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2021年12月14日 (火)

東京ドーム 過去最大規模のリニューアルを実施 工事を1年前倒し 2022年3月のオープン戦から新たな装いでプロ野球が開幕!

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-東京ドーム-

 「巨人」と「東京ドーム」は2020年7月20日に記者会見を行い、「東京ドーム」の新型コロナウイルスの感染防止対策を発表しました。換気量をこれまでの1.5倍に高め、コンコースには大型送風機を30台設置、2023年の開幕に向けては大型ビジョンを約3.6倍に拡張するなど、総額100億円の設備投資を行うと発表しました。

 その頃、「東京ドーム」を巡っては、筆頭株主の香港のヘッジファンド「オアシス・マネジメント」が、長岡社長ら取締役3人の解任を要求するなど対立が先鋭化していました。

 東京ドームがオアシスへの対抗策を模索するなかで、三井不動産が「友好的買収者(ホワイトナイト)」として名乗りを上げ、「東京ドーム」に対して、「株式公開買い付け(TOB)」を実施し、2021年1月19日にTOBが成立したと発表しました。
 その後、「三井不動産」は株式の20%を「読売新聞グループ本社」に譲渡しました。現在の出資比率は、三井不動産80%、読売新聞グループ本社20%となっています。

● 過去最大規模の改修を1年前倒し!
 「読売新聞グループ本社、読売巨人軍、東京ドーム、三井不動産」の4社は2021年12月13日に、各社の知見を集結し、プロ野球・読売ジャイアンツの本拠地である東京ドームにおいて過去最大規模のリニューアルを実施すると発表しました。

 国内最大級のメインビジョンや観客席の新設、入場ゲートなどのデザイン刷新が柱です。稼働開始は当初の予定から1年前倒しし、2022年3月のオープン戦から新たな装いで観客を迎えます。

 引用資料 三井不動産(2021/12/13)
 東京ドームにご来場されるすべての皆様に新しい観戦体験を22年3月稼働に向け、過去最大規模のリニューアルとDX(デジタルトランスフォーメーション)を実施

 当初は、2021年シーズンオフと2022年シーズンオフの2期に分けた改修を計画していましたが、潤沢な資金がある「三井不動産」の傘下に入った事により、一気に改修工事を行う事になりました。


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「メインビジョンとリボンビジョンの全体イメージ図」です。


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メインビジョン

 メインビジョン単体の面積としては国内スタジアムで最大規模となる横幅約125.6m、面積約1,050㎡のフルカラーLEDメインビジョンが誕生します。従来の約238㎡のメインビジョンと比較して面積は約4.4倍に拡大し、画素の細かさの面においてもメインビジョンとしては国内プロ野球場最高レベルとなり、高精細映像を使った迫力ある映像演出を楽しめるようになります。


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「22ゲート内エントランス イメージ図」です。


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「2階コンコース イメージ図」です。


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「25ゲート外観 イメージ図」です。


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「東京ドーム」です。

 
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「東京ドーム」です。


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現在の「メインビジョン(約238㎡)」です。



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