江東区の「東京辰巳国際水泳場」 通年で氷上競技を実施できる「東京辰巳アイスアリーナ(仮称)」に転換 2025年度の開業予定!
-東京辰巳国際水泳場-
東京都江東区の「東京辰巳国際水泳場」は、国際規格の水泳用プールを持つ施設として1993年8月18日に開場しました。「2020年東京オリンピック・パラリンピック」の水泳競技の施設として大規模改修工事を行う事も検討されましたが、新たに隣接する辰巳の森海浜公園に「東京アクアティクスセンター」が建設されました。そのため「2020年東京オリンピック・パラリンピック」では、「水球」の競技会場として使用されました。
近接して「東京アクアティクスセンター」と「東京辰巳国際水泳場」の2ヶ所の水泳競技施設は必要無いため、オリンピック・パラリンピック終了後は、「東京辰巳国際水泳場」を通年で氷上競技を実施できる「アイスアリーナ」に転換する事になりました。
● 東京辰巳アイスアリーナ(仮称)
東京都オリンピック・パラリンピック準備局は、「東京辰巳国際水泳場」のアイスアリーナ転用で2021度内に実施設計を始め、2023年度にも改修工事に着手します。「メインリンク(60m×30m)や「サブリンク(47m×17m)」などを整備し、都立施設初の通年アイスリンクとして、2025年度の開業を予定しています。
引用資料 東京都・報道発表資料(2021/09/21)
東京辰巳アイスアリーナ(仮称)「施設運営計画(中間まとめ)」について
日刊建設工業新聞(2021/09/24)
東京都五輪準備局/23年度に東京辰巳国際水泳場(江東区)アイスリンク改修に着手
固定席約3,500席、仮設席約1,500席、会議室、車いす対応トイレなどを備える施設となります。国際・国内競技大会の会場や都民の氷上スポーツの場として活用し、年間約26万人の利用者数を想定しています。
大規模な競技大会やアイスショー等の会場として、冬季競技の「観るスポーツ」の振興拠点にします。
「フィギュアスケート、アイスホッケー、ショートトラック、カーリング、パラアイスホッケー、車いすカーリング」などの氷上スポーツの国際大会、国内大会、都大会等の主要大会の場として活用します。
「施設の利用イメージ」です。
「有明アリーナ」と連携したフィギュアスケートの国際大会等の誘致を支援(有明アリーナはメイン会場、東京辰巳アイスアリーナ(仮称)は練習会場として利用)します。
「アイスアリーナ予定地の概要・周辺図」です。
| 固定リンク