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2021年7月

2021年7月31日 (土)

埼玉県深谷市 国内10ヵ所目となるプレミアム・アウトレット「ふかや花園プレミアム・アウトレット」 2021年8月1日に着工!

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-ふかや花園プレミアム・アウトレット-

 「三菱地所・サイモン」は、埼玉県深谷市における「花園IC拠点整備プロジェクト」で計画中のアウトレットモールの名称を「ふかや花園プレミアム・アウトレット」に決定するとともに、2022年秋の開業に向け、2021年8月1日に着工します。

 引用資料 プレミアム・アウトレット(PDF:2021/07/27)
 「ふかや花園プレミアム・アウトレット」 名称決定及び着工について

 「三菱地所・サイモン」において、約9年ぶりとなる新規施設、且つ、国内10ヵ所目となる「ふかや花園プレミアム・アウトレット」の開業で、既存施設と合わせ、関東近郊の主要高速道路沿いにプレミアム・アウトレット網が広がります。

 「花園IC拠点整備プロジェクト」は、深谷市により、農業と観光の振興によって広域的な地域の活性化を目的として進められているもので、関越自動車道「花園IC」より約1.5km、秩父鉄道「ふかや花園駅」至近という交通アクセスに優れた場所に開業します。

 「ふかや花園プレミアム・アウトレット」の建築デザインは、従来の海外の街並みを再現したものから一新します。地域との共生をコンセプトに据え、深谷市にゆかりのあるレンガや、埼玉県北西部の緑豊かな自然をイメージさせる周辺環境との調和を重視したデザインを採用します。

ふかや花園プレミアム・アウトレットの概要
◆ 所在地-埼玉県深谷市
◆ 交通-関越自動車道「花園IC」より3分(約1.5km)、秩父鉄道「ふかや花園駅」より徒歩3分
◆ 敷地面積-約176,800㎡
◆ 店舗面積-約27,000㎡
◆ 店舗数-約120店舗
◆ 駐車台数-約3,000台
◆ 着工-2021年08月01日
◆ 開業-2022年秋予定


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「ふかや花園プレミアム・アウトレット イメージ」です。


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「ふかや花園プレミアム・アウトレット イメージ」です。


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「ふかや花園プレミアム・アウトレット イメージ」です。


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「鳥瞰図 イメージ」です。


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「狭域図」です。


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「広域図 」です。


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「関東近郊のプレミアム・アウトレット」です。



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2021年7月30日 (金)

国家戦略特区 「(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」 地上43階、高さ約226m、延床面積約388,300㎡に規模縮小

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-(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業-

 東京駅の八重洲口では、北側の「(仮称)東京駅前八重洲一丁目東地区第一種市街地再開発事業」、中央の「(仮称)八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」、南側の「(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。

 その中で、最も進んでいるのが「(仮称)八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」です。地上45階、塔屋2階、地下4階、高さ約240mの巨大な超高層複合ビルが建設されます。2018年12月3日に起工式が執り行われました。

 3地区で最大規模なのが「(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」です。地上46階、塔屋1階、地下4階、高さ約240m、延床面積約418,000㎡の超巨大な超高層複合ビルが建設される予定です。

 当初計画では、2020年4月着工~2023年5月末竣工の予定でしたが、2022年度着工~2025年度竣工の予定に延期、更に延期されて、2024年度着工~2028年度竣工を想定しています。

● 再開発組合の設立認可が申請!
 「八重洲二丁目中地区市街地再開発準備組合」は、「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」の具体化に向けて、施行者となる再開発組合の設立認可が申請され、それに伴う事業計画書案の縦覧が7月29日から東京都中央区役所で始まりました。

 建設通信新聞(2021/07/30)
 八重洲二丁目中地区再開発/工事費は2062億円

 再開発ビルは、地上43階、塔屋3階、地下3階、高さ約226m、建築面積約388,300㎡です。残念ながら当初計画の、地上46階、塔屋1階、地下4階、高さ約240m、延床面積約418,000㎡から規模が縮小されました。

 地下2階に「バスターミナル」を設置し、地下1階では東京駅や京橋駅、北地区ビルと接続します。低層部には「商業店舗」を配置します。3階・4階は「インターナショナルスクール」、3階~8階は「劇場」、4階~39階は「オフィス」や「機械室」などで、40階~43階が「サービスアパートメント」となります。

 総事業費は約3,172億円と巨額になります。内訳は「調査設計計画費約84億円、土地整備費約123億円、補償費約723億円、工事費約2,062億円、事務費等約180億円」となっています。補償費約723億円というのがなんとも凄まじいですね。大手デベロッパー以外は土地を集約化する巨大再開発が不可能な理由がよく分かります。

(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都中央区八重洲二丁目4番、5番、6番、7番
◆ 階数-地上43階、塔屋3階、地下3階(地上46階、塔屋1階、地下4階から変更)
◆ 高さ-約226m(GL+240mから変更)
◆ 施行面積-約22,000㎡
◆ 敷地面積-約19,500㎡(変更されている可能性あり)
◆ 建築面積-約15,700㎡(変更されている可能性あり)
◆ 延床面積-約388,300㎡(約418,000㎡から変更)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、サービスアパートメント、劇場、インターナショナルスクール、店舗、バスターミナル、駐車場
◆ 建築主-八重洲二丁目中地区市街地再開発準備組合(事業協力者 三井不動産、鹿島建設、ヒューリック)
◆ 再開発コンサルタント業務-日建設計
◆ 解体工事-2023年05月予定
◆ 着工-2024年度予定
◆ 竣工-2029年01月予定
◆ 総事業費-約3,172億円(調査設計計画費約84億円、土地整備費約123億円、補償費約723億円、工事費約2,062億円、事務費等約180億)


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「外堀通り沿いの低層部イメージ」です(引用:内閣府)。


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「鍛冶橋通り・柳通り交差点付近の低層部イメージ」です(引用:内閣府)。


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「断面構成図」です。地上46階、塔屋1階、地下4階時の断面構成図なので変更になると思われます(引用:内閣府)。


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「配置図」です(引用:内閣府)。


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「(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」の予定地を南西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。



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2021年7月29日 (木)

三菱地所 有楽町エリア再構築本格始動 「有楽町ビル」・「新有楽町ビル」建替計画着手 2区画を一体的に再開発か?

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-有楽町ビル・新有楽町ビル-

 「三菱地所」は、東京都千代田区有楽町一丁目に所有する「有楽町ビル」及び「新有楽町ビル」について、建替に着手することを決定しました。「有楽町ビル」及び「新有楽町ビル」はJR有楽町駅前という好立地に位置しています。

 引用資料 三菱地所(PDF:2021/07/28)
 有楽町エリア再構築本格始動「有楽町ビル」・「新有楽町ビル」建替計画着手 ~JR有楽町駅前ビルの建替により、有楽町エリアの更なる発展に寄与~ 

 「有楽町ビル」は1966年の竣工から約55年が経過、また「新有楽町ビル」は1967年の竣工から約54年が経過しており、テナントニーズの高度化や脱炭素社会の実現に向けた社会的要請への対応強化、災害時における事業継続性を意識した防災機能の強化等の機能更新を図ると共に、有楽町エリアの上位計画で定められている魅力あるまちづくりに貢献すべく、建替計画に着手することとしました。

 「三菱地所」は、2020年以降の丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)におけるまちづくりを「丸の内 NEXTステージ」と位置付、“人・企業が集まり交わることで新たな「価値」を生み出す舞台”を目指しています。

 また、三菱地所グループ「長期経営計画2030」では、有楽町エリアを重点更新エリアの一つと定め、「文化芸術・MICE を核とした “まちづくりのショーケース”」の実現を目指しています。

 建替計画の具体的な内容については、今後、関係各位の協力を得ながら検討を進めていきます。今後の具体的な建替スケジュールは未定ですが、両ビルは2023年を目途に閉館する予定です。

有楽町ビルの概要
◆ 所在地-東京都千代田区有楽町一丁目10番1号
◆ 階数-地上11階、塔屋2階、地下5階
◆ 敷地面積-3,551.46㎡
◆ 延床面積-42,159.08㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 所有者-三菱地所
◆ 竣工-1966年05月

新有楽町ビルの概要
◆ 所在地-東京都千代田区有楽町一丁目12番1号
◆ 階数-地上14階、塔屋1階、地下4階
◆ 敷地面積-7,233.26㎡
◆ 延床面積-83,023.27㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 所有者-三菱地所
◆ 竣工-1967年01月


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JR有楽町駅側から見た「有楽町ビル」と「新有楽町ビル」です。


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「位置図」です。


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「有楽町ビル」の敷地面積は3,551.46㎡、「新有楽町ビル」の敷地面積は7,233.26㎡です。3,551.46㎡+7,233.26㎡=合計10,784.72㎡です。間に道路がありますが、道路は廃道もしくはビル内貫通の歩道を確保して2区画を一体的に再開発すると思われます。

● 高さ制限は200m?
 「本計画は、有楽町エリア再構築において第一弾となる新築ビルであり、(中略)、当該エリアの再構築を牽引する当社旗艦ビルとして計画を進めてまいります。」と書いてあります。具体的にはどれくらいの規模の超高層ビルになるのでしょうか?

 航空法での高さ制限は、「羽田空港高さ制限回答システム」によると制限高(標高)約244m~約246m「建築等可能高=制限高-照会地の地盤の高さ(標高)」となっています。

 しかし、この場所は「大手町・丸の内・有楽町地区まちづくりガイドライン」の対象区域です。「江戸城」のお堀から1列目の高さ制限が150m、2列目の高さ制限が200mとなっています。「有楽町ビル、新有楽町ビル」はお堀から2列目なので高さ制限が200mとなります。

 私は、高さ約200m、延床面積約200,000㎡(容積対象外を含む)の有楽町エリアのランドマークとなる超高層ビルを予想しています。これは同じ三菱地所の「新丸の内ビルディング」とほぼ同規模です。



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2021年7月28日 (水)

江戸川区 地上30階、高さ約110mの「JR小岩駅北口地区第一種市街地再開発事業」 権利変換計画について東京都知事の認可!

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-JR小岩駅北口地区第一種市街地再開発事業-
 総武線のJR小岩駅周辺は、幅員の狭い道路や老朽化した木造建物が密集し災害時の危険性が高い状況にあることに加え、コミュニティを維持するための若い世代が減少しており、このような背景から、駅周辺地区のまちづくり基本方針が策定され、現在3つの地区で市街地再開発事業が推進されています。

 再開発は南口が先行していますが、北口でも「JR小岩駅北口地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。「JR小岩駅北口地区市街地再開発組合」は、再開発施設の施工などを担う特定業務代行者を「三井住友建設」に決定しています。特定業務代行者の業務範囲は、再開発施設の施工や保留床の処分、設計支援、事業推進支援などです。

● 権利変換計画について東京都知事の認可!
 「三井不動産レジデンシャル、日鉄興和不動産」は、東京都江戸川区にて権利者と推進している「JR小岩駅北口地区第一種市街地再開発事業」が、2021年7月26日に権利変換計画について東京都知事の認可を受けました。

 引用資料 三井不動産レジデンシャル(PDF:2021/07/27)
 「JR小岩駅北口地区第一種市街地再開発事業」権利変換計画認可のお知らせ ~約2ha、住宅・商業・業務・保育所のミクストユースプロジェクト~

 JR小岩駅北側の玄関口に、店舗・業務・住宅・保育所で構成する再開発施設を建設して、活気とにぎわいのある駅北の顔を整備すします。これにあわせて、交通広場や道路の拡幅、無電柱化などを実施し、交通・防災の拠点街区を形成する計画です。

JR小岩駅北口地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都江戸川区西小岩一丁目、西小岩三丁目及び西小岩四丁目地内
◆ 交通-JR総武線「小岩」駅北口徒歩2分
◆ 階数-地上30階、地下1階
◆ 高さ-最高部約110m
◆ 区域面積-約20,000㎡
◆ 敷地面積-約8,678㎡
◆ 延床面積-約94,709㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-中間免震構造(6階に免震装置を設置)
◆ 用途-共同住宅、商業・業務、保育所
◆ 建築主-JR小岩駅北口地区市街地再開発組合(参加組合員 三井不動産レジデンシャル、日鉄興和不動産)
◆ 総戸数-約730戸
◆ 事業推進コンサルタント-アール・アイ・エー
◆ 特定業務代行者-三井住友建設
◆ 着工-2022年03月予定
◆ 竣工-2027年01月予定
◆ 北口交通広場整備-2027年~2030年予定
◆ 事業完了-2031年予定(公共施設工事完了)


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「完成予想 CG」です。


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「北口通りから見た商業施設完成予想 CG」です。


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「断面図」です。 地震対策として「中間免震構造」を採用します。6階に「免震装置」を設置します。


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「敷地配置図」です。


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「位置図」です。



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2021年7月27日 (火)

「愛宕グリーンヒルズ」の北側 「(仮称)愛宕地区第一種市街地再開発事業」と連動 「東京虎ノ門東急REIホテル(南館・新館)」を再開発!

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-H地区-
 「愛宕グリーンヒルズ」の北側で、「(仮称)愛宕地区第一種市街地再開発事業」が計画されていますが、写真のブラウンの2棟(手前の愛宕小西ビルと奥の愛宕山弁護士ビル)までが再開発の対象で、奥の2棟(東京虎ノ門東急REIホテルの南館と新館)は再開発の対象外です。

 「東京虎ノ門東急REIホテル(南館・新館)」の2棟も「H地区」として、「(仮称)愛宕地区第一種市街地再開発事業」と連動する形で「東急」により再開発される事が判明しました。延床面積約17,000㎡の住宅主体の再開発ビルが建設されるようです。

 引用資料 建設通信新聞(2021/07/27)
 愛宕地区Hに1.7万㎡共住/東急 2027年度着工目指す


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「配置図」です。「F地区、G地区」は「(仮称)愛宕地区第一種市街地再開発事業」として行われます。「H地区」は「(仮称)愛宕地区第一種市街地再開発事業」と連動する形で再開発が行われます。2棟(東京虎ノ門東急REIホテルの南館と新館)が再開発の対象となります。


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(仮称)愛宕地区第一種市街地再開発事業

 「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」は、港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【(仮称)愛宕地区第一種市街地再開発事業】を行っています。縦覧期間は、2021年7月12(月)~8月12日(木)までです。

 引用資料 港区・公式HP(2021/07/12)
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【(仮称)愛宕地区第一種市街地再開発事業】

 以前の計画名は「(仮称)愛宕山周辺地区(F・G地区)開発事業」でしたが、「(仮称)愛宕地区第一種市街地再開発事業」に変更になったようです。「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」が代表者となっています。

(仮称)愛宕地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区愛宕一丁目
◆ 交通-東京メトロ日比谷線「神谷町」駅、東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅、都営三田線「御成門」駅
◆ 階数-(F地区)地上43階、地下2階、(G地区)地上3階、地下0階
◆ 高さ-(F地区)最高部約160m、(G地区)最高部約15m
◆ 区域面積-(F地区)約5,000㎡、(G地区)約1,000㎡
◆ 敷地面積-(F地区)約2,910㎡、(G地区)約790㎡
◆ 敷地面積-(F地区)約1,500㎡、(G地区)約400㎡
◆ 延床面積-(F地区)約55,000㎡、(G地区)約950㎡
◆ 用途-(F地区)共同住宅、オフィス、生活・産業支援施設、店舗、駐車場、(G地区)店舗、寺院 等
◆ 事業主-独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)
◆ 着工-2024年度予定
◆ 竣工-2031年度予定


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「計画地位置図」です。「愛宕グリーンヒルズ」の道路を挟んだ北側になります。



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2021年7月26日 (月)

神宮外苑地区 「神宮球場」と「秩父宮ラグビー場」の場所を入れ替えて建て替え 「新秩父宮ラグビー場(仮称)」の施設規模が固まる!

