茨城県 JR水郡線「常陸大宮駅(ひたちおおみやえき) 」 新駅舎・自由通路のデザイン決定 2025年度完成予定!
-常陸大宮駅(ひたちおおみやえき)-
茨城県常陸大宮市は11月2日に、整備計画を進めているJR水郡線「常陸大宮駅(ひたちおおみやえき) 」の新駅舎と東西自由通路のイメージ図を公開しました。「JR東日本」など関係機関と協議を重ね、基本設計が完了しました。
今後、2022度の完了を目指し、駅舎や自由通路、東西駅前広場の実施設計に入ります。着工は2023年度の予定で、2025年度までの完成を目指しています。
引用資料 常陸大宮市・公式HP(2021/11/02)
JR常陸大宮駅の新駅舎・自由通路のイメージ図公開
駅舎の外観は、常陸大宮市塩子地区に伝わる茨城県有形民俗文化財の「西塩子の回り舞台」をモチーフにした大きな屋根が特徴です。駅周辺の低層の住環境にも調和するよう、落ち着いたデザインになっています。
駅周辺整備計画では、現在の駅舎を北側にずらして改築し、新たに自由通路を設置します。東西駅前広場、駅西交流拠点やアクセス道路などを一体的に整備します。
「東口外観イメージ」です。駅周辺の低層の住環境と調和した落ち着きのあるデザインとなっています。
「東口外観イメージ」です。
「西口外観イメージ」です。駅西側の土地を構成する「河岸段丘」と対応した、風景と調和したデザインとなっています。
「西口外観イメージ」です。
「自由通路イメージ」です。JR水郡線「常陸大宮駅(ひたちおおみやえき)」は、相対式2面2線となっています。
● 自由通路の整備のみで橋上駅舎化しない
多く駅の場合、「自由通路」の設置に合わせて橋上駅舎化しますが、「常陸大宮駅」は自由通路の整備のみで、自由通路沿って改札口は設置しません。改札口は、従来通りの上下線別々に地上に設置します。
常陸大宮市・公式HP
東西自由通路の整備
「1番線」が上り本線、「2番線」が下り本線ですが、上下列車とも大半が駅舎側の1番線を使用するために橋上駅舎化のメリットがあまりないため橋上駅舎化しなかったのだと思われます。省力化のために片方のホームに上下列車を集中させるのは地方の乗降客数の少ない駅では珍しくありません。
「自由通路イメージ」です。
「自由通路イメージ」です。常陸大宮市産材の利用を促進し、常陸大宮市の街にふさわしいデザインとなっています。
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