中野区の囲町地区 東側の「中野囲町東地区第一種市街地再開発事業」に続き、西側の「中野囲町西地区」も動き出す!
-中野囲町-
JR中野駅前の「警察大学校」が府中市へ移転し、跡地約168,000㎡が大規模に再開発され、「中野四季の都市(まち)」が誕生しました。「中野四季の都市」の南側の「囲町」で再開発が計画されています。対象区域は、「中野四季の都市」とJR中央線に挟まれた地区です。
「囲町」は、「かこいちょう」と読みます。「囲町」の由来は、このあたり一帯が江戸時代に五代将軍「犬公方」綱吉の「生類憐みの令」に基づいて捨て犬を保護するため、この地に巨大な柵を設けた保護施設を設置した事に由来します。
東側の「中野囲町東地区第一種市街地再開発事業」が先行していますが、西側の「中野囲町西地区」でも再開発が計画されています。住宅棟が建設される予定です。
● 中野囲町西地区
「中野囲町西地区」は、中野四丁目地内の約0.8haです。2018年4月8日に「中野囲町西地区市街地再開発準備組合」が発足しています。事業協力者として「住友不動産」が参画、コンサルタントは「INA新建築研究所」が担当しています。
住宅棟1棟と広場の整備を計画しており、地区内の南端を通る「補助221号線」も再開発事業と一体的に整備します。規模は、延床面積延約56,000㎡を想定しているようです。2027年度の事業完了を目指しています。
引用資料 中野区・公式HP(PDF:2021/07/26)
囲町西地区のまちづくりについて
建設通信新聞(2021/10/13)
規模は延べ5.6万平米/住宅中心 店舗、事務所も/囲町西再開発
「囲町地区の全体図」です。
「囲町東地区」と「囲町西地区」は、この南北の区画道路で分かれます。正面に見えるのは、「明治大学中野キャンパス」です。
「囲町西地区」を南東側から見た様子です。
中野囲町東地区第一種市街地再開発事業
「東京都」は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、囲町東地区市街地再開発組合の設立を2020年9月16日に認可しました。参加組合員として「三井不動産レジデンシャル」が参画しています。
引用資料 三井不動産レジデンシャル(PDF:2020/09/18)
「囲町東地区第一種市街地再開発事業」市街地再開発組合設立認可のお知らせ
中野囲町東地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都中野区中野四丁目内
◆ 階数-(A敷地)地上24階、地下2階、(B敷地)地上20階、地下1階
◆ 高さ-(A敷地)GL+100m、(B敷地)GL+90m
◆ 地区面積-約20,000㎡
◆ 建築面積-約8,860㎡
◆ 延床面積-(施設全体)約121,100㎡、(A敷地)約90,600㎡、(B敷地)約30,500㎡
◆ 用途-(A敷地)共同住宅、オフィス、店舗等、(B敷地)共同住宅
◆ 総戸数-約720戸(A敷地とB敷地の合計)
◆ 建築主-囲町東地区市街地再開発組合(参加組合員 三井不動産レジデンシャル、三井不動産)
◆ 事業推進コンサルタント-佐藤総合計画
◆ 権利変換計画認可-2021年度予定
◆ 着工-2022年秋頃予定
◆ 竣工-2025年年度予定
◆ 総事業費-約665億円
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