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-東京都市計画神宮外苑地区地区計画-

 「東京都」は、神宮外苑地区における国立競技場の建替計画の具体化を契機に、同地区一帯の再整備を進めるための「東京都市計画神宮外苑地区地区計画」を決定しています。

 2015年4月1日の東京都の報道発表では、「神宮球場」と「秩父宮ラグビー場」の土地を交換した上で、「秩父宮ラグビー場」を先に取り壊し、2020年の東京オリンピック期間中は「新国立競技場」の駐車場などとして利用を予定していました。

 2020年の東京オリンピック翌年以降跡地に新しい球場を建設、完成は2022年度を想定、新球場が完成するまでは、現在の球場を利用、「秩父宮ラグビー場」は、球場を取り壊したあとで整備し、完成は2025年度を想定していました。

● 新秩父宮ラグビー場(仮称)の施設規模が固まる!
 「日本スポーツ振興センター(JSC)」が神宮外苑で計画している「新秩父宮ラグビー場」を含む「ラグビー場棟」の施設規模が固まりました。2020年1月時点で延床面積約43,900㎡としていましたが、店舗や控え室などを付帯施設を含めた延床面積が約76,700㎡となります。

 地上6階だった階数は地上7階に増えます。工事は2期に分けて実施し、2024年度~2027年度を「I期工事期間」とし、2033年度から「Ⅱ期工事」に着手する計画です。

 引用資料 日刊建設工業新聞(2021/07/26)
 JSC/新秩父宮ラグビー場整備/ラグビー場棟の規模、延べ7・7万平米に

 引用資料 独立行政法人 日本スポーツ振興センター(2021/06/25)
 「新秩父宮ラグビー場(仮称)基本計画」の策定について

 140m×87mの「人工芝のフィールド」を整備し、座席数は20,000席程を想定しています。ラグビーの魅力を伝えるミュージアム、飲食店や物販といった機能を併設します。

 「新秩父宮ラグビー場(仮称)」の整備は、三井不動産らが港区・新宿区の2区にまたがる「神宮外苑地区」で計画する個人施行の再開発事業と一体的に進めます。総延床面積58万㎡(約580,300㎡)の施設群を整備します。2022年度にも施行認可を取得し工事に着手する見通しで、全体工事の完了は2036年度を見込みます。

東京都市計画神宮外苑地区地区計画の概要
◆ 複合棟A-地上40階、地下2階、延床面積約127,300㎡
◆ 複合棟B-地上18階、地下1階、延床面積約30,300㎡
◆ 事務所棟-地上38階、地下5階、延床面積約213,000㎡
◆ 野球場/球場併設ホテル棟・文化交流施設棟-地上14階、地下1階、延床面積約117,700㎡
◆ ラグビー場棟-地上7階、延床面積約76,700㎡
◆ 絵画館前テニス場棟-地上2階、延床面積約15,300㎡


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整備イメージ
 2015年4月1日の東京都の報道発表時点では、「野球場」を先に整備する予定でしたが、何度か計画が見直されて「ラグビー場」を先に整備する予定に変更になっています。

完成までの作業工程
(1) 「神宮第二球場」を解体
(2) 神宮第二球場の跡地に「ラグビー場棟Ⅰ期」を建設
(3) 「秩父宮ラグビー場」を解体
(4) 秩父宮ラグビー場の跡地に「野球場/球場併設ホテル棟」を建設
(5) 「神宮球場」を解体
(6) 神宮球場の跡地に「ラグビー場棟Ⅱ期」を建設、残りの敷地には「広場」を整備


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「新秩父宮ラグビー場(仮称)」は、「A-7地区」に整備します。「神宮第二球場」のすべての敷地と「神宮球場」の敷地一部を使用します。


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東京都市計画神宮外苑地区地区計画「b区域」の範囲です。


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秩父宮ラグビー場

 「秩父宮ラグビー場」は1947年11月に東京ラグビー場として完成して、1953年から現在の名称になっています。収容人数は24,871人で、大学ラグビーやトップリーグが行われ、東大阪市の「近鉄花園ラグビー場」と共に日本ラグビー界の聖地となっています。


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「秩父宮ラグビー場」を角度を変えて見た様子です。



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2021年7月25日 (日)

国家戦略特区 高さ約190mと高さ約185mの「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業」 先行して「北街区」を2022年4月に着工!

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-南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業-

 東京都豊島区では、南池袋二丁目C地区に2棟の超高層タワーマンションを計画しています。「国家戦略都市計画建築物等整備事業(南池袋二丁目C地区)」として計画が動き出しています。

 「東京都」は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「南池袋二丁目C地区市街地再開発組合」の設立を認可しています。市街地再開発事業の施行により、地上及び地下の回遊性を高める安全・快適な歩行者ネットワークを形成するとともに、土地の合理的かつ健全な高度利用と多様な都市機能の集積による、賑わいのあるまちの形成を図ります。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2020/03/12)
 南池袋二丁目C地区市街地再開発組合の設立を認可

● 北街区の新築工事を2022年4月に着手!
 「南池袋二丁目C地区市街地再開発組合」は、「北街区」の新築工事を2022年4月に着手します。2025年12月の竣工を目指しています。「北街区」の概要は、地上52階、地下2階、高さ約190m、延床面積約111,500㎡です。

 建設通信新聞(2021/07/20)
 南池袋二丁目C地区/清水JVで4月着工/北街区に延べ11万㎡超
 
 建築主は「南池袋二丁目C地区市街地再開発組合(参加組合員 独立行政法人都市再生機構、住友不動産、野村不動産)」、コンサルタントは「ポリテック・エイディディ・INA新建築研究所共同企業体」、設計施工等業務一括受託者は「清水・前田建設共同企業体(清水建設、前田建設工業JV)」となっています。

南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都豊島区南池袋二丁目地内
◆ 階数-(北街区)地上52階、地下2階、(南街区)地上47階、地下2階
◆ 高さ-(北街区)最高部約190m、(南街区)最高部約185m
◆ 敷地面積-(北街区)約8,761㎡、(南街区)約6,305㎡
◆ 延床面積-(北街区)約111,500㎡、(南街区)約75,300㎡ 
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、事務所、店舗、公共公益施設、子育て支援施設、駐車場等
◆ 総戸数-1,495戸(北街区+南街区)
◆ 建築主-南池袋二丁目C地区市街地再開発組合(参加組合員 独立行政法人都市再生機構、住友不動産、野村不動産)
◆ コンサルタント-ポリテック・エイディディ・INA新建築研究所共同企業体
◆ 設計者-清水・前田建設共同企業体(設計施工等業務一括受託者)
◆ 施工者-清水・前田建設共同企業体(設計施工等業務一括受託者)
◆ 解体工事-2021年08月予定
◆ 着工-2022年04月予定(北街区)
◆ 竣工-2025年12月予定(北街区)
◆ 総事業費-1,101億円3300万円

(備考) 「南街区」の階数は、地上50階、地下2階という資料もありますが、「南池袋二丁目C地区市街地再開発組合」の公式HPの地上47階、地下2階を採用しました。


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「イメージパース」です。


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「断面イメージ」です。


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「整備方針図」です。


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「位置図」です。


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サンシャインシティの「SKY CIRCUSサンシャイン60展望台」から見た「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。西側には、豊島区役所の新庁舎「としまエコミューゼタウン(Brillia Tower池袋)」があります。



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2021年7月24日 (土)

JR京葉線 2023年春に開業予定 海浜幕張駅~新習志野駅間の新駅 遂に駅舎が姿を現す 2021年7月中旬の建設状況

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-JR京葉線 海浜幕張駅~新習志野駅間の新駅-

 「JR京葉線」の海浜幕張駅と新習志野駅の間に新駅を設置します。新駅の位置は、千葉市美浜区浜田二丁目で、海浜幕張駅と新習志野駅のほぼ中間点を予定しています。駅舎は線路南側(海側)に置き、「イオンモール幕張新都心・ファミリーモール」の向かいになります。

 新駅の予定地は、高架橋が上下線で独立しており、上り線が2階付近、下り線が地上を走っているため、線路間に高さが違うホームを置く予定です。また、新駅の北側には京葉線や武蔵野線の電車基地「京葉車両センター」があるため、その上をまたぐ自由通路(約150m)も設置する予定です。

 「JR東日本(東日本旅客鉄道)」と「千葉県、イオンモール、千葉市」の3者を構成員とする幕張新都心拡大地区新駅設置協議会では、幕張新都心全体における都市機能の強化や交通機能の分散化を図るため、京葉線新駅について2018年4月20日に基本協定を締結し、2020年7月下旬から本格着工して事業を進めています。開業時期は2023年春予定です。

 引用資料 JR東日本千葉支社(PDF:2020/10/30)
 幕張新都心拡大地区新駅の事業進捗について

幕張新都心拡大地区新駅の概要
◆ 位置-千葉県千葉市美浜区浜田二丁目(海浜幕張駅と新習志野駅のほぼ中間点、海浜幕張駅から約1.7㎞、新習志野駅から約1.7㎞)
◆ 駅舎-線路南側(海側)に設置、駅本屋は地上1階(鉄骨造)
◆ ホーム-全長約210m(10両対応)、線路間に2階層(下りホーム1階、上りホーム2階)、エスカレーター(2基)、エレベーター(1基)
◆ 自由通路-駅舎とは分離し、新駅東側(蘇我方面)に設置、全長約150m×幅員約4m(屋根及び壁付き)、エレベーター(2基)
◆ 着工-2020年07月下旬
◆ 開業-2023年春予定


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【上り(東京方面)ホームイメージ図】です。「上り(東京方面)」は高架となります。


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【改札内コンコースイメージ図】です。


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【中央部断面図】です。高架橋が上下線で独立し、上り線が2階付近、下り線が地上を走っているため、上り線を高架2階、下り線を地上1階に設置します。


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【新駅設置位置】です。千葉市美浜区浜田二丁目で、JR新習志野駅から約1.7km、JR海浜幕張駅から約1.7kmの位置です。超巨大な商業施設「イオンモール幕張新都心」の玄関口になります。


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新駅の2021年7月中旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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南東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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上り線側の工事の様子です。駅舎が姿を現しています(写真提供読者さん)。


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上り線側の駅舎の工事の様子です(写真提供読者さん)。


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駅舎の北西端です(写真提供読者さん)。


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高架橋の奥の下り線側でも本格的に工事が行われています(写真提供読者さん)。


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下り線側に姿を現した「鉄筋コンクリート造」の構造物です。この部分に上下線のホームを整備します。上り線ホームは高架2階、下り線ホームは地上1階に設置します(写真提供読者さん)。



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2021年7月23日 (金)

お台場 「パレットタウン」の営業を2021年12月より順次終了 計画地の一部に最大約13,000席の「大型複合アリーナ」を建設!

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-パレットタウンの各館閉館・事業終了-
 「パレットタウン(palette town)」は、「森ビル」が臨海副都心の「青海ST区画」に1999年3月22日に開業しました。暫定利用の事業用借地権を活用しています。当初は2010年に閉鎖される予定でしたが、延長されています。

 「臨海副都心パレットタウン運営協議会」は、事業区域における開発事業の一部進捗に伴い、複合型施設「パレットタウン」の営業を、2021年12月より順次終了します。

 森ビル(2021/07/21)
 パレットタウン 各館閉館/事業終了について

 「パレットタウン」には、これまでに国内外延べ約4億人が来場しました。中世ヨーロッパの雰囲気が特徴的な商業施設「VenusFort」をはじめ、モビリティの体験型テーマパーク「MEGA WEB」や「パレットタウン大観覧車」、「Zepp Tokyo」など、多様な施設が集結したパレットタウンは、複合型エンターテインメント施設としてエリアの発展に貢献してきました。

各施設営業終了予定
◇ 2021年12月31日-MEGA WEB
◇ 2022年01月01日-Zepp Tokyo
◇ 2022年03月27日-VenusFort
◇ 2022年08月31日-パレットタウン大観覧車
◇ 2022年08月31日-MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless

● 青海ST区画プロジェクト(仮称)
 「森ビル」と「トヨタ自動車」が、東京都臨海部のお台場にある複合施設「パレットタウン」の再開発に乗り出します。計画名は「青海ST区画プロジェクト(仮称)」で、敷地面積約79,300㎡に、アリーナ(コンベンション機能を含む)、ホテル、商業、エンタテイメント施設、展示施設、オフィスの複合施設を建設する予定です。

 トヨタグループの「東和不動産」は、計画地の一部の敷地面積約27,000㎡に「大型複合アリーナ」を建設し、2025年秋にオープンすることを発表しています。

 引用資料 東和不動産(PDF:2020/03/31)
 大型複合アリーナ建設計画に関するお知らせ 

 アリーナは、各種イベント等が開催できる多目的ホールとして計画する予定です。トヨタ自動車男子バスケットボール部を母体とするプロロバスケットボールBリーグの「アルバルク東京」の試合会場としても使用する予定です。

大型複合アリーナ建設計画
◆ 所在地-東京都江東区青海一丁目
◆ 敷地面積-約79,300㎡(施設全体)、約27,000㎡(大型複合アリーナ)
◆ 延床面積-約37,000㎡
◆ 用途- 多目的アリーナ
◆ 収容人員-(スポーツ)約10,000席、(イベント等)約10,000〜13,000席
◆ 建築主-東和不動産
◆ 着工-2023年頃予定
◆ 竣工-2025年06月頃予定
◆ オープン-2025年秋予定


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大型複合アリーナの「イメージパース(⿃瞰図)」です。


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大型複合アリーナの「イメージパース(アリーナ内観)」です。トヨタ自動車男子バスケットボール部を母体とするプロロバスケットボールBリーグの「アルバルク東京」の試合会場としても使用する予定です。


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「計画地」です。「青海ST区画プロジェクト(仮称)」の敷地面積は約79,300㎡です。計画地の一部の敷地面積約27,000㎡に「大型複合アリーナ」を建設します。


