総事業費約923億円 高さ約151mと高さ約107mの「東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発事業」 2023年11月に着工!
-東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発事業-
新横浜に本社を置く半導体関連検査装置の「レーザーテック」が11月18日終値での時価総額が3,023,765百万円と3兆円を突破しています。神奈川県に本社を置く企業としては、時価総額1位です。ちなみに2位が「日産自動車」です。1年ちょっと前までは、こんな凄い会社になるとは夢にも思っていませんでした。
本題に戻って、「東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発事業」は、「大崎駅」と「五反田駅」の間に位置する品川区東五反田二丁目の約16,700㎡です。南側は「目黒川」に面しています。
地区内には約30棟の建物が存在し、歩道が無い箇所や狭い道路があることから、安全性・防災性の課題があります。エリア内は、映像関連事業を手掛ける「IMAGICA GROUP(イマジカ グループ)」の拠点になっており、本店(本社は内幸町)や子会社の「IMAGICA Lab.(イマジカ ラボ)」の本社や東京映像センターなどがあります。
「東急不動産」は、東京都品川区で再開発事業の検討を進めている「東五反田二丁目第3地区市街地再開発準備組合」が実施した参加組合員募集において事業企画提案を行った結果、参加組合員予定者に選定さています。
引用資料 品川区・公式HP(PDF:2020/07/20)
東五反田二丁目第3地区における都市計画の決定ならびに変更
● 2023年11月に着工!
品川区の「東五反田二丁目第3地区市街地再開発組合」が事業計画をまとめました。総事業費922億5600万円(ビルの建設工事費約658億3000万円)を投じて2棟の再開発ビルを建設します。2023年11月に着工、2027年5月に竣工、2029年3月の事業完了を目指します。
日刊建設工業新聞(2021/11/16)
東五反田二丁目第3地区再開発/2棟総延べ11万平米、23年11月着工へ/組合
再開発区域を東から「A地区、B地区、C地区」3地区に分けます。「A地区」は、地上約20階、塔屋2階、地下2階、高さ約107m、「B地区」は、地上約39階、塔屋2階、地下1階、高さ約151mです。「C地区」は公園となります。
A地区は「業務棟」で、地下1階・地下2階は駐車場、地上1階~20階はオフィスフロアとなります。地上1階・地上2階に店舗や駐輪場、駐車場なども入ります。塔屋1階・塔屋2階には機械室を設けます。
B地区は「住宅棟」で、地下1階は駐車場、地上1階・地上2階と地上4階~39階は共同住宅(総戸数390戸)、地上1階には保育所機能も入ります。3階は駐輪場、塔屋1階・塔屋2階は機械室となります。
東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都品川区東五反田二丁目の一部
◆ 階数-(A地区)地上約20階、塔屋2階、地下2階、(B地区)地上約39階、塔屋2階、地下1階、(C地区)公園
◆ 高さ-(A地区)約107m、(B地区)約151m
◆ 敷地面積-(A地区)約9,210㎡、(B地区)約4,440㎡、(C地区)約1,500㎡
◆ 建築面積-(A地区)約3,960㎡、(B地区)約2,140㎡
◆ 延床面積-(A地区)約69,110㎡、(B地区)約42,710㎡
◆ 構造-(A地区)鉄骨造、(B地区)鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-(A地区)オフィス、店舗、駐輪場・駐車場、(B地区)共同住宅、保育所、駐輪場、(C地区)公園
◆ 総戸数-390戸
◆ 建築主-東五反田二丁目第3地区市街地再開発準備組合(参加組合員 東急不動産)
◆ 特定業務代行者-竹中工務店
◆ 着工-2023年11月予定
◆ 竣工-2027年05月予定
◆ 総事業費-922億5600万円(ビルの建設工事費約658億3000万円)
「南側立面図」です(引用:品川区)。
「配置図」です。東側から「A地区(業務棟)、B地区(住宅棟)、C地区(公園)」が整備されます。概要は表記されている数値から少し変更になっています(引用:品川区)。
「対象地区の現況と課題」です(引用:品川区)。
「位置図および周辺開発状況」です。「大崎・五反田地区」は、オセロを次々とひっくり返すように疾風怒濤の勢いで再開発が行われています。まだまだ「検討・準備中地区」もありますが、一部を除いてほぼ一帯が再開発されます(引用:品川区)。
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