「六本木ヒルズ」の西隣 地上55階、高さ約200mの「西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業」 特定業務代行者を「大成建設」に決定!
-西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業 -
「野村不動産、ケン・コーポレーション、竹中工務店」が事業協力者として参画している大規模プロジェクト「西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業」は、「国家戦略特区」の提案案件となっています。
計画地は、「東京の都市づくりビジョン」において、「センターコア再生ゾーン」に位置づけられており、居住機能を始め、多様な機能の集積により、魅力とにぎわいのある都市空間の形成に向けた機能更新を積極的に促進することとされています。
「東京都」は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「西麻布三丁目北東地区市街地再開発組合」の設立を2020年9月10日に認可しました。「野村不動産、ケン・コ ーポレーション」は、これまで事業協力者として協力してきましたが、正式に参加組合員として再開発事業に参画します。
引用資料 東京都報道発表資料(2020/09/09)
西麻布三丁目北東地区市街地再開発組合の設立を認可
引用資料 野村不動産(PDF:2020/09/10)
住宅・事務所・商業・ホテルの超高層棟と三寺社からなる複合再開発 『西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業』 市街地再開発組合設立認可のお知らせ
● 特定業務代行者を大成建設に決定!
「西麻布三丁目北東地区市街地再開発組合」は特定業務代行者を「大成建設」に決定しました。既存建物の解体や再開発ビルの施工などを任せます。2022年度の権利変換計画認可を経て、2023年度に着工、2027年度の竣工を予定しています。
日刊建設工業新聞(2021/11/05)
西麻布三丁目北東地区再開発(東京都港区)/特定業務代行者は大成建設/組合
西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区西麻布三丁目及び六本木六丁目各地内
◆ 階数-(A街区)地上55階、地下3階、(B1街区~B3街区)地上3階、地下1階
◆ 高さ-(A街区)約200m、(B1街区~B3街区)約11~15m
◆ 施行区域面積-約16,000㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-約10,250㎡(施設全体)
◆ 建築面積-(A街区)約3,800㎡、(B1街区~B3街区)約1,290㎡
◆ 延床面積-(A街区)約96,000㎡、(B1街区)約950㎡、(B2街区)約830㎡、(B3街区)約950㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-(A街区)共同住宅、オフィス、商業、ホテル、子育て支援施設、(B1街区~B3街区)神社及び寺院並びにこれらに付属する建築物
◆ 総戸数-約500戸(地権者住戸含む)
◆ 建築主-西麻布三丁目北東地区市街地再開発組合(参加組合員 野村不動産、ケン・コ ーポレーション)
◆ 事業協力者-野村不動産、ケン・コーポレーション、竹中工務店
◆ 設計者-梓設計(基本設計)
◆ 施工者-大成建設(特定業務代行者)
◆ 着工-2023年度予定
◆ 竣工-2027年度予定
◆ 総事業費-約824億円
「完成イメージ」です(引用:野村不動産)。
「断面イメージ」です(引用:東京都)。
「配置図」です(引用:野村不動産)。
「位置図」です(引用:東京都)。
「西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。
「西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業」の予定地の北端です。
街区を北東側から見た様子です。北東側に「六本木ヒルズ」を含む周辺地区との回遊性を高める歩行者デッキや地域の拠点となるオープンスペース(広場)を整備します。
都市計画道路である「補助10 号線(テレビ朝日通り)」は拡幅されます。
更に南側です。
新撰組「沖田総司」のゆかりの神社である「櫻田神社」も再開発に参加します。
更に南側の「心臓血管研究所付属病院」は再開発に参加しません。
「西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業」の予定地の南端です。南端の「ファミリーマート 六本木テレ朝通り店」が入っている建物は、解体されて「緑地」が整備されます。
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