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「パレットタウン」を北東側から見た様子です。


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「パレットタウン」を西側から見た様子です。



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2021年7月22日 (木)

幕張新都心 超高層シニアレジデンス 地上28階、高さ約105m「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-5街区)」 2021年7月中旬の状況

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-幕張ベイパーク-
 「千葉県企業庁」は、千葉市美浜区若葉三丁目の「幕張新都心若葉住宅地区」の総面積17.5ha(正確には175,808.59㎡)に共同住宅などを建設する事業予定者を総合評価方式で選定した結果、「三井不動産レジデンシャル」を代表企業とする「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区街づくり検討グループ」を特定しています。

 最終的には、「A区画、B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の8区画が開発され、約4,500戸の住宅機能を整備し、約1万人が暮らす街が整備される予定です。

 その中で、「B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の6街区には、6棟の超高層タワーマンションが林立する事になります(B-5街区はシニアレジデンスに変更)。 

 引用資料 千葉市・公式HP(リンク切れ)
 千葉市のまちづくりの方向性 ~まちが、こう変わります~

 第一弾の「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」と第二弾の「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」は竣工済です。現在は、第三弾の「幕張新都心若葉住宅地区計画(B-3街区)」が建設中です。

● 第四弾は超高層シニアレジデンスに変更
 第四弾として超高層シニアレジデンス「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-5街区)」が建設予定です。「B-5街区」は、当初計画では、2029年の竣工予定で、地上46階、総戸数703戸の超高層タワーマンションが建設予定でしたが、超高層シニアレジデンスに計画変更されました。

(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-5街区)の概要
◆ 所在地-千葉県千葉市美浜区若葉三丁目1-23(地番)
◆ 交通-JR京葉線「海浜幕張」駅
◆ 階数-地上28階、地下0階
◆ 高さ-最高部105.60m
◆ 敷地面積-24,589.34㎡
◆ 建築面積-6,955.81㎡
◆ 延床面積-50,187.80㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭、既製コンクリート杭
◆ 用途-有料老人ホーム、飲食店、クリニック、事務所
◆ 総戸数-534戸+介護居室83戸
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2021年08月下旬予定
◆ 竣工-2024年07月下旬予定


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若葉住宅地区竣工予定年度
 
第一弾の「B-7街区」、第二弾の「B-2街区」、第三弾の「B-3街区」共に当初計画とは、階数、総戸数、竣工時期が大幅に変更になっています。「B-5街区」はシニアレジデンスに変更されました。B-1街区B-4街区、B-6街区」も大幅に変更になると思われます (引用:千葉市・公式HP)。

幕張新都心若葉住宅地区の概要
◆ B-1街区(敷地面積38,922.60㎡)-地上9階、総戸数505戸、竣工2024年予定
◆ B-2街区(敷地面積24,726.00㎡)-地上48階、総戸数826戸、竣工2020年12月
◆ B-3街区(敷地面積21,417.98㎡)-地上43階、総戸数749戸、竣工2024年03月予定
◆ B-4街区(敷地面積21,110.06㎡)-地上46階、総戸数714戸、竣工2027年予定
◆ B-5街区(敷地面積24,589.34㎡)-地上28階、総戸数534戸+介護居室83戸、竣工2024年予定
◆ B-6街区(敷地面積17,409.40㎡)-地上37階、総戸数482戸、竣工2026年予定
◆ B-7街区(敷地面積20,518.63㎡)-地上37階、総戸数637戸、竣工2018年12月


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「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-5街区)」の建設予定地です。地上28階、地下0階、高さ105.60m、総戸数534戸+介護居室83戸の超高層シニアレジデンスが建設予定です。着工は、2021年8月下旬予定です
(写真提供読者さん)。


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写真右側の草が刈られている方が「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-5街区)」の建設予定地です(写真提供読者さん)。 


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「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-5街区)」の
建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2021年7月21日 (水)

幕張新都心 幕張ベイパークの第三弾 地上43階、高さ約155mの「幕張新都心若葉住宅地区計画(B-3街区)」 2021年7月中旬の建設状況

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-幕張ベイパーク-
 「千葉県企業庁」は、千葉市美浜区若葉三丁目の「幕張新都心若葉住宅地区」の総面積17.5ha(正確には175,808.59㎡)に共同住宅などを建設する事業予定者を総合評価方式で選定した結果、「三井不動産レジデンシャル」を代表企業とする「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区街づくり検討グループ」を特定しています。

 最終的には、「A区画、B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の8区画が開発され、約4,500戸の住宅機能を整備し、約1万人が暮らす街が整備される予定です。

 その中で、「B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の6街区には、6棟の超高層タワーマンションが林立する事になります(B-5街区はシニアレジデンスに変更)。 

 引用資料 千葉市・公式HP(リンク切れ)
 千葉市のまちづくりの方向性 ~まちが、こう変わります~

 第一弾の「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」と第二弾の「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」は竣工済です。現在は、第三弾の「幕張新都心若葉住宅地区計画(B-3街区)」が建設中です。

幕張ベイパークの第三弾はB-3街区
 
第三弾として「幕張新都心若葉住宅地区計画(B-3街区)」が建設されます。地上43階、高さ155.64m、延床面積87,818.29㎡、総戸数749戸の大規模な超高層タワーマンションです。

幕張新都心若葉住宅地区計画(B-3街区)の概要
◆ 所在地-千葉県千葉市美浜区若葉三丁目1-11(地番)
◆ 交通-JR京葉線「海浜幕張」駅
◆ 階数-地上43階、地下0階
◆ 高さ-最高部155.64m
◆ 敷地面積-21,417.98㎡
◆ 建築面積-9,171.72㎡
◆ 延床面積-87,818.29㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭、既製コンクリート杭
◆ 地震対策-中間免震構造
◆ 用途-共同住宅、駐車場、店舗、児童福祉施設
◆ 総戸数-749戸
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンス、伊藤忠都市開発、東方地所、富士見地所、袖ヶ浦興業
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2020年08月24日
◆ 竣工-2024年03月31日予定


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若葉住宅地区竣工予定年度
 
第一弾の「B-7街区」、第二弾の「B-2街区」、第三弾の「B-3街区」共に当初計画とは、階数、総戸数、竣工時期が大幅に変更になっています。「B-5街区」はシニアレジデンスに変更されました。B-1街区B-4街区、B-6街区」も大幅に変更になると思われます (引用:千葉市・公式HP)。

幕張新都心若葉住宅地区の概要
◆ B-1街区(敷地面積38,922.60㎡)-地上9階、総戸数505戸、竣工2024年予定
◆ B-2街区(敷地面積24,726.00㎡)-地上48階、総戸数826戸、竣工2020年12月
◆ B-3街区(敷地面積21,417.98㎡)-地上43階、総戸数749戸、竣工2024年03月予定
◆ B-4街区(敷地面積21,110.06㎡)-地上46階、総戸数714戸、竣工2027年予定
◆ B-5街区(敷地面積24,589.34㎡)-地上28階、総戸数534戸+介護居室83戸、竣工2024年予定
◆ B-6街区(敷地面積17,409.40㎡)-地上37階、総戸数482戸、竣工2026年予定
◆ B-7街区(敷地面積20,518.63㎡)-地上37階、総戸数637戸、竣工2018年12月


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「幕張新都心若葉住宅地区計画(B-3街区)」の2021年7月中旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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「鉄筋」が姿を現しています(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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「鉄筋」が地上に姿を現しています(写真提供読者さん)。


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「幕張新都心若葉住宅地区計画(B-3街区)」の建築計画のお知らせです。



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2021年7月20日 (火)

JR東日本 渋谷駅山手線内回り線路切換工事(ホーム拡幅)を実施 2021年10月22日(金)終電後~10月25日(月)初電までの約52時間!

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-JR渋谷駅改良工事-
 JR東日本は、「JR渋谷駅改良工事」を行っています。最終的には、外回りと内回りで2つに分かれている山手線のホームを島式1面2線の1つにまとめたうえで、南側に300mほど離れた埼京線のホームを山手線のホームの横に移設して、乗り換えの利便性を高めます。

 そもそも山手線と埼京線のホームがここまで離れたのは、「埼京線ホーム」を新設する時に敷地に余裕が無くて、ホーム全体を山手線ホーム南端よりもさらに南側の貨物ホームの跡地に新設したためです。

● 渋谷駅山手線内回り線路切換工事を実施!
 「渋谷駅」では2015年より駅改良工事を進めています。今回、山手線内回りホームを拡幅するために線路切換工事を実施します。そのため、2021年10月23日(土)初電〜10月24日(日)終電まで、山手線内回り池袋~渋谷~大崎間のすべての列車を運休します。外回り列車は本数を減らして運転します。

 引用資料 JR東日本(PDF:2021/07/19)
 渋谷駅山手線内回り線路切換工事(ホーム拡幅)に伴う列車の運休について

 工事時間帯は、2021年10月22日(金)終電後~10月25日(月)初電までの約52時間とJR東日本発足後過去最長となります。悪天候等により実施できない場合は、2021年11月19日(金)~11月22日(月)に延期します。


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「渋谷駅における線路切換工事ステップについて」です。


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「渋谷駅における1階南改札の移設について」です。


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「渋谷駅における3階中央改札の移設について」です。



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2021年7月19日 (月)

地上48階、高さ約260mの「(仮称)新宿駅西口地区開発事業」 「小田急新宿店本館」は2022年9月末に営業終了、新宿店は「新宿西口ハルク」で営業継続!

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-(仮称)新宿駅西口地区開発事業-

 「小田急電鉄」は2015年4月30日に ”「長期ビジョン2020」および「グループ中期経営計画(2015~2017年度)」の策定について” を発表しています。

 「小田急電鉄」は、新宿駅西口周辺の「小田急百貨店・本館(賃貸面積約61,000㎡)、小田急ハルク(賃貸面積約26,000㎡)、新宿ミロード(賃貸面積約約8,600㎡)、新宿スバルビル(賃貸面積約12,000㎡)」などの再開発計画の検討に入りました。

 「小田急電鉄」および「東京地下鉄」が事業主体となる新宿駅西口地区の開発計画について、国家戦略特別区域会議の下に設置された東京都都市再生分科会が開催され、計画が内閣府のHPに公表されたことを踏まえて、計画概要が発表されています。

 引用資料 内閣府(2020/09/04)
 国家戦略特区 第18回 東京都都市再生分科会 配布資料

 小田急電鉄 ニュースリリース(PDF:2020/09/09)
 新宿駅西口地区の開発計画について

● 小田急新宿店本館は2022年9月末に営業終了!
 小田急グループの流通業の中核企業である「小田急百貨店」は、「小田急電鉄」が「東京地下鉄」と共同して推進する、国家戦略特別区域の都市再生プロジェクトである新宿駅西口地区開発計画の進捗に伴い、2022年9 月末(予定)をもって、新宿店本館での営業を終了し、以降、新宿店は「新宿西口ハルク」にて営業を継続します。

 引用資料 小田急電鉄(PDF:2021/07/16)
 小田急百貨店は新宿駅西口再開発工事に伴い2022年9月末(予定)をもって新宿店本館での営業を終了し、以降、新宿店は新宿西口ハルクを改装して営業を継続します。

 2022年10月にも「小田急新宿店本館」の解体工事に着手します。これに伴い「新宿店」は、2022年10月(予定)以降の工事期間中、「新宿西口ハルク」での営業となり、それに向けた改装工事に2022年春頃より着手します。改装後は、「食品、化粧品、インターナショナルブティック」中心の構成となる予定です。

(仮称)新宿駅西口地区開発事業の概要
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿一丁目1番の一部
◆ 階数-地上48階、塔屋1階、地下5階
◆ 高さ-最高部約260m
◆ 敷地面積-約15,720㎡
◆ 延床面積-約281,700㎡
◆ 容積対象面積-約251,500㎡(容積率1,600%)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造(管理人の推測)
◆ 基礎工法-直接基礎と杭基礎を併用
◆ 用途-商業施設、オフィス、駅施設 等
◆ 建築主-小田急電鉄、東京地下鉄(東京メトロ)
◆ 閉館-2022年09月末予定
◆ 解体工事-2022年10月予定
◆ 着工-2022年10月以降予定
◆ 竣工-2029年度予定
◆ 供用開始-2029年度予定


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「駅前広場北西から計画地を望む」です(引用:内閣府)。


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「西武新宿駅側より計画地を望む」です(引用:内閣府)。


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「ダイナミックなスケールのスカイコリドー」です(引用:内閣府)。


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「西側(西口駅前広場側)から東側を望む」です(引用:内閣府)。


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断面図(南北断面)
 最高部の高さは、「G.L.(平均地盤)」+約260mとなっています。建設予定地の、「G.L.(平均地盤)」は、「T.P.(東京湾平均海面:Tokyo Peil)+40mです(引用:東京都環境局)

● 高さ約260mは航空法の高さ制限ギリギリ!
 「小田急百貨店・本館」の航空法での高さ制限を「羽田空港高さ制限回答システム」で調べると、制限表面の種類が外側水平表面、制限高(標高)が約301mとなっています。建設予定地の平均地盤面は、T.P.+40mなので、301-40=261mで、高さ約261mのビルまで建設可能です。


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「配置図」です。南北に細長い敷地で、「小田急百貨店・本館、モザイク通り、新宿ミロード」が再開発の対象になります(引用:内閣府)。


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小田急百貨店・本館

 小田急百貨店の本丸である「小田急百貨店・本館」です。地上14階、地下2階、高さ約60mです。1966年9月に「新館」として一部開店し、1967年11月に「本館」として全面開業しました。

● 1期工事と2期工事に分けずに建て替え!
 大阪の「阪急うめだ本店」や「阪神梅田本店」は、1期工事と2期工事に分けて全面的な建て替えを行いました。一気に建て替えると店舗での売上げが無くなってしまうためです。

 そのため、私は「小田急百貨店・本館」の建て替えも1期工事と2期工事に分けて行う事を予想していましたが、工事期間中は「新宿西口ハルク」での営業となりました。

 この方法だと工事期間中は、売場面積が激減するので、売上高も激減します。親会社の「小田急電鉄」の全面支援が欠かせません。ただし、工期が大幅に短縮されるという大きなメリットもあります。


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「京王百貨店新宿店」の奥にある「モザイク通り」や「新宿ミロード」も再開発の対象です。


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工事期間中は新宿西口ハルクでの営業
 工事期間中は「新宿西口ハルク」での営業とります。それに向けた改装工事に2022年春頃より着手します。改装後は、「食品、化粧品、インターナショナルブティック」中心の構成となる予定です。

● 小田急西口ハルク
 
 「小田急西口ハルク」は、地上8階、地下3階、延床面積44,078.3㎡(賃貸面積約26,000㎡)、です。1962年11月の開業時にはこの建物が「小田急百貨店」の本館でした。当初「東京建物」が所有していましたが、2000年に「小田急電鉄」が買収しています。

 2002年に大規模な改修工事「小田急ハルク・リニューアル計画」が行われ、テナントとして「ビックカメラ」を導入し、百貨店の売場は縮小しています。



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2021年7月18日 (日)

品川駅北側の東西の道路交通を劇的に改善 JR線上空に「環状第4号線(港南・高輪)」を整備 「品川駅北口駅前広場」にも接続!

