda210615 
「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」の建築計画のお知らせです。「高さ、建築面積、延床面積」が正確な数値に変更されています。着工が、2021年4月1日から2021年8月1日(予定)に変更、竣工が、2025年7月31日から2025年11月30日(予定)に変更されています(写真提供読者さん)。



|

2021年6月 3日 (木)

巨大プロジェクト「中野駅新北口駅前エリアにおける拠点施設整備」への布石 中野区新庁舎整備事業 2021年5月の状況

Tokyonakano210421
-中野区新庁舎整備事業-
 中野区は、区役所・サンプラザ地区再整事業である「中野駅新北口駅前エリアにおける拠点施設整備」を計画しています。高さ約235m、延床面積約257,000㎡の巨大プロジェクトとなります。中野区の新庁舎の建設はその布石となります。

 引用資料 中野区・公式ホームページ
 新しい区役所整備の検討を進めています

 2020年2月に「中野区新庁舎整備事業 実施設計・施工業務」の企画提案公募型事業者選定が行われて、優先交渉権者が、「竹中・協永・明成・武蔵野・INA特定建設共同企業体」に決定しています。代表構成員が「竹中工務店」、構成員が「協永建設、明成建設工業、武蔵野建設産業、INA新建築研究所」となっています。

 新庁舎は、地上11 階、塔屋1階、地下2階、高さ52.85m、延床面積47,390.21㎡の予定です。2021年7月に新庁舎建設工事着手、2024年2月に竣工、2024年5月に開設を予定しています。

中野区新庁舎整備事業の概要
◆ 計画名-中野区新庁舎
◆ 所在地-東京都中野区中野四丁目11番(住居表示)、東京都中野区中野四丁目2番139(地名地番)
◆ 交通-JR中央線「中野」駅、東京メトロ東西線「中野」駅
◆ 階数-地上11 階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部52.85m(平均地盤面よりの高さ)
◆ 敷地面積-8,557.38㎡
◆ 建築面積-4,096.66㎡
◆ 延床面積-47,390.21㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-公共施設(庁舎)
◆ 建築主-中野区
◆ 設計者-竹中・協永・明成・武蔵野・INA特定建設共同企業体(竹中工務店、協永建設、明成建設工業、武蔵野建設産業、INA新建築研究所)
◆ 施工者-竹中・協永・明成・武蔵野・INA特定建設共同企業体(竹中工務店、協永建設、明成建設工業、武蔵野建設産業、INA新建築研究所)
◆ 解体工事-2020年12月
◆ 着工-2021年07月01日予定
◆ 竣工-2024年02月28日予定
◆ 開設-2021年05月予定


Tokyonakano210422
「断面図」です。


Tokyonakano210423
「1階の配置図」です。


Tokyonakano210424
「整備事業計画地案内図」です。「計画地広域図」です。中野四季の都市(まち)」内の区有地に建設されます。


Tokyonakano210621
「中野区新庁舎」の2021年5月上旬の状況です(写真提供読者さん)。


Tokyonakano210622
内部の様子です。「中野体育館」の地上躯体の解体工事は終わっています(写真提供読者さん)。


Tokyonakano210623
重機が稼働しています(写真提供読者さん)。


Tokyonakano210624
2021年7月に新庁舎建設工事に着手する予定です(写真提供読者さん)。



|

2021年6月 2日 (水)

JR中野駅の駅ビル 中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業「(仮称)中野駅西口開発」 2021年5月の建設状況

Tokyonakano191031
中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業-
 疾風怒濤の勢いで再開発が進む中野駅周辺では、JR中央線の南側と北側をつなぐ通路と新たな西口を整備する中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業を進めています。あわせて新北口駅前広場や西口広場は、新規整備、南口駅前広場は、拡張整備を進めていく予定です。

 街の核となるのが「JR中野駅」です。「JR中野駅」は、島式4面8線の大規模な駅ですが、駅ビルなどの駅の顔となる部分が存在ませんでした。そこで、「中野区」と「JR東日本」は、「中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業」を進めています。

 新駅ビルは「駅施設、店舗」で構成する建物のほか、ラチ内コンコース約1,100㎡、南北通路約1,400㎡を確保します。2026年12月頃の南北通路・橋上駅舎開業を目指します。

 引用資料 中野区・公式HP(2019/10/08)
 中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業について

