江戸川区 地上30階、高さ約110mの「JR小岩駅北口地区第一種市街地再開発事業」 権利変換計画について東京都知事の認可!
-JR小岩駅北口地区第一種市街地再開発事業-
総武線のJR小岩駅周辺は、幅員の狭い道路や老朽化した木造建物が密集し災害時の危険性が高い状況にあることに加え、コミュニティを維持するための若い世代が減少しており、このような背景から、駅周辺地区のまちづくり基本方針が策定され、現在3つの地区で市街地再開発事業が推進されています。
再開発は南口が先行していますが、北口でも「JR小岩駅北口地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。「JR小岩駅北口地区市街地再開発組合」は、再開発施設の施工などを担う特定業務代行者を「三井住友建設」に決定しています。特定業務代行者の業務範囲は、再開発施設の施工や保留床の処分、設計支援、事業推進支援などです。
● 権利変換計画について東京都知事の認可!
「三井不動産レジデンシャル、日鉄興和不動産」は、東京都江戸川区にて権利者と推進している「JR小岩駅北口地区第一種市街地再開発事業」が、2021年7月26日に権利変換計画について東京都知事の認可を受けました。
引用資料 三井不動産レジデンシャル(PDF:2021/07/27)
「JR小岩駅北口地区第一種市街地再開発事業」権利変換計画認可のお知らせ ~約2ha、住宅・商業・業務・保育所のミクストユースプロジェクト~
JR小岩駅北側の玄関口に、店舗・業務・住宅・保育所で構成する再開発施設を建設して、活気とにぎわいのある駅北の顔を整備すします。これにあわせて、交通広場や道路の拡幅、無電柱化などを実施し、交通・防災の拠点街区を形成する計画です。
JR小岩駅北口地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都江戸川区西小岩一丁目、西小岩三丁目及び西小岩四丁目地内
◆ 交通-JR総武線「小岩」駅北口徒歩2分
◆ 階数-地上30階、地下1階
◆ 高さ-最高部約110m
◆ 区域面積-約20,000㎡
◆ 敷地面積-約8,678㎡
◆ 延床面積-約94,709㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-中間免震構造(6階に免震装置を設置)
◆ 用途-共同住宅、商業・業務、保育所
◆ 建築主-JR小岩駅北口地区市街地再開発組合(参加組合員 三井不動産レジデンシャル、日鉄興和不動産)
◆ 総戸数-約730戸
◆ 事業推進コンサルタント-アール・アイ・エー
◆ 特定業務代行者-三井住友建設
◆ 着工-2022年03月予定
◆ 竣工-2027年01月予定
◆ 北口交通広場整備-2027年~2030年予定
◆ 事業完了-2031年予定(公共施設工事完了)
「完成予想 CG」です。
「北口通りから見た商業施設完成予想 CG」です。
「断面図」です。 地震対策として「中間免震構造」を採用します。6階に「免震装置」を設置します。
「敷地配置図」です。
「位置図」です。
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