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-環状第4号線(港南・高輪)-
 品川駅周辺の最大の弱点は、東西の道路交通が極端に貧弱な事です。JR線によって東西が完全に分断されています。北側は、JR田町駅南側の「札の辻橋」、南側は、JR品川駅南側の「八ッ山橋」まで東西の幹線道路がありません。途中に「おばけトンネル」の異名もある「高輪橋架道橋」がありましたが、天井が極端に低く幅も狭いので話になりません。

 品川駅周辺の道路交通を劇的に改善するプロジェクトが動き出しています。「環状第4号線(港南・高輪)」です。東京都建設局ならびに都市整備局は2019年7月29日に、東京都港区高輪三丁目~江東区新砂三丁目で計画している「環状第4号線」のうち、港南~高輪間の事業に着手しました。事業費は876億円で、事業期間は2032年度までです。

 引用資料 東京都都市整備局
 環状第4号線(高輪地区)

 事業区間は港区港南一丁目~高輪三丁目で、港南側が旧海岸通り、高輪側が国道1号(桜田通り)に接続します。延長は1,270m、幅員25.6~33.5mの道路の新設または拡幅を行なう事業となり、4車線と歩道、自動車走行空間を整備します。

 区間の途中にある「鉄道(JR線・京浜急行)」や「国道15号(第一京浜)」とは交差部は橋梁構造とします。国道15号へのアクセスのため、高輪側では道路中央部分に側道を設けます。

 JR線の上空では、線路上に人工地盤を構築して整備される「品川駅北口駅前広場」と接続されます。「環状第4号線」と結節する事により、品川駅の北の玄関口となります。


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鳥瞰図(第一京浜交差部)

 「国道15号(第一京浜)」とは立体交差になります。国道15号へのアクセスのため、高輪側では道路中央部分に側道を設けます(引用:東京都都市整備局)。


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「平面図」と「縦断図」です(引用:東京都都市整備局)。


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「断面図」です(引用:東京都都市整備局)。


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品川駅周辺土地区画整理事業
 「品川駅周辺土地区画整理事業」の事業の概要です。

 引用資料 UR都市機構(PDF)
 品川駅周辺土地区画整理事業 


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品川駅北口駅前広場
 「品川駅北口駅前広場」の範囲です。拡幅される「北側コンコース」の更に北側に建設されます。「品川駅北口駅前広場」は、線路上に人工地盤を構築して整備します。面積約8,800㎡とかなり広いです。「環状第4号線」と結節する事により品川駅の北の玄関口となります。

 「北側コンコース」の拡幅は「JR東日本」が行い、「品川駅北口駅前広場」の整備は「UR都市機構」が行いますが、2つの事業は一体的に行われます(引用:UR都市機構)。


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この先で「国道15号(第一京浜)」とは立体交差します。


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東側から見た様子です。この先でJR線をオーバーパスします。



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2021年7月17日 (土)

川口市 住宅・商業・医療・子育て施設からなる大規模複合再開発 地上28階、高さ約100mの「プラウドタワー川口クロス」 

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-川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業-
 川口市の「川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業」の予定地は、JR川口駅東口から東へ約300mに位置した約1.1haの区域で、川口市の中心商店街の銀座通り商店街に面し、商業業務機能が集積しています。

 一方で、地区内には不整形な敷地、低未利用な土地、老朽建物が多く、耐震安全性に課題がある建物の更新が必要とされていました。イトーヨーカドーの「ザ・プライス川口店」が再開発の中心になります。

 「川口栄町3丁目銀座地区市街地再開発組合」が、 地上28階、地下2階、高さ99.85m、総戸数481戸の超高層タワーマンションを建設します。「野村不動産)が参加組合員として参画しています。2019年12月6日に「起工式」が執り行われました。

 引用資料 公式ホームページ
 川口栄町3丁目銀座地区市街地再開発組合

プラウドタワー川口クロス
 建築主は「川口栄町3丁目銀座地区市街地再開発組合」ですが、売主は「野村不動産」のため「プラウドタワー」となりました。「プラウドタワー川口クロス」として公式ホームページがオープンしています。

 引用資料 公式ホームページ
 プラウドタワー川口クロス

プラウドタワー川口クロスの概要
◆ 計画名-川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-埼玉県川口市川口栄町三丁目601番(地番)
◆ 交通-JR京浜東北線「川口」駅より徒歩3分
◆ 階数-地上28階、地下2階
◆ 高さ-建築物99.85m  
◆ 敷地面積-9,069.41㎡
◆ 建築面積-5,425.75㎡
◆ 延床面積-66,572.28㎡
◆ 構造- 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-共同住宅、店舗・事務所等、診療所、保育所、駐車場
◆ 総戸数-481戸(非分譲住戸31戸含む)
◆ 建築主-川口栄町3丁目銀座地区市街地再開発組合(売主 野村不動産)
◆ 設計者・監理者-INA新建築研究所
◆ 施工者-前田建設工業・埼和興産共同企業体
◆ 着工-2019年12月06日(起工式)
◆ 竣工-2023年02月下旬予定
◆ 入居開始-2023年03月下旬予定


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「南西側外観」です(引用:川口栄町3丁目銀座地区市街地再開発組合)。


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「北西側外観」です(引用:川口栄町3丁目銀座地区市街地再開発組合)。


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「樹モール側外観」です(引用:川口栄町3丁目銀座地区市街地再開発組合)。


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「棟断面構成(模式図・概要)」です。建築物の高さが99.85mです。「塔屋」を含む最高部の高さは110mくらいありそうです(引用:川口栄町3丁目銀座地区市街地再開発組合)。


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「施設建築物設計図」です(引用:川口栄町3丁目銀座地区市街地再開発組合)。


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「位置図」です(引用:プラウドタワー川口クロス公式HP)。



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2021年7月16日 (金)

大和ハウス工業 埼玉県に大型マルチテナント型物流施設「DPL久喜宮代」、茨城県に物流施設「DPLつくば阿見Ⅱ」を着工!

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-DPL久喜宮代-
 「大和ハウス工業」は、特定企業向けの物流倉庫であるオーダーメイド型のBTS型物流施設に加え、立地条件の良い場所に複数のテナントが入居可能で短期的な物流ニーズにも迅速に対応できるマルチテナント型を展開し、全国で293ヶ所・総延床面積約1,011万㎡の物流施設の開発を手掛けています(2021年3月31日現在・施工中含む)。

 「大和ハウス工業」は、2021年7月15日に、埼玉県南埼玉郡宮代町において、延床面積161,955.96㎡のマルチテナント型物流施設「DPL久喜宮代」を着工しました。

 引用資料 大和ハウス工業(2021/07/12)
 大型マルチテナント型物流施設「DPL久喜宮代」着工

 「DPL久喜宮代」は、地上4階、敷地面積71,743.67㎡、延床面積161,955.96㎡の大型マルチテナント型物流施設です。最大24テナントの入居が可能で、約5,700㎡の区画から入居出来ます。また、各区画に事務所を設置することができ、テナント企業の様々なニーズに対応することができます。

DPL久喜宮代の概要
◆ 所在地-埼玉県南埼玉郡宮代町大字和戸字横町1537-1他
◆ 交通-東北自動車道「久喜インターチェンジ」より約4km(車で約8分)、圏央道「幸手インターチェンジ」より約5km(車で約10分)
◆ 階数-地上4階、地下0階
◆ 高さ-29.7m
◆ 敷地面積-71,743.67㎡
◆ 建築面積-42,949.03㎡
◆ 延床面積-161,955.96㎡
◆ 賃貸面積-137,019.04㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造+鉄骨造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-マルチテナント型物流施設
◆ 建築主-大和ハウス工業
◆ 設計者-戸田建設
◆ 施工者-戸田建設
◆ 着工-2021年07月15日
◆ 竣工-2022年11月15日予定
◆ 入居開始-2022年11月16日予定
◆ 総事業費-約340億円


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DPL久喜宮代の位置図
 「DPL久喜宮代」は、東北自動車道「久喜インターチェンジ」より約4km(車で約8分)、圏央道「幸手インターチェンジ」より約5km(車で約10分)の距離にあり、首都圏をはじめ、東北や信越方面などにもアクセスしやすい場所に位置しています。


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DPLつくば阿見Ⅱ

 「大和ハウス工業」は、2021年7月10日に、茨城県稲敷郡阿見町において、延床面積36,940.25㎡の物流施設「DPLつくば阿見Ⅱ」を着工しました。

 引用資料 大和ハウス工業(2021/07/09)
 物流施設「DPLつくば阿見Ⅱ」着工

 「大和ハウス工業」は、茨城県内において、マルチテナント型物流施設「DPLつくば阿見Ⅰ-A」やBTS型物流施設「Dプロジェクトつくば谷田部」など合計8棟、総延床面積約33万㎡の物流施設の開発を手掛けてきました。

 今回開発する「DPLつくば阿見Ⅱ」は、大和ハウス工業が開発したマルチテナント型物流施設「DPLつくば阿見Ⅰ-A」、「DPLつくば阿見Ⅰ-B」に近接しています。

DPLつくば阿見Ⅱの概要
◆ 所在地-茨城県稲敷郡阿見町よしわら五丁目5-1
◆ 交通-首都圏中央自動車道「阿見東インターチェンジ」から約500m
◆ 階数-地上1階、地下0階
◆ 高さ-12.96m
◆ 敷地面積-67,797.05㎡
◆ 建築面積-36,945.67㎡
◆ 延床面積-36,940.25㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-物流施設
◆ 建築主-大和ハウス工業
◆ 設計者-大和ハウス工業
◆ 施工者-大和ハウス工業
◆ 着工-2021年07月10日
◆ 竣工-2022年05月31日予定
◆ 入居開始-2022年06月01日予定


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DPLつくば阿見Ⅱの位置図

 「DPLつくば阿見Ⅱ」は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「阿見東インターチェンジ」から500m(車で約1分)で、常磐自動車道や東北自動車道にアクセスしやすく、交通利便性が高い場所に位置しています。また、東京都心部まで約70km、成田国際空港まで約40 kmと国内外への物流をカバーできる立地です。



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2021年7月15日 (木)

JR東日本 仙台駅構内・エスパル仙台内 乃木坂46「真夏の全国ツアー2021」宮城公演開催に伴うタイアップ企画の実施!

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-乃木坂46「真夏の全国ツアー2021」-

 「乃木坂46」は、毎年恒例だった「真夏の全国ツアー」を2年ぶりに開催しています。2021年7月14日(水)の「大阪城ホール」を皮切りに、2021年9月9日(木)の「東京ドーム」まで、全国5都市・10公演を予定しています。

乃木坂46 真夏の全国ツアー2021
(01) 2021年07月14日(水)-大阪城ホール(大阪)
(02) 2021年07月15日(木)-大阪城ホール(大阪)
(03) 2021年07月17日(土)-セキスイハイム スーパーアリーナ(宮城)
(04) 2021年07月18日(日)-セキスイハイム スーパーアリーナ(宮城)
(05) 2021年08月14日(土)-日本ガイシホール(愛知)
(06) 2021年08月15日(日)-日本ガイシホール(愛知)
(07) 2021年08月21日(土)-マリンメッセ福岡(福岡)
(08) 2021年08月22日(日)-マリンメッセ福岡(福岡)
(09) 2021年09月08日(水)-東京ドーム(東京)
(10) 2021年09月09日(木)-東京ドーム(東京)

● 宮城公演開催に伴うタイアップ企画の実施!
 「JR東日本仙台支社」では、2021年7月17日(土)、7月18日(日)に開催される人気アイドルグループ乃木坂46「真夏の全国ツアー2021」宮城公演(セキスイハイム スーパーアリーナ)にあわせ、仙台駅構内・エスパル仙台内において企画を実施します。

 引用資料 JR東日本(PDF:2021/07/13)
 乃木坂46「真夏の全国ツアー2021」宮城公演開催に伴うタイアップ企画の実施について

 実施内容は「大型フラッグの掲出」で、開催期間は、7月15 日(木)~7月19日(月)までです。開催場所は、仙台駅2階コンコースのステンドグラス前となっています。


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「大型フラッグイメージ(齋藤飛鳥)」です。一番上の大型フラッグは右から「久保史緒里(宮城県出身)、山下美月、齋藤飛鳥」だと思います。


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「オリジナルコースターセットイメージ」です。


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「オリジナルコースターセットイメージ」です。


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松村沙友理の卒業

 乃木坂46の「松村沙友理(28)」が、2021年7月13日を持って「乃木坂46」を卒業しました。グループ卒業記念写真集「次、いつ会える?」の発売日に合わせての卒業でした。乃木坂46の中でダントツで好きなメンバーだったの本当に寂しいです。

 2013年春頃まで洋楽しか聞かなかった私が、2013年3月に「安室ちゃん(安室奈美恵)」にハマって、それ以来「西野カナ」、「Perfume(パフューム)」とどんどん沼にハマっていきました(笑)。

 私が「乃木坂46」のファンになったのは今から約4年前の2017年6月頃です。まさかアイドルのファンになるなんて夢にも思っていませんでした。「人間の価値観ってこんなに変わるのか?」と自分でも驚いています。

 「乃木坂46」のファンになっても2014年10月にスキャンダルを起こした「松村沙友理」のファンになる事は無いと思っていましたが、「乃木坂工事中」での彼女の圧倒的なバラエティ能力、ビジュアル、大阪弁、大食いが物凄く魅力的だったので、すぐに大ファンになりました。「まっちゅん(松村沙友理)」約10年間本当にお疲れさまでした。



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2021年7月14日 (水)

国家戦略特区 地上46階、高さ約235mの「世界貿易センタービルディング 本館(A-1棟)」 都市計画変更手続きの開始!

