国家戦略特区 赤坂エンタテインメント・シティ計画 「環境影響評価書案に係る見解書」の閲覧 「内閣府」の概要とどちらが正しい??
-(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画-
「三菱地所」と「東京放送ホールディングス」は2019年1月30日に、東京・赤坂にある「国際新赤坂ビル(東館、西館、アネックス)」などの建て替えに関する事業協定を締結した事を発表しています。
「東京都環境局」は、2021年4月9日に「(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画」に係る環境影響評価書案の縦覧を行いました。「環境影響評価書案」により、「東館」は、地上44階、塔屋1階、地下4階、最高高さ約240m、延床面積約179,000㎡、「西館」は、地上23階、塔屋1階、地下2階、最高高さ約120m、延床面積約42,000㎡と判明しました。
「環境影響評価書案の縦覧」では、外観がイメージしにくかったですが、2021年5月14日に「TBSホールディングス」から詳細なイメージパースが公開されました。
引用資料 TBSホールディングス(PDF:2021/05/14)
赤坂エンタテインメント・シティ計画
● 第19回 東京都都市再生分科会 配布資料
「内閣府」から2021年6月29日に、国家戦略特区の「第19回 東京都都市再生分科会 配布資料」が公開されました。「東京都都市再生分科会 配布資料」の多数のイメージパースや多数の図面により、詳細が判明しました。
内閣府 国家戦略特区(2021/06/29)
第19回 東京都都市再生分科会 配布資料
引用資料 内閣府(PDF:2021/06/29)
都市再生特別地区(赤坂二・六丁目地区)都市計画(素案)の概要
残念ながら、2021年4月9日の東京都環境局の ”「(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画」に係る環境影響評価書案の縦覧” より規模が縮小されました。
(東館) 地上44階、地下4階、最高高さ約240m、延床面積約179,000㎡ → 地上41階、地下4階、最高高さ約230m、延床面積約170,000㎡
(西館) 地上23階、地下2階、最高高さ約120m、延床面積約42,000㎡ → 地上19階、地下3階、最高高さ約110m、延床面積約40,000㎡
● 環境影響評価書案に係る見解書の縦覧
2021年8月20日(金)~9月8日(水)まで、「(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画」環境影響評価書案に係る見解書の縦覧が行われています。閲覧には、Windows7~10、Internet Explorer及びAdobe Acrobat Reader DCが必要です。
東京都環境局(2021/08/20)
「(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画」環境影響評価書案に係る見解書の縦覧
「環境影響評価書案に係る見解書の縦覧」では、2021年4月9日の「環境影響評価書案の縦覧」と同じで概要が元のままです。「環境影響評価書案に係る見解書」と「内閣府」のどちらの概要が正しいのでしょうか?
赤坂エンタテインメント・シティ計画の概要
◆ 計画名-(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画
◆ 所在地-東京都港区赤坂二丁目、六丁目
◆ 交通-東京メトロ千代田線「赤坂」駅直結
◆ 階数-(東館)地上41階、地下4階(地上44階、地下4階)、(西館)地上19階、地下3階(地上23階、地下2階)
◆ 高さ-(東館)最高部約230m(最高部約240m)、(西館)最高部約110m(最高部約120m)
◆ 計画地面積-(施設全体)約17,400㎡
◆ 敷地面積-(施設全体)約14,200㎡、(東館)約8,800㎡、(西館)約5,400㎡
◆ 建築面積-(施設全体)約9,800㎡、(東館)約5,500㎡、(西館)約4,300㎡
◆ 延床面積-(施設全体)約210,000㎡(約221,000㎡)、(東館)約170,000㎡(約179,000㎡)、(西館)約40,000㎡(約42,000㎡)
◆ 容積対象床面積-(施設全体)約170,200㎡、(東館)約139,200㎡、(西館)約31,000㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-(東館)オフィス、店舗、産業支援施設、駐車場等、(西館)劇場、ホール、宿泊滞在施設、店舗、駐車場等
◆ 建築主-三菱地所、TBSホールディングス
◆ 都市計画決定-2021年度予定
◆ 解体工事着工-2022年度予定
◆ 着工-2024年度予定
◆ 竣工-2028年度予定
◆ 供用開始-2028年度予定
(備考) 黒が「内閣府(2021年6月29日)」、赤が「環境影響評価書案に係る見解書(2021年8月20日)」の数値です。
「赤坂エンタテインメント・シティ」のイメージパースです。パッと見は「六本木ヒルズ森タワー」に似ていますが、上から見ると横長のビルです(引用:内閣府)。
夜の「赤坂エンタテインメント・シティ」のイメージパースです(引用:TBSホールディングス)。
「低層部の夜景イメージ」です(引用:内閣府)。
「完成イメージ」です(引用:内閣府)。
「フロア構成図」です(引用:TBSホールディングス)。
「フロア構成図」です(引用:TBSホールディングス)。
「整備イメージ」です(引用:内閣府)。
「平面イメージ」です(引用:内閣府)。
「配置図」です(引用:内閣府)。
「位置図」です(引用:内閣府)。
「赤坂エンタテインメント・シティ計画」の予定地の空撮です。
国際新赤坂ビル(東館・西館)
「国際新赤坂ビル」です。「東館」と「西館」に分かれています。
国際新赤坂ビルの概要
◆ 所在地-東京都港区赤坂二丁目14-27(東館)、東京都港区赤坂六丁目1-20(西館)
◆ 交通-東京メトロ千代田線「赤坂」駅直結
◆ 階数-(東館)地上24階、塔屋1階、地下3階、(西館)地上18階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-(東館)99.75m *塔を含む最高部139.3m、(西館)76.95m
◆ 敷地面積-11,772.35㎡(東館+西館)
◆ 延床面積-81,160.39㎡(東館+西館)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-国際自動車
◆ 設計者・監理者-三菱地所
◆ 施工者-大林組(東館)、大成建設(西館)
◆ 竣工-1980年09月
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