閉店した「池袋マルイ」 「清水建設」の施工で解体工事に着手 隣接地では3棟の超高層ビルの「池袋駅西口地区市街地再開発」を計画!
-池袋マルイ-
2021年8月29日に、1977年の開業以来44年の歴史を誇り池袋西口の顔でもあった「池袋マルイ」が閉店しました。閉店の理由は、周辺の競合店との競争激化や売り上げの低迷です。
2020年3月期の売上高は54億円となり、ピーク時の2割まで落ち込んでいました。建物も老朽化しており、所有者が建て替えを希望していることもあり、閉店する事になりました。
● 清水建設の施工で解体工事に着手!
跡地に何が建設されるのかはまだ発表がありませんが、「三菱UFJ信託銀行」は、「清水建設」の施工で閉店した「池袋マルイ」の解体工事に着手します。2022年9月完了を目指します。
建設通信新聞(2021/10/05)
清水で解体着手 22年9月完了目指す/池袋マルイ/三菱UFJ信託
池袋駅西口地区市街地再開発
「池袋マルイ」の道路を隔てた東側の池袋駅西口地区では、大規模な「池袋駅西口地区市街地再開発」が計画されています。「池袋駅西口地区市街地再開発準備組合」は、「三菱地所、三菱地所レジデンス」2社を事業協力者に選んでいます(引用:豊島区)。
再開発計画の対象地区は、池袋駅西口に位置する東武百貨店(メトロポリタンプラザビルを除く)、西口公園、バスターミナルを一体で開発するものです。
対象地域の面積は約5.3haです。宅地面積(鉄道用地0.5ha含む)約2.7ha、道路面積約2.3ha、公園面積約0.3haとなっています。3棟の超高層ビルを建設する予定です。
「配置計画案」です。「高層棟①、高層棟②、高層棟③」の3棟の超高層ビルを計画しています。「池袋駅西口地区市街地再開発」には、道路を隔てた西側の「池袋マルイ」の用地は含みません(引用:豊島区)。
「池袋駅西口地区市街地再開発」の予定地です。
「池袋駅西口地区市街地再開発」の予定地には、中小の雑居ビルが密集しています。
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