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-浜松町二丁目4地区-
 浜松町二丁目では、「世界貿易センタービル」の建て替えを含む「浜松町二丁目4地区」の再開発が計画されています。合計で6棟のビルが建設される巨大プロジェクトです。6棟中4棟が超高層ビルになります。

 第一弾として、「B街区」に、地上29階、塔屋1階、地下3階、高さ155.04mの「日本生命浜松町クレアタワー」が、2018年8月31日に竣工しました。第二弾として、「A街区」に、地上39階、塔屋2階、地下3階、高さ197.321mの「世界貿易センタービルディング南館」が、2021年3月25日に竣工しました。

 地上37階、塔屋2階、地下3階、高さ約200mで計画されていた「A-1棟」が、地上46階、塔屋2階、地下3階、高さ約235mに変更されました。階数で9階、高さで約35m高くなりました。A街区全体の延床面積も286,566.20㎡から約314,000㎡と大幅に拡大しています。

 引用資料 内閣府(2021/06/29)
 生特別地区(浜松町二丁目4地区)都市計画(素案)の概要

● 都市計画変更手続きの開始!
 「世界貿易センタービルディング、鹿島建設、東京モノレール、JR東日本(東日本旅客鉄道)」は、浜松町駅西口において開発を進めている「都市再生特別地区(浜松町二丁目4地区)A 街区」における都市計画の変更手続きを開始致しました。

 引用資料 世界貿易センタービルディング(PDF:2021/07/12)
 「浜松町二丁目4地区」都市計画変更手続きの開始について

変更後 (仮称)浜松町二丁目4地区A街区全体の概要
◆ 計画名-(仮称)浜松町二丁目4地区A街区
◆ 交通-JR山手線・京浜東北線、東京モノレール「浜松町」駅、都営地下鉄大江戸線・浅草線「大門」駅
◆ 所在地-東京都港区浜松町二丁目5番22、37、48他
◆ 階数-(本館:A-1棟)地上46階、地下3階、(ターミナル:A-2棟)地上8階、地下3階、(南館:A-3棟)地上39階、地下3階、(モノレール棟)地上5階、地下0階
◆ 高さ-(本館:A-1棟)約235m、(ターミナル:A-2棟)約55m、(南館:A-3棟)197.321m、(モノレール棟)約35m
◆ 敷地面積-21,007.17㎡(A街区全体)
◆ 建築面積-約18,200㎡(A街区全体)
◆ 延床面積-約314,000㎡(A街区全体)
◆ 容積対象面積-約256,000㎡(A街区全体)
◆ 用途-オフィス、店舗、都市計画駐車場、モノレール駅舎、バスターミナル、カンファレンスセンター、医療センター、子育て支援施設、観光支援施設、DMO 活動施設、ホテル等
◆ 建築主-世界貿易センタービルディング、東京モノレール、JR東日本
◆ 設計者-日建設計、鹿島建設、トーニチコンサルタント、ジェイアール東日本建築設計事務所
◆ 着工-2017年09月07日(南館)
◆ 竣工-2029年度予定(A街区全体)


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国際水準の宿泊施設・DMO 活動拠点の整備

 レジャー・ビジネス両面の訪日外国人の短期滞在ニーズに対応した世界的知名度を有する国際水準の宿泊施設を整備し、浜松町駅周辺エリアの MICE 開催地・観光地としての魅力向上、地域ブランド醸成に寄与します。

 また、MICE 主催者の視察受け入れやエリアの魅力のプレゼンテーション、事務所機能などに活用する DMO の活動拠点を整備します(引用:世界貿易センタービルディング)。


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「旧芝離宮恩賜庭園より計画建物を望む(夜景)」です(引用:内閣府)。


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「旧芝離宮恩賜庭園と立体的な繋がりを意識した屋上緑化」です(引用:世界貿易センタービルディング)。


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「大門通り沿い(浜松町駅側)より計画地を望む」です(引用:内閣府)。


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「大門通り側より計画地を望む」です(引用:内閣府)。


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「デジタル体験」です(引用:世界貿易センタービルディング)。


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「リアル体験」です(引用:世界貿易センタービルディング)。


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「断面イメージ 」です(引用:内閣府)。


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「配置図」です。JR浜松町駅では、「(仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備」が行われており、「北口東西自由通路」と「北口橋上駅舎」が整備されます。完成すると格段に便利になります(引用:内閣府)。


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「位置図」です(引用:内閣府)。



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2021年7月13日 (火)

「愛宕グリーンヒルズ」の北側 地上43階、高さ約160mの「(仮称)愛宕地区第一種市街地再開発事業」  環境影響調査計画書の縦覧!

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-(仮称)愛宕地区第一種市街地再開発事業-

 「森ビル」が代表者を務める「愛宕山周辺地区まちづくり協議会」は、「(仮称)愛宕山周辺地区開発事業」の「(F・G地区)」の計画を進めています。

 「(仮称)愛宕山周辺地区開発事業」の「(F・G地区)」は、「虎ノ門ヒルズビジネスタワー」や「虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー」とほぼ同じ時期に開発構想が明らかになりました。

 当初の計画では、 着工が2016年度予定、竣工が2019年度予定でしたが、「森ビル」は虎ノ門ヒルズ関連の開発を優先したようで、5年以上新しいニュースがありませんでした。

● 環境影響調査計画書の縦覧!
 「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」は、港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【(仮称)愛宕地区第一種市街地再開発事業】を行っています。縦覧期間は、2021年7月12(月)~8月12日(木)までです。

 引用資料 港区・公式HP(2021/07/12)
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【(仮称)愛宕地区第一種市街地再開発事業】

 以前の計画名は「(仮称)愛宕山周辺地区(F・G地区)開発事業」でしたが、「(仮称)愛宕地区第一種市街地再開発事業」に変更になったようです。「森ビル」が代表者かと思っていましたが、「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」が代表者のようです。

 建設予定地は「虎ノ門ヒルズ」と「愛宕グリーンヒルズ」の間になります。「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」が代表者ですが、「森ビル」の関与度が不明です。そのため「ヒルズ」の名称を冠するかは分かりません。

 仮に「ヒルズ」の名称を冠するとしたら「愛宕グリーンヒルズ」のすぐ北側なので、さすがに「虎ノ門ヒルズ」の名称を冠するには無理があります。街の名称は「愛宕グリーンヒルズ」になると思われます。

(仮称)愛宕地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区愛宕一丁目
◆ 交通-東京メトロ日比谷線「神谷町」駅、東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅、都営三田線「御成門」駅
◆ 階数-(F地区)地上43階、地下2階、(G地区)地上3階、地下0階
◆ 高さ-(F地区)最高部約160m、(G地区)最高部約15m
◆ 区域面積-(F地区)約5,000㎡、(G地区)約1,000㎡
◆ 敷地面積-(F地区)約2,910㎡、(G地区)約790㎡
◆ 敷地面積-(F地区)約1,500㎡、(G地区)約400㎡
◆ 延床面積-(F地区)約55,000㎡、(G地区)約950㎡
◆ 用途-(F地区)共同住宅、オフィス、生活・産業支援施設、店舗、駐車場、(G地区)店舗、寺院 等
◆ 事業主-独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)
◆ 着工-2024年度予定
◆ 竣工-2031年度予定


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「計画地位置図」です。「愛宕グリーンヒルズ」の道路を挟んだ北側になります。


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「計画地及び計画地周辺の地形の状況」です。「愛宕山」は「飯倉台地」の北端に位置します。


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愛宕隧道(あたごずいどう)

 「愛宕グリーンヒルズ」の北側の道路に「愛宕隧道(あたごずいどう)」という「愛宕山」を堀りぬいた東京都23区内唯一の山岳トンネル」があります。「愛宕隧道」の北側が、「(仮称)愛宕地区第一種市街地再開発事業」の計画地になります。


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F地区

 「F地区」を北東側から見た様子です。「F地区」に地上43階、地下2階、高さ約160m、延床面積約55,000㎡の超高層ビルが建設されます。南側から「愛宕グリーンヒルズMORIタワー」、「愛宕グリーンヒルズフォレストタワー」、「F地区」の3棟の超高層ビルが並ぶことになります。


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愛宕神社参道

 愛宕神社参道が、「F地区」と「G地区」の境目になります。

● 出世の階段
 急な参道は「出世の階段」と呼ばれています。傾斜角度は40度、86段の階段を登ってお参りすれば出世運にご利益があると言われています。この参道はテレビのロケにもよく登場します。


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G地区

 「G地区」を南東側から見た様子です。ブラウンの2棟(手前の愛宕小西ビルと奥の愛宕山弁護士ビル)が再開発の対象です。奥の2棟(東京虎ノ門東急REIホテルの南館と新館)は再開発の対象外です。「G地区」には、地上3階、高さ約15m、延床面積約950㎡の小規模なビルが建設されます。



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2021年7月12日 (月)

JR船橋駅南口 地上48階、高さ約150mの「(仮称)西武船橋店再開発計画」 「西武船橋店LOFT館」の解体工事が完了!

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-(仮称)西武船橋店再開発計画 -

 千葉県の「船橋駅」の南口に「西武船橋店」がありましたが、2018年2月28日に閉店しました。「本館」と道路を挟んだ「LOFT館」で構成していました。

 「セブン&アイ・ホールディングス」の商業施設ディベロッパー「セブン&アイ・クリエイトリンク」が「西武船橋店」跡に計画する再開発の検討状況が明らかになっています。

 地上48階、地下2階、高さ約150mの商業施設付きの超高層タワーマンションを想定しています。船橋市には低層階に「船橋市民文化ホール」を移転することを提案しています。

 引用資料 建設通信新聞(2018/12/03) リンク切れ
 セブン&アイ・クリエイトリンクの西武船橋店跡再開発/地下2階地上48階を検討

 計画名は「(仮称)西武船橋店再開発計画」です。本館跡は、地下2階に「機械室、住宅駐輪場」、地下1階に「商業施設、住宅駐輪場、住宅駐車場」、地上1階に「商業施設、商業・公益バックヤード」、地上2階に「商業施設、住宅エントランス」、3階に「商業施設、住宅共用室」、4階・5階に「公益施設(新市民ホール)」、6階~48階に「共同住宅」を配置します。

● 計画が一部変更
 計画が一部変更になっています。船橋市は、現在の中央公民館などを改修工事を行うことになり、市民文化ホール・中央公民館を移転する計画を取りやめることを決定しています。


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「西武船橋店(本館・LOFT館)」跡地です。


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2018年2月28日に閉店した「西武船橋店LOFT館」は、解体工事が完了して更地になっています。解体工事の工期は、2020年5月11日~2021年4月30日でした(写真提供読者さん)。


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2018年2月28日に閉店した「西武船橋店本館」です。「西武船橋店本館」はまだ解体工事が行われていません(写真提供読者さん)。



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2021年7月11日 (日)

武蔵小山駅前に4棟目・5棟目の超高層タワーマンション 地上41階、高さ約145mの「(仮称)小山三丁目第二地区第一種市街地再開発事業」

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-武蔵小山駅-

 品川区の「武蔵小山駅」の南東側には、「武蔵小山商店街PALM(パルム)」という東京都内では最長の800m(約250店舗)のアーケードがあります。

 「武蔵小山駅」は、東急目黒線にあります。東急目黒線は、かつては「目蒲線」の一部で、東急電鉄の鉄道網の中では支線に過ぎませんでした。しかし、「目黒駅」から東京メトロ「南北線」と都営地下鉄「三田線」に相互直通運転するようになり状況が一変しました。

 東急目黒線の大規模な改良工事も行われ、「目黒駅~洗足駅」までの区間で、連続立体交差事業が行われました。武蔵小山駅周辺では、武蔵小山駅の地下化により、再開発の機運が盛り上がっており、複数の街区で再開発が計画されています。

 第一弾して、「武蔵小山商店街PALM」の北側一帯で、地上41階、地下2階、高さ144.95m、総戸数624戸の超高層タワーマンション「パークシティ武蔵小山 ザ タワー」が建設され、2020年1月上旬に竣工しています。

 第二弾して、地上41階、地下2階、高さ144.504m、総戸数506戸の超高層タワーマンション「シティタワー武蔵小山」が、 2021年4月8日に竣工しています。

 第三弾として、「(仮称)小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。概要は、地上40階、塔屋2階、地下2階、高さ約145m、総戸数約950戸を予定しています。

● 第四弾・第五弾は(仮称)小山三丁目第二地区第一種市街地再開発事業
 第四弾・第五弾 として、「(仮称)小山三丁目第二地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。A地区である「小山三丁目第1地区」およびB地区である「小山三丁目第2地区」については、市街地再開発準備組合により再開発事業等まちづくりの検討が進められてきましたが、市街地再開発準備組合によって近隣住民説明会が開催されました。

 引用資料 品川区・公式HP(PDF:2021/07/07)
 小山三丁目第1地区および小山三丁目第2地区再開発事業事業者による近隣説明会の開催について

 2020年6月5日の「環境影響評価調査計画書」と2021年7月7日の「近隣説明会」では、地上41階、塔屋1階、地下2階、高さ約145mの超高層ツインタワーマンションは同じですが、総延床面積が141,000㎡から、約132,300㎡に縮小されています。

近隣説明会(2021/07/07)
(仮称)小山三丁目第二地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都品川区小山三丁目22番、23番
◆ 交通-東急目黒線「武蔵小山」駅すぐ
◆ 階数-(B-2街区)地上41階、塔屋1階、地下2階、(B-1街区)地上41階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-(B-2街区)最高部約145m、(B-1街区)最高部約145m
◆ 敷地面積-(施設全体)約12,400㎡、(B-2街区)約6,900㎡、(B-1街区)約5,500㎡
◆ 延床面積-(施設全体)約132,300㎡、(B-2街区)約56,300㎡、(B-1街区)約76,000㎡
◆ 容積対象床面積-(施設全体)約88,700㎡、(B-2街区)約37,200㎡、(B-1街区)約51,500㎡
◆ 用途-(B-2街区)共同住宅、店舗、生活支援施設、駐車場等、(B-1街区)共同住宅、店舗、生活支援施設、駐車場等
◆ 総戸数-(施設全体)約1,000戸、(B-2街区)約600戸、(B-1街区)約400戸
◆ 建築主-小山三丁目第二地区市街地再開発準備組合
◆ 解体工事-2024年度予定
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2029年度予定
◆ 供用開始-2030年度予定

環境影響評価調査計画書(2020/06/05)
(仮称)小山三丁目第二地区第一種市街地再開発事業の概要

◆ 所在地-東京都品川区小山三丁目22番、23番
◆ 交通-東急目黒線「武蔵小山」駅すぐ
◆ 階数-(北街区)地上41階、塔屋1階、地下2階、(南街区)地上41階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-(北街区)最高部約145m、(南街区)最高部約145m
◆ 敷地面積-(施設全体)約13,000㎡、(北街区)約7,000㎡、(南街区)約6,000㎡
◆ 建築面積-(施設全体)約11,000㎡、(北街区)約6,000㎡、(南街区)約5,000㎡
◆ 延床面積-(施設全体)約141,000㎡、(北街区)約61,000㎡、(南街区)約80,000㎡)
◆ 用途-共同住宅、商業施設、公益施設、駐車場等
◆ 総戸数-(施設全体)約1,000戸、(北街区)約600戸、(南街区)約400戸
◆ 建築主-小山三丁目第二地区市街地再開発準備組合
◆ 解体工事-2024年度予定
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2029年度予定
◆ 供用開始-2030年度予定


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「断面イメージ」です。地上41階、塔屋1階、地下2階、高さ約145mの超高層ツインタワーマンションが建設されます。


