「愛宕グリーンヒルズ」の北側 地上43階、高さ約160mの「(仮称)愛宕地区第一種市街地再開発事業」 環境影響調査計画書の縦覧!
-(仮称)愛宕地区第一種市街地再開発事業-
「森ビル」が代表者を務める「愛宕山周辺地区まちづくり協議会」は、「(仮称)愛宕山周辺地区開発事業」の「(F・G地区)」の計画を進めています。
「(仮称)愛宕山周辺地区開発事業」の「(F・G地区)」は、「虎ノ門ヒルズビジネスタワー」や「虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー」とほぼ同じ時期に開発構想が明らかになりました。
当初の計画では、 着工が2016年度予定、竣工が2019年度予定でしたが、「森ビル」は虎ノ門ヒルズ関連の開発を優先したようで、5年以上新しいニュースがありませんでした。
● 環境影響調査計画書の縦覧!
「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」は、港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【(仮称)愛宕地区第一種市街地再開発事業】を行っています。縦覧期間は、2021年7月12(月)~8月12日(木)までです。
引用資料 港区・公式HP(2021/07/12)
港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【(仮称)愛宕地区第一種市街地再開発事業】
以前の計画名は「(仮称)愛宕山周辺地区(F・G地区)開発事業」でしたが、「(仮称)愛宕地区第一種市街地再開発事業」に変更になったようです。「森ビル」が代表者かと思っていましたが、「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」が代表者のようです。
建設予定地は「虎ノ門ヒルズ」と「愛宕グリーンヒルズ」の間になります。「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」が代表者ですが、「森ビル」の関与度が不明です。そのため「ヒルズ」の名称を冠するかは分かりません。
仮に「ヒルズ」の名称を冠するとしたら「愛宕グリーンヒルズ」のすぐ北側なので、さすがに「虎ノ門ヒルズ」の名称を冠するには無理があります。街の名称は「愛宕グリーンヒルズ」になると思われます。
(仮称)愛宕地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区愛宕一丁目
◆ 交通-東京メトロ日比谷線「神谷町」駅、東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅、都営三田線「御成門」駅
◆ 階数-(F地区)地上43階、地下2階、(G地区)地上3階、地下0階
◆ 高さ-(F地区)最高部約160m、(G地区)最高部約15m
◆ 区域面積-(F地区)約5,000㎡、(G地区)約1,000㎡
◆ 敷地面積-(F地区)約2,910㎡、(G地区)約790㎡
◆ 敷地面積-(F地区)約1,500㎡、(G地区)約400㎡
◆ 延床面積-(F地区)約55,000㎡、(G地区)約950㎡
◆ 用途-(F地区)共同住宅、オフィス、生活・産業支援施設、店舗、駐車場、(G地区)店舗、寺院 等
◆ 事業主-独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)
◆ 着工-2024年度予定
◆ 竣工-2031年度予定
「計画地位置図」です。「愛宕グリーンヒルズ」の道路を挟んだ北側になります。
「計画地及び計画地周辺の地形の状況」です。「愛宕山」は「飯倉台地」の北端に位置します。
愛宕隧道(あたごずいどう)
「愛宕グリーンヒルズ」の北側の道路に「愛宕隧道(あたごずいどう)」という「愛宕山」を堀りぬいた東京都23区内唯一の山岳トンネル」があります。「愛宕隧道」の北側が、「(仮称)愛宕地区第一種市街地再開発事業」の計画地になります。
F地区
「F地区」を北東側から見た様子です。「F地区」に地上43階、地下2階、高さ約160m、延床面積約55,000㎡の超高層ビルが建設されます。南側から「愛宕グリーンヒルズMORIタワー」、「愛宕グリーンヒルズフォレストタワー」、「F地区」の3棟の超高層ビルが並ぶことになります。
愛宕神社参道
愛宕神社参道が、「F地区」と「G地区」の境目になります。
● 出世の階段
急な参道は「出世の階段」と呼ばれています。傾斜角度は40度、86段の階段を登ってお参りすれば出世運にご利益があると言われています。この参道はテレビのロケにもよく登場します。
G地区
「G地区」を南東側から見た様子です。ブラウンの2棟(手前の愛宕小西ビルと奥の愛宕山弁護士ビル)が再開発の対象です。奥の2棟(東京虎ノ門東急REIホテルの南館と新館)は再開発の対象外です。「G地区」には、地上3階、高さ約15m、延床面積約950㎡の小規模なビルが建設されます。
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