品川駅周辺地区(品川駅街区地区)の街づくり 港区議会「建設常任委員会」の資料 「南北連絡通路」や「北口歩行者広場」のイメージが公開!
-JR品川駅の大規模改良工事-
「品川駅」は、JR東日本管内で乗車人員が5番目のターミナル駅で、通勤・通学時間帯には北側コンコース・自由通路が混雑しています。今後、品川駅周辺の開発や乗降客の増加が見込まれることから、乗り換えの利便性の向上やコンコース・自由通路の混雑緩和などの取り組みを実施し、より快適で安心して利用出来る駅づくりを目指します。
品川駅に新たに北口を整備します。北口には、(1)北口に改札口の新設、(2)北口に駅ビルの建設、(3)北口駅前広場の整備が行われ、品川駅は激変します。
(1)北口に改札口の新設
JR東日本は、線路上に人工地盤を構築して2027年以降、順次、北側コンコース内に改札口を2か所新設し、通路を7mから18mに拡幅します。また、バリアフリールートを拡充するため北側コンコースと各ホームを接続するエレベーターを8基増設し、商業施設の整備も行います。
(2)北口に駅ビルの建設
JR東日本は、線路上に人工地盤を構築して「品川駅北口駅改良・駅ビル整備」を建設します。北口駅ビルの規模は、地上10階、地下1階、高さ約59m、延床面積約49,340㎡です。用途は、駅施設、店舗、事務所などとなっています。
(3)北口駅前広場の整備
北口駅ビルの更に北側の線路上に人工地盤を構築して、「品川駅北口駅前広場」を整備します。「品川駅北口駅前広場」の整備は「UR都市機構」が行います。
● 品川駅周辺地区(品川駅街区地区)の街づくり
2021年12月13日に区議会建設常任委員会に「①東京都市計画住宅市街地の開発整備の方針(原案)について、②品川駅周辺地区地区計画の変更(原案)について、③港にぎわい公園づくり推進計画(素案)について」の報告が行われました。
引用資料 港区議会(2021/12/13)
令和3年12月13日 建設常任委員会
「建設常任委員会」の資料が公開されており、「品川駅周辺地区(品川駅街区地区)の街づくり」の初めて見るイメージも複数公開されています。「品川駅周辺地区(品川駅街区地区)の街づくり」の概要が少しずつ見えてきました。
品川駅北口駅改良・駅ビル整備の概要
◆ 所在地-東京都港区港南二丁目66番、港区高輪三丁目464番(地名地番)
◆ 交通-JR「品川」駅直結
◆ 階数-地上10階、地下1階
◆ 高さ-最高部59.00m、軒高53.31m
◆ 敷地面積-約34,900㎡
◆ 建築面積-約11,020㎡
◆ 延床面積-約49,340㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート杭
◆ 用途-駅施設、店舗、オフィス、駐車場
◆ 建築主-JR東日本
◆ 設計者-JR東日本東京工事事務所
◆ 施工者-品川駅北口駅改良・駅ビル整備共同企業体(代表 大林組)
◆ 着工-2022年08月上旬予定
◆ 竣工-2031年11月下旬予定
北口改札と北口駅前広場
「駅広場2号(北口歩行者広場)イメージ」です。新設される「北口改札」を出るとこんな凄い光景が広がる事になります。ワクワクしますね!(引用:港区議会)。
「歩行者通路15号(環状第4号線交差部における縦動線)イメージ」です(引用:港区議会)。
「施設の配置図」です。「品川駅北口駅前広場」は、建設が計画されている「環状第4号線」と結節する品川駅の北の玄関口となります。もちろん「一般車」も利用できます(引用:港区議会)。
北口改札の「計画(完成時)」です。この上に「駅ビル」を建設すると思われます(引用:JR東日本)。
「駅改良及び歩行者ネットワークのイメージ図」です(引用:港区議会)。
「位置図」です(引用:港区議会)。
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