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「1階平面図」です。


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「2階平面図」です。


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「位置図」です。


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地上レベルの「歩行者ネットワーク」です。


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デッキレベル(2F)の「歩行者ネットワーク」です。


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「地区の概要」です。「(仮称)小山三丁目第二地区第一種市街地再開発事業」は、武蔵小山駅前の4棟目・5棟目の超高層タワーマンションとなります。


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武蔵小山商店街PALM(パルム)
 「武蔵小山商店街PALM(パルム)」は、東京都内では最長の800m(約250店舗)のアーケードです。アーケードは、全天候型の開閉式アーケードとなっています。いつ行っても非常に活気がある商店街です。



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2021年7月10日 (土)

武蔵小山駅前に3棟目の超高層タワーマンション 地上40階、高さ約145mのA地区「(仮称)小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業」

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-武蔵小山駅-

 品川区の「武蔵小山駅」の南東側には、「武蔵小山商店街PALM(パルム)」という東京都内では最長の800m(約250店舗)のアーケードがあります。

 「武蔵小山駅」は、東急目黒線にあります。東急目黒線は、かつては「目蒲線」の一部で、東急電鉄の鉄道網の中では支線に過ぎませんでした。しかし、「目黒駅」から東京メトロ「南北線」と都営地下鉄「三田線」に相互直通運転するようになり状況が一変しました。

 東急目黒線の大規模な改良工事も行われ、「目黒駅~洗足駅」までの区間で、連続立体交差事業が行われました。武蔵小山駅周辺では、武蔵小山駅の地下化により、再開発の機運が盛り上がっており、複数の街区で再開発が計画されています。

 第一弾して、「武蔵小山商店街PALM」の北側一帯で、地上41階、地下2階、高さ144.95m、総戸数624戸の超高層タワーマンション「パークシティ武蔵小山 ザ タワー」が建設され、2020年1月上旬に竣工しています。

 第二弾して、地上41階、地下2階、高さ144.504m、総戸数506戸の超高層タワーマンション「シティタワー武蔵小山」が、 2021年4月8日に竣工しています。

● 第三弾は(仮称)小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業
 第三弾として、「(仮称)小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。A地区である「小山三丁目第1地区」およびB地区である「小山三丁目第2地区」については、市街地再開発準備組合により再開発事業等まちづくりの検討が進められてきましたが、市街地再開発準備組合にによって近隣住民説明会が開催されました。

 引用資料 品川区・公式HP(PDF:2021/07/07)
 小山三丁目第1地区および小山三丁目第2地区再開発事業事業者による近隣説明会の開催について

 2020年1月29日の「 環境影響評価調査計画書」では、地上39階、地下2階、高さ約145m、総延床面積約118,000㎡、総戸数約950戸でしたが、「近隣説明会」の資料では、地上40階、塔屋2階、地下2階、高さ約145m、総延床面積約127,000㎡、総戸数約950戸と規模が拡大しています。

近隣説明会(2021/07/07)
(仮称)小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業の概要

◆ 所在地-東京都品川区小山三丁目内
◆ 交通-東急目黒線「武蔵小山」駅すぐ
◆ 階数-(A-1街区)地上40階、塔屋2階、地下2階、(A-2街区)地上3階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-(A-1街区)最高部約145m、(A-2街区)最高部約20m
◆ 事業区域面積-約15,000㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-(施設全体)約11,280㎡、(A-1街区)約8,080㎡、(A-2街区)3,200㎡
◆ 延床面積-(施設全体)約127,000㎡、(A-1街区)約117,000㎡、(A-2街区)10,000㎡
◆ 容積対象床面積-(施設全体)約84,500㎡、(A-1街区)約77,000㎡、(A-2街区)7,500㎡
◆ 用途-(A-1地区)共同住宅、店舗、地域貢献施設、駐車場等、(A-2街区)店舗、駐車場等
◆ 総戸数-約950戸
◆ 建築主-小山三丁目第1地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-三菱地所レジデンス、日鉄興和不動産、大林組JV
◆ コンサルタント-三菱地所設計、リエゾンコンサルティング
◆ 着工-2023年度(既存建物を解体を含む)
◆ 竣工-2028年度予定
◆ 供用開始-2028年度予定

環境影響評価調査計画書(2020/01/29)
(仮称)小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業の概要

◆ 所在地-東京都品川区小山三丁目内
◆ 交通-東急目黒線「武蔵小山」駅すぐ
◆ 階数-(高層棟)地上39階、地下2階、(低層棟)地上3階、地下2階
◆ 高さ-(高層棟)最高部約145m、(低層棟)最高部約20m
◆ 事業区域面積-約15,000㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-約11,000㎡(施設全体)、(高層棟)7,800㎡、(低層棟)3,200㎡
◆ 建築面積-約7,450㎡(施設全体)、(高層棟)5,450㎡、(低層棟)2,000㎡
◆ 延床面積-約118,000㎡(施設全体)、(高層棟)110,000㎡、(低層棟)8,000㎡
◆ 用途-共同住宅、店舗、駐車場 等
◆ 総戸数-約950戸
◆ 建築主-小山三丁目第1地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-三菱地所レジデンス、日鉄興和不動産、大林組JV
◆ コンサルタント-三菱地所設計、リエゾンコンサルティング
◆ 着工-2023年度(既存建物を解体を含む)
◆ 竣工-2028年度予定
◆ 供用開始-2028年度予定


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「断面イメージ」です。


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「1階平面図」です。


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「2階平面図」です。


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「位置図」です。


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地上レベルの「歩行者ネットワーク」です。


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デッキレベル(2F)の「歩行者ネットワーク」です。


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「地区の概要」です。「(仮称)小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業」は、武蔵小山駅前の3棟目の超高層タワーマンションとなちます。


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A地区である「(仮称)小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業」の予定地を北西側から見た様子です。


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A地区である「(仮称)小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業」の予定地の北側角です。


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A地区である「(仮称)小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。「コクミンドラッグ 武蔵小山パルム店」がある南側に高層棟の「A-1街区」、反対の北側に低層棟の「A-2街区」が建設されます。「武蔵小山商店街PALM(パルム)」のアーケードは再開発事業に併せて改修し、現状より高い位置に架け替える計画です。

● 武蔵小山商店街PALM(パルム)
 「武蔵小山商店街PALM(パルム)」は、東京都内では最長の800m(約250店舗)のアーケードです。アーケードは、全天候型の開閉式アーケードとなっています。いつ行っても非常に活気がある商店街です。



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2021年7月 9日 (金)

JR東日本 2棟の超高層ビル、総延床面積約259,000㎡の「大井町駅周辺広町地区開発」 「環境影響評価書案」の縦覧!

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-大井町駅周辺広町地区開発-

 JR東日本は、品川区の「東京総合車両センター」の南側に総延床面積約259,000㎡の大規模プロジェクト「大井町駅周辺広町地区開発」を計画しています。

 計画地は、JR京浜東北線・東急大井町線・東京臨海高速鉄道りんかい線「大井町」駅など鉄道3路線が結節し、「品川区役所」などの行政機能も集まる品川区の中心地です。

 オフィス・共同住宅・ホテル・商業などで構成する3棟のビルを計画しています。各施設は3階レベルの高さに設けるデッキで接続し、2階にも周辺とつながる歩行者動線を整備することで、歩きやすく回遊性の高いエリアを構築します。

● 環境影響評価書案の縦覧!
 東京都環境局は、「大井町駅周辺広町地区開発」に係る環境影響評価書案の縦覧を行っています。閲覧は、Windows7~10、Internet Explorerのみです。

 引用資料 東京都環境局(2021/07/02)
 大井町駅周辺広町地区開発」環境影響評価書案

大井町駅周辺広町地区開発の概要
◆ 所在地-東京都品川区広町二丁目地内
◆ 交通-JR京浜東北線・東急大井町線・東京臨海高速鉄道りんかい線「大井町」駅
◆ 階数-(オフィス棟)23階、地下4階、(住宅・ホテル棟)地上26階、地下2階、(商業棟)地上3階、地下1階
◆ 高さ-(オフィス棟)最高部約114m、(住宅・ホテル棟)最高部約107m、(商業棟)最高部約17m
◆ 敷地面積-(A-1敷地)約22,340㎡、(A-2敷地)約7,090㎡
◆ 延床面積-(A-1敷地)約250,000㎡、(A-2敷地)約9,000㎡
◆ 構造-(A-1敷地)鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、(A-2敷地)鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-(A-1敷地)オフィス、宿泊、共同住宅、商業、駐車場等、(A-2敷地)商業、駐車場
◆ 総戸数-(A-1敷地)約300戸
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 着工-2022年度予定
◆ 竣工-2025年度予定
◆ 供用開始-2025年度予定


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「完成イメージ(A-2敷地南西側からA-1敷地方面)」です。


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「断面図」です。


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「配置計画図」です。西側から「商業・駐車場棟、オフィス棟、住宅・ホテル棟」の3棟が建設されます。


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「大井町駅周辺地域まちづくり方針」です。大井町駅周辺にはたくさんの再開発構想があります。


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「計画地位置図」です。JR東日本の「東京総合車両センター」の南側になります。


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品川区役所

 「大井町駅周辺広町地区開発」の建設予定地の西側には「品川区役所」があります。「耐震改修工事」が行われましたが、建物自体の老朽化が激しく、東側隣接地への移転が検討されています。



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2021年7月 8日 (木)

相模原市 伊勢丹相模原店跡地 地上43階、高さ約163mの「(仮称)相模大野4丁目計画」 環境影響評価準備書の縦覧!

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-(仮称)相模大野4丁目計画-

 「野村不動産」は、相模原市南区の伊勢丹相模原店跡地に、超高層タワーマンション「(仮称)相模大野4丁目計画」を建設します。完成すれば相模原市内で一番高い建築物になる見通しです。

 建設予定地は、小田急「相模大野駅」すぐで、2019年9月30日に閉店した「伊勢丹相模原店」の跡地です。土地・建物については「野村不動産」が「三越伊勢丹ホールディングス」から取得しています。敷地面積は敷地面積約10,186.49㎡㎡です。

● 環境影響評価準備書の縦覧!
 相模原市環境影響評価条例の規定による環境影響評価準備書の提出を受け、縦覧を行っています。縦覧期間は、2021年6月28日(月)~8月11日(水)までです。

 引用資料 相模原市・公式HP(2021/06/28)
 (仮称)相模大野4丁目計画」準備書の縦覧及び意見書の提出について

 2020年11月30日の「環境影響評価方法書」では、地上45階、地下3階、最高高さ約170m、 延床面積約85,000㎡でしたが、2021年6月28日の「環境影響評価準備書」では、地上43階、地下3階、最高高さ約163m、延床面積約85,000㎡に変更になっています。

環境影響評価準備書(2021/06/28)
(仮称)相模大野4丁目計画の概要

◆ 所在地-神奈川県相模原市南区相模大野四丁目4009番45(地番)
◆ 交通-小田急小田原線・江ノ島線「相模大野」駅すぐ
◆ 階数-(高層棟)地上43階、地下3階、(低層棟)地上2階、地下3階
◆ 高さ-(高層棟)最高部約163m、軒高約151m、(低層棟)最高部約15m
◆ 敷地面積-10,186.49㎡
◆ 建築面積-約7,800㎡
◆ 延床面積-約85,000㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-(高層棟)商業、地域貢献施設、共同住宅、(低層棟)商業、地域貢献施設
◆ 総戸数-750戸
◆ 建築主-野村不動産
◆ 設計者-三井住友建設
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2022年01月予定
◆ 竣工-2025年07月予定
◆ 供用開始-2025年07月予定

環境影響評価方法書(2020/11/30)
(仮称)相模大野4丁目計画の概要
◆ 所在地-神奈川県相模原市南区相模大野四丁目4009番45(地番)
◆ 交通-小田急小田原線・江ノ島線「相模大野」駅すぐ
◆ 階数-(高層棟)地上45階、地下3階、(低層棟)地上2階、地下3階
◆ 高さ-(高層棟)最高部約170m、(低層棟)最高部約15m
◆ 敷地面積-約10,187㎡
◆ 延床面積-約85,000㎡
◆ 用途-(高層棟)商業、地域貢献施設、共同住宅、(低層棟)商業、地域貢献施設
◆ 建築主-野村不動産
◆ 設計者-(未定)
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2021年11月予定
◆ 竣工-2025年05月予定
◆ 供用開始-2025年05月予定


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「(仮称)相模大野4丁目計画」は、横浜市と川崎市以外の神奈川県では、最も高い高さ約163mとなります。


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「立面図」です。


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「杭の深さ及び杭打設の地層」です。杭の本数は約59本、深さは「GL(平均地盤面)」より約24m、杭の長さは約15m(T.P.67m)、支持地盤は「相模野礫層・礫質土層」です。


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「土地利用計画図」です。


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「対象事業実施区域位置図」です。


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bono(ボーノ)相模大野

 すぐ近くには、「相模大野駅西側地区第一種市街地再開発事業」として建設された「bono(ボーノ)相模大野」があります。地上26階、塔屋2階、地下1階、高さ96.46mの南棟と地上11階、塔屋1階、地下1階、高さ36.95mの北棟が建設されました。総延床面積は約136,849㎡です。

 分譲のタワーマンションの名称が「プラウドタワー相模大野」、賃貸のタワーマンションの名称が「スカイフラッツ」となっています。「bono(ボーノ)相模大野」は、2013年3月15日(金)に「まちびらき」しました。



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2021年7月 7日 (水)

ヨドバシホールディングス 地上35階、高さ約200mの「(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」 「環境影響評価準備書」の縦覧!

