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2021年11月26日 (金)

横浜市の関内地区に超高層ツインタワー 地上30階、高さ約170mの「関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業」 「計画段階配慮書」の縦覧!

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-関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業-
 「三菱地所」を代表企業として、「スターツコーポレーション、フジタ、ケン・コーポレーション、東急不動産」から構成されるコンソーシアムは、2020年6月30日に「関内駅前港町地区市街地再開発準備組合」から「関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業」の事業協力者優先交渉権者に選定され、2020年10月1日に準備組合と事業協力に関する基本協定書を締結し、事業協力者として参画することが決定しました。

 計画されている超高層複合ビルは、地上31階、地下1階、高さ約150m、延床面積約88,500㎡です。中心となるオフィスにはグローバル企業の本社誘致などを見込みます。高層部には高級賃貸マンションや展望フロア、低層棟には商業施設などを構え、「旧市庁舎街区」のビルとデッキで接続させます。

● 計画段階配慮書の縦覧!
 横浜市は、横浜市環境影響評価条例に基づき、「(仮称)関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業 計画段階配慮書」の縦覧を行っています。縦覧期間は、2021年11月25日(木)~12月9日(木)までです。

 引用資料 横浜市・公式HP(2021/11/25)
 (仮称)関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業 計画段階配慮書

 階数が、地上31階、地下1階から地上30階、塔屋1階、地下1階に、高さが約150mから約170mに変更になっています。しかし、完成イメージに変更が無いのと建築面積と延床面積にほとんど変更が無いので、当初から最高部の高さは約170mだった可能性が高いです。

(仮称)関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区尾上町二丁目、中区真砂町二丁目、中区港町二丁目
◆ 交通-JR「関内」駅すぐ、 横浜市営地下鉄「関内」駅すぐ
◆ 階数-地上30階、塔屋1階、地下1階(地上31階、地下1階から変更)
◆ 高さ-最高部約170m(約150mから変更)
◆ 敷地面積-約7,720㎡(約7,700㎡から変更)
◆ 建築面積-約5,320㎡(約5,500㎡から変更)
◆ 延床面積-約88,600㎡(約88,500㎡から変更)
◆ 容積対象床面積-約75,700㎡(約75,500㎡から変更)
◆ 用途-オフィス、商業施設、住宅施設、観光・集客施設、交通広場
◆ 建築主-関内駅前港町地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-(代表企業)三菱地所、(構成企業)スターツコーポレーション、フジタ、ケン・コーポレーション、東急不動産
◆ 都市計画協議、事業計画案検討など-2020年~2022年度予定
◆ 都市計画決定-2023年度予定
◆ 組合設立認可-2024年度予定
◆ 権利変換計画認可、建物解体・着工-2025年度予定
◆ 竣工-2029年度予定


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2020年10月1日に公開された完成イメージです。隣接地の地上33階、高さ約170mの「横浜市現市庁舎街区等活用事業」 とほぼ同じ高さで描かれていました。この時点ですでに最高部の高さは約170mだった可能性が高いです。

 引用資料 三菱地所(PDF:2020/10/01)
 関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業 事業協力に関する基本協定書を締結


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「施設概要図(ボリューム図)」です。ビルから一部が飛び出した「スカイラウンジ(展望フロア)」も設けられます(引用:横浜市)。


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「施設断面図(東西)」です。塔屋がかなり高いので、最高部約170m、建築物約170m、軒高約150mの可能性が高いです(引用:横浜市)。


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「施設断面図(南北)」です(引用:横浜市)。


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「施設配置図」です(引用:横浜市)。


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「再開発エリア」です。JR関内駅と尾上町通りにはさまれた、旧市庁舎街区に隣接する約1.4haです(引用:三菱地所)


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「関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。


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横浜市現市庁舎街区等活用事業

 横浜市が2019年1月から公募を実施していた「現市庁舎街区活用事業」について3件の応募があり、横浜市現市庁舎街区等活用事業審査委員会において審査が行われ、答申を受領しました。

 この答申を踏まえ、「国際的な産学連携」「観光・集客」というテーマに沿った地区の賑わいと活性化の核づくり等の観点から、最も優れた提案を行った「三井不動産」を代表者とするグループを事業予定者として決定しました。

 「三井不動産」を代表者とする計8社のグループは、「(代表者)三井不動産、(構成員)鹿島建設、京浜急行、第一生命、竹中工務店、ディー・エヌ・エー、東急、関内ホテルマネジメント(星野リゾートの全額出資子会社)」で構成されています。

 何度も概要が変更になっていますが、2021年8月25日の環境影響評価準備書の縦覧では、地上33階、塔屋2階、地下1階、高さ約170m、延床面積約130,200㎡となっています。

 横浜市 公式ホームページ(2021/08/25)
 横浜市現市庁舎街区活用事業に係る環境影響評価書の縦覧

横浜市現市庁舎街区等活用事業の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区港町一丁目1番地
◆ 階数-(タワー棟)地上33階、塔屋2階、地下1階、(行政棟)地上8階、地下1階、(LVA棟)地上2階、地下0階
◆ 高さ-(タワー棟)最高部約170m、建築物約170m、(行政棟)最高部約55m、建築物約37m、(LVA棟)最高部約17m
◆ 敷地面積-16,522.87㎡
◆ 建築面積-約11,100㎡
◆ 延床面積-約130,200㎡
◆ 容積対象床面積-約120,000㎡
◆ 用途-オフィス、教育施設、観光・集客施設、商業施設、宿泊施設ほか
◆ 事業予定者-(代表者)三井不動産、(構成員)、鹿島建設、京浜急行、第一生命、竹中工務店、ディー・エヌ・エー、東急、関内ホテルマネジメント(星野リゾートの全額出資子会社)
◆ 着工-2021年予定
◆ 竣工-2025年予定
◆ 開業-2025年下期予定



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