中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業の概要
◆ 計画名-(仮称)中野駅西口開発
◆ 所在地-東京都中野区中野五丁目241‐2、四丁目84‐1 他
◆ 交通-JR中央線・総武線・東京メトロ東西線「中野」駅直結
◆ 階数-地上5階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-最高部31.824m、軒高28.269m
◆ 敷地面積-7,693.42㎡
◆ 建築面積-6,337.25㎡
◆ 延床面積-18,294.08㎡(別に、ラチ内コンコース約1,100㎡、南北通路約1,400㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部CFT造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-駅施設、物販店舗、飲食店舗
◆ 建築主-JR東日本
◆ 設計者-JR東日本
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2020年03月01日
◆ 竣工-2028年03月31日予定
◆ 開業-2026年12月頃予定(南北通路・橋上駅舎開業)


Tokyonakano191032
西口広場側の外観完成イメージです。新駅ビルは駅の西側のホーム上空に建設されます。


Tokyonakano191033
「西口広場」のイメージです。


Tokyonakano191034
「南北通路」のイメージです。


Tokyonakano210611
中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業である「(仮称)中野駅西口開発」の2021年5月上旬の状況です(写真提供読者さん)。


Tokyonakano210612
「仮囲い」に内部に「安定液タンク」が見えます(写真提供読者さん)。


Tokyonakano210613
ホーム上でも工事が行われています(写真提供読者さん)。


Tokyonakano210614
「(仮称)中野駅西口開発」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



|

2021年6月 1日 (火)

神宮前交差点 超斬新なデザイン 新たなランドマークとなる「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業 新築工事」 2021年5月の建設状況

Tokyojingu200911
-神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業-

 「表参道」と「明治通り」が交差する「神宮前交差点」は、東京の顔とも言えます。北東側角にはランドマークとなる「東急プラザ表参道原宿」が建設されました。

 「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」の予定地は、商業地としての高いポテンシャルを有する一方、建築物の老朽化、明治通り拡幅による狭小な土地、歩行者と自動車が交錯する変形五叉路などの課題を抱えています。

 街区を再編・統合し、土地の有効・高度利用を図り、立地特性に相応しい商業拠点等を整備し、にぎわいを形成するとともに、変形五叉路の解消など安全な歩行者空間の確保を図り、西側角に新たなランドマークを建設します。

● 超斬新な外装・屋上デザイン!
 「神六再開発」と、権利者及び特定事業参加者である「東急不動産」は、共に事業を進めている「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」の外装・屋上デザインは、度肝を抜く超斬新なデザインで、間違いなく「神宮前交差点」の新たなランドマークになります。

 引用資料  東急不動産(2020/09/07)
 「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」 表参道・明治通り交差点に新施設が2022年度(予定)に誕生 建築家・平田晃久氏による「まちを編む」外装デザイン

神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名- 神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業 新築工事
◆ 所在地-東京都渋⾕区神宮前六丁目1000番(地名地番)
◆ 交通-東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前」駅、JR山手線「原宿」駅
◆ 階数-地上9階、地下3階
◆ 高さ-最高部46.40m、軒高45.60m
◆ 敷地面積-3,084.54㎡
◆ 建築面積-2,311.60㎡(2,311.60㎡)
◆ 延床面積-18,284.67㎡(19,893.74㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-店舗、公共公益施設、鉄道用変電施設、駐車場等
◆ 建築主-神六再開発株式会社(東急不動産は権利者及び特定事業参加者として参画)
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 外装・屋上デザイン-平田晃久建築設計事務所
◆ 施工者-清水建設
◆ 解体工事-2020年03月
◆ 着工-2020年12月01日
◆ 竣工-2022年12月31日予定
◆ 総事業費-約180億円


Tokyojingu200912
「外観イメージ(夜)」です。


Tokyojingu200913
「屋上イメージ」です。


Tokyojingu200914
「位置図」です。


Tokyojingu210611
「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業 新築工事」の2021年5月上旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


Tokyojingu210612
東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


Tokyojingu210613
東側から見た内部の様子です(写真提供読者さん)。


Tokyojingu210614
カラフルな「仮囲い」です(写真提供読者さん)。


Tokyojingu210114
「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業 新築工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。


Tokyojingu190918
「神宮前交差点」の 北東側角には、2012年4月に開業した神宮前交差点のランドマークとなっている「東急プラザ表参道原宿」があります。



|

« 2021年5月 | トップページ | 2021年7月 »