国家戦略特区 新たに「新宿駅南西口地区、京橋三丁目東地区」が追加提案 新宿駅南西口地区は、「京王百貨店新宿店、ルミネ1」の再開発?
-新宿駅周辺の再開発-
2020年7月13日に「小田急電鉄」が、新宿駅西口周辺の「小田急百貨店・本館」と「新宿ミロード」を建て替て、地上48階、地下5階、高さ約260m、延床面積281,700㎡の超高層複合ビルを建設するというビッグニュースが入って来ました。2020年7月18日には、各マスコミが「JR東日本」が「ルミネエスト新宿」を高さ約260mの超高層ビルに建て替えると報道しました。
残るのは新宿駅南西側だけになりました。京王グループの「京王百貨店新宿店」、JR東日本グループのルミネ新宿の「ルミネ1」の建て替えの発表も時間の問題と思われていました。
● 新宿駅南西口地区
2021年10月28日に国家戦略特区「東京圏(第35回)・関西圏(第28回)・福岡市・北九州市(第28回)合同区域会議」が開催されました。東京圏では、国家戦略特区42プロジェクトに新たに2地区が追加提案されると発表されました。
追加提案された2地区は、新宿区の「新宿駅南西口地区(京王電鉄、JR東日本)」と中央区の「京橋三丁目東地区(東京建物)」です。「新宿駅南西口地区」は、「京王電鉄、JR東日本」となっているので、新宿駅南西口地区という位置的にも「京王百貨店新宿店、ルミネ1」の再開発に間違いないと思います。
引用資料 内閣府(2021/10/28)
東京圏(第35回)・関西圏(第28回)・福岡市・北九州市(第28回)合同区域会議
「建物外観イメージ」を見ると、基本的には低層部分しか描かれていませんが、「京王百貨店新宿店」の上が超高層ビル、「ルミネ1」の部分が超高層ビルになっているように見えます。
新宿区景観まちづくり審議会資料
2020年7月17日の「第69回新宿区景観まちづくり審議会」の資料に「グランドターミナルのボイドのイメージ」がありますが、「京王百貨店新宿店、ルミネ1」がある場所にも超高層ビルが描かれています。
引用資料 新宿区景観まちづくり審議会(2020/07/17)
第69回新宿区景観まちづくり審議会
京王百貨店新宿店・ルミネ1
手前が京王グループの「京王百貨店新宿店」、奥がJR東日本グループの「ルミネ1」です。ここにも超高層ビルが出現する可能性が高くなってきました。
● ルミネ1
「ルミネ1」は、単独では敷地面積が狭いので超高層ビルの建設は不可能ですが、JR新宿駅の敷地面積を加算出来ると思われます。「空中権」の移転が可能ならまだまだ容積率に余裕があり、超高層ビルの建設が可能です。
東京都は44プロジェクトに!
東京都の「国家戦略特区」は、従来までの42プロジェクトから新たに2プロジェクトが追加提案されて44プロジェクトになりました。追加提案された2地区は、新宿区の「新宿駅南西口地区(京王電鉄、JR東日本)」と中央区の「京橋三丁目東地区(東京建物)」です。認定目途は2022年度中となっています。
● 京橋三丁目東地区
「京橋三丁目東地区(東京建物)」は、「東京スクエアガーデン」の東側の街区になります。すでに街区北西角が「相互館110タワー」として再開発されているので、大規模な超高層ビルの建設は難しいと思われます。
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