「旧:虎の門病院」の跡地 地上38階、高さ約185mの「虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業 業務棟」 2022年1月上旬の建設状況
-虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業-
「虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業」は、「虎の門病院、国立印刷局、共同通信会館」を対象にした再開発プロジェクトです。「病院棟」と「業務棟」が建設されます。
新しく生まれ変わった「虎ノ門病院」は、2019年5月1日に開院し、5月7日から外来診療を開始しています。 病床数は819床です。「病院棟」が完成した事により、「業務棟」の建設に移行します。
「業務棟」の計画名は 「虎ノ門二丁目地区(再)特定業務代行施設建築物建設工事」で、地上38階、塔屋2階、地下2階、高さ184.925m、延床面積180,652.78㎡です。
「日鉄興和不動産、第一生命保険、関電不動産開発、東京ガス不動産、九州旅客鉄道(JR九州)、大成建設」が保留床取得者として参画する「虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業 業務棟」について、2020年9月に新築工事が着工し、本格的にプロジェクトが始動しました。
引用資料 日鉄興和不動産(PDF:2020/10/19)
「虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業 業務棟」 新時代の国際ビジネス拠点に大規模オフィスプロジェクト 始動
虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業 業務棟の概要
◆ 計画名-虎ノ門二丁目地区(再)特定業務代行施設建築物建設工事
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門二丁目105番
◆ 交通-地下鉄銀座線「虎ノ門」駅、地下鉄銀座・南北線「溜池山王」駅
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部184.925m、軒高179.925m
◆ 敷地面積-22,539.74(施設全体)
◆ 建築面積-15,264.31㎡(施設全体)、7,839.52㎡(業務棟)
◆ 延床面積-266,166.53㎡(施設全体)、180,652.78㎡(業務棟)
◆ 構造- 鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎、杭基礎
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、店舗、業務・生活支援施設、駐車場
◆ 建築主-独立行政法人都市再生機構、虎ノ門エネルギーサービス
◆ 保留床取得者-日鉄興和不動産、第一生命保険、関電不動産開発、東京ガス不動産、九州旅客鉄道(JR九州)、大成建設
◆ 設計者-(基本設計)日本設計・三菱地所設計共同企業体、(実施設計)大成建設
◆ 監理者-日本設計・三菱地所設計共同企業体
◆ 施工者-大成建設
◆ 解体工事-2019年03月13日~2020年08月17日
◆ 着工-2020年09月01日
◆ 竣工-2023年11月30日予定
(備考) 港区の環境アセスメントでは、最高高さ179.925mとなっています。
「本事業の整備⼿順」です(引用:港区環境アセス)。
虎ノ門二丁目地区の整備手順
(1) 国立印刷局の「虎の門工場」を東京都北区の「滝野川工場」へ機能移転
(2) 「虎の門工場」などを解体
(3) 「虎の門工場」跡地に「虎の門病院」の新病院棟を建設
(4) 「旧:虎の門病院」を解体
(5) 「旧:虎の門病院」の場所に、超高層オフィスビルを建設して、一部に国立印刷局の本局や「共同通信会館」の機能を移転
(6) 「共同通信会館」を解体して、アメリカ大使館前交差点を改良
「虎ノ門・赤坂エリア鳥観図」です(引用:日鉄興和不動産) 。
完成イメージパースです(引用:日鉄興和不動産) 。
「⽴⾯図(東⽴⾯図)」です(引用:港区環境アセス)。
「断⾯図」です。最高高さ179.925mとなっています(引用:港区環境アセス)。
「施設構成図」です(引用:日鉄興和不動産) 。
「基準階平面図」です。オフィス基準階は、1フロア約3,500㎡(約1,050坪)、天井高2,900mm、フロア一体で利用しやすい形状かつレイアウトしやすい奥行き18mを確保した整形無柱空間を実現しています(引用:日鉄興和不動産) 。
「配置図」です。街区北側の「JTビル」は、「住友不動産」に売却されて、ビル名が「住友不動産虎ノ門タワー」に変更されています(引用:日鉄興和不動産) 。
「位置図」です(引用:日鉄興和不動産) 。
北東側から見た「虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業 業務棟」の2022年1月上旬の建設状況です(写真提供読者さん)。
東側から見た様子です(写真提供読者さん)。
南側部分です(写真提供読者さん)。
内部の様子です(写真提供読者さん)。
「虎ノ門二丁目地区(再)特定業務代行施設建築物建設工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。
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