「三菱地所」が首都ジャカルタで最大規模の再開発 地上75階、高さ約340m、総延床面積約307,000㎡の「Oasis Central Sudirman」に参画!
-三菱地所がジャカルタで最大規模の再開発-
「三菱地所」は、インドネシアの公務員年金基金運用会社である国営企業「PT Taspen (Persero)」の不動産部門子会社である「PT Taspen Properti Indonesia」と共同で、首都ジャカルタ特別州中心部における大規模複合開発事業「Oasis Central Sudirman」に参画します。
「三菱地所」は、これまでインドネシアにおいて複数の開発に参画していますが、「Oasis Central Sudirman」はインドネシアにおける「三菱地所」が参画する最大規模のプロジェクトとなります。
引用資料 三菱地所(PDF:2021/06/30)
三菱地所 首都ジャカルタ特別州で最大規模の再開発へ 大規模複合開発事業「Oasis Central Sudirman」に参画
「Oasis Central Sudirman」は、Taspen 社の本社ビルであるMenara Taspenを含む一帯土地の大規模複合再開発計画であり、公務員年金基金運用会社であるTaspen社の更なる運用効率の向上を目的とした限定競争入札を経て、三菱地所及びローカルデベロッパーのPT Benhil Propertyとのコンソーシアムが、共同事業者として選定されました。
「Oasis Central Sudirman」は、地上75階、高さ約340mの「オフィス・サービスアパート棟(A棟)」、地上65階、高さ約200mの「分譲住宅棟(B棟)」の超高層ツインタワーから構成され、「A棟」はインドネシア国内でも有数の超高層建築物となる予定です。着工は2024年初旬、竣工は 2028年頃を予定しています。
Oasis Central Sudirmanの概要
◆ 所在地-インドネシア ジャカルタ CBD 中心部、幹線道路 Sudirman 通り沿い
◆ 階数-(A棟)地上75階、地下3階、(B棟)地上65階、地下3階
◆ 高さ-(A棟)約340m、(B棟)約200m
◆ 敷地面積-約33,000㎡
◆ 延床面積-約307,000㎡(オフィス約108,000㎡、住宅約84,000㎡、SA約31,000㎡、商業施設約30,000㎡等)
◆ 貸付面積-約124,000㎡(オフィス約82,000㎡、SA約23,000㎡、商業施設約19,000㎡)
◆ 分譲面積-約72,000㎡(分譲住宅)
◆ 用途-オフィス、分譲住宅、賃貸SA、商業施設等
◆ 出資比率-三菱地所・BP 社コンソーシアム70%(三菱地所85%、BP社15%)、Taspro社30%
◆ 着工-2024年初旬予定
◆ 竣工-2028年予定
◆ 総事業費-約521億円
総事業費約521億円は衝撃!
日本から見るとこの規模で総事業費約521億円というのがなんとも衝撃的です。東京なら総事業費2,000億円を余裕で超えると思います。海外の超高層ビルは、ほとんどが「鉄筋コンクリート造」で、「鉄骨造」が多い日本はコスト的に非常に不利ですが、それにしても海外の超高層ビルの建設コストの安さにはいつも驚かされます(アメリカとヨーロッパは除く)。
「Oasis Central Sudirman」外観完成イメージです。
「狭域MAP」です。
「中域 MAP」です。
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