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-(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業-
 「札幌市」では、札幌駅の南口に位置する北4条西3丁目街区での実施が検討されている「(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」について、札幌市環境影響評価条例に基づき、事業の計画検討の早期の段階で、周辺の影響に配慮した複数案を設定し、環境影響の比較検討を行いました。

 その結果を記載した「計画段階環境配慮書」を作成し、2020年4月30日から縦覧を行いました。延床⾯積約230,000㎡の再開発ビルに関して、「A案」は基壇部が高さ約50m、高層部が高さ約240m、「B案」は基壇部が高さ約50m、高層部が高さ約190mの「業務棟」と高さ約160mの「宿泊棟」を建設する構想となっています。

 2020年11月2日には、札幌市環境影響評価条例に基づき、事業計画案に対し調査・予測・評価を実施する環境影響評価の項目や実施方法を選定した「環境影響評価方法書」を作成し、縦覧を行いました。結果は、「A案」の修正案になりました。

 南側に地上40階、高さ約220mの「高層部」、札幌駅に近い北側に高さ約60mの「基壇部」を建設します。「高層部」は、下層階に商業施設、中層階にオフィス、上層階にホテルを想定しています。「基壇部」は商業施設となります。

● 環境影響評価準備書の縦覧!
 「札幌市」では、札幌駅の南口に位置する北4条西3丁目街区での実施が検討されている第一種市街地再開発事業について、札幌市環境影響評価条例に基づき、「環境影響評価準備書」を作成し、2021年7月1日(木)~7月30日(金))まで縦覧を行っています。

 引用資料 札幌市・公式HP(2021/07/01)
 (仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業 環境影響評価準備書

 2020年11月2日の「環境影響評価方法書」の段階では、地上40階、地下6階、高さ約220m、延床面積約230,000㎡でいたが、2021年7月1日の「環境影響評価準備書」では、地上35階、地下6階、高さ約200m、延床面積約210,200㎡に規模が縮小されました。

環境影響評価準備書(2021/07/01)
(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業の概要

◆ 所在地-北海道札幌市中央区北4条西3丁目
◆ 交通-JR「札幌」駅、札幌市営地下鉄南北線・東豊線「さっぽろ」駅
◆ 階数-地上35階、地下6階
◆ 高さ-最高部約200m
◆ 施工区域-約17,000㎡
◆ 事業区域-約11,000㎡
◆ 建築面積-約9,800㎡
◆ 延床面積-約210,200㎡
◆ 構造-鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、商業、宿泊、駐車場等
◆ 建築主-札幌駅南口北4西3地区市街地再開発準備組合(理事長 ヨドバシホールディングス、副理事長 北海道建設会館)

環境影響評価方法書(2020/11/02)
(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業の概要

◆ 所在地-北海道札幌市中央区北4条西3丁目
◆ 交通-JR「札幌」駅、札幌市営地下鉄南北線・東豊線「さっぽろ」駅
◆ 階数-地上40階、塔屋2階、地下6階
◆ 高さ-最高部約220m
◆ 施工区域-約17,000㎡
◆ 事業区域-約11,000㎡
◆ 建築面積-約9,500㎡
◆ 延床面積-約230,000㎡
◆ 構造-鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、商業、宿泊、駐車場等
◆ 建築主-札幌駅南口北4西3地区市街地再開発準備組合(理事長 ヨドバシホールディングス、副理事長 北海道建設会館)


Sapporoyodobashi210712
「イメージパース」です。外観も規模も大阪の「ヨドバシ梅田タワー」にそっくりです。名称は「ヨドバシ札幌タワー」、複合商業施設は「LINKS SAPPORO(リンクス サッポロ)」になると思われます。


Sapporoyodobashi210713
「札幌駅南⼝駅前広場における⾼層部を含む景観」です。


Sapporoyodobashi210714
「JRタワー展望室T38からの景観」です。頂部のデザインが斬新です。


Sapporoyodobashi210715
「計画建築物 断⾯計画」です。塔屋を含む最高部の高さが約200mです。


Sapporoyodobashi210716
「計画建築物 配置計画 」です。


Sapporoyodobashi210717
「事業の実施区域位置図(広域)」です。JR線北側の「ヨドバシカメラマルチメディア札幌」が移転します。現在の「ヨドバシカメラマルチメディア札幌」は、移転後に再開発されると思われます。


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ヨドバシ梅田タワー
 「ヨドバシホールディングス」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を建設しました。「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の正式名称は「ヨドバシ梅田タワー」です。 「ヨドバシ梅田タワー」内の複合商業施設「LINKS UMEDA(リンクス ウメダ)」は、2019年11月16日にグランドオープンしました。

ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)ヨドバシ梅田タワー
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.340m(申請以外62.74m)
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,691.74㎡(施設全体)、6,929.84㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-218.661.91㎡(施設全体)、109,793.96㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-169.044.79㎡(施設全体)、91,504.99㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1,032室予定(ダブル 414室、ツイン399室、トリプル171室、フォース48室)
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日
◆ 開業-2019年11月16日(商業施設)、2019年11月27日(ホテル)


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ヨドバシ梅田タワー」を北西側から見た様子です。



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2021年7月 6日 (火)

「すすきの交差点」に面するススキノラフィラ跡地 地上18階、延床面積約53,000㎡の「(仮称)札幌すすきの駅前複合開発計画」着工! 

Sapporosusukino210711
-(仮称)札幌すすきの駅前複合開発計画-

 札幌市の繁華街・すすきのの玄関口「すすきの交差点」にあった大型商業施設「ススキノラフィラ」は、2020年5月17日日に閉店し、「札幌松坂屋」時代から続いた46年の歴史に幕を下ろしました。

 1974年に「札幌松坂屋」として開店、1979年に「ヨークマツザカヤ」に改称、1994年に「ロビンソン百貨店 札幌」に改称、2009年に「ロビンソン百貨店」が閉店し、「ススキノラフィラ」に改称しました。

 「東急不動産、竹中工務店、イトーヨーカ堂、アインファーマシーズ、キタデン」は、2021年7月2日に、北海道札幌市中央区のススキノラフィラ跡地における「(仮称)札幌すすきの駅前複合開発計画」の新築工事に着工しました。

 引用資料 東急不動産(PDF:2021/07/02)
 ~ススキノラフィラ跡地に新たなにぎわいを創出~ 「(仮称)札幌すすきの駅前複合開発計画」着工

 「(仮称)札幌すすきの駅前複合開発計画」は、地上18階、地下2階、高さ約78m、食品スーパーマーケットやコスメ&ドラッグストアなどの商業店舗、シネマコンプレックス、ホテルからなる大型複合施設です。

 地下2階には「イトーヨーカ堂」による食品スーパーマーケット、1階の一部には「アインファーマシーズ」によるコスメ&ドラッグストア、5階~7階には10スクリーン・約1,800席の「TOHOシネマズ」によるシネマコンプレックス、7階~18階には「東急ホテルズ」による客室数約470室のホテルの入居を予定しています。

(仮称)札幌すすきの駅前複合開発計画の概要
◆ 所在地-北海道札幌市中央区南4条西4丁目1番1(地番)
◆ 交通-札幌市営地下鉄「すすきの」駅直結
◆ 階数-地上18階、地下2階
◆ 高さ-約78m
◆ 敷地面積-5,157.16㎡
◆ 建築面積-4,724.77㎡
◆ 延床面積-53,378.00㎡
◆ 構想-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-店舗、シネマコンプレックス、ホテル等
◆ 客室数-約470室(東急ホテルズ)
◆ 建築主-東急不動産、竹中工務店、イトーヨーカ堂、アインファーマシーズ、キタデン
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2021年07月02日
◆ 竣工-2023年10月24日予定
◆ 開業-2023年秋予定


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「屋内外広場(2~3階)イメージ」です。


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「フロア構成イメージ」です。


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「位置図」です。



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2021年7月 5日 (月)

国家戦略特区 高さ約230mと高さ約110mの超高層ツインタワー「赤坂エンタテインメント・シティ計画」 環境影響評価書案より規模が縮小!

Tokyoakasaka210711
-(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画-

 「三菱地所」と「東京放送ホールディングス」は2019年1月30日に、東京・赤坂にある「国際新赤坂ビル(東館、西館、アネックス)」などの建て替えに関する事業協定を締結した事を発表しています。

 「東京都環境局」は、2021年4月9日に「(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画」に係る環境影響評価書案の縦覧を行いました。「環境影響評価書案」により、「東館」は、地上44階、塔屋1階、地下4階、最高高さ約240m、延床面積約179,000㎡、「西館」は、地上23階、塔屋1階、地下2階、最高高さ約120m、延床面積約42,000㎡と判明しました。

 「環境影響評価書案の縦覧」では、外観がイメージしにくかったですが、2021年5月14日に「TBSホールディングス」から詳細なイメージパースが公開されました。

 引用資料 TBSホールディングス(PDF:2021/05/14)
 赤坂エンタテインメント・シティ計画

● 第19回 東京都都市再生分科会 配布資料
 「内閣府」から2021年6月29日に、国家戦略特区の「第19回 東京都都市再生分科会 配布資料」が公開されました。「東京都都市再生分科会 配布資料」の多数のイメージパースや多数の図面により、詳細が判明しました。

 内閣府 国家戦略特区(2021/06/29)
 第19回 東京都都市再生分科会 配布資料

 引用資料 内閣府(PDF:2021/06/29)
 都市再生特別地区(赤坂二・六丁目地区)都市計画(素案)の概要

● 環境影響評価書案より規模が縮小!
 残念ながら、2021年4月9日の東京都環境局の ”「(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画」に係る環境影響評価書案の縦覧” より規模が縮小されました。

(東館) 地上44階、地下4階、最高高さ約240m、延床面積約179,000㎡ → 地上41階、地下4階、最高高さ約230m、延床面積約170,000㎡
(西館) 地上23階、地下2階、最高高さ約120m、延床面積約42,000㎡ → 地上19階、地下3階、最高高さ約110m、延床面積約40,000㎡

 赤坂エンタテインメント・シティ計画の概要
◆ 計画名-(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画
◆ 所在地-東京都港区赤坂二丁目、六丁目
◆ 交通-東京メトロ千代田線「赤坂」駅直結
◆ 階数-(東館)地上41階、地下4階(地上44階、地下4階から変更)、(西館)地上19階、地下3階(地上23階、地下2階から変更)
◆ 高さ-(東館)最高部約230m(最高部約240mから変更)、(西館)最高部約110m(最高部約120mから変更)
◆ 計画地面積-(施設全体)約17,400㎡
◆ 敷地面積-(施設全体)約14,200㎡、(東館)約8,800㎡、(西館)約5,400㎡
◆ 建築面積-(施設全体)約9,800㎡、(東館)約5,500㎡、(西館)約4,300㎡
◆ 延床面積-(施設全体)約210,000㎡(約221,000㎡から変更)、(東館)約170,000㎡(約179,000㎡から変更)、(西館)約40,000㎡(約42,000㎡から変更)
◆ 容積対象床面積-(施設全体)約170,200㎡、(東館)約139,200㎡、(西館)約31,000㎡

◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-(東館)オフィス、店舗、産業支援施設、駐車場等、(西館)劇場、ホール、宿泊滞在施設、店舗、駐車場等
◆ 建築主-三菱地所、TBSホールディングス
◆ 都市計画決定-2021年度予定
◆ 解体工事着工-2022年度予定
◆ 着工-2024年度予定
◆ 竣工-2028年度予定
◆ 供用開始-2028年度予定


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「赤坂エンタテインメント・シティ」のイメージパースです。パッと見は「六本木ヒルズ森タワー」に似ていますが、上から見ると横長のビルです(引用:内閣府)。


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夜の「赤坂エンタテインメント・シティ」のイメージパースです(引用:TBSホールディングス)。


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「低層部の夜景イメージ」です(引用:内閣府)。


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「完成イメージ」です(引用:内閣府)。


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「フロア構成図」です(引用:TBSホールディングス)。


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「フロア構成図」です(引用:TBSホールディングス)。


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「整備イメージ」です(引用:内閣府)。


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「平面イメージ」です(引用:内閣府)。


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「配置図」です(引用:内閣府)。


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「位置図」です(引用:内閣府)。


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「赤坂エンタテインメント・シティ計画」の予定地の空撮です。


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国際新赤坂ビル(東館・西館)
 
「国際新赤坂ビル」です。「東館」と「西館」に分かれています。

国際新赤坂ビルの概要
◆ 所在地-東京都港区赤坂二丁目14-27(東館)、東京都港区赤坂六丁目1-20(西館)
◆ 交通-東京メトロ千代田線「赤坂」駅直結
◆ 階数-(東館)地上24階、塔屋1階、地下3階、(西館)地上18階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-(東館)99.75m *塔を含む最高部139.3m、(西館)76.95m 
◆ 敷地面積-11,772.35㎡(東館+西館)
◆ 延床面積-81,160.39㎡(東館+西館)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-国際自動車
◆ 設計者・監理者-三菱地所
◆ 施工者-大林組(東館)、大成建設(西館)
◆ 竣工-1980年09月



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2021年7月 4日 (日)

国家戦略特区 高さ約208mと高さ約175mの「渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業」 「内閣府」より詳細な資料が公開!

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-渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業-
 渋谷駅周辺では、疾風怒濤の勢いで再開発が行われています。2020年12月1日には、新たに「渋谷二丁目西地区」が、国家戦略特区に追加されました。「東京建物」と「UR都市機構(独立行政法人都市再生機構)」により再開発が行われます。

 地上5階、地下1階、高さ約50mの「A街区」、地上41階、地下4階、高さ約208mの「B街区」、地上41階、地下2階、高さ約175mの「C街区」が整備されます。総延床面積約322,200㎡で、渋谷駅周辺では最大の巨大プロジェクトになります。

● 第19回 東京都都市再生分科会 配布資料
 「内閣府」から2021年6月29日に、国家戦略特区の「第19回 東京都都市再生分科会 配布資料」が公開されました。「東京都都市再生分科会 配布資料」の多数のイメージパースや多数の図面により、詳細が判明しました。

 内閣府 国家戦略特区(2021/06/29)
 第19回 東京都都市再生分科会 配布資料

 引用資料 内閣府(PDF:2021/06/29)
 都市再生特別地区(渋谷二丁目西地区)都市計画(素案)の概要

渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷二丁目12番、13番、14番、16番地内
◆ 敷地面積-約18,800㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約322,200㎡(施設全体)
◆ 容積対象面積-約243,900㎡(施設全体)
◆ 建築主-渋谷二丁目西地区市街地再開発準備組合
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2029年度予定

A街区の概要
◆ 階数-地上5階、地下1階
◆ 高さ-約50m
◆ 敷地面積-約1,700㎡
◆ 延床面積-約4,200㎡
◆ 容積対象面積-約2,700㎡
◆ 用途-店舗 等

B街区の概要
◆ 階数-地上41階、地下4階
◆ 高さ-約208m
◆ 敷地面積-約12,800㎡
◆ 延床面積-約255,000㎡
◆ 容積対象面積-約201,000㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、ホテル、人材育成施設、バスターミナル、熱源機械室、駐車場 等

C街区の概要
◆ 階数-地上41階、地下2階
◆ 高さ-約175m
◆ 敷地面積-約4,300㎡
◆ 延床面積-約63,000㎡
◆ 容積対象面積-約40,200㎡
◆ 用途-共同住宅、生活支援施設、駐車場 等


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「北側(青山通り側)から計画地を望む」です。

● 渋谷スクランブルスクエアに次ぐ延床面積
 最大規模の「B街区」は、地上41階、地下4階、高さ約208m、延床面積約255,000㎡の巨大なオフィスビルになります。渋谷駅周辺では、全体竣工時の「渋谷スクランブルスクエア」に次ぐ延床面積になります。


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「夜景」です。


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「北側(青山通り側)からA街区・B街区を望む」です。


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「青山通りからA街区を望む」です。


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「南側(六本木通り側)からB街区を望む」です。


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「B街区南側の大規模広場」です。


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「断面イメージ」です。西側から地上5階、地下1階、高さ約50mの「A街区」、地上41階、地下4階、高さ約208mの「B街区」、地上41階、地下2階、高さ約175mの「C街区」が整備されます。


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「配置図」です。


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「位置図」です。


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「渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業」の建設予定地です。


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角度を変えて見た様子です。B街区には主に、「みずほ情報総研渋谷事業所」など「みずほフィナンシャルグループ」のビルが建っています。



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2021年7月 3日 (土)

国家戦略特区 高さ約230m×3棟+高さ約145mの「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画」 「内閣府」より詳細な資料が公開!

