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2021年10月 8日 (金)

「東京消防庁」が新本部庁舎を整備 大手町の「旧:気象庁本庁舎、大手町合同庁舎3号館、東京消防庁本部庁舎」が一体的に再開発されるかも?

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-東京消防庁本部-

 「大手町」は、21世紀に入って連鎖的再開発や単独での建て替えなどの疾風怒濤の再開発によって、ほとんどのビルが建て替えもしくは建て替え中です。残っているのは「NTTコミュニケーションズ大手町ビル、NTTコミュニケーションズ大手町ビル別館」の街区と「旧:気象庁本庁舎、大手町合同庁舎3号館、東京消防庁本部庁舎」の街区くらいです(写真提供読者さん)。

東京消防庁が新本部庁舎を整備!
 「東京消防庁」が計画する新しい「本部庁舎」の施設規模が明らかになりました。想定する延床面積は6万~6.5万㎡です。DX(デジタルトランスフォーメーション)推進や働き方改革の動向をみながら、都民の安全確保と質の高いサービス提供に貢献する防災拠点を目指します。

 日建建設工業新聞(2021/10/07)
 東京消防庁/新本部庁舎整備/想定規模は6万~6・5万平米、基本構想策定支援発注

 現庁舎は1976年3月の竣工から45年以上経過し老朽化が進んでいます。新施設の整備地は「千代田区」か「中央区」で、敷地面積は4,300㎡~7,000㎡を想定しています。建物は60m以上の高さになる見通しです。現庁舎の敷地内にある「丸の内消防署」も含め一体的な整備を検討します。


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東京消防庁本部庁舎の高さは電話番号と同じ119m

 クイズ番組で時々見かけますが、「東京消防庁本部庁舎」の塔を含めた高さは、緊急通報用の電話番号「119」と同じ約119mです(笑)。ちなみにビル本体は、地上14階、地下3階、高さ約61mです。1976年3月に竣工しました(写真提供読者さん)。


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旧:気象庁本庁舎
 「気象庁本庁舎」は、千代田区大手町一丁目にありました。港区虎ノ門三丁目では、地上14階、地下2階、高さ81.705mの複合ビル「気象庁虎ノ門庁舎(仮称)・港区立教育センター」の建設が行われ、2020年11月24日に正式移転しました。本庁舎の移転は1964年以来、56年ぶりです。旧庁舎や敷地は国有財産として財務省に返還されました。


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「旧:気象庁本庁舎」の東隣が「大手町合同庁舎3号館」です。


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「旧:気象庁本庁舎、大手町合同庁舎3号館、東京消防庁本部庁舎」は、超高層ビルに囲まれた谷間に建っています。


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衛星写真(Googleマップ3Dモード引用)

 Googleマップ3Dモードの「旧:気象庁本庁舎、大手町合同庁舎3号館、東京消防庁本部庁舎」の衛星写真です。「旧:気象庁本庁舎、大手町合同庁舎3号館、東京消防庁本部庁舎」が一体的に再開発される可能性が出てきました。

 3庁舎の敷地を合計するとかなり広いです。3庁舎共に建物や敷地は国有財産なので合意形成は難しくありません。再開発されるとしたら民間資本を導入した大規模な再開発になると思われます。

 ちなみに「大手町合同庁舎3号館」は、2021年5月24日に新型コロナウイルスのワクチン接種を後押しする防衛省の「東京大規模接種センター」が設置されて大きなニュースになった場所です。



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