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2021年11月14日 (日)

地上52階、高さ約284mの「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事」 メインのC街区は「清水建設」に施工予定者が決定!

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日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業-
 
国家戦略特区の「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」は、日本橋の日本橋川沿いで計画されている大規模再開発プロジェクトです。歴史的建造物の「日本橋野村ビル」を保存するほか、船着き場の増設などによって舟運の活性化と観光需要の受け入れを図ります。日本橋川上空を通る首都高速道路の地下化を視野に、水辺を生かした施設配置なども想定しています。

 参加組合員として「三井不動産、野村不動産、野村ホールディングス」の3社が参画し、設計を「日建設計」が担当します。「日本橋一丁目中地区市街地再開発組合」は、再開発施設の建設に向け、既存建物の解体工事を「清水建設」の施工で2020年11月10日に着工しました。解体する既存施設は27棟です。

 「三井不動産株」と「ヒルトン」は、「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」のブランディング及びマネジメント契約を締結しました。ホテルは三井不動産が開発、ヒルトンが運営し、2026年の開業を目指します。

 「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」は、「C街区」の39階~47階までの9フロアに展開します。60㎡以上のゆったりとしたキングルーム含め全197室の客室に、3つのレストランとウォルドーフ・アストリアの象徴でもあるラウンジ&バー「ピーコック・アレー」のほか、屋内プール、スパ、フィットネスセンター、宴会場、チャペルを備える予定です。

● 施工予定者が決定!
 国家戦略特区の「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」の施工予定者が決定しました。メインのC街区は「清水建設」、B街区は「清水建設・錢高組JV」、A街区は「大林組」が施工します。具体的な本体着工の時期は、今後締結する正式契約に合わせて確定する見通しです。

 建設通信新聞(2021/11/11)
 日本橋一丁目中地区再開発/施工予定者に清水建設/C街区延37万㎡、高さ284m

日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事
◆ 所在地-東京都中央区日本橋一丁目32番
◆ 階数-(C街区)地上52階、塔屋2階、地下5階、(B街区)地上7階、地下2階、(A街区)地上4階、地下1階
◆ 高さ-(C街区)最高部約284m
◆ 敷地面積-(C街区)約15,560㎡
◆ 建築面積-(C街区)約12,600㎡、
◆ 延床面積-(C街区)約368,700㎡、(B街区)約6,500㎡、(A街区)約5,100㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-杭基礎、直接基礎
◆ 用途-(C街区)オフィス、店舗、集会場、ホテル、共同住宅、駐車場 等、(B街区)店舗、共同住宅、駐車場、変電所 等、(A街区)店舗、オフィス 等
◆ 建築主-日本橋一丁目中地区市街地再開発組合(参加組合員 三井不動産、野村不動産、野村ホールディングス)
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-(C街区)清水建設、(B街区)清水建設・錢高組JV、(A街区)大林組
◆ 解体工事-2020年11月10日~2022年03月31日予定
◆ 着工-今後締結する正式契約に合わせて確定する見通し
◆ 竣工-2026年03日予定
◆ 開業-2026年予定(ホテル)
◆ 総事業費-約3,120億円


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「断面図」です(引用:東京都環境局)。


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「配置図」です。「C街区」の南西側が、正方形から台形にセットバックします(引用:三井不動産)。


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「位置図」です(引用:三井不動産)。



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