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-(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画-
 東京都千代田区の「内幸町一丁目街区」で、関係権利者が「まちづくり方針」を固めました。約6.5haの敷地を「北地区、中地区、南地区」の3地区に分けて、大規模再開発を行います。全体完成は2037年度以降の予定です。

 関係権利者は「NTT都市開発、公共建物、第一生命保険、帝国ホテル、東京センチュリー、東京電力パワーグリッド、NTT(日本電信電話)、日本土地建物、NTT東日本(東日本電信電話)、三井不動産」の10社です。

 延床面積は、「北地区」が約420,000㎡、「中地区」が約370,000㎡、「南地区」が約310,000㎡です。総延床面積1,100,000㎡となります。総延床面積約110万㎡は、単独のプロジェクトとしては、過去と現時点判明しているものも含めても日本最大の総延床面積となります。

● 第19回 東京都都市再生分科会 配布資料
 「内閣府」から2021年6月29日に、国家戦略特区の「第19回 東京都都市再生分科会 配布資料」が公開されました。「東京都都市再生分科会 配布資料」の多数のイメージパースや多数の図面により、詳細が判明しました。

 内閣府 国家戦略特区(2021/06/29)
 第19回 東京都都市再生分科会 配布資料

 引用資料 内閣府(PDF:2021/06/29)
 内幸町一丁目北特定街区・内幸町一丁目北地区再開発等促進区を定める地区計画 都市計画(素案)の概要

北地区の概要
◆ 計画名-(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区)
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目1番1号 他
◆ 階数-(Ⅰ期・ノースタワー)地上46階、地下4階、(Ⅱ期・新本館)地上29階、地下4階)
◆ 高さ-(Ⅰ期・ノースタワー)最高部約230m、(Ⅱ期・新本館)最高部約145m
◆ 敷地面積-約24,000㎡
◆ 延床面積-(Ⅰ期・ノースタワー)約270,000㎡、(Ⅱ期・新本館)約150,000㎡
◆ 容積対象床面積-(Ⅰ期・ノースタワー)約220,000㎡、(Ⅱ期・新本館)約100,000㎡
◆ 構造-(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、(地上)鉄骨造)
◆ 用途-(Ⅰ期・ノースタワー)オフィス、商業、サービスアパートメント、住宅等、(Ⅱ期・新本館)ホテル、宴会場等
◆ 建築主-帝国ホテル、三井不動産(代表事業者)
◆ 着工(解体工事含む)-(Ⅰ期・ノースタワー)2024年度予定、(Ⅱ期・新本館)2031年度予定
◆ 竣工-(Ⅰ期・ノースタワー)2030年度予定、(Ⅱ期・新本館)2036年度予定
◆ 供用開始-2037年度予定(最終共用分)

中地区の概要
◆ 計画名-(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(中地区)
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 他
◆ 階数-地上46階、地下6階
◆ 高さ-最高部約230m
◆ 敷地面積-約22,000㎡
◆ 延床面積-約370,000㎡
◆ 容積対象床面積-約290,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、商業、ホテル、音楽ホール、宴会場、産業支援施設等
◆ 建築主-エヌ・ティ・ティ都市開発(代表事業者)、公共建物、東京電力パワーグリッド、三井不動産
◆ 着工(解体工事含む)-2022年度予定
◆ 竣工-2029年度予定(2037年度以降に工事完了予定)
◆ 供用開始-2037年度予定(最終共用分)

南地区の概要
◆ 計画名-(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(南地区)
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目1番3号 他
◆ 階数-地上43階、地下5階
◆ 高さ-最高部約230m
◆ 敷地面積-約19,000㎡
◆ 延床面積-約310,000㎡
◆ 容積対象床面積-約250,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、商業、ホテル、ウェルネス促進施設等
◆ 建築主-第一生命保険(代表事業者)、中央日本土地建物、東京センチュリー、東京電力パワーグリッド
◆ 着工(解体工事含む)-2022年度予定
◆ 竣工-2028年度予定(2037年度以降に工事完了予定)
◆ 供用開始-2037年度予定(最終共用分)


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(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画のイメージパース

 「北地区」が、地上46階、地下4階の、高さ約230mと地上29階、地下4階、高さ約145m、「中地区」が、地上46階、地下6階、高さ約230m、「南地区」が、地上43階、地下5階、高さ約230mです。高さ約230m×3棟、高さ約145m×1棟の超高層ビル4棟が林立する事になります。


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「敷地西側から街区を望む」です。

● 連続する歴史的な約31m(百尺)の表情線を延伸
 日比谷通りにおいて連続する歴史的な約31m(百尺)の表情線を延伸し、基壇部の形成による統一感ある街並みを創出します。


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「日比谷公園上空から基壇上部広場を望む」です。日比谷通り上空に「道路上空公園」を整備します。

● 道路上空公園の整備
 「道路上空公園」の整備等による公園とまちが一体となった回遊ネットワークを形成します。幹線道路により分断された公園とまちをつなぐ道路上空公園、公園からの人を受け止め大規模広場(銀座方面・新橋方面)につながる屋内外の広場空間等の整備により、公園とまちが連携した歩行者の回遊ネットワークを形成します。


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「道路上空公園から計画地を望む」です。


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「日比谷通りから計画地を望む」です。


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大規模広場
 東側には、建物内外一体的に多様な都市のアクティビティを受け止める大規模な広場を配置し、公園とまちをつなぐ新たな拠点を形成します。


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「断面図」です。


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「配置図」です。再開発により広場や緑地が大幅に増えます。


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「位置図」です。


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「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区、中地区、南地区)」の予定地です。


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西側の日比谷公園から見た「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区、中地区、南地区)」の予定地です。


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帝国ホテル東京(北地区)
 
「帝国ホテル東京」のメインの「新本館」は、1970年3月10日開業で、老朽化がかなり進んでいます。「Ⅱ期工事」となるので、解体されるのはかなり先になります。


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日比谷U-1ビル(中地区)

 南側に隣接して「日比谷U-1ビル」があります。「NBF日比谷ビル」という名称でしたが、「三井不動産」が、2018年3月30日に取得して改称されました。この場所には、明治時代に「鹿鳴館」がありました。

 概要は、地上26階、塔屋2階、地下4階、高さ109.30m、敷地面積5,065.35㎡、延床面積51,941.13㎡です。1984年6月30日に竣工しました。竣工時の名称は「大和生命ビル」です。


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NTT日比谷ビル(中地区)

 更に南側には、「NTT日比谷ビル」があります。概要は、地上9階、塔屋2階、地下4階、敷地面積13,041.13㎡、建築面積5,957.36㎡、延床面積79,753.72㎡です。1961年1月1日に「日比谷電々総合建物」として竣工しました。1962年に「BCS賞」を受賞しています。


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みずほ銀行内幸町本部ビル(南地区)

 街区の南端には「みずほ銀行内幸町本部ビル」があります。概要は、地上32階、塔屋2階、地下4階、高さ約140m、敷地面積13,500㎡、建築面積7,300㎡、延床面積135,000㎡です。「第一勧業銀行本店」として1980年9月に竣工しました。1982年「BCS賞」を受賞しています。



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2021年7月 2日 (金)

国家戦略特区 地上46階、高さ約235mの「世界貿易センタービルディング 本館(A-1棟)」 「内閣府」より詳細な資料が公開!

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-浜松町二丁目4地区-
 「内閣府」から2021年6月29日に国家戦略特区の「第19回 東京都都市再生分科会 配布資料」が公開されました。あまりに膨大な資料のため数日に分けてUPします。

 内閣府 国家戦略特区(2021/06/29)
 第19回 東京都都市再生分科会 配布資料

 浜松町二丁目では、「世界貿易センタービル」の建て替えを含む「浜松町二丁目4地区」の再開発が計画されています。合計で6棟のビルが建設される巨大プロジェクトです。6棟中4棟が超高層ビルになります。

 第一弾として、「B街区」に、地上29階、塔屋1階、地下3階、高さ155.04mの「日本生命浜松町クレアタワー」が、2018年8月31日に竣工しました。第二弾として、「A街区」に、地上39階、塔屋2階、地下3階、高さ197.321mの「世界貿易センタービルディング南館」が、2021年3月25日に竣工しました。

● A-1棟が高さ約200mから高さ約235mに変更!
 地上37階、塔屋2階、地下3階、高さ約200mで計画されていた「A-1棟」が、地上46階、塔屋2階、地下3階、高さ約235mに変更されました。階数で9階、高さで約35m高くなりました。A街区全体の延床面積も286,566.20㎡から約314,000㎡と大幅に拡大しています。

 引用資料 内閣府(2021/06/29)
 生特別地区(浜松町二丁目4地区)都市計画(素案)の概要

変更後 (仮称)浜松町二丁目4地区A街区全体の概要
◆ 計画名-(仮称)浜松町二丁目4地区A街区
◆ 交通-JR山手線・京浜東北線、東京モノレール「浜松町」駅、都営地下鉄大江戸線・浅草線「大門」駅
◆ 所在地-東京都港区浜松町二丁目5番22、37、48他
◆ 敷地面積-21,007.17㎡(A街区全体)
◆ 建築面積-約18,200㎡(A街区全体)
◆ 延床面積-約314,000㎡(A街区全体)
◆ 容積対象面積-約256,000㎡(A街区全体)
◆ 用途-バスターミナル、タクシープール、ステーションコア、オフィス、店舗、駐車場、駅舎、ホテル等
◆ 建築主-世界貿易センタービルディング、東京モノレール、JR東日本
◆ 設計者-日建設計、鹿島建設、トーニチコンサルタント、ジェイアール東日本建築設計事務所
◆ 着工-2017年09月07日(南館)
◆ 竣工-2029年度予定(A街区全体)

変更前 (仮称)浜松町二丁目4地区A街区全体の概要
◆ 計画名-(仮称)浜松町二丁目4地区A街区
◆ 所在地-東京都港区浜松町二丁目5番22、37、48他
◆ 交通-JR山手線・京浜東北線、東京モノレール「浜松町」駅、都営地下鉄大江戸線・浅草線「大門」駅
◆ 敷地面積-21,007.17㎡(A街区全体)
◆ 建築面積-18,124.46㎡(A街区全体)
◆ 延床面積-286,566.20㎡(A街区全体)
◆ 容積対象面積-235,280.30㎡(A街区全体)
◆ 用途-オフィス、店舗、交流施設、生活支援施設、鉄道施設、駐車場 等
◆ 建築主-世界貿易センタービルディング、東京モノレール、JR東日本
◆ 設計者-日建設計、鹿島建設、トーニチコンサルタント、ジェイアール東日本建築設計事務所
◆ 着工-2017年09月07日(南館)
◆ 竣工-2027年度予定(A街区全体)


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「旧芝離宮恩賜庭園より計画建物を望む(夜景)」です。


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「大門通り沿い(浜松町駅側)より計画地を望む」です。


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「大門通り側より計画地を望む」です。


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「断面イメージ 」です。


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「配置図」です。

● (仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備
 6月29日(火)にUPしましたが、JR浜松町駅では、「(仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備」が行われており、「北口東西自由通路」と「北口橋上駅舎」が整備されます。完成すると格段に便利になります。


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「位置図」です。



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2021年7月 1日 (木)

「三菱地所」が首都ジャカルタで最大規模の再開発 地上75階、高さ約340m、総延床面積約307,000㎡の「Oasis Central Sudirman」に参画!

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-三菱地所がジャカルタで最大規模の再開発-

 「三菱地所」は、インドネシアの公務員年金基金運用会社である国営企業「PT Taspen (Persero)」の不動産部門子会社である「PT Taspen Properti Indonesia」と共同で、首都ジャカルタ特別州中心部における大規模複合開発事業「Oasis Central Sudirman」に参画します。

 「三菱地所」は、これまでインドネシアにおいて複数の開発に参画していますが、「Oasis Central Sudirman」はインドネシアにおける「三菱地所」が参画する最大規模のプロジェクトとなります。

 引用資料 三菱地所(PDF:2021/06/30)
 三菱地所 首都ジャカルタ特別州で最大規模の再開発へ 大規模複合開発事業「Oasis Central Sudirman」に参画

 「Oasis Central Sudirman」は、Taspen 社の本社ビルであるMenara Taspenを含む一帯土地の大規模複合再開発計画であり、公務員年金基金運用会社であるTaspen社の更なる運用効率の向上を目的とした限定競争入札を経て、三菱地所及びローカルデベロッパーのPT Benhil Propertyとのコンソーシアムが、共同事業者として選定されました。

 「Oasis Central Sudirman」は、地上75階、高さ約340mの「オフィス・サービスアパート棟(A棟)」、地上65階、高さ約200mの「分譲住宅棟(B棟)」の超高層ツインタワーから構成され、「A棟」はインドネシア国内でも有数の超高層建築物となる予定です。着工は2024年初旬、竣工は 2028年頃を予定しています。

Oasis Central Sudirmanの概要
◆ 所在地-インドネシア ジャカルタ CBD 中心部、幹線道路 Sudirman 通り沿い
◆ 階数-(A棟)地上75階、地下3階、(B棟)地上65階、地下3階
◆ 高さ-(A棟)約340m、(B棟)約200m
◆ 敷地面積-約33,000㎡
◆ 延床面積-約307,000㎡(オフィス約108,000㎡、住宅約84,000㎡、SA約31,000㎡、商業施設約30,000㎡等)
◆ 貸付面積-約124,000㎡(オフィス約82,000㎡、SA約23,000㎡、商業施設約19,000㎡)
◆ 分譲面積-約72,000㎡(分譲住宅)
◆ 用途-オフィス、分譲住宅、賃貸SA、商業施設等
◆ 出資比率-三菱地所・BP 社コンソーシアム70%(三菱地所85%、BP社15%)、Taspro社30%
◆ 着工-2024年初旬予定
◆ 竣工-2028年予定
◆ 総事業費-約521億円


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総事業費約521億円は衝撃!
 日本から見るとこの規模で総事業費約521億円というのがなんとも衝撃的です。東京なら総事業費2,000億円を余裕で超えると思います。海外の超高層ビルは、ほとんどが「鉄筋コンクリート造」で、「鉄骨造」が多い日本はコスト的に非常に不利ですが、それにしても海外の超高層ビルの建設コストの安さにはいつも驚かされます(アメリカとヨーロッパは除く)。


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「Oasis Central Sudirman」外観完成イメージです。


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「狭域MAP」です。


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「中域 MAP」です。



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